【完結】さよならのかわりに

大好きな婚約者に最後のプレゼントを用意した。それは婚約解消すること。

だからわたしは悪女になります。

彼を自由にさせてあげたかった。
彼には愛する人と幸せになって欲しかった。

わたくしのことなど忘れて欲しかった。

だってわたくしはもうすぐ死ぬのだから。

さよならのかわりに……




24h.ポイント 731pt
71,530
小説 1,501 位 / 187,516件 恋愛 717 位 / 56,791件

あなたにおすすめの小説

年下の彼は、なぜだか私にZokkonです。

ルカ(聖夜月ルカ)
恋愛
どこからどう見てもおばちゃんの恵理子46歳に、熱すぎる春が来た。 27歳の樹に熱烈にアタックされ、付き合うことになってしまって…

妹に全てを奪われるなら、私は全てを捨てて家出します

ねこいかいち
恋愛
子爵令嬢のティファニアは、婚約者のアーデルとの結婚を間近に控えていた。全ては順調にいく。そう思っていたティファニアの前に、ティファニアのものは何でも欲しがる妹のフィーリアがまたしても欲しがり癖を出す。「アーデル様を、私にくださいな」そうにこやかに告げるフィーリア。フィーリアに甘い両親も、それを了承してしまう。唯一信頼していたアーデルも、婚約破棄に同意してしまった。私の人生を何だと思っているの? そう思ったティファニアは、家出を決意する。従者も連れず、祖父母の元に行くことを決意するティファニア。もう、奪われるならば私は全てを捨てます。帰ってこいと言われても、妹がいる家になんて帰りません。

私の役って一体何なんですか?

jun
恋愛
前世の記憶を思い出したのは3歳の時だが焦ったのは一瞬。 まあ良いかと過ごした幼少時代。 年頃になり、婚約者も出来て、学園にも通い始めたが、周りはトラブルばかりなのに、私には何もない。 次は巻き込まれる?今度は私の番?転生したのはたまたま? 待ち構えても何もない・・・。 すみません…神様、私の役どころを教えて下さい! 待てども待てども、あるのは平穏。 何もしないのに味方が増えていく様子に怯えまくる主人公ケイトリン。 ケイトリンの役どころとは?

可愛い姉より、地味なわたしを選んでくれた王子様。と思っていたら、単に姉と間違えただけのようです。

ふまさ
恋愛
 小さくて、可愛くて、庇護欲をそそられる姉。対し、身長も高くて、地味顔の妹のリネット。  ある日。愛らしい顔立ちで有名な第二王子に婚約を申し込まれ、舞い上がるリネットだったが──。 「あれ? きみ、誰?」  第二王子であるヒューゴーは、リネットを見ながら不思議そうに首を傾げるのだった。

浮気の認識の違いが結婚式当日に判明しました。

しゃーりん
恋愛
サリーシャは婚約者ベックとの結婚式の日を迎えた。 しかし、結婚式を挙げることはできなかった。 ベックの子供を妊娠したという女性がやってきたから。 絶対に浮気はしないと約束したのは何だったのか。 そこには浮気の認識の違いがあったということが判明するというお話です。

夫に離婚を切り出したら、物語の主人公の継母になりました

魚谷
恋愛
「ギュスターブ様、離婚しましょう!」 8歳の頃に、15歳の夫、伯爵のギュスターブの元に嫁いだ、侯爵家出身のフリーデ。 その結婚生活は悲惨なもの。一度も寝室を同じくしたことがなく、戦争狂と言われる夫は夫婦生活を持とうとせず、戦場を渡り歩いてばかり。 堪忍袋の緒が切れたフリーデはついに離婚を切り出すも、夫は金髪碧眼の美しい少年、ユーリを紹介する。 理解が追いつかず、卒倒するフリーデ。 その瞬間、自分が生きるこの世界が、前世大好きだった『凍月の刃』という物語の世界だということを思い出す。 紹介された少年は隠し子ではなく、物語の主人公。 夫のことはどうでもいいが、ユーリが歩むことになる茨の道を考えれば、見捨てることなんてできない。 フリーデはユーリが成人するまでは彼を育てるために婚姻を継続するが、成人したあかつきには離婚を認めるよう迫り、認めさせることに成功する。 ユーリの悲劇的な未来を、原作知識回避しつつ、離婚後の明るい未来のため、フリーデは邁進する。

娘を悪役令嬢にしないためには溺愛するしかありません。

木山楽斗
恋愛
目覚めると私は、かつてプレイしたゲームの世界の侯爵夫人になっていた。 そんな私には、娘がいる。アトラという名前のその少女は、ゲームにおいて悪役だった女性の過去の姿だ。 悪役令嬢であるアトラは、自業自得ではあるが悲惨な末路を迎える。 多少素直ではないだけで悪い子ではない今のアトラに、私はそのような末路を迎えさせたくはなかった。 今の私は、私という人格が入り込む前はわがままな性格だったらしい。 娘のことも疎ましく思っているような母親が、アトラを歪めたのは明だ。 故に私は、アトラのことを溺愛することにした。 彼女を悪役令嬢にしないためには、そうするしかないと思ったのである。

待ち合わせの時間になっても婚約者は迎えに来ませんでした。平民女性と駆け落ちしたですって!?

田太 優
恋愛
待ち合わせの時間になっても婚約者は迎えに来なかった。 そして知らされた衝撃の事実。 婚約者は駆け落ちしたのだ。 最初から意中の相手がいたから私は大切にされなかったのだろう。 その理由が判明して納得できた。 駆け落ちされたのだから婚約破棄して慰謝料を請求しないと。