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黒豚令息と訳あり令嬢の学園生活〜怒涛の進学編〜
冒険者
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「これは間違いなく、我がギルド“ネスト”の紋章です。しかし木箱となると貸し出しの道具や依頼品を入れるため、何十という数が毎日の様に出入りするため特定が難しく…少し時間を頂きたい。規定を破っただけでなく、禁忌までも犯そうとする輩が出入りしているとなれば、必ずや処罰せねばなりません!」
ギルドに登録した冒険者が、ギルドの紹介無く個人から依頼を受ける事は基本的に禁止されている。
ましてや犯罪となる様な疚しい仕事に手を付けるなど、以ての外だ。
「時に、怪我を負われたという子爵のお加減はいかがでしょうか…?」
「命に別条はありません。ですがしばらく歩く事は出来ないでしょう。」
嘘は言っていない。
実際に子爵は歩けないのだから何も嘘ではない。
「ローベル子爵には改めてお詫びせねば…先ずは手紙で謝罪したい!どうかしばらくお時間を頂いてもよろしいでしょうか?!」
「構いませんよ。中でのんびり待たせてもらいますから。」
提示された記章と風体が全く噛み合わないデイビッドだが、その言葉遣いや物腰から、モリスはこの見た目以上に落ち着きのある若者に直ぐ好感を持った。
デイビッドとエリックは、ギルドのホールへ出るとそこらを見て回りながら空いているテーブルに適当に座った。
「ずいぶん久々に来たけどよ、どこのギルドもあんまり変わらねぇな。」
「まぁ仕組みが統一化されてますからね。でも普通は街にひとつのギルドが8ヶ所もあるなんて、流石冒険者の街って感じですね。」
ギルドとは、要は一定の規律を持った組合の様なものだ。
個人で仕事を請け負うよりも、より効率的に、そして安全に安定した仕事を提供する代わり、仲介料や登録料を取って運営している。
今や、あらゆる職業にギルドが存在し、それまでうやむやにされていた依頼者との金銭トラブルの交渉や、万が一の事態の際への対応や補償、また初心者のサポート等を行ってくれるので、有り難い存在となっている。
その中でも特殊なのがこの冒険者ギルド。
花形は魔物討伐や盗賊などからの護衛だが、素材の採取や街の清掃やら畑仕事や店番のような雑用まで請け負い、登録者の実力が多少劣っていても生活が成り立つようにされている。
いわゆる「何でも屋」の統括なだけに、他とは明らかに一線を画して変わり者が多い。
荒くれ者から駆け出しの若人まで世話しなければならないので職員も忙しく、基本的にやや荒っぽい。
「隣は食堂かな?いい匂いがしてますね。」
「酒と煙草の臭いがキツいんであんま好きじゃねぇんだよな…」
「見てくれと正反対な事言うと頭がバグるんでやめてもらっていいですか?!」
「そんなにか?!」
「むしろ、そのために冒険者やってる風情すらありますよ?」
エリックは、デイビッドがこれで煙草でも咥えようものなら何かが完成しそうな気さえしている。
依頼書が張り付けられた掲示板に人が群がり、各々のランクや特技に合った依頼を選びカウンターで受け付け、次々と出て行く。
採取や討伐の対象を抱えて戻った者達が、奥の買い取りと解体専用のカウンターに並んでいるのも見える。
「なんか気になる依頼でもありました?」
「んー?いや…このところ魔族の被害も無く平和だなぁと思っただけだよ…」
「確かに、見なくなりましたよねオークもゴブリンも。いいことですけど。」
「……上手くいってんのかなぁ…」
デイビッドがぼんやりつぶやくと、後ろから甲高い大きな笑い声が聞こえて来た。
「アーハッハッハ!!アンタ、ゴブリンなんて見たことあるの?!アタイはこう見えてもう何匹も殺してきたよ!!ゴブリンスレイヤーのサロメとはこのアタイのことさ!!」
その話だけでデイビッドの表情はどんどん硬くなる。
「もうここらのゴブリンはアタイが狩り尽くしたからね!そろそろ次の狩り場を探そうかなんてところよ!」
谷間まで広がった胸当てに、ヘソと足を出した軽装備、派手なアクセサリーを着けた女性の冒険者がデイビッドの前に座った。
「お兄さん達、ここらじゃ見ない顔だね?なぁ、良ければアタイと組まないか?こっちはソロで、その都度パーティーを組んで仕事してるんだ。」
「悪いが遠慮しておく…こう見えて冒険者じゃねぇんだよ。他領からの使いなもんで、用が済んだら直ぐに帰らなきゃなんだ。」
「なんだつまらない!なら行き掛けにアタイと勝負してかないか?久しぶりに骨のありそうなヤツに会えてウズウズしてるんだ!」
「私闘は禁止のはずだろ?」
「私闘じゃない、手合わせだよ!奥に修練場がある。そこで一戦交えようじゃないの!?」
「止めとくよ。柄じゃない。」
「アンタが勝ったら、アタイのコト、好きにしていいよ…?」
「はぁ?」
「じゃ、奥で待ってる。用が済んだら直ぐ来なよ?!」
そう言ってサロメとかいう女冒険者は、ギルドの奥へ行ってしまった。
「またベタなのに絡まれましたね。」
「なんでどこにでも湧くんだろうなあーゆーのは…無視しとけよ?」
「言われなくても…アレはタイプじゃないし。」
やがてモリスが手紙の束と小包を持って現れた。
「大変お待たせしました。こちらがローベル子爵へ宛てた手紙と、心ばかりのお詫びの品でございます。それからこちらはお二人に…」
「なんだこれ?」
「ギルド利用の回数券です。これなら登録無しにどこのギルドでも買い取りや依頼が優先的にご利用頂けます。ご用入りの際にはぜひお役立て下さい。」
「今こんなのがあるのか。」
「チケットとは面白いですね。これなら期限なんかも気にせず受けられるから、気軽に利用できてありがたいです。」
「信用のある方にのみ、お配りさせて頂いております。失礼ですが、お二人方も冒険者では?」
「僕はとっくに期限が切れて除名してますけどね。」
「俺のは資格に必要で取ったはいいが、あんま来れねぇんで放ったらかしにしてある。」
「それではこちらでプレートのお名前を登録させて頂けませんか?お時間は取らせませんので、是非!」
デイビッドは少し渋ったが、ローベル子爵の名前を出した手前無下にもできず、ポケットからプレートを探し出し、モリスに渡した。
「これは…シルバーとは!お見逸れ致しました。」
「えー!?シルバーですか?ランクは?」
ギルドのランクは国内共通。
木製のプレート小中大から始まり、銅製、鉄製、真鍮製と各プレートに10の位が設けられていて、こなした依頼の数と難易度によって印が増えていき、上限になり特定の課題を達成すると次のプレートが与えられる。
木製の間は10日以内に依頼を受け続けなければならないが、ランクが上がるにつれその期間が長くなり、銀製からはそれが無期限となる。
銀製プレートはかなりの実力者とされ、その上がクリスタル、最終ランクに到達すると金のプレートが与えられるらしい。
デイビッドのプレートには、どこかのギルドの物であろう麦の穂の模様と、ランクを表すスクレープが4つ付いている。
「正直、実力じゃねぇんだよな…クロノスの隊員は、それだけで勝手に真鍮クラスからスタートになるから、ここまでそんな掛かってねぇんだよ。」
「それでもシルバーですよ?!」
「魔物が採れる度に面倒なんで買い取りに放り出してたら、いつの間にか…」
「いつの間にかでシルバーじゃ、他の冒険者に恨まれますって。」
副支配人は恭しくプレートを預かると、直ぐにカウンターへ持って行き、デイビッドの名前を“ネスト”の一枠に書き込んだ。
「ありがとうございました!これでお名前の登録が済みました。」
「いいのか?ギルドなんてほとんど来ねぇし、ホント名前だけだぞ?」
「シルバーの方のお名前はそれだけでギルドの箔になりますので、重ねてお礼申し上げます!」
「そういうもんか…」
用も済んだので、2人はファルコをギルドの従魔用の小屋に預け、ネストを出ると街の様子を少し見て回ることにした。
ギルドに登録した冒険者が、ギルドの紹介無く個人から依頼を受ける事は基本的に禁止されている。
ましてや犯罪となる様な疚しい仕事に手を付けるなど、以ての外だ。
「時に、怪我を負われたという子爵のお加減はいかがでしょうか…?」
「命に別条はありません。ですがしばらく歩く事は出来ないでしょう。」
嘘は言っていない。
実際に子爵は歩けないのだから何も嘘ではない。
「ローベル子爵には改めてお詫びせねば…先ずは手紙で謝罪したい!どうかしばらくお時間を頂いてもよろしいでしょうか?!」
「構いませんよ。中でのんびり待たせてもらいますから。」
提示された記章と風体が全く噛み合わないデイビッドだが、その言葉遣いや物腰から、モリスはこの見た目以上に落ち着きのある若者に直ぐ好感を持った。
デイビッドとエリックは、ギルドのホールへ出るとそこらを見て回りながら空いているテーブルに適当に座った。
「ずいぶん久々に来たけどよ、どこのギルドもあんまり変わらねぇな。」
「まぁ仕組みが統一化されてますからね。でも普通は街にひとつのギルドが8ヶ所もあるなんて、流石冒険者の街って感じですね。」
ギルドとは、要は一定の規律を持った組合の様なものだ。
個人で仕事を請け負うよりも、より効率的に、そして安全に安定した仕事を提供する代わり、仲介料や登録料を取って運営している。
今や、あらゆる職業にギルドが存在し、それまでうやむやにされていた依頼者との金銭トラブルの交渉や、万が一の事態の際への対応や補償、また初心者のサポート等を行ってくれるので、有り難い存在となっている。
その中でも特殊なのがこの冒険者ギルド。
花形は魔物討伐や盗賊などからの護衛だが、素材の採取や街の清掃やら畑仕事や店番のような雑用まで請け負い、登録者の実力が多少劣っていても生活が成り立つようにされている。
いわゆる「何でも屋」の統括なだけに、他とは明らかに一線を画して変わり者が多い。
荒くれ者から駆け出しの若人まで世話しなければならないので職員も忙しく、基本的にやや荒っぽい。
「隣は食堂かな?いい匂いがしてますね。」
「酒と煙草の臭いがキツいんであんま好きじゃねぇんだよな…」
「見てくれと正反対な事言うと頭がバグるんでやめてもらっていいですか?!」
「そんなにか?!」
「むしろ、そのために冒険者やってる風情すらありますよ?」
エリックは、デイビッドがこれで煙草でも咥えようものなら何かが完成しそうな気さえしている。
依頼書が張り付けられた掲示板に人が群がり、各々のランクや特技に合った依頼を選びカウンターで受け付け、次々と出て行く。
採取や討伐の対象を抱えて戻った者達が、奥の買い取りと解体専用のカウンターに並んでいるのも見える。
「なんか気になる依頼でもありました?」
「んー?いや…このところ魔族の被害も無く平和だなぁと思っただけだよ…」
「確かに、見なくなりましたよねオークもゴブリンも。いいことですけど。」
「……上手くいってんのかなぁ…」
デイビッドがぼんやりつぶやくと、後ろから甲高い大きな笑い声が聞こえて来た。
「アーハッハッハ!!アンタ、ゴブリンなんて見たことあるの?!アタイはこう見えてもう何匹も殺してきたよ!!ゴブリンスレイヤーのサロメとはこのアタイのことさ!!」
その話だけでデイビッドの表情はどんどん硬くなる。
「もうここらのゴブリンはアタイが狩り尽くしたからね!そろそろ次の狩り場を探そうかなんてところよ!」
谷間まで広がった胸当てに、ヘソと足を出した軽装備、派手なアクセサリーを着けた女性の冒険者がデイビッドの前に座った。
「お兄さん達、ここらじゃ見ない顔だね?なぁ、良ければアタイと組まないか?こっちはソロで、その都度パーティーを組んで仕事してるんだ。」
「悪いが遠慮しておく…こう見えて冒険者じゃねぇんだよ。他領からの使いなもんで、用が済んだら直ぐに帰らなきゃなんだ。」
「なんだつまらない!なら行き掛けにアタイと勝負してかないか?久しぶりに骨のありそうなヤツに会えてウズウズしてるんだ!」
「私闘は禁止のはずだろ?」
「私闘じゃない、手合わせだよ!奥に修練場がある。そこで一戦交えようじゃないの!?」
「止めとくよ。柄じゃない。」
「アンタが勝ったら、アタイのコト、好きにしていいよ…?」
「はぁ?」
「じゃ、奥で待ってる。用が済んだら直ぐ来なよ?!」
そう言ってサロメとかいう女冒険者は、ギルドの奥へ行ってしまった。
「またベタなのに絡まれましたね。」
「なんでどこにでも湧くんだろうなあーゆーのは…無視しとけよ?」
「言われなくても…アレはタイプじゃないし。」
やがてモリスが手紙の束と小包を持って現れた。
「大変お待たせしました。こちらがローベル子爵へ宛てた手紙と、心ばかりのお詫びの品でございます。それからこちらはお二人に…」
「なんだこれ?」
「ギルド利用の回数券です。これなら登録無しにどこのギルドでも買い取りや依頼が優先的にご利用頂けます。ご用入りの際にはぜひお役立て下さい。」
「今こんなのがあるのか。」
「チケットとは面白いですね。これなら期限なんかも気にせず受けられるから、気軽に利用できてありがたいです。」
「信用のある方にのみ、お配りさせて頂いております。失礼ですが、お二人方も冒険者では?」
「僕はとっくに期限が切れて除名してますけどね。」
「俺のは資格に必要で取ったはいいが、あんま来れねぇんで放ったらかしにしてある。」
「それではこちらでプレートのお名前を登録させて頂けませんか?お時間は取らせませんので、是非!」
デイビッドは少し渋ったが、ローベル子爵の名前を出した手前無下にもできず、ポケットからプレートを探し出し、モリスに渡した。
「これは…シルバーとは!お見逸れ致しました。」
「えー!?シルバーですか?ランクは?」
ギルドのランクは国内共通。
木製のプレート小中大から始まり、銅製、鉄製、真鍮製と各プレートに10の位が設けられていて、こなした依頼の数と難易度によって印が増えていき、上限になり特定の課題を達成すると次のプレートが与えられる。
木製の間は10日以内に依頼を受け続けなければならないが、ランクが上がるにつれその期間が長くなり、銀製からはそれが無期限となる。
銀製プレートはかなりの実力者とされ、その上がクリスタル、最終ランクに到達すると金のプレートが与えられるらしい。
デイビッドのプレートには、どこかのギルドの物であろう麦の穂の模様と、ランクを表すスクレープが4つ付いている。
「正直、実力じゃねぇんだよな…クロノスの隊員は、それだけで勝手に真鍮クラスからスタートになるから、ここまでそんな掛かってねぇんだよ。」
「それでもシルバーですよ?!」
「魔物が採れる度に面倒なんで買い取りに放り出してたら、いつの間にか…」
「いつの間にかでシルバーじゃ、他の冒険者に恨まれますって。」
副支配人は恭しくプレートを預かると、直ぐにカウンターへ持って行き、デイビッドの名前を“ネスト”の一枠に書き込んだ。
「ありがとうございました!これでお名前の登録が済みました。」
「いいのか?ギルドなんてほとんど来ねぇし、ホント名前だけだぞ?」
「シルバーの方のお名前はそれだけでギルドの箔になりますので、重ねてお礼申し上げます!」
「そういうもんか…」
用も済んだので、2人はファルコをギルドの従魔用の小屋に預け、ネストを出ると街の様子を少し見て回ることにした。
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