ステータス表記を変えて貰ったら初期設定に戻ってたー女神公認のハーレム漫遊記ー

ささやん

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4章 求められる英雄、欲しない英雄

46話 これって3倍返しってヤツですか? と男は聞きたい

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 次の日の早朝訓練を終えた俺達は昨日と同様に農場にやってきた。

 すると、畑仕事をしていたラフィを発見すると向こうも気付くと顔を真っ赤にして俺に背を向ける。

 むぅ……まだ立ち直ってないか。

 まあ、最悪、来てない可能性もワンチャンあったから、来てるだけマシなんだろうけど……

 頭をガリガリと掻きながら、昨日の風呂場であった事を思い出し始めた。


 俺とラフィは情熱的なキスをしながら俺からラフィの小ぶりな胸の愛撫を始めるとやんわりと止められる。

「アタイが気持ち良くなる必要はない。言っただろ? アタイはアンタ専用の穴だって」
「いやいや、それとこれは別だろ?」

 そう言う俺を相手にせずにタオルの下にある俺のアレに触れる。

「――ッ!?」

 俺のアレを触った瞬間、眉を寄せて怪訝な表情をするラフィが俺に言ってくる。

「いくら、冒険者だからって風呂に入るのに股間に武器を隠し持つのはどうかとアタイは思うよ?」
「ちょっと待ってくれ、確かに凶器という表現を使う場合もあるけど、これは武器じゃなくてだな?」

 必死にラフィに言い聞かそうとするが、俺のアレから手を離して、ラフィが思う男を捜すように下腹部を弄るが見つからないのか困った顔をしている。

 そりゃ、そうだ、最初に触ったのがマイサンだからな!

 どうしても見つからないラフィが俺を見上げてくる。

 あれ? なんで俺を憐れむような顔で見つめるの?

「大丈夫さ、アタイは男のアレの大小で馬鹿にしたりしないから」
「だからな、ラフィ、話を聞いてくれ」

 俺の説明を聞かずに腰に巻いているタオルを剥ぎ取りにかかった。

 防御力0になる俺。そして、マイサンのお披露目がされた。

 俺のを凝視して固まるラフィが何も言わない。

 しばらく静かな時間が過ぎた。

 俺もどうしたらいいか困っているとラフィの顔が急激に赤くなり、ペタンと尻モチを付く。

 口をパクパクさせながらマイサンを指差して、涙目になりながら俺を見上げる。

「そ、そ、それ、本物?」

 俺のを見て、怯えてるらしいラフィが可愛い。

 そういや、ターニャは逆に興味津々だったし、パメラは間近で見るのは俺が初めてだったようだからリアクションに困っていたから、ラフィの反応は新鮮だ。

 いや、ある意味、娼婦だったから常識として一般の男のサイズという固定概念があった分、これは驚いたのかもな。

 ちょっと楽しくなった俺は調子に乗って、腹筋を使ってマイサンを動かしてみせた。

 ヒッと声を洩らすラフィに更に悪乗りする。

「俺の愛馬は凶暴です、てか」
「ご、ごめん、ちょっと時間を頂戴!」

 タオルで胸を隠して脱衣所へと走って行くラフィ。

 そして、残される俺とギンギンになったマイサン。

 えっ、この状態で放置?

 いくら脱衣場を見ても帰ってくる様子はない。

 このまま帰る訳もいかず、俺は異世界に来て初の……自慰をした。


 あかん、思い出すだけで泣けてくるぅ!

 まあ、その事、悪乗りした部分以外をターニャ達に話した。ラフィが俺専属の娼婦になると言う話を隠しておいて後でバレた場合の方が不味いからだ。

 俺の話す順番、最初にラフィが俺専属の娼婦になるという説明からしたものだから始めはターニャもパメラも嫌悪感を露わにしていた。

 たが、俺がスラムの為にしている事を知ったラフィがどう感じているのかを説明した辺りで、納得したようで困った顔をしながらも言ってきた。

「ベストとは言い難いが、その状況ではシーナを責める気にはならんな」
「そうね、下手に善人ぶったらラフィの心を追い詰める結果になっただけでしょうし、ちょっと納得したくない気持ちもあるけど、ウチも賛成」

 と言ってくれたが、

「でも、俺の見て逃げちゃったから近寄ってこないかもしれないけどな」

 経過は納得出来ないが、ラフィ程の美人と関係を持つチャンスが流れたのは正直勿体無いと思っていた。

 ちょっと残念そうにする俺を見て、ターニャとパメラが顔を見合わせて苦笑する。

「その心配は杞憂だと思うぞ?」
「なんで?」
「それはウチ達が同じ女だから分かるの」

 2人が頬を朱に染めて言ってくるが、俺には何が杞憂なのかさっぱりだ。


 という事があり、俺は2人が言いたい意味をほとんど分からなかったが、俺からラフィに接近せずに見守った方がいいという事だけは2人に言われて理解した。

 ちと、静観して様子を見るか……

 そして、俺は朝食の時に、ツナギの話とスラムの子達が寮の建設を伝えた。

 スラムの子達は大喜びだったが、ラフィは俯き、傍にいた同じ年頃の少女達がヒソヒソと話しながら俺を見ていた。

 その少女達は長い金髪の髪を纏めて縛っていて、身長が俺よりちょっと低いぐらいで女の子としては高身長なスレンダーで少しある、そばかすがチャームポイントなのがセアン。
 もう1人の黒髪の160cmぐらいのラフィと同じぐらいの身長で黒髪ボブカットの垂れ目の胸が大きめな子がミサである。

 その2人が俺をチラ見しながら話をしている。

 まあ、チラ見してるのは2人だけじゃなくて、ラフィも良く俺を見ている。

 勿論、俺に気付かれたと思ったらすぐに目を背けるんだけどな。

 とりあえず気にしてもしょうがないと割り切り、俺はポーション作りを夜まで精を出して頑張った。


 夜になり、結局、今日も俺は最後風呂になった。

 まあ、昨日みたいに待たされなかったからどうでもいいんだけどな。

 色々と悩ましい事はあるが、やっぱりお風呂好きの血が騒ぐのか心が躍る。

 足を伸ばしてもぶつかるものがない風呂というのは、元の世界でも温泉かスパでも行かないとなかなか出来る事じゃなかったから、贅沢の極みだよな。

「さて、そろそろ体でも洗うかな?」

 だいぶ体が温まったからと考えた俺が腰を上げようとすると昨日と同様にラフィが脱衣場から姿を現した。

 あれ? 俺の行動待ちしてたりする?

 まったく昨日と同じになるのを嫌って、とりあえず上がって体を洗い場に向かって、これでいいだろうと思っていたら昨日とは違う展開がなされた。

 何故なら、ラフィの後ろから2人の少女、ミサとセアンの姿があったからだ。

 な、なんですとぉ?

 3人は同じようにタオルで前を隠すようにして洗い場で立ってる俺に近づいてきた。

 どうなってるの? と困っている俺の前に来た、緊張を隠せないラフィが俺を見上げてくる。

「昨日はごめん。今日は絶対に逃げないから」
「えっと、それはいいんだけど、どうして2人も一緒に?」

 後ろにいる2人に目を向けると2人がラフィを守るように俺とラフィの間に割り込む。

 少し怒ったような顔をして言ってくる。

「ラフィだけに背負いこませる訳にはいかないでしょ! 私達も貴方の専用になるわ」
「それなのに、この子は貴方のがこんなに大きいってウソまで吐いて遠のけようとするんだから!」

 ミサが両手で輪を作るようにして俺のサイズを伝えるが「有り得ないのよ」と憤慨する。

 うーん、悪い、ざっくりと合ってると思うぞ?

 そう憤慨しているミサが俺の腰に巻かれたタオルを剥ぎ取る。

 すると、思わず、仰け反るようにして少し離れて昨日のラフィのように固まる。

 退いた事で空いた空間を通って俺の前で屈んで未覚醒のマイサンを優しく手にすると後ろにいる2人に話しかける。

「いいのよ、帰っても。私も昨日は常識を破壊されてテンパったから、恥ずかしくない」
「か、帰らないわよ。ま、まあぁ、想像以上に大きかったのは認めるけど話に聞いてたほどじゃ」

 ミサとセアンが顔を見合わせて、お互いが頷き合う事で平静を保とうとするが、優しく俺のマイサンをラフィの手で上下させる。

「まだ、彼のは勃起してない」

 えっ? と言う2人に何も言葉を返さず、俺のマイサンを舐め始める。

 ぺろぺろぺろぺろ

 少し硬さが出ると小さな口を大きく開けて頬張るようにして咥えた。

 じゅぶじゅじゅぷ ぶび じゅぷじゅぷ ちゅちゅ

 どんどん大きくなるマイサンを一生懸命に奉仕するラフィがマイサンと唾液の橋を作りながら離れて振り返る。

 反り返る俺のマイサンを見て、2人が頬を紅潮させて魅入っていた。

「言ったでしょ? 本当だから帰っていい。私1人でも大丈夫だから」

 そう言うと再び、咥え始め、卑猥な音が風呂場に響き渡る。

 2人は俯いて肩を震わせていたが、勢い良く顔を上げると下唇を噛み締めていた。

「もう! ラフィだけにさせないって言ったでしょ!」
「そうよ、私達はいつも一緒よ!」

 そう言うと2人は動き出す。

 えっえっ? 待って待って!

 とりあえず静観してたというか口を挟めなかった俺だが、こんな展開は予想外だ。

「ちょっと冷静になろ……んぐぬぐ」

 止めようとするとセアンにキスをされて、ディープキスされながら俺のピーチクまで愛撫してくる。

「んんんっっ!!」

 セアンのキスに対抗してやろうと思うと未体験ゾーンの快感が走る。

 目だけでそちらに向くとミサが俺の尻を掻き分けるようにしてアナルを舐めていた。

 やばいやばい!

 マイサンはラフィに奉仕され、セアンには口内を蹂躙されながらピーチクを弄られて、トドメにはミサにアナル舐めとか……

 レベル高過ぎだろ!

 ついこないだまで童貞だった俺にはきつすぎる!

 しかも、3人はプロだ……勝てる訳がない!!

 くぅ……こうなったら、もう使うまいと戒めていたアレを使うしか対抗する術はない。

 さあ、3人共、覚悟をして貰おう。

 絶体絶命のピンチから逆転出来るスキルの封印を解く。

 ふっふふ……

 さあ、俺の禁断のスキル『エロ魔法』をたっぷり堪能してくれ!

 俺の逆襲がここから始まる。
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