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子どもじゃないから、覚悟して。
子爵の息子 × 肉屋の倅
夜会に出席する支度、とやらが旦那と義母上の間で嬉々として進められている。義父上は仏頂面でそれを黙認し、俺は屍である。
義母上は『娘の晴れの日のお支度』とやらに憧れていたと言った。頑固な性質でもあるので、お支度に妥協もしない。
⋯⋯娘?
「義母上、俺、男なんですが」
妖精めいたエルやフワッとした雰囲気のランバートさんなら、ヒラヒラした衣装も似合うかもしれない。だが、どうしたって俺には似合わないだろう。一応身長は男性の平均ほどはあるし、そこそこ引き締まってるつもりなんだけど。
「婿に出した息子は真面目で堅物で、お支度のしがいがなかったし、娘を産むことは出来なかったわ」
⋯⋯息子に関しては、聞かなかったことにしたい。俺は亡くなったと聞いている。
それはともかく俺は普通でいい。失礼にならなければ、いっそ欠席したいくらいだ。そう言ったら旦那が大仰に肩をすくめて言った。
「なにを言っているんですか? 実質あなたのデビュタントですよ」
伯爵家で行われた自分の結婚披露の夜会はホスト側だったので、招待客として出席するのは初めてのことだ。それもいきなり王家主催の夜会だ。我がエスターク王国の国王夫妻の結婚記念を祝う夜会だから、王家が主催するのは当たり前っちゃ当たり前だけど。
しかし、そこでデビューとかない。
「エルフィン様のお側にいれば、見ず知らずの招待客に話しかけられることはありませんよ」
「エルの側にいたら、もれなく王様と宰相様が側にいるってことじゃないか」
「ええ、最強の虫除けですね」
フレディが身もふたもないことを言った。本人の申告通り、腹の黒さを小出しにしてくる。可愛かったフレディ坊ちゃんはどこに行った? ⋯⋯俺には誠実だからいいけどさ。変な恨みを買って誰かに背中を刺されないか心配だ。
「新しい宝飾は要らないぞ。最初にもらった牛でいいよ」
衣装を誂えるとそれに合わせてアクセサリーまで用意する。それを身につけることを想像するだけで、自分自身が歩く身代金になったみたいで怖い。
その点、最初にもらった薔薇金で作られた牛の形をした宝飾は、目のところに小さな宝石がちょこんと付いているだけなので、宝石商が用意する手のひらから溢れそうなサイズのブローチより安心できる。それに牛の形をしているのがいい。肉屋の倅のために選んでくれたのを感じられるからな。正装には向かないらしいが、俺には違いがわからない。
とは言え。
「星林檎祭、出来ないんだな」
フレディと結婚してはじめての星林檎祭、結構楽しみにしていたんだよな。秋の一番初めの満月の次の新月は、一年で一番夜空が澄んで星が美しいと言われている。その日は風邪封じに林檎料理を食べて、冬に向けて体力を付けようって慣わしなんだよ。家族や大切な人と過ごすのが一般的だ。
年中行事の日は肉屋の惣菜がよく売れるからてんてこ舞いの忙しさだった。それでも夜遅くなってから家族で残った商品を摘みながら、ゆっくり宅飲みしたもんだ。
結婚したらそんな穏やかな時間を過ごす相手はフレディだと思っていたけど、まさかの夜会。エル本人も嫌がってそうだな。アイツ、行事ごとは全力で楽しむ性質だから。
「そんなに寂しそうにしないでください」
フレディが俺の腰に手を回した。屈み込んでおでこをコツンとくっつけてくる。
「寂しそうってなんだよ」
「星林檎祭、僕とふたりで居たかったって、表情に書いてありますよ」
「⋯⋯知らね」
図星を指されて悔しかったので、そっぽを向いてやった。
「ふふっ、耳が赤いですよ」
耳を弄るのやめてくれないかな!
「あらあらまあまあ」
義母上が華やいだ声音で肉屋の母さんみたいなことを言った。
「婿殿は少し貞節というものを学んだほうがいいのではないかな?」
義父上の顳顬に青筋が見える気がする。
「なにを仰いますか。同じ大きさの愛を注ぐなら、目に見える表現をするべきですよ。伝えもしないのに察しろなんて怠慢もいいところです。僕はすれ違う前に『愛してる』と言葉も行動も尽くしたいだけです」
ヤメロ。
恥ずかしすぎて死ねる。
そして、身につまされすぎて軽く胸が痛い。俺の初恋はなにも言わないまま終わったからな。それがあるから、俺のとなりにフレディがいるわけだけれども。
さすがの義父上も言葉を返せないようだった。愛っていうのは伴侶との間にだけあるものじゃない。亡くなったことになっている実の息子さんとは会話が少なかったそうだから、フレディの言葉は胸に響くんだろう。
「ねぇシルヴィ。まだ城下には広まっていないようなんですが、貴族の間ではこの十年ほどの間に『お月見』と言うのが流行してるんですよ」
『お月見』とはなんぞや? 月はいつでも夜空にあるものだと思うけど。
「行事ごとを大事になさるエルフィン様が、ご自身の結婚記念の夜会で星林檎祭が家族で祝えない代わりに、秋の一番初めの満月の夜にお団子とスイートポテトで祝うことを始められたんです」
星林檎祭の夜に空気が澄んで星が美しいってことは、その半月ほど前の満月も当然美しく見える。なるほど、エルらしい。なんで団子とスイートポテトなのかは、エルに聞いてみないとわからないけど。
「そっかぁ。じゃあ、ふたりで『お月見』をしようか」
「あら、わたくしたちは除け者かしら?」
義母上が微笑んだ。
「そんなことありませんよ。夕食は是非ご一緒しましょう。星林檎祭の代わりですから、家族の団欒は大切です」
フレディの実家の子爵家は、団欒をとても大切にする仲の良い家族だ。厳しい伯爵家は、彼のおかげで少しずつ空気に和らぎを増してきた。
「夜はちゃんと新婚夫婦の時間を過ごしてちょうだいね」
義母上の言葉に俺の耳は再び赤くなった。
そうして迎えた満月の夜は、母屋で義理の両親と夕食を楽しんだあと離れに帰って食後の酒を楽しんだ。談話室の窓は大きくて、そこから見えるのは本当にびっくりするほど美しい夜空だった。月の光が眩しすぎて星が見えない。わざわざ気にかけて月を眺めようと思ったことがなかったから、感動する。
ゆったりしたカウチソファーに腰を下ろしてグラスを傾ける。ちなみに酒を飲んでるのは俺だけだ。フレディは発泡水を飲んでいる。とは言え、俺のグラスに入っているのも、オレンジジュースで白ワインを薄めたもので、あまり格好いいものじゃない。自慢じゃないが、酒に弱い。
ちびちびと唇を湿らせながら、スイートポテトを摘む。部屋の明かりを消して月光だけで過ごしているのに、手元が暗くて見えないなんてことはない。
グラス一杯を飲み切って、ふわふわした酩酊感を楽しむ。もたれかかったフレディの身体はしっかりと俺を支えて安定している。冴え冴えとした月明かりの下、温かな体温が心地いい。
「珍しいですね。シルヴィから甘えてくれるなんて、とても嬉しい」
嬉しいと言われることが、嬉しい。
「なんでかなぁ、月に酔ってるのかも」
いや、間違いなく酒に酔っているはずだけど。阿呆なことを言い出すあたり、相当酔ってるな、俺。
「星林檎祭もいいですが、お月見はあなたの表情がよく見えていいですね。蕩けて可愛いです」
「⋯⋯可愛いって言うな」
童顔は認めるが、お前が大人っぽすぎるのが悪い。
「あぁ、こんなに可愛い人を夜会の狼の群れに引っ張り出さなきゃいけないなんて。僕のものって痕、見えるところにつけてしまいたいです」
襟元を寛げられて、チュッと唇が落ちてくる。触れるだけの口付けで助かった。そんなところに痕を付けられたら、隠しようがない。
「馬鹿なこと言うな。俺だけの秘密にしときたいから、見えないところにそっと付けろよ」
「⋯⋯」
俺が口にしたのはティムに教えてもらった、見える場所の所有痕を付けられることへの回避法だった。
あれ?
フレディが動かない。使い所間違ったか?
「ふふっ。シルヴィからお強請りしてもらえるなんて、たまにはお酒もいいですね」
「は? お強請り?」
なんのこっちゃ。それに今日のメインは飲酒じゃなくて、月見だろう? なんてぽけっと考えていたら、シャツの前を全部開かれて鎖骨の下あたりに吸い付かれた。チリッと微かな痛みが走って、青白い月の光の下で淡い紫の所有痕が付けられた。
「馬鹿っ。ここ、寝室じゃないんだぞ」
「離れは新婚夫婦のための住まいです。談話室も寝室も変わりませんよ」
俺の抗議は聞き入れられることなく、あっさりと衣服が剥ぎ取られて、煌々と降り注ぐ月光の下で素裸になった。
「やっ、待て。あっ」
「夫婦で過ごす、はじめての『お月見』です。僕たちの記念日、これからどんどん増やしていきましょうね」
畜生。そんなこと言われたら、跳ね除けるのが躊躇われる。
それから俺はフレディにどえらいことをされた。翌朝、夜会の衣服に隠れる絶妙な位置に付けられた、所有痕をみて耳を赤くしのだった。
試着のとき所有痕を見た仕立て屋の姉が鼻血を噴いたことは、レディの名誉のために内緒にしておこうと思う。
〈おしまい〉
夜会に出席する支度、とやらが旦那と義母上の間で嬉々として進められている。義父上は仏頂面でそれを黙認し、俺は屍である。
義母上は『娘の晴れの日のお支度』とやらに憧れていたと言った。頑固な性質でもあるので、お支度に妥協もしない。
⋯⋯娘?
「義母上、俺、男なんですが」
妖精めいたエルやフワッとした雰囲気のランバートさんなら、ヒラヒラした衣装も似合うかもしれない。だが、どうしたって俺には似合わないだろう。一応身長は男性の平均ほどはあるし、そこそこ引き締まってるつもりなんだけど。
「婿に出した息子は真面目で堅物で、お支度のしがいがなかったし、娘を産むことは出来なかったわ」
⋯⋯息子に関しては、聞かなかったことにしたい。俺は亡くなったと聞いている。
それはともかく俺は普通でいい。失礼にならなければ、いっそ欠席したいくらいだ。そう言ったら旦那が大仰に肩をすくめて言った。
「なにを言っているんですか? 実質あなたのデビュタントですよ」
伯爵家で行われた自分の結婚披露の夜会はホスト側だったので、招待客として出席するのは初めてのことだ。それもいきなり王家主催の夜会だ。我がエスターク王国の国王夫妻の結婚記念を祝う夜会だから、王家が主催するのは当たり前っちゃ当たり前だけど。
しかし、そこでデビューとかない。
「エルフィン様のお側にいれば、見ず知らずの招待客に話しかけられることはありませんよ」
「エルの側にいたら、もれなく王様と宰相様が側にいるってことじゃないか」
「ええ、最強の虫除けですね」
フレディが身もふたもないことを言った。本人の申告通り、腹の黒さを小出しにしてくる。可愛かったフレディ坊ちゃんはどこに行った? ⋯⋯俺には誠実だからいいけどさ。変な恨みを買って誰かに背中を刺されないか心配だ。
「新しい宝飾は要らないぞ。最初にもらった牛でいいよ」
衣装を誂えるとそれに合わせてアクセサリーまで用意する。それを身につけることを想像するだけで、自分自身が歩く身代金になったみたいで怖い。
その点、最初にもらった薔薇金で作られた牛の形をした宝飾は、目のところに小さな宝石がちょこんと付いているだけなので、宝石商が用意する手のひらから溢れそうなサイズのブローチより安心できる。それに牛の形をしているのがいい。肉屋の倅のために選んでくれたのを感じられるからな。正装には向かないらしいが、俺には違いがわからない。
とは言え。
「星林檎祭、出来ないんだな」
フレディと結婚してはじめての星林檎祭、結構楽しみにしていたんだよな。秋の一番初めの満月の次の新月は、一年で一番夜空が澄んで星が美しいと言われている。その日は風邪封じに林檎料理を食べて、冬に向けて体力を付けようって慣わしなんだよ。家族や大切な人と過ごすのが一般的だ。
年中行事の日は肉屋の惣菜がよく売れるからてんてこ舞いの忙しさだった。それでも夜遅くなってから家族で残った商品を摘みながら、ゆっくり宅飲みしたもんだ。
結婚したらそんな穏やかな時間を過ごす相手はフレディだと思っていたけど、まさかの夜会。エル本人も嫌がってそうだな。アイツ、行事ごとは全力で楽しむ性質だから。
「そんなに寂しそうにしないでください」
フレディが俺の腰に手を回した。屈み込んでおでこをコツンとくっつけてくる。
「寂しそうってなんだよ」
「星林檎祭、僕とふたりで居たかったって、表情に書いてありますよ」
「⋯⋯知らね」
図星を指されて悔しかったので、そっぽを向いてやった。
「ふふっ、耳が赤いですよ」
耳を弄るのやめてくれないかな!
「あらあらまあまあ」
義母上が華やいだ声音で肉屋の母さんみたいなことを言った。
「婿殿は少し貞節というものを学んだほうがいいのではないかな?」
義父上の顳顬に青筋が見える気がする。
「なにを仰いますか。同じ大きさの愛を注ぐなら、目に見える表現をするべきですよ。伝えもしないのに察しろなんて怠慢もいいところです。僕はすれ違う前に『愛してる』と言葉も行動も尽くしたいだけです」
ヤメロ。
恥ずかしすぎて死ねる。
そして、身につまされすぎて軽く胸が痛い。俺の初恋はなにも言わないまま終わったからな。それがあるから、俺のとなりにフレディがいるわけだけれども。
さすがの義父上も言葉を返せないようだった。愛っていうのは伴侶との間にだけあるものじゃない。亡くなったことになっている実の息子さんとは会話が少なかったそうだから、フレディの言葉は胸に響くんだろう。
「ねぇシルヴィ。まだ城下には広まっていないようなんですが、貴族の間ではこの十年ほどの間に『お月見』と言うのが流行してるんですよ」
『お月見』とはなんぞや? 月はいつでも夜空にあるものだと思うけど。
「行事ごとを大事になさるエルフィン様が、ご自身の結婚記念の夜会で星林檎祭が家族で祝えない代わりに、秋の一番初めの満月の夜にお団子とスイートポテトで祝うことを始められたんです」
星林檎祭の夜に空気が澄んで星が美しいってことは、その半月ほど前の満月も当然美しく見える。なるほど、エルらしい。なんで団子とスイートポテトなのかは、エルに聞いてみないとわからないけど。
「そっかぁ。じゃあ、ふたりで『お月見』をしようか」
「あら、わたくしたちは除け者かしら?」
義母上が微笑んだ。
「そんなことありませんよ。夕食は是非ご一緒しましょう。星林檎祭の代わりですから、家族の団欒は大切です」
フレディの実家の子爵家は、団欒をとても大切にする仲の良い家族だ。厳しい伯爵家は、彼のおかげで少しずつ空気に和らぎを増してきた。
「夜はちゃんと新婚夫婦の時間を過ごしてちょうだいね」
義母上の言葉に俺の耳は再び赤くなった。
そうして迎えた満月の夜は、母屋で義理の両親と夕食を楽しんだあと離れに帰って食後の酒を楽しんだ。談話室の窓は大きくて、そこから見えるのは本当にびっくりするほど美しい夜空だった。月の光が眩しすぎて星が見えない。わざわざ気にかけて月を眺めようと思ったことがなかったから、感動する。
ゆったりしたカウチソファーに腰を下ろしてグラスを傾ける。ちなみに酒を飲んでるのは俺だけだ。フレディは発泡水を飲んでいる。とは言え、俺のグラスに入っているのも、オレンジジュースで白ワインを薄めたもので、あまり格好いいものじゃない。自慢じゃないが、酒に弱い。
ちびちびと唇を湿らせながら、スイートポテトを摘む。部屋の明かりを消して月光だけで過ごしているのに、手元が暗くて見えないなんてことはない。
グラス一杯を飲み切って、ふわふわした酩酊感を楽しむ。もたれかかったフレディの身体はしっかりと俺を支えて安定している。冴え冴えとした月明かりの下、温かな体温が心地いい。
「珍しいですね。シルヴィから甘えてくれるなんて、とても嬉しい」
嬉しいと言われることが、嬉しい。
「なんでかなぁ、月に酔ってるのかも」
いや、間違いなく酒に酔っているはずだけど。阿呆なことを言い出すあたり、相当酔ってるな、俺。
「星林檎祭もいいですが、お月見はあなたの表情がよく見えていいですね。蕩けて可愛いです」
「⋯⋯可愛いって言うな」
童顔は認めるが、お前が大人っぽすぎるのが悪い。
「あぁ、こんなに可愛い人を夜会の狼の群れに引っ張り出さなきゃいけないなんて。僕のものって痕、見えるところにつけてしまいたいです」
襟元を寛げられて、チュッと唇が落ちてくる。触れるだけの口付けで助かった。そんなところに痕を付けられたら、隠しようがない。
「馬鹿なこと言うな。俺だけの秘密にしときたいから、見えないところにそっと付けろよ」
「⋯⋯」
俺が口にしたのはティムに教えてもらった、見える場所の所有痕を付けられることへの回避法だった。
あれ?
フレディが動かない。使い所間違ったか?
「ふふっ。シルヴィからお強請りしてもらえるなんて、たまにはお酒もいいですね」
「は? お強請り?」
なんのこっちゃ。それに今日のメインは飲酒じゃなくて、月見だろう? なんてぽけっと考えていたら、シャツの前を全部開かれて鎖骨の下あたりに吸い付かれた。チリッと微かな痛みが走って、青白い月の光の下で淡い紫の所有痕が付けられた。
「馬鹿っ。ここ、寝室じゃないんだぞ」
「離れは新婚夫婦のための住まいです。談話室も寝室も変わりませんよ」
俺の抗議は聞き入れられることなく、あっさりと衣服が剥ぎ取られて、煌々と降り注ぐ月光の下で素裸になった。
「やっ、待て。あっ」
「夫婦で過ごす、はじめての『お月見』です。僕たちの記念日、これからどんどん増やしていきましょうね」
畜生。そんなこと言われたら、跳ね除けるのが躊躇われる。
それから俺はフレディにどえらいことをされた。翌朝、夜会の衣服に隠れる絶妙な位置に付けられた、所有痕をみて耳を赤くしのだった。
試着のとき所有痕を見た仕立て屋の姉が鼻血を噴いたことは、レディの名誉のために内緒にしておこうと思う。
〈おしまい〉
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