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第1章
29聖地へ
イヤーカフに付与する魔法の相談をお父様にする。
私は過ちを繰り返さない幼女、アイリーン。
危険から身を守るようなものにしたいと言ったら、すんなりOKがでた。アクセサリー付与の定番なのだそうだ。
ほうほうよくあるのね。あまり想いが重くならなそうでよかったわ。じゃあ、やりましょう。まず、魔物・魔獣が出るそうだから、攻撃を受けたら跳ね返す付与、シールドのイメージ。万が一、億に一、けがをしたら自然に治癒してくれる付与、あ、身近な人も治癒できるといいわね。大事な人が亡くなったらノエル様悲しむもの。『私、失敗しないので』のイメージ。これでよし!
やっぱりレナルドに相談して正解だわ。小さな魔石をちりばめたこのイヤーカフとっても素敵。満足のいく出来よ。
お父様とお兄様用にも違うデザインのものを作ってもらっているし、お母さまには、もっとエレガントなものをデザインしたわ。そちらも楽しみね。
レナルドが、使わなかったデザインを欲しがってたから、もちろんあげたわ。
********************
出発よ!今回は、お母様も一緒。留守番のセルジュが寂しそうだわ。
お父様の転移魔法を期待したけど、大人数は無理なのだそうだ。そうよね。メイドたちもいるし大荷物だしね。聖地に行くのですもの。お尻の犠牲は仕方ないわ。
馬の蹄の音を聞きながら揺られている。
あ゛あ゛、腰が!お尻が!う゛ーーー。
あら!?ちょっと待って、馬車に魔石がついてるじゃない。もう付与はついているようだけど、二重付与いけるかしら。
ハイブリット馬車、ハイブリット馬車、静粛性に優れ、走行中でも静かで騒音や振動による余計な刺激を受けませんよ、と。…はい、できた!
お母様とボニーが高速で私を見たわ。お、お父様に言っちゃう?
私は過ちを繰り返す幼女、アイリーン。
結局、お母様がお父様に報告。その間こっそり、全部の馬車に付与をして回る。呆れたお顔も素敵です、お父様。えへへ。
長い旅だったけれど、おかげで前回よりも快適だったわ。そして今日の私は、いつもと一味違う。馬車の中で寝ていない。だってもうすぐ着くのよ。身だしなみは完璧。
私は過ちを繰り返さない幼女、アイリーン。
「ユーグ、アリー待ってたよ。」
光り輝く推しが、おられる。
3人で手を取り合ってぴょんぴょんしたわ。ああ、満たされていく。浄化と言ってもよい。天に召される気はないけど。
さあ、ボニー、シャッターチャンスよ。手振れ防止機能はもう付けてあるわ。
********************
邸がある場所は、辺境伯領の中では、比較的安全だそうだ。よかったわ。きっと、熊よりも怖いわよね魔獣。
あら、美男美女たちが、ガゼボでお茶をしている。目の保養。
ノエル様の髪も瞳もお母様譲りだったのね。そりゃそうよね。辺境伯様、赤髪赤目ですもの。
なんでも、テディベアの売り上げが好調で、領民の生活が改善しているらしく、お二人にすごく感謝されたわ。アンゴラヤギの毛も辺境伯産だそうで、酪農家はウハウハらしい。いえいえ、お母様と、レナルドの手腕ですわ。
「アリー、こっちだよ。」
「はい、ノエルさま!」
これが手紙でおっしゃていた花ですか?きゃーノエル様が耳にかけてくださったわ。
「ほら、やっぱり似合う。」
何もしていないのに、ご褒美をいただくなんて。ああ、神よ。毎日のお祈り、今日からさぼりませんわ。
私は過ちを繰り返さない幼女、アイリーン。
危険から身を守るようなものにしたいと言ったら、すんなりOKがでた。アクセサリー付与の定番なのだそうだ。
ほうほうよくあるのね。あまり想いが重くならなそうでよかったわ。じゃあ、やりましょう。まず、魔物・魔獣が出るそうだから、攻撃を受けたら跳ね返す付与、シールドのイメージ。万が一、億に一、けがをしたら自然に治癒してくれる付与、あ、身近な人も治癒できるといいわね。大事な人が亡くなったらノエル様悲しむもの。『私、失敗しないので』のイメージ。これでよし!
やっぱりレナルドに相談して正解だわ。小さな魔石をちりばめたこのイヤーカフとっても素敵。満足のいく出来よ。
お父様とお兄様用にも違うデザインのものを作ってもらっているし、お母さまには、もっとエレガントなものをデザインしたわ。そちらも楽しみね。
レナルドが、使わなかったデザインを欲しがってたから、もちろんあげたわ。
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出発よ!今回は、お母様も一緒。留守番のセルジュが寂しそうだわ。
お父様の転移魔法を期待したけど、大人数は無理なのだそうだ。そうよね。メイドたちもいるし大荷物だしね。聖地に行くのですもの。お尻の犠牲は仕方ないわ。
馬の蹄の音を聞きながら揺られている。
あ゛あ゛、腰が!お尻が!う゛ーーー。
あら!?ちょっと待って、馬車に魔石がついてるじゃない。もう付与はついているようだけど、二重付与いけるかしら。
ハイブリット馬車、ハイブリット馬車、静粛性に優れ、走行中でも静かで騒音や振動による余計な刺激を受けませんよ、と。…はい、できた!
お母様とボニーが高速で私を見たわ。お、お父様に言っちゃう?
私は過ちを繰り返す幼女、アイリーン。
結局、お母様がお父様に報告。その間こっそり、全部の馬車に付与をして回る。呆れたお顔も素敵です、お父様。えへへ。
長い旅だったけれど、おかげで前回よりも快適だったわ。そして今日の私は、いつもと一味違う。馬車の中で寝ていない。だってもうすぐ着くのよ。身だしなみは完璧。
私は過ちを繰り返さない幼女、アイリーン。
「ユーグ、アリー待ってたよ。」
光り輝く推しが、おられる。
3人で手を取り合ってぴょんぴょんしたわ。ああ、満たされていく。浄化と言ってもよい。天に召される気はないけど。
さあ、ボニー、シャッターチャンスよ。手振れ防止機能はもう付けてあるわ。
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邸がある場所は、辺境伯領の中では、比較的安全だそうだ。よかったわ。きっと、熊よりも怖いわよね魔獣。
あら、美男美女たちが、ガゼボでお茶をしている。目の保養。
ノエル様の髪も瞳もお母様譲りだったのね。そりゃそうよね。辺境伯様、赤髪赤目ですもの。
なんでも、テディベアの売り上げが好調で、領民の生活が改善しているらしく、お二人にすごく感謝されたわ。アンゴラヤギの毛も辺境伯産だそうで、酪農家はウハウハらしい。いえいえ、お母様と、レナルドの手腕ですわ。
「アリー、こっちだよ。」
「はい、ノエルさま!」
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