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悪い夢とそれを上回る幸福の行方。**
目が覚めると知らない天井だった。なんかこんなのよくあるな。今回は気のせいじゃなく、本当の本当に知らない天井だ。壁紙も綺麗だけど、天井も綺麗だな。辺境のカリャンテ城にセンスが似ている。まぁ、そうだろうな。同じベッドの中で俺を抱きしめて眠っている男は、カリャンテ大公の息子だ。
「ギィ……」
掠れた声で傍らの男の名を呼ぶ。夢じゃない、ギィだ。分厚い胸板におでこを擦り付けて匂いを嗅ぐと、俺を抱き込む腕に力が込められるのを感じた。
「よかった、目が覚めたな。ぐったりしていたから、心配した」
「……薬、抜けたみたいだ」
とんでもなく恥ずかしい薬を盛られてヌゥトにヤラれかけたことを思い出す。そんな俺の熱を鎮めたのはギィだった。腹の奥が熱くて呼吸することすら辛くて、とにかくめちゃくちゃに掻き回して欲しかったのに、この人はそうしてくれなかった。恥ずかしげもなくキスを強請って、欲しい欲しいと駄々をこねたことまで思い出す。駄目だ……なんで覚えているかな、自分。
「……うぅ」
「どうした? どこか辛いか?」
唸りながら更におでこをぐりぐりと擦り付けると、頭上から優しい声が降ってくる。
「辛いとこはない……全部覚えてるのが恥ずかしいだけ」
グズグズだった俺と違ってギィは始終冷静だった。医療行為としてじっと観察もされていたように思う。ってことはさ、ガン見されてたってことだよな⁈ 恥ずかしすぎてどうにかなりそうだ!
「恥じ入って、可愛いな。カオル、無事でよかった」
「名前呼ぶの、禁止! 今、耳元で囁かれたら恥ずかしすぎて死んじゃう‼︎」
「カオルは呼んでくれないの?」
「ひゃあ!」
この世界で隠された秘密の名前は、名付けをした人と本人以外は知ることがない。それを明かしていいのは、生涯を共にする愛しい相手だけだ。相手の名前を呼んだり、呼んで欲しいと請うのは愛の言葉を強請るのと同意だ。
つまりギィは俺に愛を囁いて、同じことを強請ってるってことだよ!
「ギ……ギィ、ギィガルシュ」
つっかえながら名前を呼ぶ。耳が熱い。目を閉じてギィの吐息をまつ毛に感じた。
「カオル……カオル……愛している。熱に浮かされる姿を見て、どうにかなりそうだったぞ。無事でよかった」
額に唇が押し当てられ、それが目蓋に頬に下りてくる。俺は抱き込まれて不自由な手をもぞもぞと動かす。ギィが俺の意図に気づいて力を弛めてくれた。身体を伸ばしてギィの太い首に腕を回してキスを強請る。恥ずかしいけれど、それ以上にギィが欲しかった。
「もう、薬のせいじゃないよ……」
逞しい腹筋に腰を擦り付けながら、ギィの唇をひと舐めする。俺だって男だ。自分から相手を誘って何が悪い。変態して赤ちゃんが産めるようになるからって、女性になるわけじゃないんだ。俺がギィを押し倒したっていいじゃないか。
身体を起こして馬乗りになる。体格が違いすぎて大木に蝉だ。
「ねぇギィ。あなたが欲しいよ」
直接的な誘いの言葉はみっともなく震えた。恥ずかしさと恐れが一度に俺を襲う。何も言わないギィが怖い。
「ねぇ……」
もう一度強請ろうと口を開く。けれど言葉を紡ぐことはできなかった。ギィに腕を引かれ胸の上に倒れ込み、上半身をピッタリと彼の胸に押し付けられる。苦しいくらい抱きしめられて声にならない。
「正式に迎え入れるまではと、我慢しているのに!」
「お屋敷に戻ったら覚悟しておけって、言ってたくせに!」
今どき結婚初夜が本当の初夜だなんでない。郷に入っては郷に従えと言うけれど、俺は現代日本人だ。何もかも異世界仕様で、不安が募る。
「ビア樽も箒頭もヌゥトも……全部が嫌だった。おとなしくヤラれておけば踏みつけられたりしなかったろうけど、それでも……ギィ以外は嫌だった。ねぇギィ、怖いのも気持ち悪いのも、全部拭って」
そうだよ。俺は怖かったんだ。気持ち悪かったんだ。ギィじゃない他の誰かなんてお呼びじゃないんだ。お清めえっちなんて言い出す男は最低だと思っていたけれど、俺のほうがして欲しいんだから……
「ヨーコが血染めの布切れを持ってきたとき、この世の全てを焼き尽くしてやろうと思った。お前がどれほど辛い目にあったのか、考えるだけで腹の底が煮えたぎったよ」
俺の下敷きになっているギィが語る。押し殺した低い声は激しい怒りを孕んでいる。そうか、ヨーコちゃんは無事に届けてくれたんだ。そしてギィとアロンさんが乱暴な手段で乗り込んできたのは、それを見て時間がないと踏んだからだ。……ヌゥトママのレン様が先に乗り込んできたんだけどさ。その後は息子をけしかけてきたから、俺のピンチは去ったわけじゃなかったよ。
「俺のために怒ってくれるの、すごく嬉しい。でもその労力、俺を慰めるために使ってよ」
目の前にある喉仏をちろりと舐める。男らしく出っ張った場所は、俺の舌先に力強さを伝えてきた。
「……後悔するなよ」
ぐるる、と獣じみた唸り声と共に視界が反転する。軽々と身体をひっくり返されて、今度はギィが俺を見下ろしていた。熱に潤んだ瞳と目が合ったとき、俺は胎の奥がズクリと蠢動したのを感じた。
「ギィガルシュ、好き。大好き。愛してるって、何度でも言いたい」
現代日本人には重い愛の言葉も、異世界なら頑張れば言える。凄く凄く恥ずかしいけれど。
「カオル。俺の最愛」
唇を重ねて舌を絡めあう。ちゅくちゅくと水の音が寝室に響いて、耳からも官能が押し寄せる。ギィの熱い手のひらが寝間着の下に入り込む。脇腹を撫で上げられてゾクゾクとした何かが背中を這う。撫で回されるたびにピクピクと身体が跳ね、腰が揺れた。
ギィが与えてくれる全てを受け入れる。口から漏れる馬鹿みたいに甘ったるい声も、ギィが嬉しそうにするから我慢しない。声を出して素直に身を任せると、とても気持ちがいい。
「怖かったら言うんだ」
「ん……平気……ッ、あ……ッ」
中心を擦られて昇りつめ、一瞬強張った身体はすぐにぐんにゃりと脱力した。短い呼吸が忙しなく口から吐き出されて喉が焼けるようにひりつく。昇りつめた後の休憩時間はわずかで、受け入れる場所に指が這わされた。ギィは怖くないけれど、未知の体験には戸惑う。
丁寧に拓かれている間、俺はもどかしい快感に翻弄されて身を捩って泣いた。ギィの手は大きくて、指も太い。これから俺を翻弄するはずの男の象徴も、体格に見合う大きさだ。彼は俺との体格差をひどく気にしているようで、しつこいほど時間をかけている。
「も……ちょうだいッ」
「まだだ」
「やだぁ、お願いッ!」
一度イッたはずの場所も再び芯を持ち、過ぎる快感が苦しい。はやく、はやく、お願いだから楽にして! ギィの腕を掴もうとして、ハリのある筋肉と噴き出す汗に阻まれる。つるりと滑るのに焦れて爪を立てた。
「仔猫がじゃれてるみたいだな」
「子どもじゃ……ないも……んッ!」
「そうだな。俺の愛しい愛の君だ」
ようやくギィの指が胎内から去り、代わりに剛直が宛てがわれる。柔らかくほどけた入口がそれを受け入れてくぷりと水音を立てた。注ぎ込まれた香油と体液をかき分けるように突き進む熱杭が、指で焦らされていた場所を擦り上げていく。
「……あ、あ、あ」
押して引いて、指で拡げた道をさらに広げて最奥に辿り着いたギィがふっと息を漏らした。俺はキツく閉じていた目蓋を開き、彼を見上げた。精悍な顔付きにギラギラと欲を滲ませて俺を見ている。視線が絡んでドキドキして、胎の奥がキュウッと締まった。
「こら、悪戯するんじゃない」
「ちがうッ……あ、んぅ」
「わかってるよ。気持ち良すぎて身体が俺に甘えているんだろう?」
「ばかぁ……」
その通りだよ! 恥ずかしいこと言うなよ! 詰る声が自分で引くほど甘ったるい。気持ち悪いな、俺。
「ギィ、好きッ! ギィ……ギィガるシュッ」
ダメ、舌がもつれる。ギィの真名がちゃんと呼べない。この世界で、名前は最上の愛の言葉なのに……ッ。
膝裏が掬われて足を高々と抱えられた。熱杭が胎内を往復する度に、丁寧に爪が整えられた爪先がゆらゆらと揺れる。俺の口からは甘ったるくて恥ずかしい声が延々と溢れて、逞しい首にしがみつくしかできない。
「中、ちょうだい……」
「変態が終わっていたら、孕むかもしれないんだぞ?」
まだ覚悟はできてない。それでもいつかはって思う。……できたらできたで肝が座る気もする。
「…………うん」
返事と一緒に、目の前にあったギィの喉の窪みにキスをする。
「きて」
ギィの情熱が俺の胎の奥に広がった。後はわからない……眠りの女神の腕が、俺の意識を絡め取ったから──
「ギィ……」
掠れた声で傍らの男の名を呼ぶ。夢じゃない、ギィだ。分厚い胸板におでこを擦り付けて匂いを嗅ぐと、俺を抱き込む腕に力が込められるのを感じた。
「よかった、目が覚めたな。ぐったりしていたから、心配した」
「……薬、抜けたみたいだ」
とんでもなく恥ずかしい薬を盛られてヌゥトにヤラれかけたことを思い出す。そんな俺の熱を鎮めたのはギィだった。腹の奥が熱くて呼吸することすら辛くて、とにかくめちゃくちゃに掻き回して欲しかったのに、この人はそうしてくれなかった。恥ずかしげもなくキスを強請って、欲しい欲しいと駄々をこねたことまで思い出す。駄目だ……なんで覚えているかな、自分。
「……うぅ」
「どうした? どこか辛いか?」
唸りながら更におでこをぐりぐりと擦り付けると、頭上から優しい声が降ってくる。
「辛いとこはない……全部覚えてるのが恥ずかしいだけ」
グズグズだった俺と違ってギィは始終冷静だった。医療行為としてじっと観察もされていたように思う。ってことはさ、ガン見されてたってことだよな⁈ 恥ずかしすぎてどうにかなりそうだ!
「恥じ入って、可愛いな。カオル、無事でよかった」
「名前呼ぶの、禁止! 今、耳元で囁かれたら恥ずかしすぎて死んじゃう‼︎」
「カオルは呼んでくれないの?」
「ひゃあ!」
この世界で隠された秘密の名前は、名付けをした人と本人以外は知ることがない。それを明かしていいのは、生涯を共にする愛しい相手だけだ。相手の名前を呼んだり、呼んで欲しいと請うのは愛の言葉を強請るのと同意だ。
つまりギィは俺に愛を囁いて、同じことを強請ってるってことだよ!
「ギ……ギィ、ギィガルシュ」
つっかえながら名前を呼ぶ。耳が熱い。目を閉じてギィの吐息をまつ毛に感じた。
「カオル……カオル……愛している。熱に浮かされる姿を見て、どうにかなりそうだったぞ。無事でよかった」
額に唇が押し当てられ、それが目蓋に頬に下りてくる。俺は抱き込まれて不自由な手をもぞもぞと動かす。ギィが俺の意図に気づいて力を弛めてくれた。身体を伸ばしてギィの太い首に腕を回してキスを強請る。恥ずかしいけれど、それ以上にギィが欲しかった。
「もう、薬のせいじゃないよ……」
逞しい腹筋に腰を擦り付けながら、ギィの唇をひと舐めする。俺だって男だ。自分から相手を誘って何が悪い。変態して赤ちゃんが産めるようになるからって、女性になるわけじゃないんだ。俺がギィを押し倒したっていいじゃないか。
身体を起こして馬乗りになる。体格が違いすぎて大木に蝉だ。
「ねぇギィ。あなたが欲しいよ」
直接的な誘いの言葉はみっともなく震えた。恥ずかしさと恐れが一度に俺を襲う。何も言わないギィが怖い。
「ねぇ……」
もう一度強請ろうと口を開く。けれど言葉を紡ぐことはできなかった。ギィに腕を引かれ胸の上に倒れ込み、上半身をピッタリと彼の胸に押し付けられる。苦しいくらい抱きしめられて声にならない。
「正式に迎え入れるまではと、我慢しているのに!」
「お屋敷に戻ったら覚悟しておけって、言ってたくせに!」
今どき結婚初夜が本当の初夜だなんでない。郷に入っては郷に従えと言うけれど、俺は現代日本人だ。何もかも異世界仕様で、不安が募る。
「ビア樽も箒頭もヌゥトも……全部が嫌だった。おとなしくヤラれておけば踏みつけられたりしなかったろうけど、それでも……ギィ以外は嫌だった。ねぇギィ、怖いのも気持ち悪いのも、全部拭って」
そうだよ。俺は怖かったんだ。気持ち悪かったんだ。ギィじゃない他の誰かなんてお呼びじゃないんだ。お清めえっちなんて言い出す男は最低だと思っていたけれど、俺のほうがして欲しいんだから……
「ヨーコが血染めの布切れを持ってきたとき、この世の全てを焼き尽くしてやろうと思った。お前がどれほど辛い目にあったのか、考えるだけで腹の底が煮えたぎったよ」
俺の下敷きになっているギィが語る。押し殺した低い声は激しい怒りを孕んでいる。そうか、ヨーコちゃんは無事に届けてくれたんだ。そしてギィとアロンさんが乱暴な手段で乗り込んできたのは、それを見て時間がないと踏んだからだ。……ヌゥトママのレン様が先に乗り込んできたんだけどさ。その後は息子をけしかけてきたから、俺のピンチは去ったわけじゃなかったよ。
「俺のために怒ってくれるの、すごく嬉しい。でもその労力、俺を慰めるために使ってよ」
目の前にある喉仏をちろりと舐める。男らしく出っ張った場所は、俺の舌先に力強さを伝えてきた。
「……後悔するなよ」
ぐるる、と獣じみた唸り声と共に視界が反転する。軽々と身体をひっくり返されて、今度はギィが俺を見下ろしていた。熱に潤んだ瞳と目が合ったとき、俺は胎の奥がズクリと蠢動したのを感じた。
「ギィガルシュ、好き。大好き。愛してるって、何度でも言いたい」
現代日本人には重い愛の言葉も、異世界なら頑張れば言える。凄く凄く恥ずかしいけれど。
「カオル。俺の最愛」
唇を重ねて舌を絡めあう。ちゅくちゅくと水の音が寝室に響いて、耳からも官能が押し寄せる。ギィの熱い手のひらが寝間着の下に入り込む。脇腹を撫で上げられてゾクゾクとした何かが背中を這う。撫で回されるたびにピクピクと身体が跳ね、腰が揺れた。
ギィが与えてくれる全てを受け入れる。口から漏れる馬鹿みたいに甘ったるい声も、ギィが嬉しそうにするから我慢しない。声を出して素直に身を任せると、とても気持ちがいい。
「怖かったら言うんだ」
「ん……平気……ッ、あ……ッ」
中心を擦られて昇りつめ、一瞬強張った身体はすぐにぐんにゃりと脱力した。短い呼吸が忙しなく口から吐き出されて喉が焼けるようにひりつく。昇りつめた後の休憩時間はわずかで、受け入れる場所に指が這わされた。ギィは怖くないけれど、未知の体験には戸惑う。
丁寧に拓かれている間、俺はもどかしい快感に翻弄されて身を捩って泣いた。ギィの手は大きくて、指も太い。これから俺を翻弄するはずの男の象徴も、体格に見合う大きさだ。彼は俺との体格差をひどく気にしているようで、しつこいほど時間をかけている。
「も……ちょうだいッ」
「まだだ」
「やだぁ、お願いッ!」
一度イッたはずの場所も再び芯を持ち、過ぎる快感が苦しい。はやく、はやく、お願いだから楽にして! ギィの腕を掴もうとして、ハリのある筋肉と噴き出す汗に阻まれる。つるりと滑るのに焦れて爪を立てた。
「仔猫がじゃれてるみたいだな」
「子どもじゃ……ないも……んッ!」
「そうだな。俺の愛しい愛の君だ」
ようやくギィの指が胎内から去り、代わりに剛直が宛てがわれる。柔らかくほどけた入口がそれを受け入れてくぷりと水音を立てた。注ぎ込まれた香油と体液をかき分けるように突き進む熱杭が、指で焦らされていた場所を擦り上げていく。
「……あ、あ、あ」
押して引いて、指で拡げた道をさらに広げて最奥に辿り着いたギィがふっと息を漏らした。俺はキツく閉じていた目蓋を開き、彼を見上げた。精悍な顔付きにギラギラと欲を滲ませて俺を見ている。視線が絡んでドキドキして、胎の奥がキュウッと締まった。
「こら、悪戯するんじゃない」
「ちがうッ……あ、んぅ」
「わかってるよ。気持ち良すぎて身体が俺に甘えているんだろう?」
「ばかぁ……」
その通りだよ! 恥ずかしいこと言うなよ! 詰る声が自分で引くほど甘ったるい。気持ち悪いな、俺。
「ギィ、好きッ! ギィ……ギィガるシュッ」
ダメ、舌がもつれる。ギィの真名がちゃんと呼べない。この世界で、名前は最上の愛の言葉なのに……ッ。
膝裏が掬われて足を高々と抱えられた。熱杭が胎内を往復する度に、丁寧に爪が整えられた爪先がゆらゆらと揺れる。俺の口からは甘ったるくて恥ずかしい声が延々と溢れて、逞しい首にしがみつくしかできない。
「中、ちょうだい……」
「変態が終わっていたら、孕むかもしれないんだぞ?」
まだ覚悟はできてない。それでもいつかはって思う。……できたらできたで肝が座る気もする。
「…………うん」
返事と一緒に、目の前にあったギィの喉の窪みにキスをする。
「きて」
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