地球でひとり(?)のスライムマン

角野総和

文字の大きさ
16 / 80

真紀子と愛美 ③

しおりを挟む



「うっ…うん、んむ……うぅぅ」



苦しそうに呻きながらも、真紀子は僅かも零すまいと懸命に喉を開き、欲望液を飲み込んでいく。高く上げた尻を振りながら、何度も喉を鳴らす。



「ぷあっ……ごしゅりん、しゃまぁ……おいひぃ…」



この間は辛そうだったのに、今日は嬉しそうな真紀子に三波は首を傾げたが、まぁ気分の違いかと納得する。

それよりも、今は三波だって真紀子に触りたかった。



「んぁ……まっちぇ、まって。まだ…お掃除フェラが……あむ…」



全部射精して幾分柔らかくなった肉棒に真紀子が舌を這わせて、纏わり付いた自分の唾液や白濁を舐め取る。鈴口に舌を捻じ込んで、管に残った残液も啜りあげた。

まさに1滴残らず、と言う感じに舐め取っていく。



そんな事をされたら三波だって平然としていられない。

真紀子が顔を離したタイミングで、彼女をベッドに引き上げて、押し倒した。

仰向けになった真紀子のスカートを捲り、パンツを脱がそうと手をかける。



手を伸ばした瞬間、それが目に入った。





赤いガーターとお揃いのレースのパンツ。小さなリボンが付いて可愛らしいそれは船底の真ん中、肝心な部分にスリットが入っていた。



穴あきパンツ。

三波も実物を見たのは初めてだった。



「ま、真紀。これ……」

「あぁん…そ、れもセットだったの。穿いたままエッチできるよぉ。お兄ちゃん、好きぃ?」

「すんげぇ、エッチだ」



仰向けに寝かした真紀子の両脚を大きく持ち上げ、膝が肩に着く程折り曲げた。腰が完全に浮き上がっている。

そうすると、パンツに開いた隙間から濡れて光っている割れ目が丸見えになった。



所謂まんぐり返しの体勢だ。

こうすると三波は勿論、されている真紀子にも全部が見える。



「やっ……こんなの…恥ずか、しぃ……」



真紀子が顔を真っ赤にして身をよじる。だが、上から三波が圧し掛かっている状態では逃れられる筈がない。



「今度は真紀子が気持ち良くなる番だからね」



三波の言葉に誘われたのだろう。顔を背けていた真紀子がちらりとこっちを見てきた。

見せ付けるように、長く伸ばした舌で秘裂を舐める。



「ああっ!」



触れた瞬間、真紀子の体がびくりと跳ねた。



「いやっ、こんなの……お兄ちゃんっ」

「ダメだよ、真紀。こっち見てて」



三波は真紀子と目を合わせながら舌を閃かせながら、淫唇にぴったり口をつけて肉丘を鼻の頭で圧迫する。

真紀子の縮れ毛が三波の鼻を擦ってこそばゆい。



手を添えなくてもぱっくり開いた媚肉に舌を這わせ、柔らかい襞を弄ぶ。そのたびにヌチャヌチャといやらしい音がたって、真紀子が濡れているのを伝えてくる。



恥かしいのだろう、真紀子がぎゅっと目を瞑る。だが、三波は許さない。



「ほら、真紀。しっかり目を開けてこっち見て。真紀のオマンコ、どうされてるのか言ってごらん」



優しげな声でそそのかすと、真紀子の力ない指が三波の髪を掴んで引っ張る。



「やっ…そこで、喋っちゃ…やだ……」

「ふ~ん。や、なんだ」



三波はニヤリと笑い、太腿をがっしり抱え込んで益々激しく肉びらを舐め啜った。



「やっ……ひいぃぃぃっ」



嫌がっても感じているのは間違いない。真紀子は腰をくねらせながら大量の愛液を吐き出している。



「くくっ。ここからいっぱい出てくるよ」



蜜を零す膣穴に舌先を捻じ込んでいく。



「ひはっ!いやっ……そこ、は…」



舌先を器用に使い、穴の浅瀬を穿り、かき回す。

そうすると、そこからはお漏らししたようにたっぷりの蜜が分泌されてくる。



真紀子は腰を捻るが、自分の意思で愛液が止めれる筈なく。圧迫された下腹部を波打たせながら三波の舌と口を濡らしていく。



段々真紀子の口から拒絶の言葉が出なくなる。代わりに艶っぽい喘ぎ声と甘やかな息が零れてくる。三波は我慢できず、淫唇にぴったり口を密着させ、ジュルジュルと音を立てながら愛液を啜った。



「ひゃっ!いやっ、音、そんな音ぉぉぉ……」



快感に浮かされた耳には余計に大きく響くのだろう。真紀子は首を左右に振りたてながら、両手で三波の髪を掴んで股間から引き剥がそうとするが、力の入らない抵抗は三波にとって無いに等しい。



啜っては舐め、舐めながら舌を浅瀬に捻じ込んでを穿り返す。微妙な振動を与えながら、真紀子を快感の渦へ追い込んでいった。





しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

月弥総合病院

僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

処理中です...