光彩濁りて愛となる

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十一話

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「晄君の負担になりたくない。迷惑かけたくないし、嫌われたくない」
 そう言った、静弥の肩は震えている。
 うわ。ガチで、立花の言ってた通りじゃん……。
 この間「ちゃんと言うようにする」って言ったばかりなのに、マジか……。
 他人に話すというスキルは家族とのコミュニケーションで、磨いていく。
 みんなが持っている当たり前の家族を、持っていない静弥は当然「話す」スキルも持っていない。
 独りよがりの感情任せなコミュニケーションも、納得が行った。
 それを言うなら、俺だってそうだ。
 気付くようにするって言った癖に、気付いてやれなかった。
 少し考えれば分かることなのに、その想像力を働かせなかった。
 なんで、気付いてやれなかったんだろうか。自分が情けなくて、恥ずかしくて、俺こそ謝るべきだ。
「気付かなくて、ごめん。そんなこと、思ってないよ」
 静弥の頭をよしよしと撫でながら、抱きしめる力を強める。
 静弥の身体は相変わらず平べったくて、厚みがない。少しでも力加減を間違えたら、粉砕してしまいそうだ。
「智顕と何かあった? 大丈夫だから、言ってみてよ」
 静弥に微笑みかけると、静弥はやっと小さく頷いたのだった。







 静弥から聞いた話は、一言で言えば衝撃的だった。
 上坂さんが言っていた「思い出作り」なんて、優しいもんじゃなかった。
 先を見据えた、数字とか人生設計の話だ。
 俺が「楽しい」って気持ちだけでなんとなく積み上げて来たブロックのタワーを、ショベルカーで粉砕されたかのような気分になった。
 そんな人生を左右する【NWF】のセンターを、俺なんかに譲ってくれたこと。
 晴れ舞台の大役を譲れるのが、あの二人が持つ側の何よりの証拠だ。
 今までもフォロワー数とか、再生数とか、実力とか、お金とか、家族とか、ぼんやりとした差は感じていた。
 だけど明確に「篠塚 晄は、あの二人とは違う」と俺と二人の間に、境界線が引かれた気がする。
 何よりも智顕がそう言うことを、考えていたのが意外だった。
 アイツは踊れたら、他人の評価とかいいねとか気にしないと思っていたから。
 下手くそな俺の為に、センターの座を譲ってくれた二人。
 自分自身が、とんでもなく惨めに思えて来た。
 同じユニットの仲間に同情されたことが、画面の向こうの人間から言われた暴言よりもずっと傷付く。
 俺は、可哀想なんかじゃない。親ガチャを、失敗してない。馬鹿なんか、じゃない。負け組じゃない。
 哀しみ、怒り、焦りを全てぶつけて、アパート前の道路でガムシャラに踊っている。
 スマホに映っている自分は、いつも出来ていることすら出来ていない。ダンスなんてとても呼べない、ただ手足を動かしているだけだった。
「……クソっ!!」
 ダンスを中断して、スタンドに立てたスマホを地面に投げ付ける。
 背中を流れる汗は、ドロドロしていて尾骶骨の近くで停滞している。
 タオルで拭いても、また違うところから同じような汗が噴き出るだけだ。
 様子を見守っていた静弥が、すかさずスマホを拾ってくれた。
 ヤダな。最低だな、俺。
 先程から静弥は俺の顔色を、不安そうにチラチラと伺っている。
「静弥のせいじゃないよ。俺が、気持ちの整理出来てないだけ」
と笑顔で柔らかい声で伝えたけど、静弥の中に入っているかは分からない。
 だから、一人で練習する。って言ったのに……。
 本当に、静弥は他人の言うことを聞かない。
 のにがつくと、愚痴が出るとはよく言ったもんだ。
 こんな身の入っていない練習と呼べないもので、時間を浪費するくらいならば寝た方が良いんじゃないだろうか。
「やーめた。明日から、気持ち入れ替えて頑張るわ」
 そう言って、静弥の丸い頭をわしゃわしゃと撫でる。
 静弥は「頑張って」と、いつもの調子で言うのだった。
 大丈夫。俺は、篠塚 晄になれてる。







 昨晩は静弥と一緒のベッドで、眠った。言葉通り眠っただけで、夜のなんやかんやは一切なかった。
 静弥はずっとうなされていて、俺が思ってる以上にストレスを抱えているのかもしれない。
「静弥、頑張ってるもんな。よしよし」
 そう言って頭を撫でようと手を伸ばすも、スッとかわされてしまった。
 え、なんでェ? 猫ちゃんみたいに、避けるじゃん。
 壊れるほど愛しても、三分の一も伝わらないってヤツ……?
 俺からの愛の証明がないと、不安で仕方ない。って性質なのに、与えたら逃げるのはなんでだよ。
「嫌、だった?」
「ご、ごめん」
 もしかしたら家族に殴られた経験とかから、とっさに避けただけかもしれない。
 そして、また謝ってるし……。
「俺の方こそ、勝手に触ろうとして、ごめん」
「嫌、ではないんだけど。晄君が何を考えて、僕なんかに触ろうとしてるのか分からないから、怖くて」
「えっ。恋人に触りたいってだけで、特に理由なんてないけど」
 何かをすることに、理由が要るのか?
 何も考えずに床に寝転がったり、扇風機の前で「アー」って声を出したり、リビングでソーラン節を踊ったり、それら全てに理由が必要なのか……?
 何も考えてない人間からしたら、困る言葉だった。
「静弥を怖がらせたくないから、やめる」
「……やめなくて、いいよ」
 まるで俺に信頼を伝えるかのように、静弥は抱き着いて来た。
「うん。ありがとう」
 漫画や小説なんかで、衝突し合っている人物二人が心を通い合わせた時に歯車が噛み合ったと表現されることがある。
 俺と静弥の歯車は、そもそもの形やサイズや隙間が違うんじゃないか? と、思うのはこう言う時だ。
「抱きしめててやるから、寝な? 明日も早いんだろ」
「……うん」
 






  朝起きて、朝食を食べて、皿を洗い、洗濯を回し、掃除機をかけ終えたら朝の十時になっていた。
 静弥は丁度店のオープン時間で、忙しくしているのだろう。
 昼食の準備をするのには少し早いし、ゲリラ配信するか……。
 最近練習ばかりで、全然配信出来てなかったしな。
 いきなり枠を開いても人が来ないので、青い鳥ランドのアプリを開いて告知ツイートを流す。
『みんな、おはよう~。今日も暑いから、頑張ろう! 突然だけど、この後10時半から枠を開きます! みんなとお話したいので、来てくれたら嬉しいな』
 嬉しいなの後には、にっこりと微笑んでいる絵文字を打っておく。
 俺が投稿した数十秒後には、たくさんのリプが俺の投稿にぶら下がっている。
 みんな大体『お知らせ、ありがとうございます』とか『絶対、行くー!』とかの短いリプばかりだ。
 知っているアイコンの中に、見慣れないアイコンからのリプが目についた。
『コウ君。おはよう~。何を、おしゃべりしてくれるのかしら? 前やっていた、ゲームの話かな? それとも、夏休みの思い出話かしら?』
 異質な色を放っているリプライの送り主は、卜部 千鶴と書いてある。
 苗字、なんて読むんだ? とべ? カタカナと漢字が混じった苗字って、めちゃくちゃ珍しいな。
 グーグルと青い鳥ランドを連携させているのか、グーグルの初期アイコンである自分の名前の最初の文字の千のアイコンだし、アカウント名も本名っぽい。
 卜部さんのアカウントを、覗きに行ってみる。
 卜部さんの投稿内容は手作りのビーズアクセの写真や、コーヒーの写真が多い。
 投稿する時間帯は、昼前か昼過ぎが多い。
 朝の早い時間や夕方以降はあんまり浮上しないこと、投稿内容から主婦だろうか。
 自身の投稿よりも、俺の投稿のリポストやリプライのが多いな。
 ちーたんとむ~しゅに続く、変なファンじゃなかったら良いけど……。
 自分で言うのもだけど、トリニティメンバーで俺をソロで推してる奴は大分と変わっていると思う。
 どう見ても、歩夢と智顕の方がイケメンだしダンス上手いし……。
 冷蔵庫から水だしの麦茶を、ストロー付きタンブラーに移す。取っ手付きのクリアカラーのタンブラーなのだが、配信中に重宝しているアイテムだ。
 俺は配信部屋に行き、配信用のノートパソコンを立ち上げてWeeTubeにログインする。
 カーテンを閉めて静弥のスペースが映らないようにして、画面に映る範囲の物をどけていく。
 そうこうしている内に、十時半前となった。
 十数える。その間に、俺はコウ君になるのだ。
 画面の向こう側のみんなが、望んでいるコウ君に。







「夏休みの思い出かー。ほぼ毎日、川遊びしてたかなあ。午前中に宿題やって、昼に川に泳ぎに行くの。小学校にプール無くて、代わりに川で授業してたんだよ。ヤバくね? そのおかげか知らないんだけど、スイミングスクール行かなくてもみんな泳げんの」
 限界集落山南村の、ヤバいエピソードの一つだ。
 配信で言った通り小学校にプールがなく、山南村小学校の生徒は川で水泳の授業をする。
 親父達くらいの代はプールがあったらしいのだが老朽化が激しいのと、維持費の問題とかで俺達より少し上の代から水泳の授業は川で行われることになった。
 山南村に住んでいたら幼稚園の頃から鷹戸川で川遊びをするので、みんな当たり前に泳げるのだ。
 運動出来ない芸人の沢井と静弥も水泳は得意だと言ったら、分かって貰えるだろうか。
 コメント欄は
『ヤバすぎwww』とか『野生児じゃん(笑)』とか盛り上がっている。
「宿題は、読書感想文が一番苦手だったかなー。本読むだけでも辛いのに、感想まで書かされるのどゆこと?って感じだったもん。感想とか『面白かった』で、終わりだし」
 みんなが求めているコウ君は、わんぱくで考えるより先に動いてしまう男だろう。
 実際、そうだし。
 最近は静弥に借りた「追想六断章」を読んで、面白かった。面白かったけど、それ以上のことは言えないのだ。
 コメント欄に流れて来た、見覚えのあるアイコンのコメントが目についた。
『毎年、同じ話してない? だからRuKIとぼんチ。と差が、出来るんだよ』
 お前は、俺のなんなんだよ。分析家か? アンチか? マネージャーか?
 自分で話しながら、山南村のプールの下りは話した記憶があった。
 確かに折角枠を開いたんだし、最近の話をしてもいっか。
 ハマっている食い物とか、出かけた場所とか、話すべきだな。
 最近一番誰かに伝えたいことと言えば、小説を読んだことだろうか。
「読書感想文って言えばね。最近小説を友達に借りて、読んだよ。『追想六断章』って、ヤツ。稲沢 穂伸先生の作品。難しいけど、面白かったよ」
 言ってから、しまった。と、思う。
 コウ君は、小説なんて読まない。頭では分かっているのに、篠塚 晄の考えるよりも先に動いてしまう癖が配信で出てしまった。
 コメント欄は『しらなーい』とか『いきなり本読んで、どうしたの?』とか『コウ君らしくない』って、困惑の感想で溢れ返っていた。
「本当に、なんでもないよ。会話の流れで、借りることになっただけだし!」
 そう言って笑ってみせるが、ファンの中には「妙だな……」と推理ショーを始める人間も居るだろう。
 ファンにとったらコウが表の顔で、篠塚 晄は裏の顔だ。
 人間誰しもが、本音で話す訳じゃない。
 建前と本年を使い分ける、裏表ある奴。本音しか言わない、表しかない奴。建前しか言わない裏しかない奴だって居るだろう。
 そんなの当たり前のことなのに、ファンはそれを許してくれない。
 本当に深い意味はなくて、静弥に借りて読んだだけの話なのだ。
 いやファンにとったら、静弥が深い理由か?
 篠塚 晄なら、うるせーよ! 法律犯してる訳じゃねぇんだから、自由にさせろ! どアホ! って怒鳴っている。
 そんな面を見せたらきっと炎上するだろうし、鍵垢からエグい数の引用リポストを喰らうのだろう。
 配信者だからって、恋愛したらいけない決まりなんてない。コウと言うキャラを、演じ切るべき! なんて義務もない。
 嫌ならばそれこそジュンみたいに、全てを捨てたら良いのにそれが出来ない。
 なんにもない俺が勝手に作り、築き上げたものを捨てられない。
 コウ君を捨ててしまったら、配信者としての俺は空っぽになってしまう。数字としての、ゼロだ。
 そんなことを言いながら、静弥が「耐えられないから、引退して欲しい」って言い出したら手放すだろう。
 要するにどっちつかずで、主体性がないのだ。
 しんどい。浮かんだのは、その四文字だった。
 午後からのレッスンが終わったら、二人に【NWF】が終わったら、引退まではいかなくても活動をゆっくりにする。って、伝えようかな。
 この煮え切らない状態でも話さないと気が済まないのが、半端者なんだろう。
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