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アライズ連合国~ポークレア王国
リョーサンの洞窟①
しおりを挟むアライズ連合国
旧エルフ国と旧獣人国の間に位置する初級ダンジョン『リョーサンの洞窟』
魔王の血と先輩の血を持つリュウジ・ベルウッドと旧エルフ国の王族にして現大公かつ魔術師ギルドのギルドマスターでありグランドマスターの称号を持つリディア・フォン・エルフリア、そして称号だけはいっぱいある俺を含めた三人は、初級ダンジョン『リョーサンの洞窟』に突入した。
「『リョーサンの洞窟』って入ったことあるか?」
「無いわね」
「無いですね」
二人も入ったことは無いらしい…。
まあマッピングは『マップEX』先生に任せて進めばいいか…。
どうせ初級ダンジョンだしな…。
そう考えていた時期が俺にもありました。
~~~~~~~~~~~~~~~~
「おいっリディアっ!ソコ触んなっ!」
「えっ?」
『ガコン………ゴゴゴゴゴ…』
引き摺るような音に併せて、壁の一部がずれていく…。
そして………ソコから大量にピンク色のモノアイを光らせた緑色のスライムが出てきた…。
「ザクヘ◯ドだとぉっ!?」
「アレは『スライムザクヘッド』………スライムの変異種と言われているが…」
「変異種がこんなに大量に出てくるなんて…」
そして俺は察する。
あっ、このダンジョン、絶対に勇者が造ったトコだわ………と。
『リョーサン』は『量産』ってことね………って喧しいわっ!もうこの後に出て来そうな魔物も何となく分かっちゃったよっ!
そんなことを考えつつ、気が付くとあっという間に大量の『スライムザクヘッド』を殲滅していた。
まあ、所詮ザk………スライムってことだな。
リュウジは襲い掛かってくるスライムをペシペシと払い、リディアは愛用の杖を振り打ち返していた。
リディアさん………何故、振り子打法なんですかね?
俺?俺はスクエアビットにお任せである。
そして…
二層は青いモノアイのスライム。
三層は黒いモノアイのスライム。
四層は鶏冠でモノアイのスライムが出現。
安全地帯らしき場所や宝箱部屋も見てまわるが今のところ痕跡など、らしいところもない。
あとリディア…。
お前ワザとトラップのスイッチ押してるだろ?そんなことない?ホントかよ?
………で五層のボス部屋である。
もう絶対アレだよ…。
偉い人には分からん奴だよ…。
赤い人が赤くないのに乗っちゃう奴だよ…。
そう思った俺は悪くないはずである。
悪いのは過去の勇者。間違いない。
~~~~~~~~~~~~~~~~
ダンジョン突入前
「トーイチ…」
「ん?」
「何で『近く』のダンジョンに限定したの?」
「あっ、ソレ、俺も聞きたかった」
「あぁ………『転移』魔法って人数によって必要魔力量が変わるんだろ?だから距離でも変わると思ったんだよ。そうすると当然、距離が近い方が必要魔力量が少ないだろうな?って…」
「言われてみれば…」
「そうかもね…」
「実際のところは行ってみなきゃ分からないけどな…」
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
ダンジョンは出来るだけダイジェストで…。
スライムザクヘッド=『ザ◯スライム』だと多分アウト
あとは何となく分かるかと。
そして中層は…?
最後のは足りなかった説明の補完的な…。
次回もよろしくお願いします。
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