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潜入!ポークレア王国!!
ep.2 潜入side:トーイチ①
しおりを挟むポークレア王国
セイトへの街道
リュウジ、リディアの二人と別れた俺は、進路を先ほどの領主貴族街からセイトへ向かうであろう集団の方向へ向かう。
まだ距離はあるがそのうち集団とぶつかるか、集団が進む道に出るかするだろう。
しばらく歩き、俺は気付く…。
単独行動になったんだから、後で『転移』すれば良いんじゃね?
と…。
………というワケで『マップEX』で『セイト』を確認するも…
「映らん………というか確認出来ない?」
どういう理由か『セイト』は『マップEX』で確認出来なかった。
今までで確認出来なかったのは、ダンジョン内………それも俺が足を踏み入れていない場所だけだったのだが…。
「『セイト』はダンジョン…?………いや、恐らく…」
『探査』出来ないような『特殊な結界』のようなモノ………か?
俺の脳内に三國志に登場する軍師たちの姿が浮かぶ…。
そんなファンタジーな力を持っているとは思えないが…
「この世界………がっつりファンタジーだしなあ…」
そもそも俺自身がLvやらスキルやら魔法やらと使い倒しているのだ。
三國志に登場する人物がこちらの世界に存在したら、それはもう無双するのではなかろうか…。
武将たちの力はスキルとして…。
軍師たちの力は魔法として…。
それぞれが発現して、とんでもない力を有するような気がする…。
まあ、今のところ確証は無いし、ただの予測でしかないのだが…。
いや…
すでに『予感』な気がする…。
根拠も何も無い…。
だが…
手元に僅かにある情報と…
予感…
いる…。
俺はソコに…
『セイト』に三國志に連なる人物がいると…
確信めいた予感を感じていた…。
~~~~~~~~~~~~~~~~
『マップEX』に映らないモノは仕方ない…。
俺はすぐにソレは諦め、集団をマーキングする。
こうしておけば、集団のマーキングが消えた地点が『セイト』の位置になるだろう…。
まあ、ソレは集団が無事に『セイト』に着けばの話ではあるが…。
途中、魔物に襲われたり、『セイト』の戦力と戦ったり………そういう可能性もないワケではないからな…。
最悪、方向もある程度の距離も分かっているし、『転移』を繰り返せば良いか…。
そんなワケで、俺はロインの町に戻って来ていた。
先日、訪れた時とは別の宿屋にチェックインして部屋へ。
装備は外し『アイテムボックスEX』へ入れ、服を着替える。
日は傾きすでに夕方…。
俺は酒場に赴き、軽く腹に入れつつ隣のオッサンから情報収集をして、席を立つ。
酒場にいた時間は四十分程度。
俺はロインの町のメインストリートから一本外れた道に…
力強く一歩踏み込んだ…。
そして翌日…
言うまでもなく賢者モードに突入していた俺が、ベッドメイキングに来た宿屋の従業員に、だらしない格好で寝ていたのを見られたのは言うまでもない…。
『マップEX』を見ながら、ちょっと油断した隙にヤられた………と言い訳だけしておこう。
言い訳って言っちゃうのかよ!
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
進むどころか戻っちゃう主人公。
更に言い訳する主人公。
一体何処に潜入しているのか…。
次回もよろしくお願いします。
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