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4章 求められる英雄、欲しない英雄
45話 男は女の為に受け入れ、小さな優しい約束をする
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「ラフィの髪って栗色かと思ってたら、それより明るいオレンジ色の髪だったんだな? 元々、美人だったけどさ、モテるんじゃないのか?」
「チッ、アタイ、いや、アタイ達、ミサもセアンも男にモテたいって思った事はないよ。今回、来なかった奴等はどこかの誰かに貰われて、スラムを出ていくのを夢を見てるようだけど、アタイ達は男達に穴を貸してやって金を貰うだけの関係」
ミサとセアンというのはラフィと同じく娼婦をしていた子達で、今回の仕事斡旋に応じてきてくれた少女だ。
ラフィの口から穴という開き直りにはちょっとびっくりしたが、落ち着いて考えれば、元の世界の風俗の女の子も突き付ければ同じなのかも、と思う。
まあ、一度も行った事ないから想像しか出来んけど……
などと俺も話を振った訳だが、別に今、この話題をしたいと思ってしている訳ではない。
俺が体を洗おうと風呂から出ようとした時にやってきたラフィを見て、どうしたらいい! と葛藤してるとラフィは前を隠しながらかけ湯をして湯船に入ってきた。
とりあえず、ラフィが居る方向を背後にするようにして湯に浸かると、ラフィは俺の背中に自分の背中を重ねるように座った。
その背中の感触に身動きが取れなくなって困った俺が変に意識しそうになっている自分を誤魔化す為に話を振っているというのが現状だ。
くぅ! 一瞬、「シーナ、アタイを抱いてっ!」という妄想も過り、「そうか、俺の嫁になるか!」まで未来予想したのに違うっぽい。
はずかちぃ!
しかし、色々と話を振ったが全部に返事はするが、どこか思い詰めているように感じる。
むぅ、分からん。こうなったら、一時退却してターニャとパメラと相談するのが良さそうだな……
俺に女心を理解出来るスキルはない……それがあるなら、俺はターニャに殴られたりはきっとしないんだろうな。
あるなら、仕事してくれていいんだからね? スキル製造機様?
反応のないスキル製造機に溜息を吐く。
とりあえず、一旦、風呂から上がろう。
「そろそろ上がるわ」
そう言ってからラフィから離れて、頭の上に置いておいたタオルで腰に巻いて前を隠して立ち上がる。
「ちょっと待ちな、アタイが背中を流してやる」
「いや、いいって」
女の子に背中を流して貰えるシチュエーションを断るのはまさに断腸の思いだが、今は様子のおかしいラフィの事をターニャとパメラに相談するほうが大事だ。
遠慮しようとするが強引に誘うとするラフィに抵抗すると俺の背中に柔らかい突起物2つが当たる。
おっぱい。
触れられた場所に全神経が集中して動きを止めた俺を押して洗い場にラフィは連れていく。
し、しまった、巧妙な罠に……
「座って!」
とラフィに言われて、渋々、座る。
ここで頑なに断ったら、ラフィとの間に繋がりかけているものが断ち切れるような気がした。
背後でラフィがタオルに石鹸を付けて、泡だててるらしい音が聞こえる。
そして、俺の背中をタオルで擦り始めた。
「痛くない?」
「大丈夫だ」
それから、しばらく無言でラフィに背中を洗われているとラフィの手が止まる。
思わず、振り返りそうになるが前を隠すモノがないラフィの裸体を見てしまうと慌てて振り返るのを中止する。
セーフ、とか思っていると初めてラフィからまともに話しかけてきた。
「風呂に入る前にアンタの嫁、ターニャとパメラに採寸された。仕事の時に着る服を作るからって」
「ああ、ツナギの事ね。あれって結構、使い勝手いいから楽しみにしておいてよ」
そう、俺はスラムから来た子達にツナギを作る事を決めて、女の子が多いのでターニャ達、マロン達にも頼んで採寸をお願いしていた。
10歳以下の男の子は青で女の子はピンク。
逆に10歳以上の男の子は黒で女の子は赤で服屋に頼む予定だ。
まあ、10歳以上の男の子って俺しかいないのでしばらくは黒は俺だけになる予定だったりする。
同じ作業着を着る事で仲間意識が強まったりする。元々、スラムの子達は仲間意識が強いが形として見えるものがあって困る事はないだろう。
ターニャとパメラも俺にしては良い考えだと褒めて……あれ? 最近、俺にしてはというフレーズが多くないか?
俺の事、愛してるよな? と家にいるはずのターニャとパメラに念を送っているとラフィが俺の肩に手を置いてくる。
「今日、昼過ぎに大工の棟梁達が来たよ。何かを建てようとしてる様子だった。気になったアタイは棟梁達に何をしてるのかと聞いたら、アタイ達、スラムのみんなが住める家を作る予定だって……」
「あちゃ~、明日、みんなに話す予定で、びっくりさせたいから棟梁達には内緒にするように言っておいたのに……まあ、きつく言ってなかったけどさ、まあ、棟梁達も男だし、美人には弱いか」
しょうがないと苦笑する俺の肩に手を置いていたラフィがギュッと握ってくる。
「どうしたんあ、ラフィ?」
「なぁ、アンタの本当の狙いはなんなのさ……」
絞り出すような声音でラフィに言われた言葉を聞いて、俺は思わずキョトンとしてしまう。
えっ、狙いって?
聞かれた俺が一番、分からずに混乱していた。
「狙いって何の事だ?」
「いくらなんでも、おかしいだろう!? 確かに昨日、アタシ達にしてくれた仕事の条件だけでも破格だった。正直、何度も夢じゃないだろうかとミサとセアンと夜通し話したよ。あれだけでも受け入れるのがイッパイイッパイだったのに……」
声を殺して泣く声が背後から聞こえる。
そうか、ラフィにとって過剰な幸福はあるはずがないものであり、それを超えるものは偽物だと思ってしまうのだろう。
ラフィは俺の背中に抱きついて胸を押し付けると上下させて擦りつけてくる。
「きっと、家の事を話したらミサもセアンも同じ事を思うはず、お願いだからこのままウソを吐き通して……アタイがアンタ専用の穴になるから! 足りないって言うならミサとセアンを説得するから……ガキ達にこのままずっと夢を見させてあげて……」
これは大人のお風呂のアレか……いかん、ムスコよ、今は立ってはいけない時だっ!
一生懸命、冷静に努めて頭を働かせる。
ラフィが感じてる不安はまったくの杞憂なのは俺が一番知っている。正直、もっと先のスラムの子達の未来についての方策もあるが、そんな事まで聞かせたらラフィの行動がまったく読めない。
スラムでもあったかもしれないが、養護施設でいる子達が
「実はボクのパパとママは仕方がない理由で手放したけど、きっと今にお金持ちになって迎えに来てくれるんだ」
と言っているのを
「そんな妄想は捨てな、現実を見るんだ!」
叱咤するのが普段のラフィなのだろう。
そんな取っ掛かりもないような妄想に逃げ込もうとするのを窘めるお姉さんなのだろう。
だが、今回の俺の場合、提示され、体感させられた以上、そう言ってもなかなか子供達には通じないし、ラフィもそこまで心を鬼に出来ないのだろうと思われる。
「どんな要求でも応じるから、だから、だから!」
俺の背中に胸を擦りつけながら啜り泣くラフィから離れて、振り向くとギュッときつめに抱き締める。
「んっ!」
それで黙り、ハッとした顔をしたのを見た後、力を緩めて優しく包むようにした。
頭を抱き、俺は胸を貸すようにして頭を優しく撫でる。
「分かった、ラフィがそれで安心出来るというなら俺は頷こう。今、俺が何を言っても信じられないと思う。でも、俺がこれから言う言葉は覚えておいて欲しい」
ラフィの頬に伝う涙を親指で拭うと俺を見上げてくる。
「俺はウソを言ってるつもりも何もない。ラフィを抱く以上、俺の言葉が本当と信じられるようになったら……」
「なったら?」
俺はラフィの瞳を覗き込むようにする。
涙でキラキラと光る濃い青色の瞳が綺麗だ。
「俺の嫁になれ、いいな?」
「で、でも、アタイは娼婦になると決めた時、ミサ達と一生結婚はしないって約束した」
「俺はウソを言ってない。だが、ラフィの為に俺はウソだったという事にした。違った場合、ラフィも信念を貫くのを断念するぐらいの覚悟は必要なんじゃないのか?」
逡巡する様子を見せるラフィだが、唇を噛み締めて苦渋の選択をするように頷く。
これって俺が男としてないわぁ~って思った訳じゃないよね? さすがにそれだけは悲し過ぎる。
その可能性に怯える俺にラフィは言ってくる。
「早速、アタイを使って……」
「ああ」
俺が顔を寄せると目を閉じて顎を上げるラフィの唇にキスをする。
ちゅ ちゅちちゅ れろれろ ぴちゃぴちゃ
俺とラフィの舌の絡み合う卑猥な音が静かに風呂場に響き渡った。
「チッ、アタイ、いや、アタイ達、ミサもセアンも男にモテたいって思った事はないよ。今回、来なかった奴等はどこかの誰かに貰われて、スラムを出ていくのを夢を見てるようだけど、アタイ達は男達に穴を貸してやって金を貰うだけの関係」
ミサとセアンというのはラフィと同じく娼婦をしていた子達で、今回の仕事斡旋に応じてきてくれた少女だ。
ラフィの口から穴という開き直りにはちょっとびっくりしたが、落ち着いて考えれば、元の世界の風俗の女の子も突き付ければ同じなのかも、と思う。
まあ、一度も行った事ないから想像しか出来んけど……
などと俺も話を振った訳だが、別に今、この話題をしたいと思ってしている訳ではない。
俺が体を洗おうと風呂から出ようとした時にやってきたラフィを見て、どうしたらいい! と葛藤してるとラフィは前を隠しながらかけ湯をして湯船に入ってきた。
とりあえず、ラフィが居る方向を背後にするようにして湯に浸かると、ラフィは俺の背中に自分の背中を重ねるように座った。
その背中の感触に身動きが取れなくなって困った俺が変に意識しそうになっている自分を誤魔化す為に話を振っているというのが現状だ。
くぅ! 一瞬、「シーナ、アタイを抱いてっ!」という妄想も過り、「そうか、俺の嫁になるか!」まで未来予想したのに違うっぽい。
はずかちぃ!
しかし、色々と話を振ったが全部に返事はするが、どこか思い詰めているように感じる。
むぅ、分からん。こうなったら、一時退却してターニャとパメラと相談するのが良さそうだな……
俺に女心を理解出来るスキルはない……それがあるなら、俺はターニャに殴られたりはきっとしないんだろうな。
あるなら、仕事してくれていいんだからね? スキル製造機様?
反応のないスキル製造機に溜息を吐く。
とりあえず、一旦、風呂から上がろう。
「そろそろ上がるわ」
そう言ってからラフィから離れて、頭の上に置いておいたタオルで腰に巻いて前を隠して立ち上がる。
「ちょっと待ちな、アタイが背中を流してやる」
「いや、いいって」
女の子に背中を流して貰えるシチュエーションを断るのはまさに断腸の思いだが、今は様子のおかしいラフィの事をターニャとパメラに相談するほうが大事だ。
遠慮しようとするが強引に誘うとするラフィに抵抗すると俺の背中に柔らかい突起物2つが当たる。
おっぱい。
触れられた場所に全神経が集中して動きを止めた俺を押して洗い場にラフィは連れていく。
し、しまった、巧妙な罠に……
「座って!」
とラフィに言われて、渋々、座る。
ここで頑なに断ったら、ラフィとの間に繋がりかけているものが断ち切れるような気がした。
背後でラフィがタオルに石鹸を付けて、泡だててるらしい音が聞こえる。
そして、俺の背中をタオルで擦り始めた。
「痛くない?」
「大丈夫だ」
それから、しばらく無言でラフィに背中を洗われているとラフィの手が止まる。
思わず、振り返りそうになるが前を隠すモノがないラフィの裸体を見てしまうと慌てて振り返るのを中止する。
セーフ、とか思っていると初めてラフィからまともに話しかけてきた。
「風呂に入る前にアンタの嫁、ターニャとパメラに採寸された。仕事の時に着る服を作るからって」
「ああ、ツナギの事ね。あれって結構、使い勝手いいから楽しみにしておいてよ」
そう、俺はスラムから来た子達にツナギを作る事を決めて、女の子が多いのでターニャ達、マロン達にも頼んで採寸をお願いしていた。
10歳以下の男の子は青で女の子はピンク。
逆に10歳以上の男の子は黒で女の子は赤で服屋に頼む予定だ。
まあ、10歳以上の男の子って俺しかいないのでしばらくは黒は俺だけになる予定だったりする。
同じ作業着を着る事で仲間意識が強まったりする。元々、スラムの子達は仲間意識が強いが形として見えるものがあって困る事はないだろう。
ターニャとパメラも俺にしては良い考えだと褒めて……あれ? 最近、俺にしてはというフレーズが多くないか?
俺の事、愛してるよな? と家にいるはずのターニャとパメラに念を送っているとラフィが俺の肩に手を置いてくる。
「今日、昼過ぎに大工の棟梁達が来たよ。何かを建てようとしてる様子だった。気になったアタイは棟梁達に何をしてるのかと聞いたら、アタイ達、スラムのみんなが住める家を作る予定だって……」
「あちゃ~、明日、みんなに話す予定で、びっくりさせたいから棟梁達には内緒にするように言っておいたのに……まあ、きつく言ってなかったけどさ、まあ、棟梁達も男だし、美人には弱いか」
しょうがないと苦笑する俺の肩に手を置いていたラフィがギュッと握ってくる。
「どうしたんあ、ラフィ?」
「なぁ、アンタの本当の狙いはなんなのさ……」
絞り出すような声音でラフィに言われた言葉を聞いて、俺は思わずキョトンとしてしまう。
えっ、狙いって?
聞かれた俺が一番、分からずに混乱していた。
「狙いって何の事だ?」
「いくらなんでも、おかしいだろう!? 確かに昨日、アタシ達にしてくれた仕事の条件だけでも破格だった。正直、何度も夢じゃないだろうかとミサとセアンと夜通し話したよ。あれだけでも受け入れるのがイッパイイッパイだったのに……」
声を殺して泣く声が背後から聞こえる。
そうか、ラフィにとって過剰な幸福はあるはずがないものであり、それを超えるものは偽物だと思ってしまうのだろう。
ラフィは俺の背中に抱きついて胸を押し付けると上下させて擦りつけてくる。
「きっと、家の事を話したらミサもセアンも同じ事を思うはず、お願いだからこのままウソを吐き通して……アタイがアンタ専用の穴になるから! 足りないって言うならミサとセアンを説得するから……ガキ達にこのままずっと夢を見させてあげて……」
これは大人のお風呂のアレか……いかん、ムスコよ、今は立ってはいけない時だっ!
一生懸命、冷静に努めて頭を働かせる。
ラフィが感じてる不安はまったくの杞憂なのは俺が一番知っている。正直、もっと先のスラムの子達の未来についての方策もあるが、そんな事まで聞かせたらラフィの行動がまったく読めない。
スラムでもあったかもしれないが、養護施設でいる子達が
「実はボクのパパとママは仕方がない理由で手放したけど、きっと今にお金持ちになって迎えに来てくれるんだ」
と言っているのを
「そんな妄想は捨てな、現実を見るんだ!」
叱咤するのが普段のラフィなのだろう。
そんな取っ掛かりもないような妄想に逃げ込もうとするのを窘めるお姉さんなのだろう。
だが、今回の俺の場合、提示され、体感させられた以上、そう言ってもなかなか子供達には通じないし、ラフィもそこまで心を鬼に出来ないのだろうと思われる。
「どんな要求でも応じるから、だから、だから!」
俺の背中に胸を擦りつけながら啜り泣くラフィから離れて、振り向くとギュッときつめに抱き締める。
「んっ!」
それで黙り、ハッとした顔をしたのを見た後、力を緩めて優しく包むようにした。
頭を抱き、俺は胸を貸すようにして頭を優しく撫でる。
「分かった、ラフィがそれで安心出来るというなら俺は頷こう。今、俺が何を言っても信じられないと思う。でも、俺がこれから言う言葉は覚えておいて欲しい」
ラフィの頬に伝う涙を親指で拭うと俺を見上げてくる。
「俺はウソを言ってるつもりも何もない。ラフィを抱く以上、俺の言葉が本当と信じられるようになったら……」
「なったら?」
俺はラフィの瞳を覗き込むようにする。
涙でキラキラと光る濃い青色の瞳が綺麗だ。
「俺の嫁になれ、いいな?」
「で、でも、アタイは娼婦になると決めた時、ミサ達と一生結婚はしないって約束した」
「俺はウソを言ってない。だが、ラフィの為に俺はウソだったという事にした。違った場合、ラフィも信念を貫くのを断念するぐらいの覚悟は必要なんじゃないのか?」
逡巡する様子を見せるラフィだが、唇を噛み締めて苦渋の選択をするように頷く。
これって俺が男としてないわぁ~って思った訳じゃないよね? さすがにそれだけは悲し過ぎる。
その可能性に怯える俺にラフィは言ってくる。
「早速、アタイを使って……」
「ああ」
俺が顔を寄せると目を閉じて顎を上げるラフィの唇にキスをする。
ちゅ ちゅちちゅ れろれろ ぴちゃぴちゃ
俺とラフィの舌の絡み合う卑猥な音が静かに風呂場に響き渡った。
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