ロウとレイのプレイ日記

黒弧 追兎

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ポリネシアンセックス 2日目

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「れい、れぃ……ん、んっ、む、んーっ」
「ん、んっ……ろう、んぅ、ふ……ぁ、あ」

指先が皮膚を撫でる度に伝わる熱に身体を震わせる。舌が絡む度に響く水音は脳を犯されているようで快感が纏わりつく。
ぬるりとした感触と唾液の甘さで頭がぼうっとする。

「んぅ、ッあ……~っ、ぁんん、っひ、」

ゆっくりと這わされる指先が脇腹をなぞって肌が粟立つ。伝わる熱にぞわりと快楽が染み込んで、ジクジクと乳首が疼きを訴える。ロウの指先が胸に触れていく度に赤く主張した乳首が刺激を求めて期待に身体が震えた。
熱の篭ったロウの瞳が捉えて、追い詰めるように指を中心へと動かしていく。
肌に触れられるだけで気持ちいいのに、指でぎゅってなんてされたら。
迫る指先から目を離せずに心臓の鼓動は増していく。じわじわと皮膚を撫でた爪先が乳輪を焦らして柔く引っ掻く。じゅわりと脳内に快感が広がってビクン、と腰が跳ねた。

「んひっ、!あっあ、ッんんっ、!」
「ぁは、レイの乳首硬くなってる、期待した?」
「、ひ!っそれ、きもちぃい、ぁっ、あぁ、!」

弱く、乳首を転がされる感触に背中を浮き上がらせて声が上擦る。すりすり、と優しく側面を擦られるだけなのに声が溢れて止まらない。ロウの吐息が皮膚を掠める度にとろとろで熱い口内が乳首を包む感触を思い出して、身体が欲情に燃える。

「れいのおいしそう、んっむ、ちゅ……ん、」
「んん~っ、!?はッひ、!!んあぁ、っッ!」

ロウの真っ赤な舌が近づいて、乳首を舐めあげた。少しざらりとして滑りを纏った舌が乳首を上下に弾いて、襲う快楽の波に悶えてシーツを蹴り上げる。
昨夜から快楽に苛まれ疼いて仕方がない身体に注がれる、拷問のような快感は視界を白く揺らす。

「んあ、は……っ、あっぁああっ、んんっ」
「んは、……っん、れい、んちゅ、かわいいっ」

けれどそれでいて絶頂には至らないもどかしい快感が続いて開いたままの口から快楽に溺れた喘ぎが漏れる。
淫猥な空気に満ちる中、熱を孕んだ瞳に呑まれて何も考えられない。

「ん、ぁはっ……んッんぅ、んむ……っ」
「っん……は、……ふ、んっ、んん」

胸から離れた舌が喘ぐ唇を塞いで舌を絡める。唾液を塗り広げるように胸を撫でる掌が疼きを燻らせる乳首に掠める度に、身体がひくんっと震える。

「んー、ッひ……ぁ、あっ……んんっ、!」
「ん、れいっ……れい、……っん、はぁ、」

快楽に染まった脳内は目の前のロウに縋り付くことしか浮かばない。身体中に回った毒のような情欲がどろりと溶けて混ざり合った。
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