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潜入!ポークレア王国!!
ep.1 南へ…4.5
しおりを挟むポークレア王国
領主の街への街道
『アイテムボックスEX』の新たな………前からあったのか?機能………『加工』
ウインナーを作った俺は調子に乗った。
これ…
メンチカツもいけるんじゃね?と…。
俺は『アイテムボックスEX』内の材料を確認。
足りない物は………と探し、『タブレット』で購入して揃えていく。
『ブラックポーク』は挽き肉に加工して、プラス、ロースとヒレを準備。
フッフッフッ…。
そう………今日のお昼は『二種の豚カツとメンチカツ定食』に決定であるっ!
元の世界にいた頃は面倒なので、そんな調理はしなかったが…。
今なら…
今ならばっ!
『アイテムボックスEX』という便利スキルにより、衣が付いた状態まで済ませてくれる。
豚カツはまあまあ肉厚に。
メンチカツは拳大くらいの大きさで。
キャベツも千切りに………ならんな…。えっ?コレは加工じゃないって?
基準が分からんのだが…。まあいい…。キャベツはリュウジにやらせよう。
こうして、歩きながらお昼の準備をしていた俺はニコニコしながら街道を進む。
あとはライスと豚汁と………漬物は購入するか。
そんな俺を他所に、リュウジとリディアは現れた魔物と戦闘を行っていた。
「フンッ!………トーイチさんにも手伝ってもらいません?」
「『火炎嵐』ッ!!………ダメよっ!あの顔は多分、お昼ご飯をどうするか考えている顔………つまり…」
「『ブラックポーク』の調理法?」
「恐らくね…。だから…」
「俺たちが戦闘を引き受けると…」
「反対?」
「いや………昼飯のためならっ!『縮地』っ!!」
「フフフ………さすがリュウジ。物分かりが良いわね。じゃあ、こっちも………『火炎矢百連』ッ!!」
魔物は大分多かったみたいである…。
~~~~~~~~~~~~~~~~
『ジュワアァァァ………』
「ああっ………もう既に良い匂い…」
「音だけでも堪らんっ…」
少し早めに移動を止めて、昼飯の準備。
米を炊く時間もだが油の温度も上げないといけないしな………と豚汁も同時進行である。
そして準備を進め、衣を付けた肉を油に落とす。
リディアとリュウジの反応が………と言うより表情がもうアレである。
メンチカツを揚げ、ロースを揚げ、ヒレを揚げ、キャベツと一緒に盛り付け、ライスと豚汁、そして漬物も。
別皿に胡麻入りのソース、ソースのみ、塩、そしてからしを準備し…
「『二種の豚カツとメンチカツ定食』完成だっ!!ソースなどはお好みで」
「「「いただきますっ!!!」」」
『『『サクッ』』』
「「「っ!?美味ぁぁぁっ!!!」」」
豚カツはサクッとした歯ごたえに肉厚なのに柔らかく、噛んだ時に溢れる肉汁の旨味が口内に広がる。
メンチカツはしっかりと噛めるのにほどけるほど柔らかく、豚カツよりもジューシーな旨味は口内を浸食していく。
口内の油は新鮮なキャベツでリセット。
そしてまた『サクッ………ジュワァ…』………堪らん…。
この昼食時…
俺とリュウジは米二杯と豚汁一杯をお代わりし、リディアは米一杯をお代わりしていた…。
「う~ん………ゲフッ、食い過ぎた…」
「………ゲフッ、ですね…」
「う~ん………動けなあぃ…」
そして寝転がる俺たち三人。
正しく食い倒れである…。
横になり考える。
誘拐された人たちにも早くこんな美味い飯を食わせてやらないとな…。
だから…
今日は…
もう…
目を閉じてもいいよな…。
このあと…
三人共が寝てしまったのは言うまでもない。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
そして昼食のみのお話。
ラストは雰囲気だけはシリアスに…。
ちなみに豚カツとメンチカツのモデルは神奈川県のA市のブランド豚。毛色は知りませんが…。
次回もよろしくお願いします。
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