29 / 31
第二十八話
しおりを挟む
フェイナは、ベッドに寝転び、自分の寝室でアーロについて考えていた。
自分の母親は、信頼できない人間を側に置くような人間ではない。だからこそ、どれだけアーロのことを自分の母親が信頼しているのかが分かった。
だが、フェイナが気になっているのはそんなことではない。
大っぴらに、あの母親が言ったのだ。
それにフェイナは違和感を覚えずにはいられなかった。
あの秘密主義者の母親が明らかにするということは、その裏に、何かがあるに決まっている。
フェイナは起き上がると、自室の扉を開け、廊下に待機していた女中を静かに手招きし、部屋へと引き入れた。
「なんでございましょうか?」
その女中は、フェイナが幼い頃から慕っていたアンナという女中であった。
「アンナ。服を脱いで頂戴。そして、貴方がこの服を来てわたくしの部屋にいるの。」
その言葉を聞いた途端、アンナは青ざめた。
「フェイナ様!私にはそのようなことできかねます。」
「お願いよ。これはこの国に関わってくることなの!」
「で・・・ですが・・・私には無理です。そのようなことをすれば、私はもうこの城で働かせていただけなくなります!」
「そんなことにはならないわ!わたくしが絶対にそうはさせません。お願いよ!お願い!」
潤んだ瞳でアンナはフェイナに説得され続けた。それでも、アンナは首を縦には振らなかったのだが何度も何度もフェイナに頭を下げられ、涙を見せられ、ついにアンナはひざをついて泣きながらフェイナの願を聞き届けることにした。
アンナは自分がどうなるのか覚悟した上で、服を脱ぎ、それをフェイナに手渡した。
眼は真っ赤に腫れ、瞳は涙であふれているが、その表情は覚悟を決めている様子であった。
「フェイナ様・・・・一つ約束してくださいませ。」
女中のメイド服を頭からかぶったフェイナの顔をジッとアンナは見つめ、はっきりとした口調で言った。
「絶対に戻ってきてくださいませ。貴方様はもうすぐ王となる身でございます。ご自愛ください。絶対に、戻ってきてくださいね!」
強く、しっかりとしたそのフェイナを心から心配する言葉に、フェイナはアンナの手を取ると握り、深々と頷いた。
「戻ってきます。あなたの期待を裏切らぬ王になるために、戻ってくるわ。ありがとうアンナ。」
アンナを自室に残し、フェイナは女中の格好をすると長い廊下を歩いていった。まずいくべきはフライ兄弟の所である。あの二人ならば何かを知っているかもしれない。
地下牢へは廊下の突き当たりにある扉を抜け、一度中庭に出てから地下へと通じる階段を降りていくと早い。
その道順をフェイナはよく知っていた。そこは昔、よく遊んでいた所であった。
城に捕らえられる者はほとんどいなかったため、地下牢が使われたことはフェイナが覚えている限りはなく、地下牢は子どものころのフェイナには良い遊び場だったのだ。
フェイナは階段を降りると、松明の焚かれている牢へと足を踏み入れた。だが、おかしなことに兵士はおらず、見張りもいないようであった。
フェイナがここにはいないのかと思ったときであった。奥の牢から声が聞こえた。
その声の主は、間違いなく、フライ兄弟であった。
「よかった。やっぱりここにいたのね。」
フェイナが女中の格好で現れたことにフライ兄弟は眼を丸くして驚いている。けれど、フェイナはそんなことは気にせずに、自分の聞きたいことだけを聞けるように厳しい口調で二人に言った。
「わたくしの質問だけに答えなさい。余計な事は言わずに結構です。」
その言葉は有無を言わせぬものがあり、二人はゴクリとつばを飲み込んだ。
「あなた方わたくしが玉座を離れた後もあの場にいたのでしょう?その時の会話を話なさい。」
けれどその質問は、バカな二人には少し難しかった。だが、二人はフェイナに頼まれたからと一生懸命に思い出そうと頭を抱え、そして思い出したことを言葉にした。
「えっと・・あの・・・縄を解いてもらって・・・・」
「それで・・・計画は・・・うまく・・・いってるとか・・そんな・・ことを」
フェイナには意味がわからなかった。
「ちょっと待って・・縄を解いてもらった?」
そんなことありえるはずがない。
この二人は自分を誘拐しようとした犯人である。そんな二人の縄を玉座の前で解くなどありえないことである。
一体どういうことなのだろうか。
「本当に・・解いてもらったんです・・・あの・・・あの男の方が俺達に・・貴方を捕らえたら空を自由に飛べるようになるって・・・言った人です。」
「その男は・・仮面をつけていた。」
「仮面?・・・どんな仮面?」
「黒の仮面です。顔の上だけかくれる。」
「え?」
一瞬、トイの姿が思い浮かんだが、あの場にいたのはアーロと母だけである。そんなはずがない。
「ねぇ、その仮面の男って誰のことをいっているの?」
「え?・・・いや・・・分からない・・・・」
「名前は・・覚えてない。」
二人はバカだった。だから、記憶力に乏しいのである。
「そう・・・」
フライ兄弟は身を寄せ合いながら、びくびくとした様子で言った。
「嘘は・・ついてないです。」
「許してください。俺達・・空を飛びたかっただけなんです・・・すみません・・すみません。」
頭を床に何度もつけながらそう言うフライ兄弟を見つめていたフェイナは、胸の中に罪悪感を覚えずにはいられなかった。
王がいるから、空を飛べないのである。
それが、フェイナには辛かった。
「・・わたくしがこの国を変えます。すぐにとはいかないかもしれないけれど、わたくしが空を自由に飛べる時代を作ります。ですから、待っていてください。」
フライ兄弟は呆然とした様子でフェイナを見上げていた。
フェイナはそれ以上何も言わずにその場から立ち去ると、階段を上がっていった。
変えなければいけないのである。
時代はどんどんと進んでいく。
ならば、自分達も進まなければならない。
フェイナはそう思い、母に頭の中で何を言うか決めていた。だが、階段を上がりきり、光が見えた瞬間に人影にそれを阻まれた。
そこにはアーロがたっていた。
緊張が前身を走っていくのを感じた。この男が自分を誘拐しようとした張本人の可能性が高い今、どうにかこの男から逃げる道を見つけなければならない。
しかし、予想外にもアーロはフェイナの前に膝をついた。
「こんなところにおいでとは思いもいたしませんでした。」
その姿は本当に忠誠心に満ちているようであり、フェイナは危うく騙されそうになってしまう。そのため、表情を強張らせずにはいられなかった。
「わたくしがどこにいようが、わたくしの勝手です。」
「ですが、そのような格好で城内をうろつくのは貴方の立場からして、あまりお勧めは出来かねます。」
「貴方もなのではなくて?」
「これは一本とられましたね。あっはは。」
「ふふふ。」
二人は笑い声を立てた。だが、その眼は笑っていない。
二人の間には緊張に満ちた冷たい空気が流れていく。
アーロは、小さく息を吐くと、笑みを消した。
「フェイティリア様。貴方様に、お伝えせねばならぬ事があるのです。」
「なにかしら?」
「・・・貴方が、私の息子を信じている事は存じております。ですが・・・誠に残念なことをお伝えせねばならないのです。」
「だから何なのです?」
「私の息子は、この国に反旗を翻そうともくろんでおります。」
「は?」
フェイナは、アーロが何を言おうとしているのか理解に苦しんだ。トイが反旗を翻す?そんなことありえない。
そんなフェイナの心を読んだかのようにアーロは言った。
「フライ兄弟・・・仮面の男の話など・・・しませんでしたかな?」
「え?」
フェイナは動揺を隠せなかった。
「実は先ほど、トイが現れあの二人を逃がそうとしたのですよ。」
一体何をこの男は言っているのだろうか。
フェイナは煩いくらいに心臓がなっているのを感じた。
トイが城に現れた?そんなはずがない。トイは今まだ竜の民の所にいるはずだ。
「貴方はトイを信じているようですが、私は信じていません。」
その辛辣な言葉に、フェイナは憤慨した。
「なっ・・・あなたの息子でしょう!なんということを言うのですか!」
父が息子を信じないなど、なんということかとフェイナはその時は思っていた。だが、次の言葉を聞いた瞬間に、言葉を失う。
「あいつは・・・・・実の所・・・私の息子ではないのです。」
「え?」
「あれは・・・・我が妹の息子であり・・・父は・・・竜なのです。」
何もいえなかった。
アーロは何を言っているのであろうか。
思考回路が途絶え、頭の中が真っ白になったのだ。
トイが、竜の息子?
「私の妹は、とある理由でトイを育てられず、私に預けたのです。竜と人の間に生まれた子どもとバレでもしたら、トイの人生は狂ってしまうと思い、今まで育ててきたのです。ですがアイツは・・・・竜と結託し、この国に宣戦布告してきているのです。」
「そ・・・それは何かの間違いです!・・トイが・・・竜の息子だとか・・そんなことわたくしは知りません。それに、竜が宣戦布告するなど・・・ありえません!わたくしは先ほどまで竜の民の所にいたのです。だからはっきりという事が出来ます!」
「だから言っているでしょう。貴方は、騙されたのですよ。全てはトイの策略なのです。」
「わたくしは、トイを信じています!」
「ごめんねフェイナ。」
不意に聞こえた、聞き覚えのある声にフェイナは反応することができなかった。
アーロはゆっくりと、生垣の先にある塀の上に座る人物に目をやった。
そこには、仮面を付けた少年と、見知らぬ男が立っていた。
自分の母親は、信頼できない人間を側に置くような人間ではない。だからこそ、どれだけアーロのことを自分の母親が信頼しているのかが分かった。
だが、フェイナが気になっているのはそんなことではない。
大っぴらに、あの母親が言ったのだ。
それにフェイナは違和感を覚えずにはいられなかった。
あの秘密主義者の母親が明らかにするということは、その裏に、何かがあるに決まっている。
フェイナは起き上がると、自室の扉を開け、廊下に待機していた女中を静かに手招きし、部屋へと引き入れた。
「なんでございましょうか?」
その女中は、フェイナが幼い頃から慕っていたアンナという女中であった。
「アンナ。服を脱いで頂戴。そして、貴方がこの服を来てわたくしの部屋にいるの。」
その言葉を聞いた途端、アンナは青ざめた。
「フェイナ様!私にはそのようなことできかねます。」
「お願いよ。これはこの国に関わってくることなの!」
「で・・・ですが・・・私には無理です。そのようなことをすれば、私はもうこの城で働かせていただけなくなります!」
「そんなことにはならないわ!わたくしが絶対にそうはさせません。お願いよ!お願い!」
潤んだ瞳でアンナはフェイナに説得され続けた。それでも、アンナは首を縦には振らなかったのだが何度も何度もフェイナに頭を下げられ、涙を見せられ、ついにアンナはひざをついて泣きながらフェイナの願を聞き届けることにした。
アンナは自分がどうなるのか覚悟した上で、服を脱ぎ、それをフェイナに手渡した。
眼は真っ赤に腫れ、瞳は涙であふれているが、その表情は覚悟を決めている様子であった。
「フェイナ様・・・・一つ約束してくださいませ。」
女中のメイド服を頭からかぶったフェイナの顔をジッとアンナは見つめ、はっきりとした口調で言った。
「絶対に戻ってきてくださいませ。貴方様はもうすぐ王となる身でございます。ご自愛ください。絶対に、戻ってきてくださいね!」
強く、しっかりとしたそのフェイナを心から心配する言葉に、フェイナはアンナの手を取ると握り、深々と頷いた。
「戻ってきます。あなたの期待を裏切らぬ王になるために、戻ってくるわ。ありがとうアンナ。」
アンナを自室に残し、フェイナは女中の格好をすると長い廊下を歩いていった。まずいくべきはフライ兄弟の所である。あの二人ならば何かを知っているかもしれない。
地下牢へは廊下の突き当たりにある扉を抜け、一度中庭に出てから地下へと通じる階段を降りていくと早い。
その道順をフェイナはよく知っていた。そこは昔、よく遊んでいた所であった。
城に捕らえられる者はほとんどいなかったため、地下牢が使われたことはフェイナが覚えている限りはなく、地下牢は子どものころのフェイナには良い遊び場だったのだ。
フェイナは階段を降りると、松明の焚かれている牢へと足を踏み入れた。だが、おかしなことに兵士はおらず、見張りもいないようであった。
フェイナがここにはいないのかと思ったときであった。奥の牢から声が聞こえた。
その声の主は、間違いなく、フライ兄弟であった。
「よかった。やっぱりここにいたのね。」
フェイナが女中の格好で現れたことにフライ兄弟は眼を丸くして驚いている。けれど、フェイナはそんなことは気にせずに、自分の聞きたいことだけを聞けるように厳しい口調で二人に言った。
「わたくしの質問だけに答えなさい。余計な事は言わずに結構です。」
その言葉は有無を言わせぬものがあり、二人はゴクリとつばを飲み込んだ。
「あなた方わたくしが玉座を離れた後もあの場にいたのでしょう?その時の会話を話なさい。」
けれどその質問は、バカな二人には少し難しかった。だが、二人はフェイナに頼まれたからと一生懸命に思い出そうと頭を抱え、そして思い出したことを言葉にした。
「えっと・・あの・・・縄を解いてもらって・・・・」
「それで・・・計画は・・・うまく・・・いってるとか・・そんな・・ことを」
フェイナには意味がわからなかった。
「ちょっと待って・・縄を解いてもらった?」
そんなことありえるはずがない。
この二人は自分を誘拐しようとした犯人である。そんな二人の縄を玉座の前で解くなどありえないことである。
一体どういうことなのだろうか。
「本当に・・解いてもらったんです・・・あの・・・あの男の方が俺達に・・貴方を捕らえたら空を自由に飛べるようになるって・・・言った人です。」
「その男は・・仮面をつけていた。」
「仮面?・・・どんな仮面?」
「黒の仮面です。顔の上だけかくれる。」
「え?」
一瞬、トイの姿が思い浮かんだが、あの場にいたのはアーロと母だけである。そんなはずがない。
「ねぇ、その仮面の男って誰のことをいっているの?」
「え?・・・いや・・・分からない・・・・」
「名前は・・覚えてない。」
二人はバカだった。だから、記憶力に乏しいのである。
「そう・・・」
フライ兄弟は身を寄せ合いながら、びくびくとした様子で言った。
「嘘は・・ついてないです。」
「許してください。俺達・・空を飛びたかっただけなんです・・・すみません・・すみません。」
頭を床に何度もつけながらそう言うフライ兄弟を見つめていたフェイナは、胸の中に罪悪感を覚えずにはいられなかった。
王がいるから、空を飛べないのである。
それが、フェイナには辛かった。
「・・わたくしがこの国を変えます。すぐにとはいかないかもしれないけれど、わたくしが空を自由に飛べる時代を作ります。ですから、待っていてください。」
フライ兄弟は呆然とした様子でフェイナを見上げていた。
フェイナはそれ以上何も言わずにその場から立ち去ると、階段を上がっていった。
変えなければいけないのである。
時代はどんどんと進んでいく。
ならば、自分達も進まなければならない。
フェイナはそう思い、母に頭の中で何を言うか決めていた。だが、階段を上がりきり、光が見えた瞬間に人影にそれを阻まれた。
そこにはアーロがたっていた。
緊張が前身を走っていくのを感じた。この男が自分を誘拐しようとした張本人の可能性が高い今、どうにかこの男から逃げる道を見つけなければならない。
しかし、予想外にもアーロはフェイナの前に膝をついた。
「こんなところにおいでとは思いもいたしませんでした。」
その姿は本当に忠誠心に満ちているようであり、フェイナは危うく騙されそうになってしまう。そのため、表情を強張らせずにはいられなかった。
「わたくしがどこにいようが、わたくしの勝手です。」
「ですが、そのような格好で城内をうろつくのは貴方の立場からして、あまりお勧めは出来かねます。」
「貴方もなのではなくて?」
「これは一本とられましたね。あっはは。」
「ふふふ。」
二人は笑い声を立てた。だが、その眼は笑っていない。
二人の間には緊張に満ちた冷たい空気が流れていく。
アーロは、小さく息を吐くと、笑みを消した。
「フェイティリア様。貴方様に、お伝えせねばならぬ事があるのです。」
「なにかしら?」
「・・・貴方が、私の息子を信じている事は存じております。ですが・・・誠に残念なことをお伝えせねばならないのです。」
「だから何なのです?」
「私の息子は、この国に反旗を翻そうともくろんでおります。」
「は?」
フェイナは、アーロが何を言おうとしているのか理解に苦しんだ。トイが反旗を翻す?そんなことありえない。
そんなフェイナの心を読んだかのようにアーロは言った。
「フライ兄弟・・・仮面の男の話など・・・しませんでしたかな?」
「え?」
フェイナは動揺を隠せなかった。
「実は先ほど、トイが現れあの二人を逃がそうとしたのですよ。」
一体何をこの男は言っているのだろうか。
フェイナは煩いくらいに心臓がなっているのを感じた。
トイが城に現れた?そんなはずがない。トイは今まだ竜の民の所にいるはずだ。
「貴方はトイを信じているようですが、私は信じていません。」
その辛辣な言葉に、フェイナは憤慨した。
「なっ・・・あなたの息子でしょう!なんということを言うのですか!」
父が息子を信じないなど、なんということかとフェイナはその時は思っていた。だが、次の言葉を聞いた瞬間に、言葉を失う。
「あいつは・・・・・実の所・・・私の息子ではないのです。」
「え?」
「あれは・・・・我が妹の息子であり・・・父は・・・竜なのです。」
何もいえなかった。
アーロは何を言っているのであろうか。
思考回路が途絶え、頭の中が真っ白になったのだ。
トイが、竜の息子?
「私の妹は、とある理由でトイを育てられず、私に預けたのです。竜と人の間に生まれた子どもとバレでもしたら、トイの人生は狂ってしまうと思い、今まで育ててきたのです。ですがアイツは・・・・竜と結託し、この国に宣戦布告してきているのです。」
「そ・・・それは何かの間違いです!・・トイが・・・竜の息子だとか・・そんなことわたくしは知りません。それに、竜が宣戦布告するなど・・・ありえません!わたくしは先ほどまで竜の民の所にいたのです。だからはっきりという事が出来ます!」
「だから言っているでしょう。貴方は、騙されたのですよ。全てはトイの策略なのです。」
「わたくしは、トイを信じています!」
「ごめんねフェイナ。」
不意に聞こえた、聞き覚えのある声にフェイナは反応することができなかった。
アーロはゆっくりと、生垣の先にある塀の上に座る人物に目をやった。
そこには、仮面を付けた少年と、見知らぬ男が立っていた。
0
あなたにおすすめの小説
独占欲強めの最強な不良さん、溺愛は盲目なほど。
猫菜こん
児童書・童話
小さな頃から、巻き込まれで絡まれ体質の私。
中学生になって、もう巻き込まれないようにひっそり暮らそう!
そう意気込んでいたのに……。
「可愛すぎる。もっと抱きしめさせてくれ。」
私、最強の不良さんに見初められちゃったみたいです。
巻き込まれ体質の不憫な中学生
ふわふわしているけど、しっかりした芯の持ち主
咲城和凜(さきしろかりん)
×
圧倒的な力とセンスを持つ、負け知らずの最強不良
和凜以外に容赦がない
天狼絆那(てんろうきずな)
些細な事だったのに、どうしてか私にくっつくイケメンさん。
彼曰く、私に一目惚れしたらしく……?
「おい、俺の和凜に何しやがる。」
「お前が無事なら、もうそれでいい……っ。」
「この世に存在している言葉だけじゃ表せないくらい、愛している。」
王道で溺愛、甘すぎる恋物語。
最強不良さんの溺愛は、独占的で盲目的。
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
9日間
柏木みのり
児童書・童話
サマーキャンプから友達の健太と一緒に隣の世界に迷い込んだ竜(リョウ)は文武両道の11歳。魔法との出会い。人々との出会い。初めて経験する様々な気持ち。そして究極の選択——夢か友情か。
(also @ なろう)
クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました
藤永ゆいか
児童書・童話
中学2年生になったある日、澄野星奈に許嫁がいることが判明する。
相手は、頭が良くて運動神経抜群のイケメン御曹司で、訳あって現在絶交中の幼なじみ・一之瀬陽向。
さらに、週末限定で星奈は陽向とふたり暮らしをすることになって!?
「俺と許嫁だってこと、絶対誰にも言うなよ」
星奈には、いつも冷たくてそっけない陽向だったが……。
「星奈ちゃんって、ほんと可愛いよね」
「僕、せーちゃんの彼氏に立候補しても良い?」
ある時から星奈は、バスケ部エースの水上虹輝や
帰国子女の秋川想良に甘く迫られるようになり、徐々に陽向にも変化が……?
「星奈は可愛いんだから、もっと自覚しろよ」
「お前のこと、誰にも渡したくない」
クールな幼なじみとの、逆ハーラブストーリー。
かつて聖女は悪女と呼ばれていた
朔雲みう (さくもみう)
児童書・童話
「別に計算していたわけではないのよ」
この聖女、悪女よりもタチが悪い!?
悪魔の力で聖女に成り代わった悪女は、思い知ることになる。聖女がいかに優秀であったのかを――!!
聖女が華麗にざまぁします♪
※ エブリスタさんの妄コン『変身』にて、大賞をいただきました……!!✨
※ 悪女視点と聖女視点があります。
※ 表紙絵は親友の朝美智晴さまに描いていただきました♪
星降る夜に落ちた子
千東風子
児童書・童話
あたしは、いらなかった?
ねえ、お父さん、お母さん。
ずっと心で泣いている女の子がいました。
名前は世羅。
いつもいつも弟ばかり。
何か買うのも出かけるのも、弟の言うことを聞いて。
ハイキングなんて、来たくなかった!
世羅が怒りながら歩いていると、急に体が浮きました。足を滑らせたのです。その先は、とても急な坂。
世羅は滑るように落ち、気を失いました。
そして、目が覚めたらそこは。
住んでいた所とはまるで違う、見知らぬ世界だったのです。
気が強いけれど寂しがり屋の女の子と、ワケ有りでいつも諦めることに慣れてしまった綺麗な男の子。
二人がお互いの心に寄り添い、成長するお話です。
全年齢ですが、けがをしたり、命を狙われたりする描写と「死」の表現があります。
苦手な方は回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
私が子どもの頃から温めてきたお話のひとつで、小説家になろうの冬の童話際2022に参加した作品です。
石河 翠さまが開催されている個人アワード『石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2022』で大賞をいただきまして、イラストはその副賞に相内 充希さまよりいただいたファンアートです。ありがとうございます(^-^)!
こちらは他サイトにも掲載しています。
生まれたばかりですが、早速赤ちゃんセラピー?始めます!
mabu
児童書・童話
超ラッキーな環境での転生と思っていたのにママさんの体調が危ないんじゃぁないの?
ママさんが大好きそうなパパさんを闇落ちさせない様に赤ちゃんセラピーで頑張ります。
力を使って魔力を増やして大きくなったらチートになる!
ちょっと赤ちゃん系に挑戦してみたくてチャレンジしてみました。
読みにくいかもしれませんが宜しくお願いします。
誤字や意味がわからない時は皆様の感性で受け捉えてもらえると助かります。
流れでどうなるかは未定なので一応R15にしております。
現在投稿中の作品と共に地道にマイペースで進めていきますので宜しくお願いします🙇
此方でも感想やご指摘等への返答は致しませんので宜しくお願いします。
児童絵本館のオオカミ
火隆丸
児童書・童話
閉鎖した児童絵本館に放置されたオオカミの着ぐるみが語る、数々の思い出。ボロボロの着ぐるみの中には、たくさんの人の想いが詰まっています。着ぐるみと人との間に生まれた、切なくも美しい物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる