異世界召喚されました……断る!

K1-M

文字の大きさ
200 / 225
潜入!ポークレア王国!!

ep.2 潜入side:トーイチ③

しおりを挟む
 
 ポークレア王国
『セイト』


 なんとか入れたお店はメインストリートを外れた小汚ない酒場………ということもなく、普通に綺麗な建物のこじんまりとしたお食事処。

 カウンター席のみで一席ずつ仕切られている、まるで某ラーメン屋のような作りだった。
今現在お一人様の俺には嬉しい作りである。

 メニューはもちろんラーメン………ではなく普通の定食のようなセットメニュー。
 俺はオススメになっていたポークジンジャーをチョイス。

 うむ………普通に美味い。
 俺はペロリとそれを平らげ、店を出る。

 しかしポークレア王国の豚肉料理はホントに美味い。………前にも言ったような気がするな…。
 まあいい…。

 とりあえず次は………宿屋を~~~と思ったのだが…

「………飯食うのにアレだったからなぁ………宿屋なんて部屋取れなさそうだな…」

 なんて考えたのが悪かったのか………案の定、チェックイン出来ず。
 仕方ない………と一度門まで戻り、門番さんに相談。

「そういうことなら、ほらっ!彼処にちょっとした広場があるだろ?彼処で宿屋取れなかった奴らがテント張って野営してるぜ!」

 クイクイッと親指でその方向を指す。
 確かに結構人がいるな…。
 ありがとさん………っと声を掛けて広場へ。

「しょうがないか…」

 と野営の準備をして、さっさとテントに入る。

 ………出来れば門の外に出たかったんだけどな…。
 そうすればこの『セイトの結界』を気にしないで良かったんだけど…。
 そう思い通りにはいかないか…。

 この結果のせいで、迂闊に俺の結界を展開しづらいし、転移するのも憚られる。
『鑑定EX』でも『結界』だと解るものの、その効果までは解析出来なかったようだ。
 厄介なことである。

 この日は余計なことはせず、おとなしく就寝することに…。
 治安………大丈夫だよな?大事な物とかは『アイテムボックスEX』に閉まってから、俺は床に就いた。



~~~~~~~~~~~~~~~~


 翌日はまず宿屋を探す。
 さすがに街に入ったのに広場にテント張って野営は嫌過ぎる…。
 なんとか三件目で今日の宿を確保出来たことに一安心。

 次にマーキングした集団の確認。
 俺は直ぐに宿の部屋に通してもらい、ベッドにゴロリ。『マップEX』を開き確認する。
 それぞれが結構バラバラに動いているが…

 その中でも一番人数の多い奴らを追うか………それとも…。
 
 集団は俺とは違い、宿に泊まっていた。こちらを探るべきか…。

 もしくは単独で動いている奴にするか…。




 さて………どうするかな…。
 


 ちなみに『タイシュ』がいるであろう街の中心の建物は『マップEX』で確認出来なかった。
 ここにはさらに結界が展開されているのだろう。
 用意周到なことである。

 ソコへの潜入も考えないとなぁ…。

 俺は某ダンボールに隠れる男を思い浮かべるも、直ぐに思考から削除。
 一つずつ当たるか…。

 それが一番良さそうだ………と宿を出た…。



〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


一体何処のとんこつラーメン屋なんだ?
そして真面目にお仕事するトーイチ。
ダンボールを出す予定はありません。
次回もよろしくお願いします。
 
しおりを挟む
感想 1,256

あなたにおすすめの小説

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

悪役令嬢が処刑されたあとの世界で

重田いの
ファンタジー
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で、人々の間に静かな困惑が広がる。 魔術師は事態を把握するため使用人に聞き取りを始める。 案外、普段踏まれている側の人々の方が真実を理解しているものである。

えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~

たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始! 2024/2/21小説本編完結! 旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です ※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。 ※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。 生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。  伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。 勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。  代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。 リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。  ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。  タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。  タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。  そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。  なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。 レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。 いつか彼は血をも超えていくーー。  さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。  一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。 彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。 コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ! ・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持 ・12/28 ハイファンランキング 3位

【完結】20年後の真実

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。 マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。 それから20年。 マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。 そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。 おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。 全4話書き上げ済み。

婚約破棄されたので、隠していた聖女の力で聖樹を咲かせてみました

Megumi
恋愛
偽聖女と蔑まれ、婚約破棄されたイザベラ。 「お前は地味で、暗くて、何の取り柄もない」 元婚約者である王子はそう言い放った。 十年間、寡黙な令嬢を演じ続けた彼女。 その沈黙には、理由があった。 その夜、王都を照らす奇跡の光。 枯れた聖樹が満開に咲き誇り、人々は囁いた。 「真の聖女が目覚めた」と——

腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。

灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。 彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。 タイトル通りのおっさんコメディーです。

アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~

明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!! 『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。  無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。  破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。 「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」 【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。