地球でひとり(?)のスライムマン

角野総和

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その後の弥生

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その後の弥生



あれから5日。毎日弥生とセックスしている。

はじめは痛がって泣いていた弥生も今では何度もイクし、自分から欲しがったりするようになった。

女が堕ちるのは簡単だ。そして、一旦堕ちたら―――――もう戻れない。







《主サマ。どうかしましたか?珍しくナーバスにナッテマスよ。ナニカ心配事デモおありですカ?》



指先からコナミがちょろっと顔をのぞかせながら尋ねてくる。

でも、そんな風に尋ねられても、自分でさえ何が問題なのかわかっていないから、答えようが無い。



《主サマはトクシマヤヨイの事を気にサレテイマスネ?どうしてデスカ?》

「いや。特に先生の事で悩んでたわけじゃないんだ。何て言うのかな……。俺、このままいいのかなってさ」

《ハイ?このままトハ?》

「ん~~~~……それもよくわかんないや。ごめん」



コナミもそれ以上は聞いてこない。





突然自分の世界が変わってしまう。



異世界召喚などという、これ以上無いって位、思いっきり自分の世界を歪められた経験をした三波が、今度はレイプで他人の世界を歪めている。

こんな事をしてもいいのだろうか。





確かに性の快感は得もいわれぬ心地になる。

三波だけでなく、愛美も真紀子も充分感じているし満足している。だが、弥生は……。



弥生は処女だった。

教師と生徒という歪んだ関係とは言え、彼女は石川を好いていた。好きな男に処女を捧げようと思っていたに違いないのだ。例え、石川が愛される価値の無い男だとしても、彼を好きになったのは弥生の意志だ。騙されて泣いても、それはそれで正解なのだろう。



だが、現実は―――――――



弥生の処女は三波が奪いとった。

彼女の意思と関係無く、彼女の意思に反して、力で征服した。





彼女の世界を歪めてしまった。









今や弥生は真紀子や愛美と同じ位三波とのセックスを好きになっている。しかも、コナミの存在にも慣れた。



あの最初の日、コナミは破瓜の血を舐めただけで大人しくしていたから弥生はコナミに気付かずじまいだった。



次の日、2度抱いた後、弥生が朦朧としている時にコナミを見せた。

目の玉が飛び出すかと思う位驚いていた。尻でずりながら力の入らない体を三波から遠ざけようと後退った。だが、熾火の残った弥生の体はちょっと刺激しただけで燃え上がり、異形の存在を受け入れた。



3日目、この日は最初から三波とコナミで弥生を嬲った。

コナミの出す妖しい液体と得も言われぬ快感に、抗える筈がなかった。



そうして4日目。この日弥生は自分からコナミを欲しがった。

口を開き、太くしたコナミに吸い付いた。何本もの触手を体に這わせ、乳房を乳首をマンコを、全てを愛撫させて何度ものぼり詰めていた。





弥生ももう、コナミから逃げられない。



石川との仲がどうなっているかなど、知りたくも無い。ただ、体育の時間に聞こえてくる噂だと、石川は最近誰かに女を取られて機嫌が悪いそうだ。

まさか誰も、その誰かが三波だとは想像もしないだろうが。















何となく、真っ直ぐ家に帰りたくなくて、三波はぼんやり教室で座り込んでいた。





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