異世界召喚されました……断る!

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アライズ連合国~ポークレア王国

導き出し解き答う

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 アライズ連合国
 小さな町の町長宅


 俺がありそうな『ワード』を出し、リュウジとリディアから俺の知らない『知識』や『一般常識』を引き出す。
 いくつかの引っ掛かりを纏めて、俺は一つの答えを導きだした。

 さあ…

 じっちゃんの名には掛けないが…

 答えは『コレ』だろうっ!!




「おい、おま」「ダンジョンかっ!!」「ダンジョンねっ!!」「………………おぅ…」

 



 俺が膝から崩れ落ちたのは言うまでもない…。



~~~~~~~~~~~~~~~~


「何かゴメンってばトーイチ」
「何かすみませんトーイチさん」

「………いや………うん、まあ………いいけどね…」

 あの後………拗ねに拗ねた俺は、さすがに大人げないか………と復活を果たし、会議を再開。
 町長さんに新しいお茶を入れてもらい、話の続きに入った。

「とりあえずの候補としてダンジョンが有力だろうと思ったワケだが、二人もソコに辿り着いたのなら異議はないだろう…」

「ですね。トーイチさんのヒントありきのところでしたが、俺もダンジョンは怪しいと思います」
「そうね。トーイチのヒントが無ければ、ソコに繋げるのは難しかったわ…」

 ………なんか凄ぇ気を使われている感があるんだが…。
 まあ、いい…。

「あとは何処のダンジョンか?だけれど………町長さん」

「はいっ」

「この辺り初級ダンジョンの位置とか分かります?」

「うーーーん………ちょっと町の者に聞いてきます…」

「よろしくお願いします」

 冒険者ギルドじゃないからな。さすがに直ぐには分からないか…。

「トーイチ………何で『初級ダンジョン』?」

「ん?ああ………中級、上級は当然危険度が高いだろっ?転移させられた被害者もだが設置した側も危険だからな…」

「「なるほど…」」 

「まあ、今のだって簡単に考えての話だ。裏をかいて上級に設置しているかもしれない…」

「有り得ない話じゃないわね…」

 俺は続けて…

「ただ…」

「「ただ?」」

「直ぐに見つかるのを防ぐために下層の方にしているとは思っている。そうすると、ソコまでに行く時間や危険度を考慮した場合、初級かな………と」

「「………ふむ」」

 納得してくれているから、そんなにおかしいことは言ってないだろう…。

 そして…

「心配事はある…」

「「心配事…?」」 

「魔力を引っ張っているところが転移先ではないケースだ…」

「あっ!?確かに…」
 
 そうリュウジは驚くが…

「多分だけど………ソレは無いと思うわ…」

 ………とリディア。
 俺とリュウジは『何故?』という視線を向ける。

「使い捨てのトラップとして既に『転移』と『痕跡消去』さらに『魔力吸収』の術式が組み込まれているような魔導具で、『転移先の指定』なんて無理があり過ぎるのよね…。」
「確かに使い捨てだとしても優秀。商人的には涎ものの魔導具だ………商品価値はかなり高い。………が出回っている話は聞いたことが無いから量産されているとは考え難い…」

 確実………ではないにしても、量産されていない物………ということは技術的に現状では難しい物………という解釈ができるか…。
 
 ………でリディアも言っているってことは『魔術的』にも難しい………ということかな…。

 ただ、まあ………現状ではダンジョンが有力には違いないだろう。
 そして…

 タイミング良く、町長が戻ってきた。

「在りました。この町と旧エルフ国領の真ん中辺りを国境側に進んだ辺りに初級のダンジョンが在るようです」

 エルフ国と獣人国の真ん中………そして王国側の国境か…。
 いよいよ怪しいな…。

 よしっ!

 ダンジョン攻りゃ………違う違う。

 調査開始だっ!



〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


解答パート。
あまり矛盾のないようにしたつもりです。
まあ後付けとも言う?
そして久しぶりのダンジョン突入!

次回もよろしくお願いします。
 
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