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教国残党狩り特殊精鋭部隊

FIRST

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 魔王国アディス
 魔王城 客間


 実況するサッカーゲームを満喫しトーイチが出ていった後…

 ソウシ・ベルウッドはベルウッド商会の潤沢な資金力もあり、遠慮なくタブレットで買い物をする。

「今度は何を買ったの?」

 スキル『アイテムボックス』を持っていないソウシ・ベルウッドはタブレットでの買い物直後に目の前にに品物が梱包されて出てくる。

 質問者ヴィーネ・ベルウッドは梱包された物=『ブルーレイディスクレコーダー』を持ち上げソウシに聞いていた。

「この間タブレットでアニメの動画視ただろ?今度はこのテレビで視れるぞ」

 ヴィーネからレコーダーを受け取り、梱包を解いていくソウシ。

「へぇ。今度はこの大きい魔導具で………やっぱり凄いわね、日本…」

 ちなみに最新機種については先ほどゲーム中にトーイチに聞いていたのだが、複数番組同時録画可能な機種を買っても、異世界では録画出来ない事には気付いていない。
 つまり………レコーダーではなくプレーヤーで良かったワケである。
 容量も2TBと正直意味は無い。

 そしてケーブルも購入してセッティングを進めるソウシ。

「ヴィーネ、テレビに魔力充填しておいてくれ。あ、あと今買ったヤツにも」

「了解」

 
~~~~~~~~~~~~~~~~


 セッティングを終え、魔王ルシファス・ヴィ・サタニアも呼び、フードとドリンクの準備もバッチリである。

 正面のサブウーハーに左右後方にもスピーカーを設置。
 音響も完璧だな………と満足するソウシ。
 どうやって持って帰るんですかね?

 そして…

「よし、視るか!」
「「………………」」コクリ

 始まったのは…

『宇宙◯◯0079年…地球から最も遠い…』

 ファーストの劇場版だった…。
 

~~~~~~~~~~~~~~~~

『こいつ………動くぞ…』

『性能とやらを…』

『坊やだからさ…』

『僕が一番…』

『戦いの中で、戦いを忘れた…』

「………やっぱ赤だな」ウンウン

「………赤ね」ウンウン

「………青も悪くない」ウンウン

『踏み台にしたっ!?』

『あと十年は戦える…』

『間違いない………ヤツだ…』

「私が横に動いて…」

「俺が跳べば…」

「(俺が踏み台になるのか…)」



 二作目まで視て…

「どうする?ラスト三作目視るか?」

「ラストは明日にしない?」

「そうだね。明日の執務後が良いかな?」

 三作目を翌日に回し、夜は更けていく…。



〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


Q、何故テレビ版ではないのか?

A、ヤツらにはまだ早い。

Q、視せる順番はどうするの?

A、年表通りか作品順かはまだ悩んでる。トーイチにも相談だな。

Q、アナザーも視せる?

A、俺が視てないのもあるからな…当然視せる。


短め。
平和な先輩一家。
次回のサブタイは?

次回もよろしくお願いします。
 
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