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終章・らすとぱーと編
#38・レンタル彼女になるとどうなるのか?
しおりを挟む「アック、私レンタル彼女になりたい。」
「はぁ!? 俺という絶対的な彼氏が
いながら浮気か!? 浮気なのか!!」
「浮気じゃないわよ。
そもそもアックを彼氏だなんて思った事
一度もないんだけど。
婚約者の体を装うただの相棒でしょ。」
「ヤるだけヤって捨てるんだな!
何て薄情なTSっ娘だ!
ビッチ属性解禁おめ!!」
「ぶっ飛ばすよ?」
確かに、女体化快楽の果てを求め
アックスとヤったのは否定しようのない事実だ。
しかしアレは俺なりの事情があったからに
他ならない。
つーか、非難したいのか祝福したいのか
ハッキリしろ。
別にビッチ属性解禁した訳じゃねーよ。
「おうソーリーソーリーっ!
でも、どういう風の吹き回しだ?」
「アックさぁ、彼氏役のクセに
偽デートで反応薄いじゃん。
私が本当にイケてるか疑わしいんだよね。」
珍しくアックスの顔が冷めてんな。
本人も思う所があんのか。
「あ、あのなぁ……俺だって過剰反応してーさ!
ベタベタに褒めてベタベタに触りてぇ!
なのによぉ、サユはセクハラだの変態だの
罵ってボコしてくるんだぞ!?
言いてぇ事も言えねーよこっちは!!」
「ふーん。アックの言い分は分かりました。
つまらない言い訳ですね。」
「つまらない言い訳で悪かったな!!」
「まーた朝から痴話喧嘩つら。」
「「――喧嘩じゃない!!」」
「分かったつら。」
「ま、サユの好きにするといーぜ。
どうせ最終的に俺を選ぶからな。」
何故、余裕な態度で挑発してくるんだ?
婚約者という地位に胡座をかいてるのか。
いいぜ、そっちがその気なら。
「ふんっ! 精々余裕かましてるといいわ!
私が直々に後悔させてあげる!」
「あぁ、俺はいつでも待ってるぜ!」
*
放課後。
俺はアックスと別れミミア宅へとお邪魔した。
本当はソノハに用があるが、
訳あって彼女はミミアと同棲してるらしい。
で、ソノハに案内されるまま、
ミミアの部屋に上がり込む。
今日は定期的に行われるアックスを除く
女子会日である。
俺は当初、これに関して猛反対していた。
だが、ソノハにこう言われたんだ。
――魅力のないTSっ娘だとアックス君に
捨てられちゃいますよぉ~?
彼の傍に居たいなら、
美を追求するのは当然の義務でしょ~? ――
むちゃくちゃ正論言われた。
その通りだ。
アンドロイド族という存在のおかげで
美少女TSっ娘というブランドそのものの
希少価値が危うい。
この容姿を良い事に、ダラけて居れば
俺より美に敏感なTSっ娘勢に
彼が目移りする可能性は充分ある。
またアックスを失ったら俺は独りになる。
……そんなのは嫌だ。
その頑固な思いが俺を動かした。
毎週末に行われる第1班女子会。
内容としては、ファッション誌や化粧品、
香水などの資料調査。そこから得られる
情報を元に会議、考察を行い
美を追求するというものだ。
ざっくり言うと、俺はファッション担当。
ミミアはその嗅覚を活かした香水担当。
ソノハは化粧品担当である。
今日も今日とてそれが始まろうとしていだが、
俺には先に話したい事がある。
「ソノハちゃん。
聞きたい事があるんだけどいい?」
「どしたのサユキちゃん。」
「私さ、レンタル彼女始めようと思うんだけど
具体的にどうすればいいか分からないんだよね。
ソノハちゃんなら何か知ってると思って……」
「はぁ!? アックス君居るのに何考えてんの!」
「……うぅ。」
ソノハ怖。俺泣きそうだよ。
「まぁ落ち着いてよソノハ。サユキちゃんは
考え無しにこんな事言う子じゃない。
彼女なりの理由がある筈だ。」
「そ、そうですねミミア。」
ナイスでっせミミア。
もうすぐで部屋が危ない所だった。
「では、話します。」
俺は今朝のやりとりを含めて
計画の全貌を2人に話した。
「ふーん。サユキちゃん私の知らない所で
しっかり女の子してるじゃない~。ふふっ。」
「僕もこれは驚きだよ。」
「2人とも私を馬鹿にしてる!?」
「馬鹿になんか……ぷぷっ。」
「やめてくれソノハっ、くっ。
僕まで釣られて笑いそうだ。」
何が面白れーんだ。
俺は見せ物じゃねーぞ。
「まっ、まぁ! 女の子の大先輩である
このソノハ師匠に任せなさい!!
レンタル彼女の髄から髄まで
みっちり叩き込んであげるわ!!」
「宜しくお願いします! 師匠っ!」
*
俺はそれからと言うもの、
2人によって文字通りレンタル彼女の
ノウハウを叩き込まれた。
彼女らは未経験者なのにやたら詳しい
指導を行ってくれる。
俺のために本気で調べてくれていたのであろう。
感謝しても仕切れねー。
そんなかんやで。
俺は晴れてレンタル彼女になった。
登録したアプリから開けば、
既に客が殺到している。
このエリートTSっ娘である俺に
釘付けな奴が多いのは予想していたが、
ここまでとは……捌き甲斐があんじゃねーの。
さて、最初のターゲットは誰にしようかな。
ふむふむ。
ルナクス・サテラーシェ。
ミミアの弟だっけか?
まぁ、変に身近な奴よりは丁度いい距離感の
奴の方がやりやすい。
男子中学生がなぜ登録してるかはこの際
気にしたら負けだ。
それにミミアの弟だ。
姉の女友達に手を出すような奴じゃないのは
なんとなくわかる。
……決まりだな。
*
そして迎える、レンタル日。
「おっはー、ルナクス君!」
「おっ、おはようございます。」
「もー、緊張しなくていいって!
私達さ、結構面識あるでしょ!」
「……うっ。確かにそうですけどぉ。
私服姿がいつもの印象とは違って…………」
あーやべぇ。
俺ケモナーかもしれん。
成る程、ショタケモを犯したくなる者達の
気持ちが何となく分かってきたぞ。
てゆーか。
ミミアの弟ってだけあって、
凄い美形のケモ美少年だな。
たまにしか顔見ないから意識しなかったけど
間違いなく上玉だよな。
そういや、私服ソノハに出会った時の俺と
全く同じ反応なのがなんか懐かしいな。
「ルナクス君ってさ、その気になれば
彼女出来そうなのに何でこんな事やってるの?」
「出来ませんよ。獣人顔なんて
畏怖の対象でしか無いですから。」
そうなのか?
言われてみれば、ミミアとルナクス以外で
獣人顔の奴を見ねーな。
本物っぽい猫耳犬耳生やした奴なら
そこら中に居るが……
んー、これ以上聞くのは失礼だよな。
「そっか! でも私は好きだよ。
ルナクス君の顔。正直モフりたい。」
「――ッ!?」
「あっははぁ! 顔真っ赤にして面白いねー!
うりぃうりぃ♪」
くははぁ! こりゃいい感じに
レンタル彼女出来てんじゃねーの俺!!
ぐりぐりエレボーをくらえっ!
「……ありゃ?」
悪ノリする俺の両肩を掴み引き離した。
「あまりからわないで下さい。
俺だってその……男で獣なんです。
婚約者も居るんですから、自分の身体。
大事にして下さいよ。」
んぁぁあっ!! 眩しいっ!
どこぞの変態吸血鬼より雌分からせが
お上手じゃねーか!!
「~~っ!」
「サユキ……さん?」
「よ、よーしルナクス君!
デート始めよっか! お姉さんがリードするよ!」
「リードって……どこ行くんです?」
「…………」
どうしよ。決まってねーや。
修行の成果ゼロっす。
「目を逸らさないで下さい。もしかして、
姉ちゃんの言う通りアホの娘だったんですね。」
「うるさぁいっ! 私はアホの娘じゃないっ!」
「分かりましたよ。
そんじゃ、ジンマウント学園の
裏山でも散歩しますか。」
「ルナクス君はそれでいいの!?」
「まぁ、はい。」
「そこ肯定しないでよ!
もっと他にもいい所あるでしょ!?」
「えぇ。サユキさんの言う通り
あるかもしれません。でも、
俺はサユキさんとピクニックしたいんです。
他の所はもっと大事な人に……
それとも、何か名案はあるんですか?」
「ないわ。」
「じゃあ大人しく俺に着いてきて下さい。」
*
翌朝。
朝食の場にて。
「……うっ。うぅ。」
俺は完全敗北した。
勢いで始めたものの、
結局これという話もないままルナクスと
ピクニックして……それきりだった。
「サユ、失敗したな。」
「合掌つら。」
「私、話題の引き出しショボいし。
元々レンタル彼女なんて向いてないんですよぉ。
――もう辞めます。」
悔しさに嘆き。顔を両手で覆った。
「へっ! 俺はそーなると思ってたぜ!
みっともねーなサユぅう!! うぇーいっ!」
何でコイツはこんな嬉しそうなんだよ。
こっちは悲しくて叫びたいくらいだぞ。
「姉たん。気にしなくていいつら。
こう見えてオノ君、長時間部屋の隅で
体育座りしながらボソボソ言ってたつら。」
「ちょっ、鶴! それ言うなって言ったよな!」
あれ、悲しんでたの俺だけじゃない?
へーそうか。あのアックスが。
「……ぷっ、あーはっはっはぁ!
アックの方こそみっともないですね!!」
「おいサユ、笑うんじゃねー!
どっちもどっちだろーが!!」
「やっぱ、私というエリートTSっ娘がいなきゃ
まともじゃいられない情弱吸血鬼なのね!」
「昏睡した俺に夜這いキスしてくる
発情TSっ娘よりかマシだっつーの!!」
ぐっ、気づかん内に
カウンターまで上手くなりやがって。
……だけど。
「私、男と一緒なら
アックと居る時が1番気が楽です。
これからも宜しくお願いしますね、相棒。」
「ア゛ー、何つーんだ。俺の方こそ、よろ。」
アックスは気恥ずかしそうに、頭を掻いた。
ふっ。この照れ屋さんめ!
「尊いつら。」
「いいガソリン呑めそう。」
「お嬢、愛弟子……」
「これでもまだ恋愛音痴ーズなんですよねぇ。」
外野がうるさいな。
「ねぇ、アック。この食事が終わったら
一緒にドン勝つ目指そ?」
「あったりめーだ! やってやんぞ!!」
*
そんな一連のやりとりがあった朝食の後、
歯磨きを済ませる。
続けて外出用の衣服に着替え偽デートをするか、
fpsゲームに興じるか。
休暇生活の形は主にその2つへと分かれる。
だが、基本は後者の方を選ぶ事が多い。
なぜなら俺自身、根っからのインドア派だからだ。
それは前世から変わっちゃいない。
前者のパターンは偽デートといい、
実際ただの買い物デート。
足りなくなった日用品ついでに
衣服を補充、外食するだけの作業。
どこぞの家政夫がサボり魔の所為で、
こんな事をする羽目になったんだ。
本来買い足しとくべきはマサ兄だろ。
映画館、博物館、水族館、動物園、遊園地。
お洒落なカフェ。
考えればやりようはいくらでもあるが、
そんなの頻繁に寄っても面白みがない。
この意見については、アックスとも一致した。
貴族だから金銭的に
困ることはないし、いつでも寄れる。
互いにそれを知ってる故。こうなった。
結論、相棒とやるゲームは楽しい。
他のファミリーらは
このゲームの楽しさに気付いていない。
「サユ、早くキャラ選択画面押してくんね?
進まねーんだが。」
「あ、ごめん。」
人をダメにしそうなソファーに座り、
ボタンを押してく。
真横で座っているアックスは、
まだかよオーラを出して反応のないボタンを
カチカチしてる。
「じゃあ私はこの子で!」
「またクノイチかよ。」
「そーゆーアックこそ姫血騎士じゃん。」
このゲームは職業によって
操作ヒロインの固有スキルがある。
それをどう活かすかによって
戦局はいくらでも変えられるのが
奥深くも面白い所だ。
そんな感じの、
22人マッチ11チーム制のサバイバルfpsである。
――ばんっ!
やっべ、偏差撃ちミスったぁ。
「ったく、相変わらずガバエイムだな。
キツいのは下だけか? こうやんだよ。」
――バンっ! 《1kill》
「えっ、うま。何これ。てかワンパン。」
「まー、ヘッドショット狙えば
結構削れっからな。
でも、彼方も削れてたのは間違いねー。」
「……じゃあ、この付近は私達以外にも
ペアチームがいるって事ね。」
「その通りだ。警戒を怠るなよサユ。
いつもそれでドジかまして敗北すんだからな。」
「いえ、ここは動き時でしょ!」
「待て! 顔出すな……あ。」
足元に転がる手榴弾を確認し、俺らは悟った。
「ほら、言わんこっちゃねぇ。」
「うにゃーっ! 爆破オチとか最低ぇぇえええ!」
「サユの所為だろうがぁあああああ!!!」
――ぼごぉおおおおおおんんっ!!
0
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