14 / 39
14 追想②〜ローレンス〜
しおりを挟む
翌日、私は学園からいつもの時間に邸へ帰った。
昨夜リディアと結ばれたこともあり、かなり浮かれていた。
いっそこのまま、リディアとの間に子供ができれば。
マクスウェル公爵家の子供を孕っているならば、すぐに結婚を許されるのではないかと考えていた。
◇
異変を覚えたのは玄関ホールだった。
出迎えたセバスチャンの顔色が悪い。
(何かあったのか?)
嫌な予感を抱えたまま二階へと階段を上り終えたところに、テイラーが走ってきた。
「ローレンス様、すぐに執務室へ! リディアが! このままでは死んでしまいます!」
「……!」
理由はわからないまま、すぐに執務室へと向かった。
勢いよく扉を開くと、部屋の中央で母親の足下に蹲っているリディアの姿が目に入った。
(何があった⁈)
母親の手には鞭が見える。
その手が振り上げられた瞬間、私は彼女を庇うようにして、母親との間に入り両手を広げた。
「ローレンス、どきなさい!」
振り下ろすことのできない手が、わなわなと震えている。
「やめて下さい、どうしたのですか!」
この時私は、交際が知られているとは思わず、何か母親の逆鱗に触れてしまったのだと考えていた。
普段温厚な母親だが、気に入らないことがあると途端にこのような癇癪を起こすことがままあったからだ。
母親は鞭を両手で握りしめ、私に目を向けた。
「聞いたのよ、あなたがこの女に誑かされたと。メイドごときが、私たちの大切な息子に手を出すなんて! 穢らわしい女には罰を与えなければ!」
誑かされた……?
一体母親は何を言っているのか?
「誑かされてなどいません、僕は」
この際、この場で彼女との交際を話してしまおう。
すぐには許されなくとも、許してもらえるまで何度も気持ちを伝えれば、必ず……。
私にはとにかく優しい両親だ。
心から伝えればわかってくれる、そう思っていた。
──だが、それは私の都合のいい甘い考えだった。
「お前が何と言おうと関係ない。そのメイドには罰を与えねばならん!」
父親が声を荒げる。
「父上、聞いて下さい。僕は彼女と」
昨夜、プロポーズをした、結婚を約束したと、話すつもりだった。
だが、父親は私の話を聞くどころか、顔も見ようとせず、冷たい目でリディアを見据える。
「父上!」
「その女は公爵家から出て行ってもらう」
父親が言い捨てると、母親は「そうね、そうしましょう」と同意を示した。
「何を……まさかここから、彼女を追い出すというのですか?」
「当然だ。体を使い息子を誘惑するようなあばずれは公爵家においては置けない」
父親が信じられないことを口にした。
リディアが体を使い誘惑するようなあばずれ?
違う、違う……!
「違う! 僕は彼女と交際しています! 彼女は恋人です、結婚するんです!」
父親の腕を掴み、無理矢理顔を合わせ叫んだ。
昨夜プロポーズをしたんだ。
結婚する、幸せにすると決めたんだ!
「ローレンス!」
父親は私の手を振り払い目を据えた。
「メイドを恋人などとふざけたことを!」
「本当です! 僕は、本気で」
口ごたえをする私に、父親は血相を変えて拳を振り上げた。
「あなた!」
私を庇うように、母親が目の前に立ち塞がった。
「あなた、ローレンスを叱らないで。この子は、悪くないの。結婚相手を決めるまでの間、ちょっと遊びたかっただけなのよ」
母親は私へと振り向き「そうでしょう?」と目を細めた。
(違う、僕は本気だ。遊びなんかじゃない)
本気だ、本気でリディアと結婚したい、するつもりでいる。
しかし、今私がそれを口にすれば、父親は再び怒りだし、母親はすぐさまリディアに鞭を振るうだろう。
──そう思うと体が動かなかった。
立ち尽くす私を見て、母親は満足そうに微笑んだ。
父親は顔を顰めたまま、振り上げていた手を下ろし、母親と目を合わせた。
「ただの遊びだというのか?」
「そうよ、あなただって覚えがあるでしょう?」
母親に問われ、父親は気まずそうに目を逸らした。
母親は床に蹲っているリディアを冷たく見据える。
リディアは下を向いたままカタカタと震えていた。
「メイド、お前はもういいわ。部屋に戻って荷物をまとめて、明日の早朝、屋敷を出ていきなさい」
リディアは蹲ったまま床に両手を突き頭を下げた。
「……申し訳……ございませんでした……」
リディアは下を向いたまま、足を引きずるようにして部屋を出ていった。
◇
その後、私は両親から謹慎を言い渡された。
部屋外には、私を見張るために使用人が置かれた。
私は、部屋から一歩も出ることができなくなってしまった。
私は、リディアが好きだと言っていた椅子に腰を下ろし、頭を抱えていた。
「諦めてしまうのですか?」
私を心配して部屋へ来てくれていたテイラーが、今にも泣き出しそうな声で話した。
このままリディアと離れ離れになってもいいのかと言って、テイラーは私を慰めるように肩に手を置いた。
「情けないが、どうすればいいのかわからない」
「ローレンス様」
今すぐにリディアの下へ行きたいのに、それすら出来ない自分が情けなかった。
そもそも、こうなってしまったのは自分のせいだ。
さっき母親は、私とリディアの関係を『聞いた』と言っていた。
誰から聞いたのだろう。
私たちの交際は、テイラー以外誰も知らない。
テイラーは私たちの味方だ。
彼女が話すはずはない。
昨夜、誰かに見られていたのだ。
今朝方かもしれない。それしか考えられない。
油断していた、浮かれて周りを確認できていなかった。
(もっとちゃんとしていれば……)
──今更、そんなことを考えても意味はない。
「この家を捨てて、リディアを連れてどこか遠くに行きたい」
何の考えもなく、思いつくまま気持ちを言葉にした。
「ローレンス様、それは無理です。公爵家で生まれ、貴族の暮らし方しか知らない貴方が、リディアを連れて外に出て暮らしていけると思いますか? 世間はそう甘くはありません」
冷静なテイラーの言葉に、ついカッとなって声を荒げた。
「だったら、どうすればいいと言うんだ! このままリディアを失うぐらいなら、僕は死んだ方がましだ!」
本心だった、もう死んでもいいと思っていた。
明日になれば彼女は、ここを追い出される。
永遠に会えなくなるかもしれない。
「ローレンス様……」
テイラーは哀れむような眼差しで私を見た。
「すまない……」
子供のように当たり散らしてしまった自分が恥ずかしく思えた。
「死んでもかまわないと言われるのなら……」
「……?」
「──ローレンス様、こんな言い伝えがあることをご存知ですか?」
テイラーが私の耳に囁いた。
「言い伝え?」
テイラーに目を向けると、彼女は満面の笑みを浮かべ、私がしらなかった生まれ変わりの言い伝えを教えてくれた。
それは、
『満月の明かりの下、二人同時に誓いを立てて、命を絶つ』
というものだった。
偶然にも、その日は満月だった。
私は、テイラーから聞いた言い伝えを信じ、二人で命を断つことを決めた。
◇
──真夜中。
夜空には眩しいほどに丸く大きな月が輝いていた。
テイラーの手を借りて部屋を抜け出した私は、秘密の逢瀬の場所である地下室で、リディアと会った。
言い伝えを信じ生まれ変わると決めた私たちのために、テイラーは、苦しむことなく死ぬことができるようにと、毒の入ったワインと、二つのグラスを用意してくれていた。
グラスには青い星と赤い星が描かれていた。
テイラーは、青い星のグラスを私に、赤い星のグラスをリディアに使って欲しいと言った。
二つの星が二人を導き、再び出逢えるようにと思いを込めたと話すと、私とリディアに別れの言葉を告げて部屋を後にした。
◇
テイラーを見送った後、私たちは、部屋の奥にある長椅子にいつものように二人並んで座り見つめ合った。
リディアの頬は赤くなっていた。
手や足にもいくつも傷が見える。
全部、私の両親がつけた傷だ。
しかし、それもすべて私のせい。
私が、彼女を傷つけてしまった。
「リディア、守れなくてごめん」
愛する人を守ることもできず、立ち尽くしていた自分が情けない。
こうして謝ることしかできない。
「守ってくれたわ」
リディアは柔らかく微笑んだ。
「あんなの守ったとはいえない。何も出来なかった」
リディアはニッコリと笑って、首を横にした。
「恋人だと言ってくれて嬉しかった」
「リディア……」
私は、テイラーが用意してくれた二つのグラスに、毒の入った赤いワインを注ぎ入れた。
芳醇な香りに酔いそうになりながら、ワインを見つめた。
──これを飲めば生まれ変われる──
それだけを思っていた。
死ぬことは怖くなかった。
私たちは死ぬのではない、二人一緒に生まれ変わるのだ。
最初に私が一口飲んだ。
「不味いっ……」
その味に顔を顰めると、リディアがグラスを手に取りコクコクト飲んだ。
「本当だ。美味しくない……」
もっと美味しいものだと思っていたと、残念そうな顔をする。
その顔がかわいくて、私はおもわず笑ってしまった。
リディアも一緒に笑って……。
その後、二人でグラスに注いだワインを飲み干し、最後の口づけを交わした。
「生まれ変わったら、一緒になろう。どんな姿に変わっても、僕は必ず君を見つける、君を好きになる』
「私は、すぐに見つけてもらえるように、今と同じ姿に……生まれ変わる。あなたの……そばに……」
「リディア……」
──生まれ変わったら、必ず君に会いに行く──
昨夜リディアと結ばれたこともあり、かなり浮かれていた。
いっそこのまま、リディアとの間に子供ができれば。
マクスウェル公爵家の子供を孕っているならば、すぐに結婚を許されるのではないかと考えていた。
◇
異変を覚えたのは玄関ホールだった。
出迎えたセバスチャンの顔色が悪い。
(何かあったのか?)
嫌な予感を抱えたまま二階へと階段を上り終えたところに、テイラーが走ってきた。
「ローレンス様、すぐに執務室へ! リディアが! このままでは死んでしまいます!」
「……!」
理由はわからないまま、すぐに執務室へと向かった。
勢いよく扉を開くと、部屋の中央で母親の足下に蹲っているリディアの姿が目に入った。
(何があった⁈)
母親の手には鞭が見える。
その手が振り上げられた瞬間、私は彼女を庇うようにして、母親との間に入り両手を広げた。
「ローレンス、どきなさい!」
振り下ろすことのできない手が、わなわなと震えている。
「やめて下さい、どうしたのですか!」
この時私は、交際が知られているとは思わず、何か母親の逆鱗に触れてしまったのだと考えていた。
普段温厚な母親だが、気に入らないことがあると途端にこのような癇癪を起こすことがままあったからだ。
母親は鞭を両手で握りしめ、私に目を向けた。
「聞いたのよ、あなたがこの女に誑かされたと。メイドごときが、私たちの大切な息子に手を出すなんて! 穢らわしい女には罰を与えなければ!」
誑かされた……?
一体母親は何を言っているのか?
「誑かされてなどいません、僕は」
この際、この場で彼女との交際を話してしまおう。
すぐには許されなくとも、許してもらえるまで何度も気持ちを伝えれば、必ず……。
私にはとにかく優しい両親だ。
心から伝えればわかってくれる、そう思っていた。
──だが、それは私の都合のいい甘い考えだった。
「お前が何と言おうと関係ない。そのメイドには罰を与えねばならん!」
父親が声を荒げる。
「父上、聞いて下さい。僕は彼女と」
昨夜、プロポーズをした、結婚を約束したと、話すつもりだった。
だが、父親は私の話を聞くどころか、顔も見ようとせず、冷たい目でリディアを見据える。
「父上!」
「その女は公爵家から出て行ってもらう」
父親が言い捨てると、母親は「そうね、そうしましょう」と同意を示した。
「何を……まさかここから、彼女を追い出すというのですか?」
「当然だ。体を使い息子を誘惑するようなあばずれは公爵家においては置けない」
父親が信じられないことを口にした。
リディアが体を使い誘惑するようなあばずれ?
違う、違う……!
「違う! 僕は彼女と交際しています! 彼女は恋人です、結婚するんです!」
父親の腕を掴み、無理矢理顔を合わせ叫んだ。
昨夜プロポーズをしたんだ。
結婚する、幸せにすると決めたんだ!
「ローレンス!」
父親は私の手を振り払い目を据えた。
「メイドを恋人などとふざけたことを!」
「本当です! 僕は、本気で」
口ごたえをする私に、父親は血相を変えて拳を振り上げた。
「あなた!」
私を庇うように、母親が目の前に立ち塞がった。
「あなた、ローレンスを叱らないで。この子は、悪くないの。結婚相手を決めるまでの間、ちょっと遊びたかっただけなのよ」
母親は私へと振り向き「そうでしょう?」と目を細めた。
(違う、僕は本気だ。遊びなんかじゃない)
本気だ、本気でリディアと結婚したい、するつもりでいる。
しかし、今私がそれを口にすれば、父親は再び怒りだし、母親はすぐさまリディアに鞭を振るうだろう。
──そう思うと体が動かなかった。
立ち尽くす私を見て、母親は満足そうに微笑んだ。
父親は顔を顰めたまま、振り上げていた手を下ろし、母親と目を合わせた。
「ただの遊びだというのか?」
「そうよ、あなただって覚えがあるでしょう?」
母親に問われ、父親は気まずそうに目を逸らした。
母親は床に蹲っているリディアを冷たく見据える。
リディアは下を向いたままカタカタと震えていた。
「メイド、お前はもういいわ。部屋に戻って荷物をまとめて、明日の早朝、屋敷を出ていきなさい」
リディアは蹲ったまま床に両手を突き頭を下げた。
「……申し訳……ございませんでした……」
リディアは下を向いたまま、足を引きずるようにして部屋を出ていった。
◇
その後、私は両親から謹慎を言い渡された。
部屋外には、私を見張るために使用人が置かれた。
私は、部屋から一歩も出ることができなくなってしまった。
私は、リディアが好きだと言っていた椅子に腰を下ろし、頭を抱えていた。
「諦めてしまうのですか?」
私を心配して部屋へ来てくれていたテイラーが、今にも泣き出しそうな声で話した。
このままリディアと離れ離れになってもいいのかと言って、テイラーは私を慰めるように肩に手を置いた。
「情けないが、どうすればいいのかわからない」
「ローレンス様」
今すぐにリディアの下へ行きたいのに、それすら出来ない自分が情けなかった。
そもそも、こうなってしまったのは自分のせいだ。
さっき母親は、私とリディアの関係を『聞いた』と言っていた。
誰から聞いたのだろう。
私たちの交際は、テイラー以外誰も知らない。
テイラーは私たちの味方だ。
彼女が話すはずはない。
昨夜、誰かに見られていたのだ。
今朝方かもしれない。それしか考えられない。
油断していた、浮かれて周りを確認できていなかった。
(もっとちゃんとしていれば……)
──今更、そんなことを考えても意味はない。
「この家を捨てて、リディアを連れてどこか遠くに行きたい」
何の考えもなく、思いつくまま気持ちを言葉にした。
「ローレンス様、それは無理です。公爵家で生まれ、貴族の暮らし方しか知らない貴方が、リディアを連れて外に出て暮らしていけると思いますか? 世間はそう甘くはありません」
冷静なテイラーの言葉に、ついカッとなって声を荒げた。
「だったら、どうすればいいと言うんだ! このままリディアを失うぐらいなら、僕は死んだ方がましだ!」
本心だった、もう死んでもいいと思っていた。
明日になれば彼女は、ここを追い出される。
永遠に会えなくなるかもしれない。
「ローレンス様……」
テイラーは哀れむような眼差しで私を見た。
「すまない……」
子供のように当たり散らしてしまった自分が恥ずかしく思えた。
「死んでもかまわないと言われるのなら……」
「……?」
「──ローレンス様、こんな言い伝えがあることをご存知ですか?」
テイラーが私の耳に囁いた。
「言い伝え?」
テイラーに目を向けると、彼女は満面の笑みを浮かべ、私がしらなかった生まれ変わりの言い伝えを教えてくれた。
それは、
『満月の明かりの下、二人同時に誓いを立てて、命を絶つ』
というものだった。
偶然にも、その日は満月だった。
私は、テイラーから聞いた言い伝えを信じ、二人で命を断つことを決めた。
◇
──真夜中。
夜空には眩しいほどに丸く大きな月が輝いていた。
テイラーの手を借りて部屋を抜け出した私は、秘密の逢瀬の場所である地下室で、リディアと会った。
言い伝えを信じ生まれ変わると決めた私たちのために、テイラーは、苦しむことなく死ぬことができるようにと、毒の入ったワインと、二つのグラスを用意してくれていた。
グラスには青い星と赤い星が描かれていた。
テイラーは、青い星のグラスを私に、赤い星のグラスをリディアに使って欲しいと言った。
二つの星が二人を導き、再び出逢えるようにと思いを込めたと話すと、私とリディアに別れの言葉を告げて部屋を後にした。
◇
テイラーを見送った後、私たちは、部屋の奥にある長椅子にいつものように二人並んで座り見つめ合った。
リディアの頬は赤くなっていた。
手や足にもいくつも傷が見える。
全部、私の両親がつけた傷だ。
しかし、それもすべて私のせい。
私が、彼女を傷つけてしまった。
「リディア、守れなくてごめん」
愛する人を守ることもできず、立ち尽くしていた自分が情けない。
こうして謝ることしかできない。
「守ってくれたわ」
リディアは柔らかく微笑んだ。
「あんなの守ったとはいえない。何も出来なかった」
リディアはニッコリと笑って、首を横にした。
「恋人だと言ってくれて嬉しかった」
「リディア……」
私は、テイラーが用意してくれた二つのグラスに、毒の入った赤いワインを注ぎ入れた。
芳醇な香りに酔いそうになりながら、ワインを見つめた。
──これを飲めば生まれ変われる──
それだけを思っていた。
死ぬことは怖くなかった。
私たちは死ぬのではない、二人一緒に生まれ変わるのだ。
最初に私が一口飲んだ。
「不味いっ……」
その味に顔を顰めると、リディアがグラスを手に取りコクコクト飲んだ。
「本当だ。美味しくない……」
もっと美味しいものだと思っていたと、残念そうな顔をする。
その顔がかわいくて、私はおもわず笑ってしまった。
リディアも一緒に笑って……。
その後、二人でグラスに注いだワインを飲み干し、最後の口づけを交わした。
「生まれ変わったら、一緒になろう。どんな姿に変わっても、僕は必ず君を見つける、君を好きになる』
「私は、すぐに見つけてもらえるように、今と同じ姿に……生まれ変わる。あなたの……そばに……」
「リディア……」
──生まれ変わったら、必ず君に会いに行く──
58
あなたにおすすめの小説
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
狂おしいほど愛しています、なのでよそへと嫁ぐことに致します
ちより
恋愛
侯爵令嬢のカレンは分別のあるレディだ。頭の中では初恋のエル様のことでいっぱいになりながらも、一切そんな素振りは見せない徹底ぶりだ。
愛するエル様、神々しくも真面目で思いやりあふれるエル様、その残り香だけで胸いっぱいですわ。
頭の中は常にエル様一筋のカレンだが、家同士が決めた結婚で、公爵家に嫁ぐことになる。愛のない形だけの結婚と思っているのは自分だけで、実は誰よりも公爵様から愛されていることに気づかない。
公爵様からの溺愛に、不器用な恋心が反応したら大変で……両思いに慣れません。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
【連載版】婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
短編では、なろうの方で異世界転生・恋愛【1位】ありがとうございます!
読者様の方からの連載の要望があったので連載を開始しました。
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!
※連載のためタイトル回収は結構後ろの後半からになります。
【完結】二度目の子育て~我が子を可愛がったら溺愛されました
三園 七詩
恋愛
私は一人娘の優里亜の母親だった。
優里亜は幼い頃から体が弱く病院でほとんどの時間を過ごしていた。
優里亜は本が好きでよく私にも本の話をしてくれた。
そんな優里亜の病状が悪化して幼くして亡くなってしまう。
絶望に打ちひしがれている時事件に巻き込まれ私も命を落とした。
そして気がつくと娘の優里亜が大好きだった本の世界に入り込んでいた。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
悪役令嬢と誤解され冷遇されていたのに、目覚めたら夫が豹変して求愛してくるのですが?
いりん
恋愛
初恋の人と結婚できたーー
これから幸せに2人で暮らしていける…そう思ったのに。
「私は夫としての務めを果たすつもりはない。」
「君を好きになることはない。必要以上に話し掛けないでくれ」
冷たく拒絶され、離婚届けを取り寄せた。
あと2週間で届くーーそうしたら、解放してあげよう。
ショックで熱をだし寝込むこと1週間。
目覚めると夫がなぜか豹変していて…!?
「君から話し掛けてくれないのか?」
「もう君が隣にいないのは考えられない」
無口不器用夫×優しい鈍感妻
すれ違いから始まる両片思いストーリー
愛しい人、あなたは王女様と幸せになってください
無憂
恋愛
クロエの婚約者は銀の髪の美貌の騎士リュシアン。彼はレティシア王女とは幼馴染で、今は護衛騎士だ。二人は愛し合い、クロエは二人を引き裂くお邪魔虫だと噂されている。王女のそばを離れないリュシアンとは、ここ数年、ろくな会話もない。愛されない日々に疲れたクロエは、婚約を破棄することを決意し、リュシアンに通告したのだが――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる