ロウとレイのプレイ日記

乳首責め

「ん、んぁ……は、はぁんんっ！や、ぁあッ」

シャツ越しに往復する爪に合わせて身体が跳ね上がる。分かりやすく反応してしまう事が嫌で背中を丸めて逃げようとすれば乳首を強く抓られ甘い電流が背中を駆け巡る。
乳首を弾かれる度に分かりやすく鈴口に滴を溢れさせる陰茎も物欲しげにキュンキュン収縮する後孔にも目もくれず、乳首をひたすらに弄られもどかしい快感に腰を揺らす。
腰に当たる張り詰めた熱い陰茎をわざと刺激して早く終わらせようと煽ってみても仕返しとばかりに乳首に触れるだけで終わる気配が無い。

「も、いいだッぁろ、！ん、ぅあぁ……ッ！！」
「まだだよ、ここでイけるようになって？」
「は、？ぁ、んッ……むっりぃい！ああッ、ぅう……」
「こら、逃げないの」

とろ火で炙られるような逃げ場のない快楽が続く恐怖に身を捩れば、乳首を爪で引っ掻かれ脳髄を走る快楽の筋に腰が抜けロウの腕の中へと戻されてしまう。
紙撚をつくるように柔く弄られ、硬く張った乳頭を爪で弾かれる。他は脱がした癖に一枚だけ残されたシャツの上から触られざわざわした布の感触すら快感に変換される。

「あ、ぁあ……ひっ、ぅ……んぅん、～ッ！」

ぎゅう、と強く抓られると脳を揺さぶる酷い快楽が襲うのに快楽を逃がせず暴力的なまでの快楽に悲鳴にも似た声が漏れ出る。

「だめ、触んないの。」
「いぃ、ぃッ！！……ゃだぁ、！ぃきたっ、ひゃ、ぁう……！！」

陰茎へと伸びた手も見逃される訳がなく側に投げられたベルトによって後ろ手に縛られてしまった。煮詰まった熱が身内で暴れ回る。

「や、ぁあ……それぇっだ、めぇ……ッ～！！」

人差し指と中指で挟み擦られもどかしい快感が腰から這い上がってくる。脳髄に叩き込む快楽じゃなく甘い毒が身体中を占領していく追い詰められる快楽なんて慣れていない身体は逃げようと蜿くのに絡められた足がそれを許さない。

「ぃううッ～、ぁああ、！！らめ、やぁあ……ああぅっ！」
「見て？こんなに硬くなってるよ？」
「やあ、ぁひぃ、ぅう……ぁあ、ッ！！」

耳元で囁かれると従わないといけない気がしてきて思わずシャツの上から分かる程に芯を持っている乳首を知覚してぞくりと何かが背中を駆け巡った。耳を塞ぐこともできず耳元で強制的に注ぎ込まれる声に快楽を煽られる。

「ほら、イって？」
「あぁあ……ッ～～！？ひ、ぁうぅ……ッ」

痛いぐらいに摘まれ引っ張られ、目の前が真っ白になり身体中を駆け抜ける烈しい快楽と射精感にイッた事を自覚する。未だ脳を支配する甘い痺れに一切触られていない陰茎からとろとろと白濁が溢れる。

「よく出来たね」
「うぅ……ひ、ぃあ！？まっ、やぁああ……ッ～！」

くるりとひっくり返され執拗に弄られ続けてジクジクと疼く乳首に舌が這い指とは違う滑りを持ったざらざらとした触感に肌を栗立てる。イッたら満足すると思い込んでいた俺を嘲笑うように乳首を舐め続けられ身体を震わしながら嬌声を響かせた。