複雑な出会いから・・それでも君のそばにいたい・・・五子族の嫁騒動強奪戦果たして誰が彼女を妻にできるのか？¿

《６》

車が止まって扉が開いた。

その音に反応して桃華は目を覚まして辺りを見渡した。

証壱楼は目を覚ました桃華の顔を触れてから抱きしめ直してそのまま車から降りて行った。

車の外はお店の目の前に停められていたみたいでそのままお店に入って行った。

そのお店は少し刺激的に並べられた下着の数々でそれを見た桃華は頬を染めていた。

証壱楼はクスと笑いながら奥の個室のソファーに桃華をそっと優しく下ろして座らせて「桃華ここで待っていてくれるかな？」と優しく聞いてきた。

桃華はこくりと頷いてそれを確認して証壱楼はカーテンを持って「良い子で待ってるんだよ！」笑いかけてカーテンを閉めて出て行った。

桃華はいっ時固まってカーテンを見つめていたけどふっと自身の格好を思い出して大きなスーツの上着で丸まって顔と体を隠した。

それから少し経ってからカーテンが開いたが桃華は大きな上着の中にすっぽり綺麗に収まってしまったままで証壱楼が近付いてクスクスと笑い「桃華今は可愛らしい格好だね・・・でもそのままでは着替えできないから顔を出てきてくれると嬉しいかな・・・」と桃華は言われたので顔出した。

桃華は証壱楼の顔を見つめていた。

証壱楼は「そんなに僕に着せて欲しいのかな？」と言い桃華は赤くなった。

証壱楼は桃華の顔を持ち上げて「桃華は笑う顔も好きだけど困って赤くなった顔が僕は一番好きかもしれないなあ~♪」と証壱楼は言いながら額にキスをした。

桃華は赤かった顔が余計に赤くなった。

証壱楼は「今の桃華今の格好は男としては魅力的なんだけど今から選んだ服と・・・・下着に着替えようか♪｣と言い桃華は「・・・エッチ」と答えた後証壱楼は「・・そうね」と言いながら考え姿を見せて桃華の耳元に近づいて「桃華が望むならこの後僕と子供を作ろうか・・ねえ・桃華！！」と雄らしく言われた桃華はゾクと震えて悶えた。
証壱楼は満足したように足早にカーテンから出て行った。

その後、桃華は熱った顔のまま服を着せられるまま着せ替えられていつの間にか箱と袋の山を桃華は見つめて熱っていた顔が一瞬覚めて「証壱楼さん・・あの・・・この袋と箱の山は・・・いったい・・どうしたんですかねー・・？？！」

証壱楼は「え？もちろん桃華のためのプレゼントだよ？」と桃華の言っている事を疑問に思いながら当たり前の良いに言い放った。

桃華は「証壱楼さん・・私はこんなには絶対にいらない！！！」と否定した。

証壱楼は「桃華残念だけどもう買ってしまたし無理だよ！」と言いながらレシートを丸めて火を付けて一瞬燃えてしまったので返すに返せなくなってしまった。

桃華は「証壱楼さんこんなたくさんの荷物どこに置いたら良いんですかーー！！！」と指を指しながら桃華は訴えた。

証壱楼は「大丈夫だよ！今日から僕達の家を買ったからそこに住むからね♪」

桃華は「聞いてないですよ証壱楼さん！！！」

証壱楼は「そうだね・・でもね♪残念な事にね♪｣

桃華は「・・イヤな予感しかしないのですが・・残念って何ですか？？」

証壱楼は「桃華と僕の結婚届が受理されただ！！」と嬉しそうに言いながら桃華を抱き抱えてまた車に乗って動き出した。

桃華はあまりの衝撃なのに桃華はぷっくりとフグのように膨れてから証壱楼を両手で引っ張った。