短編エロ

黒弧 追兎

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どろどろになっちゃえ【3P ウィダニー】

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「ねえ、俺たちさ、言ってたよね?」
「ご、ごめんなさい……」
「だーめ、許さない」

 絶対駄目だと止めた咲希と瑠依の静止を振り切って出た同窓会は二人の言う通りにべろべろに酔っ払ってしまった。セーブしていたはずなのに雰囲気に呑まれて思いのほか飲んでいたのか、混濁した意識下で思い出せるのは、介抱してくれた誰かから迎えに来てくれた二人が俺を引き取った後からだ。

「俺たちが迎えに行ってなかったら奏多はお持ち帰りされてたんだ」
「ぁの、俺をお持ち帰りしたい人なんていない、と思うんだけど」

 お持ち帰りっていうのは可愛い子とか綺麗な子とか、二人みたいな美形がされてしまうもので俺みたいな平凡はお持ち帰りなんてされないのだ。事実を教えたのに微妙な顔をした二人が左右に近寄る。

「まあ、それは後々教え込むとして、お仕置きは必要だよね?」
「俺たちがわかんなくなるまで、泥酔するなんて」

 そう、俺はべろべろに酔ったことよりも大きな失態を犯してしまったのだ。タクシーの中で思わず口をついて出た誰?の言葉は二人を固まらせて、ついでに俺の酔いも覚ました。

「で、でも……なにもなかったひ、ぃんッ!?」
「何かあってからじゃ遅いんだよ。なに開き直ってんの?」
「こら、逃げない」

 躙り寄る二人に後退りすれば、左右から伸びた腕がお腹に巻きついた。咎めるようにTシャツが捲られてさわさわと這わされる掌の刺激に声が漏れる。絶対流されたらやばいのに長い腕に捕われて逃げ場がない。

「はい、ばんざーい」

 いくら意識が明朗であっても酔いが回った身体は思うように動かない。上げられた腕にTシャツが絡まって本格的に身動きを封じられた。声色の変わらない咲希の瞳の奥が笑っていないのに気づいてしまって冷や汗が背を伝う。
 けど、こんな子供みたいに怒られるのは納得がいかない。悪くないとは思っていないけれど、俺だって一人の社会人なのだ。失言はしたけど、酔うたびに怒られる筋合いはない。こんなこと言ったら酷くされるのはわかっているから言わないけど。

「奏多、反省してないでしょ」
「反省してる、し……ごめんなさい」
「何年一緒にいると思ってんの?」

 たまらず視線を逸らせば顎を掴まれる。瑠依の冷たい瞳がゆっくりと笑うのにぞくりと震えた。かなり怒ってるのが伝わってくる。
 けど、酔いの所為なのか妙に気が大きくなってきて、ここまできたらやられっぱなしなのも納得がいかなくなってきた。

「だ、だって、」
「だって?」
「っ、おれ悪くないし!お前らしつこいんだよ!」

 言った。つい言ってしまった。堪えられなかった本音が酔いに任せて飛び出てしまった。そこまで言うつもりはなかったのに、焦っている間に言葉は取り消せなくて静かになった二人から意識を逸らす。怖い、怖すぎる。

「へぇ」
「俺らってしつこい?」
「っ、ッ、飲み会もカラオケもだめだめいいやがって!」

 圧をかけてくる双子に冷や汗は止まらないが、言葉も止まらない。飲み会とかカラオケに行こうとすれば連行されるし、着いてきたかと思えば延々と水を渡される。ワイワイガヤガヤした場が好きなのに気分は下がるし、挙句に二人が余計なことを言うせいで呼ばれなくなってしまった。
 解けないTシャツに苛立ちながら反論すれば、綺麗な顔に青筋を浮かべた双子が現れる。持て囃す奴らにこの双子のヤバさを実感してほしい。美形の圧力に負けやがって。

「だめに決まってんじゃん。お前、酒癖悪いんだから」
「酔い潰れたの何回目?」
「ほら、脱いで」
「ぁ、ばッやめろ、ッ」

 迫る四本の腕を避けるのは難しく、次々と服が剥がされる。腕に引っ掛かっていたのも全部床に放り出されて寒さに身震いして睨むが、ご尊顔がご立腹に歪んでいる様子に視線をずらした。やっば、またやってしまった。
 勢いのままに行動して後悔するのは十数年前からの俺の欠点である。それで何回双子を怒らせたのか数えきれない、今回も回数が増えてしまった。

「はい、抱っこ。お風呂行こうか」
「へ、ふろ、?」
「風呂でいっぱいお仕置きしような」

 ベッドに張り付けられると思った身体は抱き上げられて浮遊感が襲う。身長差に容易く上げられたことが悔しい。あんなに可愛かったくせに二人とも俺よりデカくなりやがって、見下ろす姿は可愛げがない。

「、は?」
「じゃーん、ウィダーゼリー」
「これで、いっぱい反省しようね?」

 ゆっくりと風呂の椅子に座らされる。冷たい感触に震えた背で見上げれば、蠱惑的に微笑んだ二人の瞳には欲が灯っていた。固まる身体と引き攣る口角はぞくりとした恐怖と微かな興奮を表していた。

 -------------

「ぉっ、ぉあっ!?はいってゆ、ッ~ぁああッ、やば、んぃッひ、~!だめっ、こえだめになるッ、!!っ~~、!」
「中にいっぱい入っちゃうねえ?」

 グジュグジュのゼリーが尿道に入り込んでいく。
 瑠依に羽交締めにされて陰茎を支える咲希の手に抑えられて、鈴口に挿入されていくゼリーを見つめることしかできない。
 卑猥な音を発しながら体内を犯す半液体が襞を濡らし擦る度に耐えがたい刺激が腰を駆け抜けていく。無遠慮に流し込まれるそれは奥に溜まり、ぶつかり合っては生まれる反響が快感に変換される。

「あはは、ちゃぽちゃぽいってる」
「やらっ、んぇあッぁあ、ぁひッひゃぅ!?っ~ーや、ぁあっやらやらっ~、はいらないれッ、!~~ッんぐぅぃひっ!?やっばぁっ、ぃ!!」
「ゼリーに責められて恥ずかしいな?」

 悪戯に囁いた瑠依の低く甘い声が快楽と羞恥を更に煽ってどうしようもない快感が身体中を支配する。
 じゅぷ、じゅぷと尿道内を進むゼリーは痼の裏側まで蝕み、くちゅくちゅと揉んでは膀胱で揺れ、痺れる快感に足指を丸めて仰け反る。冷たい感触が体温に馴染んでいく感触に肌を粟立たせることしか出来ない。
 加虐心に揶揄う咲希のされるがままに喘いでしまうことが恥ずかしいのに全然抗えない。

「ぁ、しゃき、っ~~!!も、もぉはいらないって、ぇうぁッ、~ーっんぉああっ、!?ひ、ひゃひッ、っ!!」
「お仕置きなんだから、頑張って?」

 ゆっくりと容赦なく、体内に侵食したゼリーはナカで犇めき存在を主張している。絶えず前立腺を押されたナカは快感が途切れなくて、苦しさと暴力的な快楽にに悶えることしかできない。
 容器の半分ほどが凹んで、その容量がナカに入っているかと思うと食べ物をこんなことに使っている疾しさに目を逸らす。

「あ、もう入らない」
「はひ、ひぅ……っ!ぁ、ぅぐう……っ~ー、おわりゅ、?っ、ッ、っ~!?ぉ、~~ッ!」

 溢れたゼリーがぽたぽたと脚に伝う。ゆっくりと濡れていく鈴口を塞いだ咲希が厭らしく目を細めた。
 ナカからの圧迫感に息を詰めれば、声にならない喘ぎが漏れる。期待に目が離せなくて心臓がバクバクとうるさい。

「出す時がいちばん気持ちいいらしいぞ」
「ぁへ、?……ぁッん、……はッ、ッ~~!!」

「ほら、いっぱい出そうねえ?」
「っッ!ぁ、あぁや……ッやらぁ、ぁだめ、だめッ」

 外された指に堪える間もなく、尿道を進むゼリーに得体の知れない恐怖を抱いてしまって思わず、自分の手で蓋をしてしまった。ジュパジュパと浴室に響く音を止めたくて終わりたいのに、羞恥心が優ってしまう。まるで、排泄するような感覚に身体中が熱く燃えて沸騰した頭は何も考えられない。

「あ~、奏多可愛いな」
「っ、ほらおててどけて?」
「や、ぁ……あッだめだめっ、!はずかし、ッ~、んぁあ!?」

 抵抗を繰り返した手も強引に外されてしまえば、対して保たなかった。身体が追い出して迫り上がるゼリーが線を描いて床に叩きつけられる。

 ジョボッジャブジャブッジョボボボッ

「ぁああっ!!や、ぁあはッ!~~ー、んぉおひッ!やっばぁぁ!こぇッむりむりッ、ー~~っ!?ぉぐんぁあああっ、あぁあッ!!」

 勢いよく排出される半液体のゼリーは射精感を伴って激しい快感に視界が白く滲む。
 気持ちよくて恥ずかしくて止めたいのに、我慢どころか全部出すまで終わってくれない。前立腺が押されて尿道が絶えず擦り続けられる快楽にピンッと背を張り半開きで喘ぎ悶えることしかできない。

「っ~~ぉあッ!イってなぃのにッ、イく、ッ~!?ぁあぉ、っぃく!イっちゃぅううッ、~~っ!!」
「奏多、気持ちいい?」
「いぃッ!いいからぁっ!ぁああ!!ッーーっぉんっうっ、やらやらぁっ、っ~~!?」

 尿道を押し進むゼリーが齎す擬似的な射精に勘違いした身体と脳は何度も深い絶頂を迎えては神経を焼くほどの激しい快楽に呑まれる。
 床を濡らして溜りをつくるゼリーに羞恥心が膨れ上がる。嫌々と振った首とは裏腹に卑猥な音は浴室に響き渡り、半開きになった口から舌を覗かせては涎が首筋を伝う。

 ジョボッ、チャポチャポ……

「ッひぅ、!?ぁ、はひ、~っ……ぁうっ……ぁは、ひ」
「えらいねえ、ぜんぶ出せたねえ?」

 勢いが無くなったそれに咲希の指先が陰茎を擽り扱いて震えた鈴口から残滓がとぷりと溢れる。戯れに敏感になった身体を撫でるそれに脱力しきって反応を繰り返せば、指の代わりに唇が降ってくる。

「んっ、ぅは……んんッさき、っンぅ……ッ、ふ、?」
「るい、邪魔しないでよ」

 舌に翻弄されてどうもできない身体が急に後ろに引かれて咲希から離れて瑠依に寄りかかってしまう。するすると這う瑠依の骨ばった指が首を、腹を、腰を撫でて肌が粟立つ。

「ずるいだろ、変われ」
「えぇ?このまま抱きたいんだけど」

 いつのまにか、立って見下ろした瑠依は後ろを指差しては咲希に場所の交代を要求している。もう、地獄のようなゼリーは無くなったから俺は瑠依に洗われるんだろうか。霧が掛かったように働かない頭はぼー、と二人の様子を見守って、瑠依の掌に目を見張った。

「ッそれ、!?ひゃぅ、っ!?な、ぇ?るい、?」

 その掌に握られたのはシャワーヘッドではなく、先ほど嫌というほど見る羽目になったゼリーの容器だった。パンパンになっていて指が沈むそれに空いている様子はない。さー、と血の気が引く俺に瑠依は恍惚として身体を寄せた。

「俺も蕩けた奏多、見たい」
「は、ぇ!?や、らっ、んあぁッ!?さきっ、ばかふたごッ!ぁんッ~ー、!?」
「奏多がんばろうねえ?」

 2回目なんて無理だと逃げを打った身体は背後の咲希に押さえつけられて腰に巻きついた腕に身動きが取れなくなった。さっきまで瑠依と喧嘩寸前だったのに気が変わってしまったようで、すっかり瑠依に加担する様子の咲希は吐いた悪態に軽く笑って拘束の手を緩めない。

「だから、もう一回しような?」
「っ~~、ひ、やぁ……るぃ、?やめないぃ?」

 パキ、と音がしてゼリーが開けられた。微かな抵抗も意味をなさない今、瑠依の気を変えさせることしか手段がない。もうこの際おねだりでもしてやろうか、と考えていれば、ひたと撫でた瑠依がその美貌に淫らな笑みをのせて俺を見つめた。

「やめない、がんばろうな?」

 その言葉に経験則で諦めを浮かべてしまった心は襲うであろう快楽に怯えと無自覚の期待でざわついた。悪魔のような双子に囲まれて、ジュプとあっさり尿道への侵入を許してしまった身体はされるがままに、容易く快感を拾ってしまう。
 こんな目に遭うくらいなら酒の快楽よりも理性を大切にしようと考える奏多が解放されたのは、ゼリーを全部出して発情しきった身体をぐちゃぐちゃに抱かれて、後悔と快楽に蕩された翌日の昼のことだった。
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