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「おはようございます。お嬢様」
「おはよう」
翌朝、部屋付きのメイドであるミリーメイとともに、テイラーが部屋を訪れた。
明るい笑顔で挨拶をするテイラーに動揺した私の声は裏返ってしまった。
二人はふふ、と笑う。
「二人で来たので驚かれたのですね」とミリーメイが話した。
テイラーは会釈をし「失礼します」とワゴンを押し部屋へと入った。
衣類を抱えたミリーメイはその後に続いた。
「今朝は、メイドの仕事の確認のため同行致しました」
そう話したテイラーは、お父さまが今朝早くに執事と共に出掛けたことを私に伝え、ミリーメイに着替えを手伝うように命じた。
「はい。ではリディアお嬢様、こちらへ」
部屋の一角には丸い絨毯が敷いてある。
そこには鏡台と姿見が置いてある。
金の枠に白い布が張られた衝立に、ミリーメイは持ってきた衣装を下げた。
シンプルな形のグレーのワンピース。裾には上品な刺繍が施されている。
「素敵ね」
「こちらも、アニス様がご用意されていた物です」
ミリーメイは裾の刺繍に目を留めて微笑んだ。
「この刺繍の色、公爵様の瞳の色と同じですね」
「本当ね……」
(ラリーの瞳の色……)
刺繍に目を落とすと確かに彼の目の色と同じで、甘く見つめられ重なった唇を鮮明に思い出してしまい、頬が熱くなった。
「リディアお嬢様、お顔が少し赤いようですが体調は?」
鏡越しに私を見ていたミリーメイは、心配そうに眉を寄せている。
「だ、大丈夫よ。ちょっと暑くなっただけ……」
本当は、口づけを思い出したからだ。けれど、そんなことは言えない。
ミリーメイは何やらわかったようにコクコクと頷いた。
「このワンピースは生地が厚いのでそのせいですね。どうしましょうか? 違う物に着替えますか?」
「ううん、このままでいいわ」
「そうですか? 遠慮はしないでくださいね」
ミリーメイは背中のボタンを留めながら、何度も私の顔を覗き見る。
「本当に、大丈夫だから……」
鏡越しにミリーメイを見て話していると、そこにこちらを凝視するテイラーの姿が映っていた。
テイラーの鋭い目はなぜか私へと向けられている。
ミリーメイの仕事の確認ではなかったのだろうか?
まるで、私を確認しているように見える。
気になって見ていると、テイラーと視線が合った。
テイラーは慌てることなくスッと視線をミリーメイへと移す。
(やはり、私を見ていたのね……)
ミリーメイはテイラーから見られていることなど気にならないのか、部屋着を片付けていた。
きれいにたたみ、カゴにしまう。
それを見ていたテイラーがなぜか顔を顰めた。
「お嬢様、昨夜お部屋を出られたのですか?」
「えっ……?」
テイラーの視線は、カゴの横に置かれている部屋用の布靴に注がれている。
(あっ……)
布靴はところどころに草がつき土で汚れていた。
部屋の外に出たことは一目瞭然だった。
「眠れなくて少し散歩をしたの」
心臓がドキドキと音を立てる。
眠れなかったというのは嘘、本当は地下室を覗くことができるのかを確かめるため、テイラーが、私たちを見ていたかどうかを確認するために行ったのだ。
「そうですか。眠れなかったのなら仕方がありませんね」
優しく話したテイラーは、スッと姿勢を正し私に目を据えた。
「しかしながらお嬢様、夜中に部屋着のまま邸の中をうろつき庭に出るなどの行為は公爵令嬢として好ましくありません」
「はい……」
「そういえば、『ラリー』も眠れないと夜遅くに部屋を抜け出しているわね。親子だから似ているのかしら?」
テイラーは、口元を隠しながら笑った。
わざとらしく、お父さまのことを『ラリー』と言って。
(そういえば聞いていなかった)
テイラーが『ラリー』と呼ぶ理由を、彼に聞くつもりでいたけれど、今ここで直接テイラーに尋ねることにした。
「『ラリー』って、お父さまの愛称よね? どうしてあなたがその名前を呼ぶの?」
私が聞くと、テイラーは待っていたかのように一笑した。
「ああ、お嬢様にはお話しておりませんでしたね。私はラリーとは親しい仲なのです。彼に直接その名を呼ぶことを許されているの」
「直接……?」
ラリーが許したの?
彼はテイラーのことは何とも思っていないと言っていた。けれど、その呼び名は公爵夫妻と恋人の『リディア』にしか許さなかったのに。
「私は公爵夫妻からも公認されていて、是非後妻にと望まれていたの」
「後妻に……? メイド長を?」
「メイド長といっても、私は貴族ですもの。身分のないメイドとは違うわ」
私を食い入る様に見つめながら、テイラーは意味ありげに含み笑いをした。
──彼女は、気づいているのではないだろうか。
私が生まれ変わりだということに。
──生まれ変わりだと知られたら──
ノエルの言葉を思い出し、ゾッとした。
「まぁ、そのお話はこのぐらいにして、朝食をどうぞ。美味しいお茶もお入れしますよ」
テイラーは表情を変え、椅子に座るよう勧めてきた。
私とテイラーの間には剣呑な雰囲気が漂っている。
ミリーメイはそんな私たちを遠巻きに見ていた。
私が座ると、ミリーメイがスープを運んでくれた。
テイラーはミリーメイの様子を見ながら、ふと思い出したように口を開いた。
「そうだわお嬢様。これからミリーメイと一緒にアニス様のお墓へとお出かけになられませんか?」
「えっ、お母さまのお墓……?」
急な話の切り替えに、驚いたものの、その提案は嬉しいものだった。
お母さまのお墓……行きたい。
すでにラリーは出掛けているし、私は特にすることもない。
祖父母の埋葬の時にマクスウェル公爵家の墓地へ行ったのに、お母さまのお墓へは行く時間もなく帰ることになった。
せめてお花だけでも手向けられたらよかったのにと、心残りに思っていた。
お母さまのお墓へ行くのなら、仲良くしていたノエルも誘いたい。
「ノエルも一緒に行くことはできるかしら」
そう言うと、テイラーは首を横に振った。
「申し訳ありませんが、ノエルには昨日出来なかった仕事が残っています。残念ながら私も仕事がありますので、お嬢様はミリーメイと向かわれてください」
「わかりました……」
テイラーは行かないと聞き、ほっとした。
けれど、ノエルも無理だと知り残念な気持ちにもなった。
(仕方ないわ)
「墓地へ行くのなら着替えた方がいい? 風も強かったから髪も纏めた方がいいかしら?」
グレーのワンピースは派手ではない、髪はハーフアップにしてあるものの、強い風が吹けば乱れてしまうだろう。
テイラーは頭の先からつま先まで見ると大きく頷いた。
「墓地へ行くだけですから、服はそのままで。髪も問題ないでしょう。いざとなればミリーメイがその場で纏めます」
テイラーはミリーメイにチラリと目を向ける。
「出来るわよね」
「はい、お任せください」
ミリーメイは胸を叩き満面の笑顔を見せた。
「では、私は馬車の手配をして参ります。ミリーメイ、すぐに支度をしてお嬢様と玄関へ行くのよ」
「はい、かしこまりました」
テイラーは、テーブルにお茶の入ったカップを置くと、すぐに部屋を後にした。
「おはよう」
翌朝、部屋付きのメイドであるミリーメイとともに、テイラーが部屋を訪れた。
明るい笑顔で挨拶をするテイラーに動揺した私の声は裏返ってしまった。
二人はふふ、と笑う。
「二人で来たので驚かれたのですね」とミリーメイが話した。
テイラーは会釈をし「失礼します」とワゴンを押し部屋へと入った。
衣類を抱えたミリーメイはその後に続いた。
「今朝は、メイドの仕事の確認のため同行致しました」
そう話したテイラーは、お父さまが今朝早くに執事と共に出掛けたことを私に伝え、ミリーメイに着替えを手伝うように命じた。
「はい。ではリディアお嬢様、こちらへ」
部屋の一角には丸い絨毯が敷いてある。
そこには鏡台と姿見が置いてある。
金の枠に白い布が張られた衝立に、ミリーメイは持ってきた衣装を下げた。
シンプルな形のグレーのワンピース。裾には上品な刺繍が施されている。
「素敵ね」
「こちらも、アニス様がご用意されていた物です」
ミリーメイは裾の刺繍に目を留めて微笑んだ。
「この刺繍の色、公爵様の瞳の色と同じですね」
「本当ね……」
(ラリーの瞳の色……)
刺繍に目を落とすと確かに彼の目の色と同じで、甘く見つめられ重なった唇を鮮明に思い出してしまい、頬が熱くなった。
「リディアお嬢様、お顔が少し赤いようですが体調は?」
鏡越しに私を見ていたミリーメイは、心配そうに眉を寄せている。
「だ、大丈夫よ。ちょっと暑くなっただけ……」
本当は、口づけを思い出したからだ。けれど、そんなことは言えない。
ミリーメイは何やらわかったようにコクコクと頷いた。
「このワンピースは生地が厚いのでそのせいですね。どうしましょうか? 違う物に着替えますか?」
「ううん、このままでいいわ」
「そうですか? 遠慮はしないでくださいね」
ミリーメイは背中のボタンを留めながら、何度も私の顔を覗き見る。
「本当に、大丈夫だから……」
鏡越しにミリーメイを見て話していると、そこにこちらを凝視するテイラーの姿が映っていた。
テイラーの鋭い目はなぜか私へと向けられている。
ミリーメイの仕事の確認ではなかったのだろうか?
まるで、私を確認しているように見える。
気になって見ていると、テイラーと視線が合った。
テイラーは慌てることなくスッと視線をミリーメイへと移す。
(やはり、私を見ていたのね……)
ミリーメイはテイラーから見られていることなど気にならないのか、部屋着を片付けていた。
きれいにたたみ、カゴにしまう。
それを見ていたテイラーがなぜか顔を顰めた。
「お嬢様、昨夜お部屋を出られたのですか?」
「えっ……?」
テイラーの視線は、カゴの横に置かれている部屋用の布靴に注がれている。
(あっ……)
布靴はところどころに草がつき土で汚れていた。
部屋の外に出たことは一目瞭然だった。
「眠れなくて少し散歩をしたの」
心臓がドキドキと音を立てる。
眠れなかったというのは嘘、本当は地下室を覗くことができるのかを確かめるため、テイラーが、私たちを見ていたかどうかを確認するために行ったのだ。
「そうですか。眠れなかったのなら仕方がありませんね」
優しく話したテイラーは、スッと姿勢を正し私に目を据えた。
「しかしながらお嬢様、夜中に部屋着のまま邸の中をうろつき庭に出るなどの行為は公爵令嬢として好ましくありません」
「はい……」
「そういえば、『ラリー』も眠れないと夜遅くに部屋を抜け出しているわね。親子だから似ているのかしら?」
テイラーは、口元を隠しながら笑った。
わざとらしく、お父さまのことを『ラリー』と言って。
(そういえば聞いていなかった)
テイラーが『ラリー』と呼ぶ理由を、彼に聞くつもりでいたけれど、今ここで直接テイラーに尋ねることにした。
「『ラリー』って、お父さまの愛称よね? どうしてあなたがその名前を呼ぶの?」
私が聞くと、テイラーは待っていたかのように一笑した。
「ああ、お嬢様にはお話しておりませんでしたね。私はラリーとは親しい仲なのです。彼に直接その名を呼ぶことを許されているの」
「直接……?」
ラリーが許したの?
彼はテイラーのことは何とも思っていないと言っていた。けれど、その呼び名は公爵夫妻と恋人の『リディア』にしか許さなかったのに。
「私は公爵夫妻からも公認されていて、是非後妻にと望まれていたの」
「後妻に……? メイド長を?」
「メイド長といっても、私は貴族ですもの。身分のないメイドとは違うわ」
私を食い入る様に見つめながら、テイラーは意味ありげに含み笑いをした。
──彼女は、気づいているのではないだろうか。
私が生まれ変わりだということに。
──生まれ変わりだと知られたら──
ノエルの言葉を思い出し、ゾッとした。
「まぁ、そのお話はこのぐらいにして、朝食をどうぞ。美味しいお茶もお入れしますよ」
テイラーは表情を変え、椅子に座るよう勧めてきた。
私とテイラーの間には剣呑な雰囲気が漂っている。
ミリーメイはそんな私たちを遠巻きに見ていた。
私が座ると、ミリーメイがスープを運んでくれた。
テイラーはミリーメイの様子を見ながら、ふと思い出したように口を開いた。
「そうだわお嬢様。これからミリーメイと一緒にアニス様のお墓へとお出かけになられませんか?」
「えっ、お母さまのお墓……?」
急な話の切り替えに、驚いたものの、その提案は嬉しいものだった。
お母さまのお墓……行きたい。
すでにラリーは出掛けているし、私は特にすることもない。
祖父母の埋葬の時にマクスウェル公爵家の墓地へ行ったのに、お母さまのお墓へは行く時間もなく帰ることになった。
せめてお花だけでも手向けられたらよかったのにと、心残りに思っていた。
お母さまのお墓へ行くのなら、仲良くしていたノエルも誘いたい。
「ノエルも一緒に行くことはできるかしら」
そう言うと、テイラーは首を横に振った。
「申し訳ありませんが、ノエルには昨日出来なかった仕事が残っています。残念ながら私も仕事がありますので、お嬢様はミリーメイと向かわれてください」
「わかりました……」
テイラーは行かないと聞き、ほっとした。
けれど、ノエルも無理だと知り残念な気持ちにもなった。
(仕方ないわ)
「墓地へ行くのなら着替えた方がいい? 風も強かったから髪も纏めた方がいいかしら?」
グレーのワンピースは派手ではない、髪はハーフアップにしてあるものの、強い風が吹けば乱れてしまうだろう。
テイラーは頭の先からつま先まで見ると大きく頷いた。
「墓地へ行くだけですから、服はそのままで。髪も問題ないでしょう。いざとなればミリーメイがその場で纏めます」
テイラーはミリーメイにチラリと目を向ける。
「出来るわよね」
「はい、お任せください」
ミリーメイは胸を叩き満面の笑顔を見せた。
「では、私は馬車の手配をして参ります。ミリーメイ、すぐに支度をしてお嬢様と玄関へ行くのよ」
「はい、かしこまりました」
テイラーは、テーブルにお茶の入ったカップを置くと、すぐに部屋を後にした。
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