俺の好きな幼馴染みは別な人が好きなようです。だが俺のことも好きかもしれない

希望

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新しい生活

希との会話

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希はテレビを見ながらいきなり、お兄ちゃんのこと好きな人が近い関係でいたらどう思うと聞いてきた。俺はそんなのいるわけないだろうと言おうと思ったが、希の真剣な顔を見て飲み込んだ。

「好きな人か、俺は誠心誠意に向き合って答えを出すな」

それが好きになってくれた人への礼儀だろう。まぁもしもの話だが。すると希はそっかと言って憂いを帯びた表情になった。何かを覚悟してるようなそんな表情だ。

「私はね、、、、いややめておこう。記憶を思い出してからじゃないとフェアじゃないからね」

何かその言い方だと俺のことを好きな人が別にいるみたいな感じなんだが。え?いるの?希のことは薄々感じていたが、距離感がやけに近いし、嫉妬をしてるところから何となくそんな気はしていた。

「そうか、俺は希のことは大切には思っているぞ」

これが今出せる俺の答えだ。遠回しだがこれで答えは伝わるだろう。できればこれで諦めて新しい人を探してほしいが。

『この人私の彼氏なの』

やっぱだめだ。まだ希にそんなチャラい彼氏は早い。いや彼氏じたい存在を認めたくないまである。

「何か私に彼氏ができたらとか考えてるでしょ。できたらお兄ちゃんにチェックしてもらうから大丈夫だよ。、、、、まぁお兄ちゃんが好きだから当分できないと思うけど」

最後の方は聞こえなかったが、まぁ悪口はないだろう。好かれてるはずだし。希は俺が希の気持ちに気づいてることに気づいてないと思うけど。

「イケメンでも屑は多いからな。騙されるなよ」

実際に尾関先輩もイケメンに苛められかけたと言っていたし。イケメンは自信を持っている奴が多いから思いどおりにならなかったから何をしてくるか分からいからな。全員とは言わないが。

「偏見過ぎでしょ。お兄ちゃんも屑ってことになるよ」

俺はそんなにイケメンじゃないんだが、どっちかと言うとその辺のモブAなんだが。あれでも俺の回り美少女多くね?主人公って大体イケメンじゃないし、もしかして主人公だったりするのか?いやそれはないか希には好意を持たれているが、それ以外は友達って感じだしな。可憐も夏蓮もそうだろう。大切な幼馴染みって感じだし。俺もそう思っている。

「俺はそんなイケメンじゃないだろ」

「かみとか服装がおしゃれになればイケメンになると思うよ。それと野球部の助っ人なら私も呼んでよ」

希も野球ができるのか?運動神経はいい方だとは思うが。今までそんな話がでてきたことないから知らない。

「私は中学までお兄ちゃんと一緒に野球をやっていたんだよ」

「そうなのか、それじゃ夏蓮に言ってみるわ」

その後は櫻坂の曲を見て、るんがアップされた瞬間サリウムを振っていたらドン引きした表情で見られた。解せぬ。

「いやーるんはやっぱ最高だな。あの魅惑的な笑みドキッとしちゃうよ。それと可憐な笑みを見せるし、ほんといろんな笑みを見せてくれる」

「るんちゃんが可愛いのは分かるけど興奮しすぎでしょ」

「るんが可愛いのが悪い。人間の次元を越えている。天使なのかと思うほどに」

「その情熱を少しは私に向けてほしいんだけどなぁー」

「なんかいったか?」

「何も言ってないよ」

「そうか、俺は勉強してくるわ」

俺はそのまま階段を上がり、自室に向かった。フランス語を覚えなきゃいけないからな。明日単語のテストあるし。数学もあるがそれはもう捨てている。大学受験にも使わないし。むしろ人生で使わないまである。

俺は単語帳を発音を確認しながら覚えていき、一時間くらいでテストにでる範囲は覚えた。英語は覚えられないのにフランス語覚えられるの謎だ。

「ご飯できたよー」

俺は下に降りると、希が味噌汁をついでいた。おかずとか持って行ってと言われたので、持っていきテーブルに料理を置き希がくるのを待っていると、希がすぐ来て座ったのでいただきますと言って食べ始めた。

「お兄ちゃん夏蓮さんのことは思い出した?」

「小さい頃のことは思い出した。まぁ夏蓮には小さい頃以来あってなかったが。あと可憐のことも小さい頃は思い出したぞ」

今の姿は思い出せてない。高校の頃の友達も思い出してない。だが可憐といれば思い出すような気がするんだよな。そう言えば新しいアニメのヒロイン役に新人声優がでるんだっけ。演技力は見物だな。

「そうなんだ。そのまま思い出せるといいね」

希からしたら思い出した方が都合が悪いんじゃないか?もしかしたら好きな人もいるかもしれないし。それよりも対等に戦いってことか。

「ああ、近いうちに思い出せる気がするんだよ」

なんかどこかであって思い出すような気がする。可憐に直接会えるような気がする。

「可憐さんとは仲が良かったからね」

幼馴染みだけあって俺は可憐にたいして、何かしらの特別な感情を抱いていたのだろう。相手は分からないがね。

「そうかそれなら尚更思い出さなきゃな」 

「もうちょい記憶喪失の間にアピールしたいな」

希はなにかを小声で言ったが聞こえなかった。悪口じゃないだろうから問題ないだろう。なに勘違いしてるのキモとか思われてたらショックで寝込んじゃう。

「そろそろ俺は寝るわ」

そこさくは録画したし、やることはやったので大丈夫だろう。そのまま上に上がり自室入って布団をかぶり寝た。
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