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利奈と一時
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「それで利奈は今日休みなのか?」
利奈が作ってくれた朝食を食べがら、聞いてみる。この味噌汁美味しいな。出汁がちゃんとでている。この短期間で無理だから、わざわざ持ってきたのかり昨日から来る予定ではいたってことか。それなら連絡の一本ぐらいいれてもらいたいものだ。
「そうです。今日は学校の創立記念日だったので休みです。テストも問題なく点数が取れるので、来ようと思ったんです」
まぁテストに関しては心配していない。利奈は頭いいしな。県立千葉高等学校を目指せるレベルだ。だが俺と一緒の学校に通いたいがためにうちを受けるらしいが。
「本当にうちの学校でいいのか?利奈なら、もっと上だっていけるだろう」
「何を言ってるんですか。お兄様と一緒に登校する方が優先事項です。それとも私と一緒の学校に通うのが嫌なんですか?まさか好きな女子でもいるんですか?いるなら、私が滅します。お兄様に似合う女は私だけなんですから」
いや実の兄妹なんだから、それは不味いだろ。優花がいうにはまだ分かるが。まぁ優花は俺のこと好きになる可能性は低いがな。特に何かイベントがあった訳じゃないし。
「はぁー、利奈も好きな人作んないのか?」
「お兄様を愛しているので、問題ありません」
「問題大有りだよ。どこぞの千葉の兄妹じゃないんだから」
あいつら結婚式まで挙げているくらいだけどな。まぁあれはアニメだから、許されただけだ。それわ現実にするなら、困難しかないわ。いくら俺のことが好きな奴が楓くらいしかいないとしてもだ。それだけ付き合ったりするのは危険ってことだ。親も絶対に反対する。
「愛さえあれば問題ないですよ」
「それ良く離婚する夫婦が使う言葉な」
ちなみにこう言ったりするのは、お金がなかったりして、言う言葉である。それを自分に言い聞かせるようにして、正当化しようとするのだ。周りからの反対の言葉もそれで片付けようとしてるんだよな。
「あんな口だけの人達と一緒にしないでください。私は本当に愛しているんですから」
それはそれで問題だがな。きっと利奈の言っていることは本当だろう。だが現実的に愛してるからって解決する問題じゃない。利奈が歩かに好きな人ができてくれればいいが。
「ごちそうさま。それじゃ俺はそろそろ行くな。この辺は何もないが、東京に近いから、東京に行って、楽しむのもいいと思うぞ」
「分かりました。あ、これお弁当です。味わって食べてください」
「ありがとな。手作りのお弁当なんて、久しぶりで楽しみだ。それじゃ行くな」
「行く前に頭撫でてください」
おっと忘れていた。そう言えば中学時は行く前に頭を撫でてから、学校に向かっていたな。
俺は利奈の頭をポンポンとしたあと、撫でた。すると利奈はフニァーとした表情をしていた。そんなに気持ちいいか?
しばらく撫でたあと、俺はリュックを背負って、扉を開けて、外に出た。そして隣の部屋の義孝がでてくるのを待っている。まぁたぶんまたいちゃついているんだろうが。
少し待つと、義孝がでてきた。妹はまたにやついている。また何かしたのか。まぁいつものことだから、気にしないが。主人公は無自覚だから、怖いんだよな。
「おはよう義孝」
「おはよう理。そういえば理のところは今日は利奈ちゃんがいるんだよね。昨日和美が来るって言っていたよ。お弁当も作ってくれたんじゃないかい?」
そう言えば和美と利奈は転校するまで、同じ中学で仲が良かったな。兄を愛する同盟を和美と結んでいると言っていたな。それは和美は義理だから大丈夫なんだが。利奈は義孝を好きじゃないから、和美と仲がいいんだよな。他の義孝に近づいてくる女子はみんな義孝が好きだから、警戒してるんだよな。まぁ俺は桃井先輩に幸せになってもらいたいから、桃井先輩を応援するが。和美には悪いが。
だが義孝も和美はまったくそいう目で見てないだろう。俺妹の京介じゃないんだから、そいう目で義孝が和美を見ることはない。そもそも義孝が女子を好きになるのかも分からないしな。
「ああ、作ってくれたぞ、どうやら料理は俺が寝ている間にやったぽいな」
「そうかい。手作りお弁当は久しぶりで楽しみだね。それじゃ行くよ」
「そうだな」
俺達は駅に向かって歩き始めた。それにしても暑い。6月頃なだけあって、蒸されるような暑さだ。年々温暖化で、暑さが増してるような気がする。
「今週で一緒に行くのはまた次のテスト週間になるな」
「そうだね、理は部活に入ってるからね」
「義孝はどうだバイト。楽しいか?」
義孝にはもう一回野球をやってほしいが。義孝は和美のために働きたいと思ってるから、無理に誘ったりはしない。それに定期的にバッティングセンターに行ったり、近くの公園で壁当てでピッチングをしてるのは知っているからな。大学に入ったら。またやろうと思っているんだろう。和美もその頃には高校生だからな。自分の好きなことに使いたいお金は自分で稼げるからな。さすがに稼げるのに、お金をたくさん渡したりはしないだろう。そこまで義孝は甘やかしたりしない。
「楽しいよ。良くしてくれるしね。だけどほとんど女子なのは謎なんだけどね」
そんなところでも、主人公効果発揮してるんだな。どこでもでるもんなんだな。この感じだと。入学した大学のゼミとかも女子だらけになりそうだ。サークルとか部活もマネージャーが美少女だらけになってそうだな。きっとこれからも主人公効果を出してくるんだろう。
利奈が作ってくれた朝食を食べがら、聞いてみる。この味噌汁美味しいな。出汁がちゃんとでている。この短期間で無理だから、わざわざ持ってきたのかり昨日から来る予定ではいたってことか。それなら連絡の一本ぐらいいれてもらいたいものだ。
「そうです。今日は学校の創立記念日だったので休みです。テストも問題なく点数が取れるので、来ようと思ったんです」
まぁテストに関しては心配していない。利奈は頭いいしな。県立千葉高等学校を目指せるレベルだ。だが俺と一緒の学校に通いたいがためにうちを受けるらしいが。
「本当にうちの学校でいいのか?利奈なら、もっと上だっていけるだろう」
「何を言ってるんですか。お兄様と一緒に登校する方が優先事項です。それとも私と一緒の学校に通うのが嫌なんですか?まさか好きな女子でもいるんですか?いるなら、私が滅します。お兄様に似合う女は私だけなんですから」
いや実の兄妹なんだから、それは不味いだろ。優花がいうにはまだ分かるが。まぁ優花は俺のこと好きになる可能性は低いがな。特に何かイベントがあった訳じゃないし。
「はぁー、利奈も好きな人作んないのか?」
「お兄様を愛しているので、問題ありません」
「問題大有りだよ。どこぞの千葉の兄妹じゃないんだから」
あいつら結婚式まで挙げているくらいだけどな。まぁあれはアニメだから、許されただけだ。それわ現実にするなら、困難しかないわ。いくら俺のことが好きな奴が楓くらいしかいないとしてもだ。それだけ付き合ったりするのは危険ってことだ。親も絶対に反対する。
「愛さえあれば問題ないですよ」
「それ良く離婚する夫婦が使う言葉な」
ちなみにこう言ったりするのは、お金がなかったりして、言う言葉である。それを自分に言い聞かせるようにして、正当化しようとするのだ。周りからの反対の言葉もそれで片付けようとしてるんだよな。
「あんな口だけの人達と一緒にしないでください。私は本当に愛しているんですから」
それはそれで問題だがな。きっと利奈の言っていることは本当だろう。だが現実的に愛してるからって解決する問題じゃない。利奈が歩かに好きな人ができてくれればいいが。
「ごちそうさま。それじゃ俺はそろそろ行くな。この辺は何もないが、東京に近いから、東京に行って、楽しむのもいいと思うぞ」
「分かりました。あ、これお弁当です。味わって食べてください」
「ありがとな。手作りのお弁当なんて、久しぶりで楽しみだ。それじゃ行くな」
「行く前に頭撫でてください」
おっと忘れていた。そう言えば中学時は行く前に頭を撫でてから、学校に向かっていたな。
俺は利奈の頭をポンポンとしたあと、撫でた。すると利奈はフニァーとした表情をしていた。そんなに気持ちいいか?
しばらく撫でたあと、俺はリュックを背負って、扉を開けて、外に出た。そして隣の部屋の義孝がでてくるのを待っている。まぁたぶんまたいちゃついているんだろうが。
少し待つと、義孝がでてきた。妹はまたにやついている。また何かしたのか。まぁいつものことだから、気にしないが。主人公は無自覚だから、怖いんだよな。
「おはよう義孝」
「おはよう理。そういえば理のところは今日は利奈ちゃんがいるんだよね。昨日和美が来るって言っていたよ。お弁当も作ってくれたんじゃないかい?」
そう言えば和美と利奈は転校するまで、同じ中学で仲が良かったな。兄を愛する同盟を和美と結んでいると言っていたな。それは和美は義理だから大丈夫なんだが。利奈は義孝を好きじゃないから、和美と仲がいいんだよな。他の義孝に近づいてくる女子はみんな義孝が好きだから、警戒してるんだよな。まぁ俺は桃井先輩に幸せになってもらいたいから、桃井先輩を応援するが。和美には悪いが。
だが義孝も和美はまったくそいう目で見てないだろう。俺妹の京介じゃないんだから、そいう目で義孝が和美を見ることはない。そもそも義孝が女子を好きになるのかも分からないしな。
「ああ、作ってくれたぞ、どうやら料理は俺が寝ている間にやったぽいな」
「そうかい。手作りお弁当は久しぶりで楽しみだね。それじゃ行くよ」
「そうだな」
俺達は駅に向かって歩き始めた。それにしても暑い。6月頃なだけあって、蒸されるような暑さだ。年々温暖化で、暑さが増してるような気がする。
「今週で一緒に行くのはまた次のテスト週間になるな」
「そうだね、理は部活に入ってるからね」
「義孝はどうだバイト。楽しいか?」
義孝にはもう一回野球をやってほしいが。義孝は和美のために働きたいと思ってるから、無理に誘ったりはしない。それに定期的にバッティングセンターに行ったり、近くの公園で壁当てでピッチングをしてるのは知っているからな。大学に入ったら。またやろうと思っているんだろう。和美もその頃には高校生だからな。自分の好きなことに使いたいお金は自分で稼げるからな。さすがに稼げるのに、お金をたくさん渡したりはしないだろう。そこまで義孝は甘やかしたりしない。
「楽しいよ。良くしてくれるしね。だけどほとんど女子なのは謎なんだけどね」
そんなところでも、主人公効果発揮してるんだな。どこでもでるもんなんだな。この感じだと。入学した大学のゼミとかも女子だらけになりそうだ。サークルとか部活もマネージャーが美少女だらけになってそうだな。きっとこれからも主人公効果を出してくるんだろう。
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