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気付いたら転生してました。
21.仲良し姉弟
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「…あっ、ダメっ…レイモンド、そんなムリ!あぁ…。」
「姉さん、力みすぎ。力抜いて。」
「え?あぁ、そうね…。」
「ゆっくり、落ち着いて…痛た!!」
「ごめん!レイモンド、大丈夫!?」
「…、姉さん大丈夫だよ。大丈夫だから、もう一度最初からやろう。」
「そうね。ありがとう。」
私は、深呼吸をして息を整えた。
「じゃあ行くわね。えっと、…右、右、左、前、前?」
「違うよ、左。それより姉さん、口じゃなくて、足を動かすのに集中したらどう?」
「はい。そうします…。」
ただ今、仲良し姉弟は絶賛ダンスの練習中です。
お母様は、お父様の爆弾発言の翌日にはダンスの先生を手配していた。
先生は、先程の初めてのレッスンで、
「筋が良い!」とレイモンドを褒めたたえ、
「まだ1ヶ月あります!」と私を励ましてくれた。
…私は落ち込んだりしていない。決して。
先生が帰ってからもレイモンドが練習に付き合ってくれている。
12歳になり、幼さと魅惑ほっぺは無くなったがレイモンドは変わらず優しい。
立派な紳士だ。
何とか、一曲分のステップをやり終えたころ、レミが私たちを呼びに来た。
「ピーター様がいらっしゃいました。客室へ。」
「1ヶ月よ?1ヶ月…。あなたには無理を言うけれども、二人の衣装をお願い。」
お母様が私のドレスとレイモンドの礼服のために、ピーターさんを呼んだのだ。
「かしこまりました!大変光栄なことでございます!」
「社交界デビューは普通、学園卒業後の17歳からでしょ?こんなに早くデビューだなんて…。何も準備できてないわ!」
「ご安心ください。すべて私にお任せを!」
「頼りにしているわ。」
「腕がなります!!」
「一番大変なのは、メリーのドレスね。あぁ、パーティーへの参加だけでなく、ダンスもあるかもしれないの。ドレスのデザインは動いた時にも美しく見えるようにしてちょうだい。」
「ダンスまであるのですか。なるほど。」
お母様の要望にピーターさんが難しい顔をする。
少しでも場の雰囲気が和めばと思い、私はおどけて言った。
「ドレスをデザインしてもらうなんて、とっても嬉しいわ!でもダンスって難しいのよね…。できれば、見た目も大切だけど、動きやすいデザインにしてほしいかな。でも、同世代の男の子と女の子が集まってダンスだなんて、これじゃまるで、お見合いパーティーみたいよね。」
その瞬間、私以外のその場にいたみんなが凍り付いた。
「「「なんてこと」」」
お母様の顔から表情が消え、
レイモンドは額に手を当て天井を見上げ、
ピーターさんは興奮を抑えられないようだ。
あれ?私なんかやらかしちゃったかしら??
「姉さん、力みすぎ。力抜いて。」
「え?あぁ、そうね…。」
「ゆっくり、落ち着いて…痛た!!」
「ごめん!レイモンド、大丈夫!?」
「…、姉さん大丈夫だよ。大丈夫だから、もう一度最初からやろう。」
「そうね。ありがとう。」
私は、深呼吸をして息を整えた。
「じゃあ行くわね。えっと、…右、右、左、前、前?」
「違うよ、左。それより姉さん、口じゃなくて、足を動かすのに集中したらどう?」
「はい。そうします…。」
ただ今、仲良し姉弟は絶賛ダンスの練習中です。
お母様は、お父様の爆弾発言の翌日にはダンスの先生を手配していた。
先生は、先程の初めてのレッスンで、
「筋が良い!」とレイモンドを褒めたたえ、
「まだ1ヶ月あります!」と私を励ましてくれた。
…私は落ち込んだりしていない。決して。
先生が帰ってからもレイモンドが練習に付き合ってくれている。
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立派な紳士だ。
何とか、一曲分のステップをやり終えたころ、レミが私たちを呼びに来た。
「ピーター様がいらっしゃいました。客室へ。」
「1ヶ月よ?1ヶ月…。あなたには無理を言うけれども、二人の衣装をお願い。」
お母様が私のドレスとレイモンドの礼服のために、ピーターさんを呼んだのだ。
「かしこまりました!大変光栄なことでございます!」
「社交界デビューは普通、学園卒業後の17歳からでしょ?こんなに早くデビューだなんて…。何も準備できてないわ!」
「ご安心ください。すべて私にお任せを!」
「頼りにしているわ。」
「腕がなります!!」
「一番大変なのは、メリーのドレスね。あぁ、パーティーへの参加だけでなく、ダンスもあるかもしれないの。ドレスのデザインは動いた時にも美しく見えるようにしてちょうだい。」
「ダンスまであるのですか。なるほど。」
お母様の要望にピーターさんが難しい顔をする。
少しでも場の雰囲気が和めばと思い、私はおどけて言った。
「ドレスをデザインしてもらうなんて、とっても嬉しいわ!でもダンスって難しいのよね…。できれば、見た目も大切だけど、動きやすいデザインにしてほしいかな。でも、同世代の男の子と女の子が集まってダンスだなんて、これじゃまるで、お見合いパーティーみたいよね。」
その瞬間、私以外のその場にいたみんなが凍り付いた。
「「「なんてこと」」」
お母様の顔から表情が消え、
レイモンドは額に手を当て天井を見上げ、
ピーターさんは興奮を抑えられないようだ。
あれ?私なんかやらかしちゃったかしら??
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