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第61章:ガキンチョデスッテ
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「…ジャッジ…」
「師匠…!」
我輩、何故姉に怒られているのか。
話半分に聞いきつつ、姉から飛んでくる拳骨を避けていたら、お遊戯の元締め、酒臭女が立ち上がって来た。
「そのガキは…
お前の弟だっつったな…?」
「え、は、はい…そうっすけど…」
「…んなら、今からお前は俺の兄貴だなあ。」
「はぁ!!!?
なに言ってんすか!?」
「しょーがねえだろ!お前の弟が俺を倒したんだーらよお!!
鬼人の女は手前より強い男が現れたら嫁ぐのが決まりだあ!!」
「はあああ!!!!?」
「ちょっ…兄さん!?
なんなのこの人!!?さっきから聞いてたら勝手なことばかり!!」
お、姉が話を切り上げ、向こうに行ってくれたな。
少しは役に立つではないか酒臭女よ。
「姉貴ぃ!不束者だがよろしくたのまあ!!!ひっく!」
「誰が姉貴ですか!?私より年上でしょう!?貴女!!
大体貴女みたいなお酒臭い女の人、エウレスのお嫁さんになんか許しません!!」
「いや、ミレス…それ以前の問題だからな?エウレスはまだ2歳なんだからな?」
「そうです!!2歳なんですから!!
結婚なんてできません!!!」
「うっせー!!知るか人間の決まりなんざ!!俺は俺の決まりで生きてんだ邪魔すんなあ!!」
ん?何やら酒臭女が我輩に向かって突っ込んで来たぞ。
「ダメ!!エウレス逃げてー!!」
我輩は酒臭女の首根っこをを回し取り、持ち上げる。そして…
ダンッ!!
背中から倒したのだが、地面に着地された。酒臭女は首を固め、我輩の腕が解けぬように締めている。
「ぎひひひひ…さあどうする?
婿殿~!?」
「誰が婿だ。我が姫は今にも先にも1人だけだ。」
我輩は首を屈曲させ、延髄部を剥き出しにさせる。
「ぐっ…!!」
「酒臭い。離れろ。」
ビシッ!!
体表から延髄目掛け、指弾きをかます。
「があああああ…!!!」
途端に酒臭女は首を緩め、もんどり打ち始めた。
気絶もできぬし、かと言って我慢できる痛みではない。
指弾きと言えど死ぬほど痛かろう。
「チキショウ…やっぱ強え…
間違いじゃなかった…
ガキンチョ!!
お前なんなんだあ!?」
「今貴様が言ったではないか。
ガキンチョと。」
「俺に勝つなんざただのガキンチョじゃねえに決まってんだろ!!」
「俺もそう思うぞ、エウレス。
強いのは知ってたが、まさか師匠に勝つなんて思わねえよ。」
「…」
これは…まずい流れ…
と思う訳が無い。
我輩にはきちんとした理由がある。
強い理由足り得る奴がな。
「師匠…!」
我輩、何故姉に怒られているのか。
話半分に聞いきつつ、姉から飛んでくる拳骨を避けていたら、お遊戯の元締め、酒臭女が立ち上がって来た。
「そのガキは…
お前の弟だっつったな…?」
「え、は、はい…そうっすけど…」
「…んなら、今からお前は俺の兄貴だなあ。」
「はぁ!!!?
なに言ってんすか!?」
「しょーがねえだろ!お前の弟が俺を倒したんだーらよお!!
鬼人の女は手前より強い男が現れたら嫁ぐのが決まりだあ!!」
「はあああ!!!!?」
「ちょっ…兄さん!?
なんなのこの人!!?さっきから聞いてたら勝手なことばかり!!」
お、姉が話を切り上げ、向こうに行ってくれたな。
少しは役に立つではないか酒臭女よ。
「姉貴ぃ!不束者だがよろしくたのまあ!!!ひっく!」
「誰が姉貴ですか!?私より年上でしょう!?貴女!!
大体貴女みたいなお酒臭い女の人、エウレスのお嫁さんになんか許しません!!」
「いや、ミレス…それ以前の問題だからな?エウレスはまだ2歳なんだからな?」
「そうです!!2歳なんですから!!
結婚なんてできません!!!」
「うっせー!!知るか人間の決まりなんざ!!俺は俺の決まりで生きてんだ邪魔すんなあ!!」
ん?何やら酒臭女が我輩に向かって突っ込んで来たぞ。
「ダメ!!エウレス逃げてー!!」
我輩は酒臭女の首根っこをを回し取り、持ち上げる。そして…
ダンッ!!
背中から倒したのだが、地面に着地された。酒臭女は首を固め、我輩の腕が解けぬように締めている。
「ぎひひひひ…さあどうする?
婿殿~!?」
「誰が婿だ。我が姫は今にも先にも1人だけだ。」
我輩は首を屈曲させ、延髄部を剥き出しにさせる。
「ぐっ…!!」
「酒臭い。離れろ。」
ビシッ!!
体表から延髄目掛け、指弾きをかます。
「があああああ…!!!」
途端に酒臭女は首を緩め、もんどり打ち始めた。
気絶もできぬし、かと言って我慢できる痛みではない。
指弾きと言えど死ぬほど痛かろう。
「チキショウ…やっぱ強え…
間違いじゃなかった…
ガキンチョ!!
お前なんなんだあ!?」
「今貴様が言ったではないか。
ガキンチョと。」
「俺に勝つなんざただのガキンチョじゃねえに決まってんだろ!!」
「俺もそう思うぞ、エウレス。
強いのは知ってたが、まさか師匠に勝つなんて思わねえよ。」
「…」
これは…まずい流れ…
と思う訳が無い。
我輩にはきちんとした理由がある。
強い理由足り得る奴がな。
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