光彩濁りて愛となる

RRMR

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四話

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 大学の講義を終えた俺は、歩夢とJR池袋東口で待ち合わせた。
 今回は智顕を、誘わなかったらしい。
 確かにあいつを誘うと、智顕の買い物になるもんな。
 池袋は、相変わらずの混雑っぷりだ。
 治安が悪いと有名な池袋の中では、東口はまだマシな方とされている。
 池袋はたくさんの路線や娯楽施設が集結していて楽しい街では、あると思う。
 だけど人の出入りが激しいということは、それだけ揉め事の種もあると言うことだ。
 山南村ですらいさかいがあるのに、こんな人ゴミで起きない訳がない。
「お待たせーーって、なんだよ! その格好!!」
 歩夢は太い声で白い歯を見せながら、笑い転げている。
「変装だよ!」
 俺は390ショップで買ったキャップに、百均で買ったグラサンに、薬局で買った不織布マスクで顔を隠している。
 対する歩夢は変装アイテムを付けず、いつも通りの格好だ。
「お前、失うもんなんもないじゃん」
「無敵の人みたいに、言うな!」
「オナニーに、剃毛配信してたら、十分無敵の人だろ。次は、アナニー配信する?」
「しねぇよ!」
 する? じゃねえよ! 剃毛の方は、自分の意思でしたんじゃねえから!!
 アニメイトに行くまでの間、早速「トラフィック*ライト」の話題になった。
「『トラフィック*ライト』、もうチャンネル登録者一万五千人だってさ。早いな」
「ヤバくね? 俺ら三ヶ月くらい、かかったよな?」
「うん。あいつら、一週間足らずで達成か。イモハイの白が流れたのも、強いだろうけど」
 イモハイの羽狩 燐狗のファンは、まるで世界が終わるかのように嘆いていた。
 そらそうだよなぁ……。イモハイのファンは「羽狩 燐狗」やイモハイが好きなのであって、ジュンは違う人間なんだ。
 中の人(合ってるのか?)のリアコも、居るだろうけど……。そんなに、上手く切り替えられないと思う。
 メンバーのほぼ全員が関与した不祥事だけで精神的ショックえげつなさそうなのに、関与していない善良なメンバーの卒業はファンにとっては止めを刺されたようなもんだろう。
「いてっ」
 俺を追い越すように、走り去った奴と肩がぶつかってしまった。
 人混みの中から、ぶつかった相手を探す。
 一昔前のバンギャみたいな服着た、ウルフカットの男だったよな。自分のことを、夜神 月だと思ってそうな男。そんで彼女は自分のことをミサミサって思ってそうな、目の下になめくじ這わせたメイクしてそうな女に決まってる。
 ウルフカット夜神 月の横に居るのは、金髪のヤンキーに黒髪のパーマ男ね。
 え。あいつらって……。
「あいつら『トラフィック*ライト』じゃね?」
 歩夢も気付いたのか、小さく指をさしながら言う。
 俺は「すげえ偶然だな」と、興味なさそうに返事する。
 だってコラボする訳でもない、商売敵を見てもそれくらいの感想しか湧かない。
 歩夢は走って「トラフィック*ライト」の三人の背中を、追いかけた。
 俺も歩夢の後を走って追いかけ、追いついた頃には歩夢と「トラフィック*ライト」の話が、まとまっていたのだ。
「晄~。ガフトで、お茶することになったわ」
 なんで? 陽キャ、こえーよ。





 夕方三時過ぎと言うこともあり、店内は混雑している。
 そこら中から他人の話し声が聞こえ来て、なんとなく落ち着かない。
 智顕も誘ったので、後から合流して来るだろう。
 俺達は、六人掛けのソファー席に通された。
「トラフィック*ライト」のメンバーと「トリニティ」の二人が、お見合いするように座っている。
 ガチで、こいつらと何を話せば良いんだよ。
 ヤンキーなのか、ヲタクなのかよく分からない男。それとなく社不っぽい雰囲気のある夜神 月。言動全てが鼻につく、同じメンカラの男。
 歩夢は根っからの陽キャなので、赤となんか意気投合してるし。
 ヒョーマはフレンチスリーブのピタピタのシャツに、ヲタク女がつけているような黒いぬいのショルダーポーチを肩から斜めにぶら下げている。
 ぬいポーチに入っているのは、ペタンと座っている美少女フィギュアだけど。
 猫型配膳ロボットが可愛い声で鳴きながら、食事を配膳してくれた。
 ヒョーマは「お前、偉いのう」と猫型配膳ロボットの頭を撫でてから、注文したメニューをみんなの前に置いて行く。
 え。コイツ、アホそうな顔して、瞬間記憶出来るんだ!?
 ヒョーマが配膳したのはメニューだけで、カトラリー類は運んでいない。
 一番端に座っているジュンが、みんなの分の箸やスプーンを配膳していく。
 物音一つ立てずに、まるでマナーのお手本のような所作で俺は感嘆の息を漏らした。
 頼んだメニューを、順に言っていく。
 ヒョーマが、冷やし担々うどんとドリンクバー。T.Tは、しろくまアイス風のかき氷とドリンクバー。ジュンは彩り野菜の唐揚げ膳と、ドリンクバー。
 歩夢は、ガトーショコラとドリンクバー。俺は、ソフトクリームとドリンクバー。
 だって夕飯食うのに、腹膨らます訳にはいかねーし。
 ヒョーマはぬいポーチから美少女フィギュアを取り出して、自分の担々うどんの器の前に美少女フィギュアを置いた。 
 おぉ……。今回のは、ミニスカ巫女さんか。
 どの美少女アニメでも必ず居る、黒髪ぱっつんのロングヘアーの女の子。
 漏れなく、乳はデカい。
「ヒョーマ君。それ、なんのフィギュア?」
 歩夢がさも友達に聞くかのように、ヒョーマに質問をする。
 陰キャが大好きなヲタクに、優しい陽キャじゃん!
 俺の学部の講義室の端っこの席を陣取っている陰キャグループ「すみっこぐらし」なら、イチコロで歩夢のこと好きになってんぞ!
「このフィギュアはのう『戦姫*夢双(せんきむそう)』の姉小路 千更(あねのこうじ ちさら)さんじゃ」
 どうせ、糸恋なんちゃらみたいなセックスするゲームなんだろ。俺は、ソフトクリームを舐めて話を聞き流す。
「へー。アニメ? なにで、配信してるの?」
「エロゲじゃけん。パソコンでやりよるよ」
 陽キャ歩夢辞書には、載っていないのだろう。
 必死に、言葉を引き出している。
「恋愛ゲームって、こと?」
「大きくは、そうじゃな。初心者に、おすすめのソフトはのう」
「えー。でも、実際にヤれない訳でしょ? ソフトがいくらするか知らないけど、それならもうちょっと払って風俗行く方が良くない?」
 ヒョーマの顔色が、みるみる青くなっていく。
 お前も、パターン青かよ。
「阿呆! 風俗なんて、出会って即合体じゃろがい! エロゲはのう、ただセックスするだけじゃないんじゃ! 濃厚なボーイ ミーツ ガールの果てに、セックスするけん! プロセスに、萌えるんよ!」
 頼むからお前ら公衆の面前で、エロゲとか風俗とか大声で言うなよ!! 
 プロセス……ねえ。立花も、よく言ってたっけ。
 少女漫画のヒロインがヒーローと出会って、好きになって貰えるよう努力する姿に胸を打たれるの! その努力が報われるプロセスが、良いんだよ! って。
 プロセス、プロセス……なあ。
「糸恋なんとかってゲーム、ヒロインが学校の机の角でオナニーするとこから始まってなかった?」
 俺の疑問に、ヒョーマは目を輝かせた。
 その瞳には「プレイしたん!?」って、デカデカと書いてある。
「あ、いや、体験版だけ……」
「ああ、アンタ、オナニー配信者じゃもんな。オナニー見たら、満足じゃな」
 こ、殺してやりてえ。
 今から池袋が日本国憲法を、適用されなくならないかな。元から適用されてないもんだし、別に良いだろ。
 今まで黙ってスマホを見ていた、夜神 月ウルフカットマンも手を叩いて笑い出す。
「アレ、ガチ笑ったわー! デリヘルでも、呼んでたん?」
「デリバリー ヘルス出来ないような、ド田舎に住んでんだよ! こっちは!」
「ナニソレ。離島とか?」
「お前らに言ったところで、分からねえよ。東京都民が」
「俺、23区外だよ」
 サラッとこう言う発言をするあたり、東京もんって感じがする。
「コイツの地元、ガチで田舎なんですよ~。風呂は薪で沸かすし、街灯少ないし、コンビニもない田舎で~」
 歩夢の紹介に「トラフィック*ライト」の面子は、マジ!? そんなん有り得んの!? って、大袈裟に驚いていた。ジュンも膳をつつく箸を止めて、俺をぼんやり見ていた。
 なんだ? この視線……。なんか、見覚えあんぞ。
「つーか、お前。ピアス、開け過ぎじゃね?」
 話題を逸そうと、真ん中に座ったT.Tを見ながら言う。
 軟骨や舌まで開けて、見てるだけで痛いもん。
 服で隠れてる部分も、空いてるんだろうなぁ。
 ヘソとか。
「コイツな、見えんとこにもピアス開いとるけん。ドコじゃと思う~?」
「臍とか?」
 歩夢の言葉に、うんうんと頷いておく。
  ドリンクバーの原価一円にも満たない、コーラがうめぇぜ。
 だって、それ以外考えられねえし。
「正解は、乳首でした~」
 そう言いながら、蜘蛛が描かれたTシャツをペロンと捲り上げるT.T。
 俺は飲んでいた、コーラを吹き出す。
 吹き出されたコーラは、テーブルにじわじわと広がった。
「うわ、きたな!」
「目の前で乳首ピアス見せられて、動揺しない奴居る?」
 T.Tの乳首ピアスにはシルバーのチェーンが垂れ下がっていて、チェーンの先には鍵が数個ついていた。
「何、この、カギ」
「や、俺、すぐ鍵無くしちゃうんだよね」
「コイツ社不柱じゃから、バイト始めて三日でロッカーのカギ無くしよるんよ。ロッカーのカギだけやないけん。チャリ、アパート、ショーケース。カギってつくもんは、全部無くしよる。じゃから、乳首ピアスにつけといちゃろ思ってのう」
 歩夢は机をバンバン叩きながら、笑い転げている。
 しかも気管に入ったらしく、むせ返っている。
 コイツ、ゲラ(笑い上戸)だもんなあ。
 キーホルダーつけたら、良くね……? 乳首につける必要、ある?
 笑えない俺が、おかしいんか?
「コウ君。今度、コラボしない? チクニーASMR配信やろうよ」
「一人で、やれ!!」
 そしてこのタイミングでの、真打智顕の登場である。
 予想通り、めちゃくちゃカオスな空間になった。
 真人間には、ついていけません……。







 話して分かった「トラフィック*」ライトの個人情報は、こんな感じだ。
 ヒョーマはラーメン屋と居酒屋で、バイト中のフリーター。俺と被ってんじゃん。
 年齢は、今年で二十三歳。うわ、年上かよ。やり辛ェ。
「トラフィック*ライト」の発案者でもあるらしい。
 アイデア出しは、大体ヒョーマと言っていた。
 T.Tは、映像系の専門学生らしい。年齢は、二十歳になったばかり。
めちゃくちゃ分かる。動画編集は、主にT.Tらしい。
 確かに、何を見て欲しいのか? 誰に向けてなのかは、めちゃくちゃわかりやすく編集されてると思う。
 両親が共働きだが、実家暮らし。
 バイトは、タイミーや短期やウーバーイーツを繰り返しているようだ。
 ホストの体験入店をしてみたが、馬鹿すぎて初日でクビを切られたらしい。そんなこと、ある?
 ジュンの年齢は、まさかの今年で二十七歳だった。それでよく、高校生名乗れるな。すげえわ。
「トラフィック*ライト」の金銭管理や、広報アカウントの管理や、機材の調達など総務部の人間って感じがする。
 実家を離れて、会社員をしながら配信活動をしているらしい。
 間近で見ると、怖いくらいに綺麗な顔をしていると思う。
 智顕も綺麗な顔してるけど、怖いと思ったことはない。
 どころか、もっと近くで触れたい。見たい。って思う、美しさだ。
 決して、変な意味じゃない。
 だけど、ジュンは恐怖を感じる美しさだ。
 具体的に、ドコが? って聞かれたら、回答出来ないんだけど。
 歯並びが悪い、目が寄り過ぎてるとか逆に離れ過ぎてるとかはない。変なパーツは、ないと思う。
 なのに、怖い。
 アニメイトで目当ての商品を買えた歩夢に聞いてみると、歩夢は「そう? フツーに、綺麗な兄ちゃんだと思うけど」と首を傾げていた。
「雰囲気沼黒君に似てるから、浮気してる感じするんじゃね?」
 なんて、ぬかしやがったのだ。
「ハァー!? 全然似てねえし!! 静弥のが清楚系で、可愛いし、美形ですー!!」
「大雑把に見たら、一緒だと思うよ」
 他人の顔を覚えられない、智顕の言うことなんて信じられるか。
 今日は、この後にまたレッスンがある。
 大分と仕上がって来た実感があるから、ちょっと前みたいな苦しさはない。
 今日はどれだけ上手くなれるかが、楽しみなくらいだ。
 歩夢と智顕も同じ気持ちのようで、以前より息が合っているように思う。
 智顕はスポーツカーのハンドルを切りながら、満面の笑みで言った。
「来週のお泊まり会、楽しみだね」
 アッ。忘れてたぁ……。静弥に、まだ言ってねえや。
 だって智顕の名前を出すだけで、顔つき怖くなるんだもーん。
 練習のためとは言え言い出しにくくて、後回しにしてたんだよな……。
 うん。覚悟、決めよう。念の為後ろの穴、洗っておこう……。
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