泥中の光

RRMR

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四話

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 沼黒に連れて行かれたのは、沼黒の私室だった。
 整理整頓されていて、男の中ではかなり綺麗な方だろう。
 六畳一間の部屋には、ベッドと勉強机と箪笥と本棚が配置されている。
 和室なのに、ベッドと言うちぐはぐさが沼黒っぽいと思う。
 勉強机の上には、ノートパソコンが鎮座している。俺を見ろと言わんばかりの配置で、この部屋の主役かのような錯覚を覚えた。
 ノートパソコンの横にはタブレットが置かれ、タブレットの上にはスマホが重ねられてるところを見ると勉強机と言うよりPCデスクだ。
 スマホの機種は、iPhone8。化石じゃねーかよ。
 こいつがスマホを持っているだけで面白いのに、まさか機種でも笑かしに来ると思わなかった。
 勉強机の隅には、開かれたスケジュール帳が遠慮がちに座っている。まるで電車の隅の方の席で、縮こまって座っている老人かのよう。
 スケジュール帳の上には、太軸のボールペンが寝転がっている。
 スケジュールを書き込んでる途中に、雨が降り出し外へ行ったら俺と出会わしたってところだろうか。
 スケジュール帳をチラリと見ると、時間と○×が書き込まれていた。
 時間の書き方は、8:30~17:00とか15:30~22:30とかだ。
 大学ならば一限とか二限とか書くだろうし、こんな遅い時間まで大学の授業はない。
 この時間は週五の頻度で書かれていることから、アルバイトかと思われる。
 え、こいつ、大学行ってないの? 沢井の次くらいに、頭が良かったのに……。国公立は無理でも、有名私立くらいなら入れるだろうに。
 頭良いのに、勿体ない。
 いやそれは、俺の価値観か。俺の価値観で世界が回っている訳でも、沼黒が動いている訳じゃないもんな。
 学校に嫌な思いばかりある沼黒からしたら、社会に出た方がみんな大人(表面上は)だし楽なのかもしれない。
 ○×は全て過去の日付に書かれていて、なんの法則性もなかった。
 もしかしたら、沼黒の体調や気分の良し悪しかもしれない。
 中学校の一年生の頃に、教科書に載っていた向田邦子のエッセイを思い出した。
 学童疎開する妹に、向田邦子の父親は葉書を持たせる。
 妹は文字がまだ書けないから、元気な日は○を書きなさい。と、父親が言いつける。最初のうちは妹から○が書かれた葉書が届くが、次第に×になりーー届かなくなった。
 葉書が届かなくなったのは、妹が病を患ったからだったはずだ。
 物語のテーマは、家族愛とか戦争の悲惨さだろう。
 クラスのみんなが「厳しいけど、優しいお父さんだよね」とか感動してる中、俺は全く感動しなかった。
 なにが一家の大黒柱だよ。そいつ嫁だろうが娘だろうが、女に手をあげるクズじゃん。DV野郎じゃん。
 時代もあったと思うが、俺はいい父親だと思わなかった。
 勉強机から本棚に、視線を移す。
 本棚に並べられている本は、高校受験の赤本や参考書。小学校の時に、学校で買わされた辞書。小学生に人気がある、児童文学の有名なミステリーシリーズ。
 壁には何も貼られていない。
 沼黒の今の趣味が分かるものが、部屋から何も感じられない。
 なんていうか、刑務所みたいな部屋だな……。それが、率直な感想だった。
「写真、撮らなくて良いの?」
 沼黒の問いかけに「へ?」と、俺は間抜けな声をあげた。
「勝本くん。よく僕の家に悪戯して、写真撮りに来るよ」
「は……?」
 わざわざこんな辺境に赴いて、悪戯する……? どんだけ暇なんだよ。
「蜜柑の皮を玄関に捨てて行ったり、干してる洗濯物に生卵ぶつけて来たり、花壇踏み荒らしたりしてるんだ。TukTekに、よく動画あげてるよ」
 そう言って沼黒は化石携帯を取り出して、TukTekの動画を俺に見せて来た。
 画面の中の勝本、岩崎、別所の三人が下卑た笑い声をあげながら、干してある沼黒のボクサーパンツにマジックで落書きしている。
 全身から、さっと血の気が引いて行く。
「さすがにライン越えだろ! 警察行けって!」
「行ったよ。無駄だった」
 まるでパソコンが壊れた! ちょっと見て欲しい! と他人に助けを求めるたら、コンセントは抜けてない? なんて返事をする人間を見るような目で、沼黒は俺を見た。
「なんで、警察は動かないんだよ」
「心身を脅かす、実害はないですからね~。子供の悪戯で動くほど、我々は暇じゃないんで~。だってさ」
 沼黒は他人を小馬鹿にしたような口ぶりで、そう話した。沼黒に実際に言った、警察官の真似だろう。
 沼黒は仮面のような笑顔で「放火してやろうかと思ったよ」と吐き捨てた。
 お前みたいな奴が言うと、冗談にならねえんだよ。
「で、なんだよ。お前が、したいことって」
 まさか、勝本たちを殺しに行くとか言わないよな……? もし万が一、億が一、そんなことを言い出したならば、どうやって止めよう。
 言葉では勝てないなら、武力行使しかない。
 いざって時の為に、身体を温めておくか。呼吸が整えば、身体は自在に動く。心を、燃やせ。
 俺は畳の上で、腕立て伏せを始めた。
「何してるの、人ん家で」
「すみません」
 沼黒が虫でも見るような目で、俺を見下している。
 俺は腕立て伏せをやめ、ビシッと立ち上がって腕をピタリと胴体にくっつけた。
「僕が、したいことはね」
 沼黒が顔を近づけ、耳元で囁く。
「ひかる君の自慰が、見たい」







 俺の自慰を、見たい。それは、俺のオナニーが見たいってことですよね。有名政治家の構文かよ。
 なんで? とかの疑問より、キッッショ。何、言ってんだこいつ。って言う嫌悪感の方が、勝った。
「ライン越えだろ、それ。引くわ」
 こいつに道徳心や倫理観が備わってないのは、分かっている。
 第一声に出る言葉は、素直なものだ。本音しか、出せないから。
「さっきもそれ言ってたけど、そのラインは、君の中での話だよね。君にしか通用しないよ」
 凪いだ海のように、静かに言う沼黒。
 静弥と言う名前は、こんな子供になるって予言してのことだろうか。それとも品のある物静かな子供になって欲しい。という親の願望だろうか。はたまた、全然泣かなかった赤ん坊だっただけかもしれない。
 沼黒は眉毛すら動かず、俺をただ見つめてる。
「しょ、承諾するかは置いといて、理由を聞かせろよ」
 沼黒の眉毛が下り、肩が震え出す。
「か、勝本くん達に、その、人気配信者のコウが自慰してるところ、撮影して来い。って言われて」
 勝本が、そんなことする訳ない。いやあいつは現に人の家に襲撃して、危害を加えてる。やってもおかしくない。
 そんな矛盾めいた思考が、ぐるぐると頭の中でメリーゴーランドのように回っている。
 全身の血液が凍り、呼吸が浅く速くなっていく。
 俺が好きな勝本は、もう居ない。
 人は変わるものだと知っていたけれど、分かってはいなかった。
「巻き込んで、ごめん……」
 死にかけのペットに話しかけるように、柔らかい声で謝る沼黒。
 余りに優しい声で、俺の心臓は正常な脈を取り戻した。
 沼黒が手の甲で涙を拭った時に、見えてしまった。
 左手首についた、オリーブの実のようなサイズの痣が。
 勝本達にやられたのか……?
 俺が断ったら、こいつはまた殴られるのか?
 そうだ。こいつは、被害者なんだ。被害者が頭を下げないといけないなんて、おかしい。そんなの間違ってる。
「違うだろ! 悪いのは、勝本! 今から、警察行こうぜ。俺、一応それなりに有名な配信者だしさ。俺のアカウント見せて警察が舐めた態度取ったら『今の態度配信するけど、いいの?』って脅したら、ちょっとは話聞いてくれると思う」 
 我ながら、名案じゃないか? 田舎者の警察官は、登録者十五万人のWeTuberなんて生で見たことないだろう。
 そんな配信者を前に舐めた態度を取れるなら、本物の馬鹿か勇者しか居ない。
 水戸黄門の印籠より、効果があるんじゃないだろうか。
 そうと決まれば、今すぐにでも交番に行こう。
 沼黒の顔を見ると、白い肌から血の気が引いて行く。
 この怒りで顔色が悪くなるタイプの人間を、俺はよく知っている。
 普通の人間は頭に血が上り、顔が赤くなる。十人居たら、八人はこのタイプだろう。俺も、そうだ。
 この手の人間は怒鳴ったり暴力を振るったりはするが、まだ対処出来る。対処法は、至ってシンプルだ。相手より、強い力で捩じ伏せればいい。
 残りのニ人は、怒りで血の気を失って顔が青くなるタイプ。沼黒のように。
 このタイプは本当に厄介で、まず言葉が通じない。自分がマイノリティであるのに、世間一般とのズレを感じてないし指摘したら発狂するタイプだ。
 例えば、俺がケーキ屋の店員だったとしよう。
 主婦客が予約をしていた、子供のバースデーケーキのネームプレートの名前を書き間違えてクレームが発生したとする。
 顔が赤くなるタイプは
「子供の名前を、書き間違えるなんて失礼!」
「新しいケーキを、用意して!」
と、まだ言い分が分かるクレームを言ってくる。
 青くなるタイプは、こちらが頭を下げて謝り新しいケーキを用意しても
「謝罪されても、貴方達が子供の名前を間違えた事実は覆らないんです!」
「店長を呼ぶ? ふざけないでください! 私は、貴方達のために言ってあげてるのに。クレーマー扱いなんて、心外です!」
とか、言うタイプだ。
 どちらが厄介かなんて、論ずるまでもない。
 沼黒は、パターン青、っと。使徒かよ。
 そんな俺の嗜好をシャットアウトするかのように、聞く者の神経を逆撫でするデカいため息を沼黒は吐いた。
「さっきも、言ったよね。正しいことは、相手が望むことをすることだって」
「だからって、オナニーの動画撮らせる馬鹿が居るか!? ガンジーも、助走つけて殴るだろ!」
 そこらの人間より、自分の顔が映ったデータを渡すことのリスクは分かっているつもりだ。
 そもそも勝本達が、何に使うのかも知らない。
 ファンに高値で売る際に、絶対に第三者に漏らさないこと。なんて同意書を書かせても、必ず流出するのだ。
 不倫した芸能人の写真なんか、いい例だ。
 自宅で撮られた、ツーショットの自撮り。何故そのデータを、週刊誌が持っているのか?
 絶対に流出しない、データなんてない。
 俺がアカウントを消しても、不特定多数の顔も名前も知らない人間の手元にはデータが残る。
 下手したら有名なゲイビデオの先輩みたいに、俺のオナニーの様子が扱われるかもしれないんだ。
 そんなリスクを、冒す訳がない。
「ああもう! とにかく、警察行くぞ!」
「この天気で? 僕、車持ってないよ」
 そうだ。外は、バケツをひっくり返したような雨だ。
 交番は、村の南の端にある。
 この天気で、徒歩で出かけるなんて死にに行くも同然だ。
 沼黒は、言葉を続ける。
「君って他人の話を聞かないし、理解しようとする姿勢もないよね。自分のやりたいことしか、やらない。だから、人気ないんだよ」
 その言葉は篠塚 晄と、コウ二人分の心臓を刺すものだった。
 まさしく、売り言葉に買い言葉。
「オナニー見せたら、良いんだろ。見せてやるから、これ以上俺の視界にウロつくなや。キモいんだよ。ウロついたら、殺すーーげぼっ」
 焦点が合ってない虚ろな瞳で、俺の首を絞めた。
 あ、マズい。こいつは、パターン青の人間だ。
 普通の人間がやらない行動をするし、普通の人間にとっての最大の禁忌を犯す側の人間だ。
 殺される。
 はっきりと、そう思った。
 俺は沼黒の腹に膝蹴りを入れて、沼黒の動きを止める。
 思うように踊れる為の筋トレを、サボったことがない。
 陰キャ底辺フリーターとは、鍛え方が違うんだよ。
 自分の体の動かし方は、俺が一番知っている。
 喧嘩は、力が強い方が勝つ。当たり前体操。
「キモいんだよ! しねや! 俺、何かした!? 勝本とかに、やり返せよ! 怖いから、出来ねぇんだよな!? お前、勝本とかと、一緒じゃねーか! 自分より下の人間にしか、手をあげられない。クズじゃねーか! 俺大学にも行ってるし、
配信者として知名度あるし、お前より上だから!  ムカついちゃうよねぇ? ザマァ!」
 沼黒は蹲ったまま、何かブツブツ言っている。
「ひかる君は、そんなこと言わないのに……」
 沼黒はふらりと立ち上がり、酔っ払いのような千鳥足で部屋を後にした。
「お~い。逃げんのかよ~。どこまでも、負け犬だな」
 沼黒の小さな背中に、笑い声をぶつける。
 みんなには、沼黒に同窓会の誘いが断られた。とか言っておこう。
 こんな気味悪い奴の家に、いつまでも居たくない。
 さっさと帰ろう。
 沼黒の部屋から、中廊下に出た瞬間だった。 
 俺の左太腿に、冷たい鉄のような物が当たった。気付いた時には、遅かった。そのコンマ数秒後には、スプラッタ映画のように俺の左太腿から
血が花吹雪のように舞い散ったのだ。
「は……? え?」
 たちまち、中廊下に血溜まりが出来る。
 太腿からの血は、どくどくと流れる一方で止まらない。
 何が起きたんだ? こういう時、どうするんだっけ? 止血? 止血する為のタオルとか、包帯は……。
 そうこう考えているうちに、体温がどんどんと失われていく気がする。呼吸も、乱れていく。
 あ、ヤバい。何がヤバいってこんな出血量なのに、痛みを感じていないことだ。
 俺は漫画のようにドサっと音を立てて、その場にうつ伏せで倒れた。
 薄れゆく意識の中で、なんとか顔を横に向けて周囲を見渡すと斧を構えた沼黒が居た。 
 どうやら中廊下に隣接している部屋で、待機していたらしい。
 当の沼黒は、クリスマスプレゼントで欲しかったゲームソフトを買って貰った子供かのような笑顔を浮かべている。
 アニメとかでよく見る、殺人に快楽を覚えるサイコパスかよ……。
 俺をここまで痛めつけられるんなら、勝本とかにやり返せるだろ。
 そんなことを思ったのも、束の間だった。
「ひかる君。夕飯、カレーでいいよね? デザートに、ヨーグルトもあるよ」
 お前となんか、飯食いたい訳ないだろ。何したと思ってんだよ。ふざけんなよ……。訴えるぞ、マジで。
 俺の辞書の「喧嘩」の項目に、修正が入った。
 倫理観ない奴が、勝つ。と。
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