光彩濁りて愛となる

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三十ニ話

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 拝啓。お袋、親父、弟妹達へ。
 晄は山南村にある民宿「星ヶ瀬」に、夏野と泊まっています。
 廣笠は茨城か群馬か埼玉か栃木の実家へ帰省するから、残念ながら不参加となった。
 俺は岩からさらさらと流れる川を、見下ろしながら呟く。
 照りつける太陽は、木陰のおかげで東京よりは涼しい気がする。
「星ヶ瀬」は県道沿いにある、小さな民泊で昔ながらの瓦屋根が可愛い宿泊施設だ。
 すぐ裏から鷹戸川へ降りられるので、俺達は荷解きと着替えをするなり川へやって来た。
「うーん。崖感、足りねーな」
「するよ、大丈夫だって」
 夏野はカエル泳ぎ(平泳ぎと呼ぶには、フォームが崩れている)をしながら、頭をこちらに向けてそう言った。
 東京育ちの人間からしたら、岩も崖も一緒らしい。
「因習村大好きな荻原君に写真送んのに、もっと『ミッドサマーサマー』感出さなきゃ」
「何言ってんの?」
 夏野はこちらまで泳いで来て、岩場に足をかけて登って来た。
「てか、荻原と仲良かったん?」
「全然。アイツん家に呼ばれて、小さな映画館で『サマーウォーズ』観ただけの仲」
「仲良いじゃん。ケンカしなかった?」
「あー、うん。ムカつく奴だけど、アレはしゃあねえわ」
 頭に思い浮かぶのは荻原の顔じゃなく、ナイロール型眼鏡をかけた父親の顔だった。
「てかさ。頭の花冠、外して良い? 汁、臭いんだけど」
 夏野のベリーショートには、俺が編んだマーガレットみたいな野花の花冠がつけられている。
 夏野のデコから青汁みたいな草汁が垂れていて、笑ってしまった。
「ここで写真、撮ってからにして。はい、撮るよー」
 そう言いながらジップロックから、スマホを取り出す。
 数秒後にスマホのカメラのシャッター音が、鳴った。
「待って! 俺、目つぶってんじゃん!」
「コレ、いい! ミッドサマーサマ感する!」
「ガチで、何言ってんの?」
 夏野は「世界の真実を教えています!」とか言っている、思想が強いWeeTuberを見るように俺を見た。
「この草汁、民宿のシャンプーで落ちるかな」
「大丈夫だろ」
「民宿の風呂場、見た!? バスロマン置いてあったぞ!! 絶対シャンプー、メリットだろ!!」
「充分だろ」
 ぷつんと花冠の花の一つが切れて、川へ流れて行った。
 俺達を川遊びを再開する為に、川へ飛び込んだ。
 近くで鮎釣りをしている釣り人気取りのおっさんが「お~い」と手を振りながら、声をかけて来た。
 深緑のライフジャケットから、クマのプーさんみたいに下っ腹がはみ出ている。
「こんちわ」
「篠塚さん家の長男さん、大きくなったねえ」
 毎回同じこと言うな、このおっさん。痴呆かよ。
「はは」
「鮎釣れたら、星ヶ瀬の女将さんに渡しとくね」
「蟻通(ありどおし)さん、おいかわしか釣れないじゃないっスか」
 横で夏野が「リアルどう森だ……」って、笑っている。
「話聞いてたんだけど、因習村? をやりたいなら、浄徳(じょうとく)神社で火祭りやるみたいだよ。行って来たら?」
 浄徳神社は、山南村の西の外れにある神社だ。
 篠塚家の人間は、そこで毎年初詣をしている。
 手水舎の作法のイラストが、昔の少女漫画雑誌のようだわ看板が禿げまくっていて軽くホラーな神社でもある。
 龍の口から水が流れているのだが、龍の目もガン決まっているしな……。
「え、今年なんスか?」
 蟻通さんは、そうだよー。って呟きながら、びくともしない竿を見てため息を吐いている。
「どう言うこと?」
 夏野が首を傾げているので、俺から軽く説明する。
「五十年に一回、火祭りをやるらしい。なんかを紙に書いて、焚き火に燃やして貰うって聞いてる」
「後悔や、罪だね。火に焚べることで、業を祓うんだろう。ワシは今回逃したら、もうないだろうね」
「楽な人生だな。俺、あと四回はありますね」
「幼卒か」
 令和ロマンの漫才かのように、夏野はツッコミを入れた。
「俺、三百歳までは生きるから。老人ホームでも、チェーンソーマン読むから」
「ワンピの巨人かよ」
 蟻通さんは、声を上げて笑っている。
 だから、魚逃げてるんじゃねーの? 知らんけど。
「静弥君、元気?」
「……あ。連絡、つかないんです」
「……そっか。まあ元気でいることだけが、正しくもないしね」
 確か蟻通さんの娘さんって、鬱か何かでずっと引きこもっているって聞いたっけ。
 こう言う言葉をすっと言えるのは、気配りを感じる。
「ありがとう、ございます」
 蟻通さんが「あ」と、声を上げた。
 蟻通さんはルアーを引き、魚を釣り上げた。
 水しぶきが跳ねて、現れた魚はーー。
 水色の妖精の羽のような模様に覆われた、シルバーとも捉えられる淡水魚だった。
「……おいかわですね」







 程なくして、沢井と雲雀丘コンビがやって来た。
 隼将君も、一緒だ。
 泳ぎ疲れた俺と夏野は河岸にレジャーシートを敷き、ポテチやカールやおにぎり煎餅食べていたので丁度良かった。
 雲雀丘の腕一面に、エスニック風のタトゥーが走っている。
 こんなゴリゴリのタトゥー、掘ってるのワンピのキャラだけだろ!!
 夏野も驚いたようで、小刻みに震えている。
「これヘナタトゥーって言う、植物の葉を使ったタトゥーだよ。インドやアフリカのタトゥー。自分で、描いた~」
「お、おお……相変わらずアーティスティックだな」
 夏野が「なんか、インド映画で見たかも」と言うと、雲雀丘が「それそれ」と頷いた。
 軽い自己紹介の後に、案の定火祭りの話になった。
 話を聞いた夏野が行きたい! と、言い出したのだ。
「だって、縁日あるんでしょ? 絶対、楽しいじゃん!」
「お前田舎の縁日知らないから、そんなこと言えんだよ! 田舎の縁日って、土方とややこしい奴の小遣い稼ぎ場なの! 色々な意味で、くっせえの!」
「偏見の塊だよ、篠塚君……」
 沢井がママ友同士で、キッズアクセサリーを出したり、綿飴屋さんをしてる人も居るよ? ってフォローを入れて来た。
「キッズアクセサリーって、ガキ少ねえだろ」
「誰かと一緒に何かを作ったり、出るのが楽しいんだよ」
「さわっち、やったら?」
「うーん。僕は、センスないからなあ」
 画伯だもんな。
 俺達の会話を遮るように、「夏と青」の歌声が聴こえて来た。
「腐った青林檎歌うなつってんだろ! 殺すぞ!」
「どんだけ、アンチなんだよ! メザーズに、親殺されたんか!」
 ここに来て、相澤と犬山の登場である。
 相澤はあんまり変わってないけど、犬山はまた髪型変えてんな。
 サーティワンアイスか? みたいなまだらの色とりどりな、ネオンカラーの髪色。髪型は、ウェーブボブヘア。
 夏野も驚いたようで、俺に説明を求めてる。
「普通なのが、相澤。俺らと同じ大学生。サーティワンみたいな髪色してるのが、犬山。シンガーソングライターで、今は何の仕事してるんだっけ?」
「メンコン」
「うっわ」
 夏野は納得したのか、お前の人脈どうなってんの? と、ツッコミを入れて来た。
 犬山は断りもなく、俺らのカールを貪っている。
 コイツ、絶対INTPだろ。






 実家と虎婆さんの家に顔出しをしてから、静弥のことを軽く聞き込み調査したが成果はなかった。
 火祭りははっきり言うと、正月の焚き火と何が違うんだ? ってレベルのものだった。
 もっと、宴だ!(ドンッ!!) 因習村だ!! みたいな感じかと、期待していたのに……。
 夏野が写真撮らなくていいの? って聞いて来たけど、神様が居る場所の習わしを揶揄って撮影するのは違う気がする。
 渡された紙には静弥との喧嘩のことを書いて、火に焚べた。
 神様がもし居らっしゃるのならば、たった一本の蜘蛛の糸で良いから垂らして下さい。と、境内でお祈りもした。
 明日は、京都旅行だ。
 俺と夏野で、仏閣を巡ってもな。とお互いに思っていたので廣笠への土産を買うべく、河原町の新京極商店街や錦市場へ行く予定だ。







 バスに乗り瀬良市まで行き、地方線から奈良まで出て、そこからJRで京都駅まで出て、そこからは地下鉄で烏丸(からすまって呼ぶの、さすが京都って感じ)まで出て、俺たちは長い長い地下道を渡って阪急の河原町駅まで来たのだがーー。
「外国人、多すぎじゃね!? 外国人の植民地かよ!!」
 日本語より外国語の方が、聞こえて来るぞ!!
 夏野は項垂れながら「京都、暑い……しぬ」と、漏らしている。
 うん。ガチで、暑い。
 なんか、東京とは違う暑さだ。湿気で、汗がべたついてる感じする。
 二人で外国人の人波を掻き分けながら、土産屋を探すも何処も外国人狙いの和!! みたいな感じで、廣笠が好きそうなのはない。
「あいつ、何好きなんだろ? 野球以外で」
「え、小説?」
「お土産に、なんないじゃん」
 夏野にツッコミを入れられて、二人で唸る。
「わりかし、ロマンチストだよな」
「あー。彼女と一緒に、スノードーム作ったりしてたよな。ロマンチックなんか、俺らから一番外れたワードだろ」
 夏野は、手を叩いて笑っている。
 二人で新京極商店街を北上して行くが、意外とチェーン店も多く中々見つからない。
 夏野が「水無くなったから、コンビニ行って良い?」って聞いて来たので頷く。
 ついでに、俺もお茶買おう。
 折角の京都のコンビニなので、店内をぐるりと一周見てみる。
 コンビニ什器の一角に、外国人観光客を狙った和菓子コーナーが展開されている。
 その真ん中に、着物を着たお団子頭の女性が描かれたお清めスプレーが置いてある。
「しねどすスプレーじゃん! 荻原の土産、コレにしよ! 因習村っぽい」
「M-1審査員の立河 志らく並に、ジャッジ雑じゃね!?」
 






 アレから京都の土産をググって、土産に良さげなクッキー缶を見つけた。
 可愛い虎の形のクッキーや、ホイップクリームみたいな形をしたメレンゲクッキーもオシャレだ。
 何より、缶って使うしな。カンカンなんて、なんぼあってもええですからね(関西人は、缶が大好きです)。
 店の位置も丁度良いので、夏野と割り勘して買った。
 八月末に廣笠と夏野と遊ぶ約束をしているので、その時に渡そうと思う。




 


 あっという間に、八月末になった。
 今日は、廣笠と夏野と遊ぶ日だ。
 まずサイゼで昼飯を食ってから、ラウワンでボウリングやダーツをしてから、カラオケでもするか。って、話になった。
 久々の三人対面で、帰省や旅行楽しかった? って挨拶から、土産を渡し合う。
 廣笠は喜んでくれて、その場でクッキー缶を開けた。
 ああ。コレにして、良かった。夏野提案の侍Tシャツとか忍者セットを、阻止して良かった。
「……割れてんじゃねーか」
 そう言いながらも、写真をエンスタのストーリーに上げる廣笠。
 スマホでエンスタを開いて、廣笠のストーリーを夏野と見る。
 写真の上に「thanks you」とメッセージを、入れていた。
「sいらねーよ。さすが、野球部。馬鹿だな~」
「インフルエンサー気取りか。美容垢のDIORのコスメに『thank you』って、入れてる女かよ。そもそもサンキューって、なんやねん」
 俺ら二人から非難轟々だった、廣笠は拗ねたように唇を尖らせた。
「お前ら、土産奪うぞ」
「じゃあ、お前もクッキー缶返せ」
「やだ」
「なんでだよ!」
 びっくりするくらい、普通の日常だ。
 静弥が居ない連絡が取れない非日常が、呑まれそうなくらい。
「荻原、困ってたよ。晄から、因習村LINE来るから」
「ガチ? あいつ、全部既読スルーしたんだぜ」
「アレは、するだろ」 
 夏野はツッコミながら、ミラノ風ドリアを口にした。
 みんなで、笑い合う。
 静弥の手がかりがないまま、俺は夏を終わらせられるのだろうか?
 そんな俺の不安は他の客の話し声と混じって、
ぐちゃぐちゃになりそうだ。
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