Tell my feeling

流輝星

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病院の彼女

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彼女と出会って1年。

今日、彼女は天国へと旅立ってしまった。

僕達が出会ったのは、入院先の病院であった。

僕は、検査入院をしている時だった。

隣のベッドの女性。

それが彼女だった。

彼女は、癌で末期だった。

だが、とても元気で、明るかった。

そんな彼女の暗い顔を1度だけ見たことがある。

彼女の親は、彼女が癌だと知ると、世話ができないと言って病院に来なくなった時だ。

普段なら、木曜日の午後に来るのだ。

だが、その週は来なかった。

その後、来ることは無かった。

ある夜、僕は、彼女のすすり泣く声で起きた。

彼女は、いつも平気なフリをしていたが、やはり平気でなかったのだ。

僕は、どうしようとオロオロしていると、彼女は僕に気がついた。

ごめんなさい、起こしてしまって



僕は、そっとしてあげることにした。

守ってあげたいと思った。


僕は、彼女のことが好きになっていることに気がついた。


こうして、1週間の検査入院は終わった。

だが、僕は彼女のお見舞いに毎週のように通った。

雨の日も、晴れの日も…

いつも、僕が来ると彼女は微笑んでくれた。

彼女の笑顔は、天使のようだった。

自分の彼女へ対する気持ちを伝えよう、伝えようと思っているうちに、彼女は、だんだん弱っていった。

だが、僕を見ると微笑んでくれた。

彼女は、もうダメかもしれない。

僕は、次にお見舞いに行く時、気持ちを伝えようと決心した。

お見舞いに行く日になった。

僕は、彼女の病室へ向かった。

だが、そこに彼女はいなかった。

そこへ、ナースが病室へ来た。

そして、彼女は言った。

彼女は、昨日の夜中、息を引き取ったそうだ。

そして、彼女の荷物の中に手紙があった。

僕への手紙だった。

「私は、あなたが好きでした。親に見捨てられた私を最後まで元気づけてくれたあなたが好きでした。おそらくこの手紙を読んでいる時、私はいません。私は、あなたが今後幸せに暮らすことを願っています」



僕は泣いた。

彼女になぜ早く思いを告げられなかったのだろうか

なぜ、彼女の親は彼女を一人にしてしまったのか


彼女の分も僕は幸せになろう。




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