ちっこい僕は不良の場野くんのどストライクらしい

よつば 綴

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1章 始まりの高2編

機嫌はもうなおったから

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 僕が朔のモノを「挿れて」と懇願すると、朔は眉間に皺を寄せて溜め息を吐いた。そして、ずぽんっとバイブを引き抜くと、入れ替わりに朔のモノが押し込まれた。

「がっ····んぐぅ····はっ、あ゙っ····くふぅ······」

「結人、息しろよ。お前が煽ったせいで、痛てぇくらいガン勃ちなんだ。責任、とってもらうからな」

 その責任は僕に無いと思う。けれど、こんなに気持ち良いモノで滅茶苦茶にされるなら、全責任を負ってもいいかと思えた。

「ふぁっ····せっ、責任、とるからぁ····いっぱいシてぇ」

 ぎゅってして欲しくて手を伸ばしたら、両手を掴んで引き上げられた。その拍子に、最奥に突き刺さる。

「············お゙っ、あ゙っ······待゙っでぇ····動かな、い゙、でぇっ」

 朔は、僕のお尻を鷲掴みにすると、上下に揺さぶった。その衝撃に耐えられず、朔の肩を強く握り爪を立ててしまった。

「いぁっ──はぁ····気持ち良いか?」

「んっ、気持ちぃー······肩っ、爪、ごめ····ね」

「いい。思い切り握ってていいから、いっぱいイけよ」

 動く度に、奥の部屋をぐぽぐぽ出入りする。カリが引っかかるのが、堪らなく気持ち良い。
 僕の呼吸が浅くなってくると、ずんっと落とされ、目も脳もチカチカする。噴き出して止まらない潮が、密着している僕と朔の間に溜まる。

「結人、水飲め」

 そう言って、八千代が口移しで水分補給をさせてくれたが、こんな状況で上手く飲み込めるわけもなく、殆ど零れてしまった。

「朔は鬼畜っつぅか、余裕がない感じだな。2人がヤッてるトコ見てたら、可愛いけどヒヤヒヤすんだよな」

「あー、わかる。ゆいぴが苦しいくらい感じてんのは絶景なんだけど、朔が加減間違えないか心配」

「そうだな。アイツ、自分のサイズのヤバさわかってねぇもんな。なまじ、結人がそれを受け入れちまったから、一生わかんねぇままなんだろうな」

「自覚してて容赦しない場野も、相っ当ヤバいけどね。ゆいぴ壊れちゃうから、加減間違えんなよな」

「お前には言われたかねーわ。······壊さねぇよ。付き合う時、アイツに言ったからな。デロッデロに甘やかすって」

「わぁ~、場野ってそういうトコあるよな。ギャップ? 女子が好きそう。あ、結人もそういうのに弱いよな」

「そのゆいぴが、またトンでるんじゃない? そろそろ止めよっか」

「おーい、朔さーん。結人息してる?」

「してる。意識もある。イキすぎて、ちょっとバテてるだけだ」

 朔はさっき、ナカで1度イッたのだが、治まらずそのまま続けている。ベッドに倒れこんだ僕の腰を持ち上げ、大きく出し入れする。ズルッと出ていったかと思えば、性感帯を抉りながらズドンと入ってくる。

「それっ、ん゙お゙ぉ゙っ····いつもより、奥っ、入りそ····」

「ん····結人、ここイイな。俺も、イッ····んぅっ」

「今日もベッドぐっしょぐしょだなぁ」

「だな。まぁ、しゃーないわな」

「俺も、片付けんの手伝うから。いつもわりぃな」

「あー····別に」

 八千代の歯切れが悪い返事に、違和感を覚えた。

「八千代? 何か怒ってる? 片付けるの、僕も手伝うよ?」

「気にすんな。それに、お前は無理だろ。これから俺らの番なんだからよ」

「ぉあー····。僕もうイけないよぉ」

「じゃ、やめとくか。ここに挿れたかったんだけどなぁ」

 八千代は僕のお尻を自分の方に引っ張ると、おちんちんを穴に押しつけながら言った。その顔ときたら、何を言ったところでやめる気なんて絶対に無い。

「や、やめないでぇ····」

 僕は枕で顔を隠し、八千代のそれを強請った。

「ははっ、合意だな。挿れんぞ──」

 ぬちゅぬちゅと音を立て、僕の羞恥心を駆り立てる。枕を抱き締める手に、自然と力が入ってしまう。
 八千代は、りっくんと啓吾に急かされながらも、お構い無しにマイペースに僕のナカを堪能する。

「結人、こっち足上げんぞ」

「んっ、ぅえ? ぅんんっ····あっ······やっ、何!? すっご、い、奥ぅんっ」

 僕の片脚を抱き上げると、突き上げるように奥に捻り込む。いつもよりも深く、奥へと入ってくる。朔が思い切りねじ込んだ時と変わらないくらい、奥深くまで犯される。

「んゔっ····」

 ぐぽぐぽされると、いつも一瞬吐き気が催す。何とか耐えているけれど、ここまで入ってしまうと本当に吐いてしまいそうになる。

「んぷっ····だめ、そこもう····んぐっ」

「わりぃ。吐くか? 吐いてもいいぞ」

「や、だ····よぉ····」

 僕は、無意識に八千代が入っている辺りをぎゅっと握った。

「おぁっ····それやめろ。外からすんな」

「ふぇ? あ、これぇ? 八千代、気持ちぃの?」

 八千代が眉をしかめ、気持ち良さそうな表情を見せていたから、やめてあげなかった。

「おい、イッちまうだろ」

 お腹をぎゅっぎゅしていたら、八千代に両手を捕まれ顔の横で押さえつけられた。なんだか、無理矢理されているみたいで、すごくドキドキして、お腹の奥がきゅんとしてイッてしまった。

「あっ、待っ、またイッた····まだ女の子イキしてぅからぁっ····ひぅっ····ぃあぁぁっ」

「すんごいイキっぷりだな。俺もイきそう。結人、ちょっと咥えて?」

「も、むぃらよぉ····」

 啓吾は、無理だと言う僕の訴えなどお構い無しに、喉奥に押し込むと容赦なく流し込んだ。

「ごほっ····んふぅ······」

 何とか、啓吾の精液を飲み込むと、続けてりっくんが僕の口を犯しに来た。

「ごめん、ゆいぴ····俺もイキそうなんだ。飲んで?」

「ん、お゙っ······ん゙っん゙ん゙ーっ」

 りっくんは啓吾と同様に、奥に突っ込むなり注ぎ込む。苦しくて、それでも僕はイッてしまった。

「俺のはこっちで飲めよ」

 そう言って、八千代が奥で盛大にイッた。どれだけ出すのだろう····。僕はそのまま、力尽きて眠ってしまった。

「あーあ、寝ちゃった。しゃーねぇな。俺と莉久はお預けだな」

「だね~。辛いねぇ。けど、幸せそうに寝てるゆいぴの邪魔はできない····」

「朔は、結構前から寝てるけどな」

「あ、ホントだ。何か最近、疲れてたっぽいもんね」

「場野もウトウトしてるけど、大丈夫? 結人、俺が拭こうか?」

「あ? ····あぁ、大丈夫だ。俺が拭く」
 
「そ? 無理なら言えよ。つーか朔、親父さんにちょくちょ呼ばれてるって結人が言ってたけど、疲れてんのってやっぱそれ関係だよなぁ」

「だろうね。ゆいぴのお父さんの件以外でも、もう色々動き始めてるっぽいよ。朔は何にでも真っ直ぐだからねぇ」

「場野は? 兄ちゃん探してんの?」

「あぁ、一応見つけたけどな。厄介な事になってたから、姉貴が処理してくれてるらしいわ。それ待ち」

「厄介な事って? 何か事件?」

「まだ詳しくは聞いてねぇけど、どうせ女絡みだろ。アイツ、頭もちんこも腐ってっからな」

「毎度、酷い言われようだな。兄ちゃん、そんなに女癖悪ぃの?」

「悪いってレベルじゃねぇよ。何回かそれで刺されてるしな」

「え、シャレになんないレベルじゃん。兄ちゃんアホなの?」

「だぁから、脳ミソ腐ってんだって。面倒事を面白がってガンガン首突っ込むタイプだからな」

「やだ、何その人。絶対ゆいぴに近づけないでね」

「殺してでも近づけねぇわ」

「····お兄さんと仲良くできないの?」

「うおっ、お前起きてたんか。大丈夫か? 水飲むか?」

「ん。ちょうだい····ありがと」

 ぽけっとしたまま、なんと自力で起き上がって水分を摂る。

「お兄さん、大丈夫なの?」

「知らねぇけど、姉貴曰くは生きてるってよ」

「僕は、お兄さん見てみたいなぁ。八千代に似てるの?」

「顔は似てるらしいけど、中身は真逆っつーか、違う生きもんだな」

「へぇ。やっぱり見てみたいな。お姉さんにも会ってみたい。八千代のお姉さんでしょ?かっこよさそう····」

「結人? 水零れるよ? 結人~? ····ダメだ、また寝たわ」

「可愛いなぁ····何、この可愛い生物。ゆいぴの可愛さでお兄さんに会わせたら、秒で食べられちゃいそうだね」

「そん時は、俺が責任持ってぶっ殺すから任せろ」

「んぉっ····ここ何処だ······あぁ、場野ん家か」

「ぶはっ。朔、起き方独特だね····」 

「わりぃ。結構寝てたよな。あー、頭いてぇ」

「ヤッて変に寝ちゃったからね。朔、疲れてんね。大丈夫なの? ゆいぴも心配してるよ」

「問題はない。けど、結人とヤると精気全部持ってかれちまって、眠気に勝てなかった」

「もうちょい寝るか? 帰んのダルかったら泊まっても構わねぇけど」

「いや、凜人が探しに来るから帰る」

「あ~、凜人さんも変な人なのね。変人ばっかだな」

 啓吾が笑っている。古い仲だからか、八千代の朔への物腰が柔らかい。りっくんも、なんだかんだ楽しそうだ。

「僕からしたら、みんなも変な人だよ」

「あ、また起きてる。ゆいぴ、おはよう。今度は目覚めた?」

「うん。おはよぉ」

「で、誰が変人だって?」

 八千代が僕のほっぺを、指でグリグリしながら聞く。

「だって、僕とずっと居てくれるとか言うし、こんな訳わかんない関係受け入れちゃってるし、僕に関わると周り見えなくなるし。変でしょ?」

「変だな~。そうやって聞くと変だよな、俺ら。まぁ、俺らは結人に狂わされてんだよ」

「それだと、僕が凄く悪い男みたいだけど」

「溺愛させて、煽って弄んで、お前から離れられなくしてんだから、充分悪い男だろ」

 八千代が僕の顎をクイッと持ち上げる。なんて甘い表情かおだろう。

「そ、そんなつもりないもん····」

「結人、魔性の男だな」

「なんか、啓吾が陳腐なこと言ってる~。聞いてて恥ずかしいんだけど」

 りっくんが啓吾から離れ、朔に寄っていく。朔は、まだ少し寝惚けているのか、ぼーっとしている。

「朔、大丈夫? 頭痛いって言ってたでしょ?」

「頭痛はもう大丈夫だ。寝起きだったからだと思う」

「そう、良かった。朔····無理はしないでね」

「あぁ····頑張る」

「違うでしょ? 結人は無理しないでねって言ったでしょ? 話噛み合ってないよ」

「わりぃ。なんか可愛かったから、気合い入った」

 不本意ながら、朔のやる気スイッチを押してしまったようだ。本当に、無理はしないでほしいのだけど。
 朔も疲れているようだし、八千代も用事があるとかで、いつもより早めに解散した。
 送ってくれた八千代が、少し元気がないように見えたのが気がかりだ。
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