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楽園
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真っ暗な空間に、僕はひとりゆらゆらぷかぷか浮かんでいる。
僕はノア・ブラックウェル。
あの時死んだはずの、出来損ないの魔法使い。
それがどうして、僕はまだ存在しているのだろう。
僕は幽霊か何かなのかな?
それともここは、死後の世界で、最後に楽しい夢を見させてくれているのだろうか。
「知りたい?」
パッとスポットライトに照らされたのはさっき助けた少年だ。
「レイニー、無事だったんだね。良かった」
「うん、ノアのおかげだよ」
ほっぺが可愛い。
キラキラと無垢な目は、僕が前世で見てきたレイニー・ザ・ウィザードの主人公そのもの。
リトルレイニーはこちらを見上げ、手を差し出してきた。
今度は四角いモニターのようなものがズラリとならんだ。そこには、静止画が写っている。
僕はぷくぷくほっぺのリトルレイニーと手を繋ぎながら、美術鑑賞のように、静止画を眺めて行った。
***
「母さん、お願い!この人を助けて!!この人が僕を救ってくれたんだ」
血だらけの僕の傍には大粒の涙を流す少年と、腕を組む妙齢の魔女、それに黒ポメラニアンが倒れていた。
「傷は治したわ。後はこの子の精神の問題ね」
女性はノアの近くに落ちていた鞄を拾い上げた。
「ノア・ブラックウェル。大層な家柄の子みたいだけど、あまり幸せではなさそうね。レイニー。この子が目を覚ますのは難しいかもしれないわ」
「どうして?」
「このまま放っておいても、この子の精神はどんどん離れて戻れなくなるわ。だからといって、実家に連絡したところで余計悪化するわよ。この子が、自分で戻りたいと思わなければ意味がないもの」
女性はぐったりと倒れたポメラニアンを抱き上げると、何かを唱えた。
ノアの身体からポワッと白い光が浮かび、ポメラニアンの身体へ移っていく。
「な、なんでそんな化け物の中に!!」
レイニーが母に訴えかけている内容を聞くと、なんとレイニーの母は僕が食われるギリギリの所で、フォヴォーラ族を人畜無害な犬に変えてしまったようだ。
ん?ちょ、ちょっと待って!?この黒ポメは僕たちを襲ったフォヴォーラ族の成れの果てって事??こんなに可愛いのに???
「この子の精神をここに繋ぎ止めたわ。身体は腐らないように隠しておく。貴方はこの子を守る事ができる?」
んん?僕そんなんの中に入れられたって事?
僕の戸惑いと疑問をよそに、ストーリーはどんどん進んで行く。
「守る!必ず!!だから母さん、お願いします」
レイニーが頭を下げた。
手にはボロボロになった僕の教科書が握られている。
「この教科書全ての魔法が使えるように、僕に魔法を教えてください」
モニターの光がフッと消える。
そして、次々と母に魔法を教わるレイニーの静止画が流れては消えて行った。
「凄く努力して強くなったんだね」
「ノアを守りたいって思ったから」
こっちだよ。
そう言ってリトルレイニーに手を引かれた。
***
ここは宿舎の部屋みたい。となると、最近かな?
モニターには仰向けになってよだれを垂らしながらぐーぐー寝ている黒ポメがいる。
「なんとだらしない」
「フフッ」
レイニーが戻ってきたようだ。大の字の僕を見て、フフッと笑っている。その顔はここにいるリトルレイニーそっくりだった。
すると、レイニーが首輪に触れた。
ポンっと煙が上がると……。
「僕の身体!?」
間違いない、僕の身体がつい今黒ポメが寝ていたその場所に横たわっている。
「あの石の中に体を格納してるんだよ」
「へぇ~、すごぉい……」
訳がわからなくなってきたので野暮なツッコミはやめることにした。魔法だからね、何でもありなのだ。
レイニーが魔法で手を突っ込んで僕の身体の中を調べている。見ているだけでぞわぞわしてきた。
「うきゃあ……」
「いきなり意識が戻った事と、ノアが僕を助けた事でセオドアと同じ条件になったから、らすぼすにならないか確認してたんだよ。何ともなかったから安心してね」
レイニーが僕に話しかけている。少しだけ悲しそうな顔で。
「うん?」
レイニーが僕の額にキスをした。
「わっ!!」
「フフッ」
「ねぇ、前から思ってたんだけどさ。レイニーってもしかして僕の事、相当好き?」
「さあ、どうだろう。僕の口からは言えないや」
次はこっちだよ。とまた手を引かれる。
その場所は僕もよく知っていた。
「嫌だ。見たくない」
「辛くても、これも君の一つだよ」
そこは僕の父の屋敷。僕とセオドアが休暇中呼ばれた場所。もう二度と足を踏み入れたくなかった場所。
「今のセオドアがどうなっているのか、確かめる必要があったんだ。もしかしたら君達の父上が復活の手助けをしているかもしれないから」
レイニーが屋敷周りを調べている。
ここは、こんなに小さくて寂れた場所だっただろうか。
「でも、それは杞憂だった。最後まで逃げずに戦い抜いた、誇り高き息子だと言っていたよ」
「そうだろうね、戦って死ぬ事こそが誇りだと言っていたもの。僕の母さんの事だって、道具の一つくらいにしか思っていなかった」
「婚約者ってのも居ないみたい。きっと大人になってから出会うはずだった人なんじゃないかな」
「そう」
「ノア、君の事についてだけど……」
「気にしないで。あんなの時代遅れだ。僕がいた日本なんて、血筋だなんだって言ったら笑われちゃうよ」
「でも、辛くないって事にはならない」
酷い話だ、時代遅れだと共感されてもそれだけだ。それ以上でも以下でもない。僕の心が救われる訳じゃない。
「僕は、調べれば調べるほど、ノアがひどい環境に居たと知った。だから辛い記憶を封印して、ノアはずっと犬のままでいる方が幸せなんじゃないかと思ったんだ」
僕がもし、人間に戻ったとして。五体満足であの屋敷に帰ったとして、あの人達はなんて言うだろう。
当時の姿のままの僕を見た事情を知らない人間に、なんて思われるだろう。
もしも僕が主人公みたいな完璧超人だとしたら、そんな逆境も乗り越えて、みんなに愛されるだろう。
だけど僕は、ちょっと変わった魔法ができるだけのポンコツだ。
真っ当な人生なんて送れる訳ない。
だって人間の僕は、出来損ないの役立たずなのだから。
「そうだ、この楽園に、一生閉じこもっていたい。レイニーに撫でてもらって、たまに散歩して、お腹いっぱい食べて……」
「でも、このままでいいのか?憧れの世界にいるのに自分で本を読む事も出来ず、俺と二人だけの世界に閉じ込められたまま、生ぬるい世界で一生過ごして行くんだ」
僕を掴む手が、むちむちの小さな手から、ゴツゴツとした男の手に変わる。
「僕は……それがいい。レイニーが楽しく生きていくのを見るのが好きなんだ。病院でも、ずっとそうしてきたんだから」
僕は出来損ないで、役立たずで、病気がちな、ただレイニーに憧れるだけの、なんの意味もない存在。
「本当は見るだけじゃあ満足していないくせに。自分でこの世界で生きたいくせに」
ピシッと目の前にヒビが入る。
「犬になって生活していくうちに欲が出たんだろ?前世でも今世でも、自分のやりたい事を抑えて。また面倒な事言い出したって思われたくないんだろ?だから必要以上にはしゃいで、十分だって事にしてた」
「………」
「もう、見ているだけじゃ物足りないんじゃないか?」
ヒビがどんどん深くなる。
周りが、僕を見るあの目が怖い。だからお前ってそういう奴って思われておいた方が楽なんだ。
「原作も、血筋にも、前世にも囚われるな。
遠慮はするな、ノアはノアだ。あの日震えながら俺を救ってくれて、一目惚れした、生涯愛すと決めた、愛おしい人だ」
レイニーが僕の手を両手で包んだ。
「ノアがあの日勇気を出してなきゃ、俺はここにいない。こんなにも愛していない」
「愛す……?」
「ああ、ノアが好きだ」
バリッと音が鳴り、世界が霧が晴れたように明るくなる。
「お前のせいだぞ、あの日、デコチューなんてするから。ノアの事で頭がいっぱいで、ノアとしかもう考えられなくて、俺は……」
レイニーが真っ赤になって目を逸らしながらもじもじしている。
デコチューというか、おまじないなんだけど。
なんてこった。僕は知らない間に健全な青少年の性癖を歪めてしまったみたいだ。
「大変だ。責任取らないと」
「ああ、だから、一緒に帰ろう。ノア」
僕はノア・ブラックウェル。
あの時死んだはずの、出来損ないの魔法使い。
それがどうして、僕はまだ存在しているのだろう。
僕は幽霊か何かなのかな?
それともここは、死後の世界で、最後に楽しい夢を見させてくれているのだろうか。
「知りたい?」
パッとスポットライトに照らされたのはさっき助けた少年だ。
「レイニー、無事だったんだね。良かった」
「うん、ノアのおかげだよ」
ほっぺが可愛い。
キラキラと無垢な目は、僕が前世で見てきたレイニー・ザ・ウィザードの主人公そのもの。
リトルレイニーはこちらを見上げ、手を差し出してきた。
今度は四角いモニターのようなものがズラリとならんだ。そこには、静止画が写っている。
僕はぷくぷくほっぺのリトルレイニーと手を繋ぎながら、美術鑑賞のように、静止画を眺めて行った。
***
「母さん、お願い!この人を助けて!!この人が僕を救ってくれたんだ」
血だらけの僕の傍には大粒の涙を流す少年と、腕を組む妙齢の魔女、それに黒ポメラニアンが倒れていた。
「傷は治したわ。後はこの子の精神の問題ね」
女性はノアの近くに落ちていた鞄を拾い上げた。
「ノア・ブラックウェル。大層な家柄の子みたいだけど、あまり幸せではなさそうね。レイニー。この子が目を覚ますのは難しいかもしれないわ」
「どうして?」
「このまま放っておいても、この子の精神はどんどん離れて戻れなくなるわ。だからといって、実家に連絡したところで余計悪化するわよ。この子が、自分で戻りたいと思わなければ意味がないもの」
女性はぐったりと倒れたポメラニアンを抱き上げると、何かを唱えた。
ノアの身体からポワッと白い光が浮かび、ポメラニアンの身体へ移っていく。
「な、なんでそんな化け物の中に!!」
レイニーが母に訴えかけている内容を聞くと、なんとレイニーの母は僕が食われるギリギリの所で、フォヴォーラ族を人畜無害な犬に変えてしまったようだ。
ん?ちょ、ちょっと待って!?この黒ポメは僕たちを襲ったフォヴォーラ族の成れの果てって事??こんなに可愛いのに???
「この子の精神をここに繋ぎ止めたわ。身体は腐らないように隠しておく。貴方はこの子を守る事ができる?」
んん?僕そんなんの中に入れられたって事?
僕の戸惑いと疑問をよそに、ストーリーはどんどん進んで行く。
「守る!必ず!!だから母さん、お願いします」
レイニーが頭を下げた。
手にはボロボロになった僕の教科書が握られている。
「この教科書全ての魔法が使えるように、僕に魔法を教えてください」
モニターの光がフッと消える。
そして、次々と母に魔法を教わるレイニーの静止画が流れては消えて行った。
「凄く努力して強くなったんだね」
「ノアを守りたいって思ったから」
こっちだよ。
そう言ってリトルレイニーに手を引かれた。
***
ここは宿舎の部屋みたい。となると、最近かな?
モニターには仰向けになってよだれを垂らしながらぐーぐー寝ている黒ポメがいる。
「なんとだらしない」
「フフッ」
レイニーが戻ってきたようだ。大の字の僕を見て、フフッと笑っている。その顔はここにいるリトルレイニーそっくりだった。
すると、レイニーが首輪に触れた。
ポンっと煙が上がると……。
「僕の身体!?」
間違いない、僕の身体がつい今黒ポメが寝ていたその場所に横たわっている。
「あの石の中に体を格納してるんだよ」
「へぇ~、すごぉい……」
訳がわからなくなってきたので野暮なツッコミはやめることにした。魔法だからね、何でもありなのだ。
レイニーが魔法で手を突っ込んで僕の身体の中を調べている。見ているだけでぞわぞわしてきた。
「うきゃあ……」
「いきなり意識が戻った事と、ノアが僕を助けた事でセオドアと同じ条件になったから、らすぼすにならないか確認してたんだよ。何ともなかったから安心してね」
レイニーが僕に話しかけている。少しだけ悲しそうな顔で。
「うん?」
レイニーが僕の額にキスをした。
「わっ!!」
「フフッ」
「ねぇ、前から思ってたんだけどさ。レイニーってもしかして僕の事、相当好き?」
「さあ、どうだろう。僕の口からは言えないや」
次はこっちだよ。とまた手を引かれる。
その場所は僕もよく知っていた。
「嫌だ。見たくない」
「辛くても、これも君の一つだよ」
そこは僕の父の屋敷。僕とセオドアが休暇中呼ばれた場所。もう二度と足を踏み入れたくなかった場所。
「今のセオドアがどうなっているのか、確かめる必要があったんだ。もしかしたら君達の父上が復活の手助けをしているかもしれないから」
レイニーが屋敷周りを調べている。
ここは、こんなに小さくて寂れた場所だっただろうか。
「でも、それは杞憂だった。最後まで逃げずに戦い抜いた、誇り高き息子だと言っていたよ」
「そうだろうね、戦って死ぬ事こそが誇りだと言っていたもの。僕の母さんの事だって、道具の一つくらいにしか思っていなかった」
「婚約者ってのも居ないみたい。きっと大人になってから出会うはずだった人なんじゃないかな」
「そう」
「ノア、君の事についてだけど……」
「気にしないで。あんなの時代遅れだ。僕がいた日本なんて、血筋だなんだって言ったら笑われちゃうよ」
「でも、辛くないって事にはならない」
酷い話だ、時代遅れだと共感されてもそれだけだ。それ以上でも以下でもない。僕の心が救われる訳じゃない。
「僕は、調べれば調べるほど、ノアがひどい環境に居たと知った。だから辛い記憶を封印して、ノアはずっと犬のままでいる方が幸せなんじゃないかと思ったんだ」
僕がもし、人間に戻ったとして。五体満足であの屋敷に帰ったとして、あの人達はなんて言うだろう。
当時の姿のままの僕を見た事情を知らない人間に、なんて思われるだろう。
もしも僕が主人公みたいな完璧超人だとしたら、そんな逆境も乗り越えて、みんなに愛されるだろう。
だけど僕は、ちょっと変わった魔法ができるだけのポンコツだ。
真っ当な人生なんて送れる訳ない。
だって人間の僕は、出来損ないの役立たずなのだから。
「そうだ、この楽園に、一生閉じこもっていたい。レイニーに撫でてもらって、たまに散歩して、お腹いっぱい食べて……」
「でも、このままでいいのか?憧れの世界にいるのに自分で本を読む事も出来ず、俺と二人だけの世界に閉じ込められたまま、生ぬるい世界で一生過ごして行くんだ」
僕を掴む手が、むちむちの小さな手から、ゴツゴツとした男の手に変わる。
「僕は……それがいい。レイニーが楽しく生きていくのを見るのが好きなんだ。病院でも、ずっとそうしてきたんだから」
僕は出来損ないで、役立たずで、病気がちな、ただレイニーに憧れるだけの、なんの意味もない存在。
「本当は見るだけじゃあ満足していないくせに。自分でこの世界で生きたいくせに」
ピシッと目の前にヒビが入る。
「犬になって生活していくうちに欲が出たんだろ?前世でも今世でも、自分のやりたい事を抑えて。また面倒な事言い出したって思われたくないんだろ?だから必要以上にはしゃいで、十分だって事にしてた」
「………」
「もう、見ているだけじゃ物足りないんじゃないか?」
ヒビがどんどん深くなる。
周りが、僕を見るあの目が怖い。だからお前ってそういう奴って思われておいた方が楽なんだ。
「原作も、血筋にも、前世にも囚われるな。
遠慮はするな、ノアはノアだ。あの日震えながら俺を救ってくれて、一目惚れした、生涯愛すと決めた、愛おしい人だ」
レイニーが僕の手を両手で包んだ。
「ノアがあの日勇気を出してなきゃ、俺はここにいない。こんなにも愛していない」
「愛す……?」
「ああ、ノアが好きだ」
バリッと音が鳴り、世界が霧が晴れたように明るくなる。
「お前のせいだぞ、あの日、デコチューなんてするから。ノアの事で頭がいっぱいで、ノアとしかもう考えられなくて、俺は……」
レイニーが真っ赤になって目を逸らしながらもじもじしている。
デコチューというか、おまじないなんだけど。
なんてこった。僕は知らない間に健全な青少年の性癖を歪めてしまったみたいだ。
「大変だ。責任取らないと」
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