14 / 56
ぼっちと幼女
幼女と買い物④
しおりを挟む
「おーい! 少年! 待ってくれー!」
食料を売っているところを探そうと、適当に賑やかな通りを選んでブラブラ歩いていたところで、背中に向かって声が飛んできた。
耳に覚えのある声色だ。
「あかいひと!」
「そうだな」
早くもシロが特徴だけで相手を認識している。
判断基準が雑な割に、妙に正確だ。偉い偉い。
振り返ると、汗をにじませた赤髪の女戦士――ルナが息を切らしながら駆け寄ってくるところだった。
背中の大剣がガチャガチャと音を立てて揺れている。
「やっと追いついた……」
「何か用か?」
「素材の件だよ。私は爪の代金しか払ってない」
「なんだ、そんな事か…」
正直、買い物ができればそれで良かったので、素材の値段についてはあまり気にしていない。
あの程度の素材なら、家に帰れば腐るほど――もしかすると、文字通り腐っているかもしれんが――いくらでもある。
「そんな事じゃないよ!? あの素材全部で、小さい国だったら買えるぐらいの価値はあるんだからね!?」
ルナは、信じられない、と言わんばかりに目を見開き、両手をブンブン振り回しながら訴えてくる。
その度に自己主張の激しい胸が、これまた主張を強めて上下に揺れた。何が詰まっているんだろうな、あれ。
「ほへー」
「すごい……」
シロとミドリが、そっちに釘付けになっている。
自分たちの胸をぺたぺた触って見比べては、そっと首を傾げていた。比べる対象が違う。
「シロ、大人にならないと無理だ。諦めろ」
「話聞いてる!?」
「きいてない!」
俺の代わりに、即答でシロが答えてくれる。
いや、そこは嘘でも「聞いてる」って言っとけよ、シロよ。フォローという概念を学んでくれ。
「さすがに貰うなんてできないから返そうと思って持ってきたんだ。はいっ」
「えっ……いらないんだが……」
ルナが亜空間から引っ張り出したのか、袋にまとめた素材をぐい、と差し出してくる。
この街に来るだけで一苦労なのに、わざわざ追いかけてまで返しに来るあたり、根は真面目らしい。
「この素材も欲しいけど買えるほどのお金持ってないからね。受け取ってくれ」
どうするか……。
国が買えると言われても、正直興味はない。
せっかく倉庫を整理できたと思ったのに、ここで持ち帰ってしまうとまた手間が増えそうだ。
――なら、押し付ける方向でいくか。
「いらないから有り難く受け取ってくれ」
「タダで……ってことは出来ない相談だ」
「貸し1だ。俺が困った時、その代金分だけ働いてくれ。名のある冒険者なんだろ?」
ルナの背中の大剣、街中であの武装を許されている時点で、それなり以上の立場なのはわかる。
顔も広そうだし、何かあった時に頼れる相手は多いに越したことはない。
「君がそれでいいなら受け取るけれど……返しきれるかな……?」
ルナが頭をぽりぽり掻きながら、困ったように笑う。
ここには何度か来るだろうし、知っている人間が一人いるだけでもだいぶ動きやすくなる。
しかも、ある程度名前が通ってる冒険者なら尚更だ。
「受け取ったな? 早速働いて貰うぞ」
「見た目に反して人使いが荒いんだね」
「初めて言われたな。調味料が売ってるところってあるか?」
「ん? 調味料か。それならこっちだよ」
道案内ゲットだぜ。
シロとミドリが、肩の上と腕の中でだんだんとまぶたを重くしてきたので、なるべく早く用事を終わらせたいところだ。
頭に掴まる形で肩車をしているシロが、万が一後ろに倒れないように、こっそり魔法を展開しておく。
風魔法の応用で、後ろに重心が傾きかけた瞬間、俺の方へと押し返すよう圧を送る簡易補助だ。
「ここだよ」
ルナが指差した先には、木枠の窓から棚がずらりと見える、小さな店が並んでいた。
中には瓶や袋が所狭しと並んでいて、ふわりと香辛料の匂いが漂ってくる。
「そうか、案内感謝する」
店内に入ると、色とりどりの瓶が棚一面を占拠していた。
見たことのある塩や砂糖らしきものから、色合い的にどう考えても辛そうな粉、瓶のふたを開けたら涙が出そうな香草まで様々だ。
――面倒だ。棚にある調味料、まとめて全部持っていこう。
小麦粉は、別の亜空間で栽培しているから必要ない。
卵も倉庫にストックがある。
目についた油や酢、ソースっぽいもの、香辛料などを次々と籠に放り込んでいく。
「結構買うね?」
「あまり街に来ないからな」
レジにいた若い店員の娘の顔が、引きつった笑顔に変わる。
そんなに大量に買っているつもりはないんだが、一般的には多いのだろうか。
「金貨8枚になります……!」
「ほいっ」
懐から金貨を八枚取り出し、カウンターに置く。
「ちょうどお預かりします……」
店員の娘は慣れた手つきで金貨を確認すると、レジ横の布袋にそっとしまった。
代金を支払ったので、購入した調味料とその他の食材を一つ残らず亜空間に投げ入れておく。
そのタイミングで、シロが完全に寝落ちした。
頭の上から、じわりと冷たい感触が伝わる。……よだれだ。俺の頭をクッション扱いして幸せそうに寝ている。
「よし、終わりだな」
「え? 食料だけ?」
「ああ」
ルナが少し不服そうな顔をする。
一体何を期待していたんだろうか。
「武器とか防具は……必要ないか」
「そうだな。素手でどうにかなる」
あの森の中にいる魔物たちなら、素手と魔法で十分だ。
魔力を濃縮して具現化すれば、その場で武器にだってできる。
「帰るか……」
シロとミドリが、完全に夢の世界に旅立っているので、この状態でどこかに寄るとしたら起こさなければならない。
寝ている子供を起こすのは、なんだか罪悪感があるので、大人しく帰るとしよう。
「帰るのかい? それならまた来た時にギルドに寄ってくれれば参上するよ。少年の名前は……」
「シュウだ」
「了解したよ。君が来たら私に連絡するように受付に言っておくね」
「わかった、感謝する」
これで、次に街へ来た時、ギルドへ顔を出せばルナを呼べるというわけだ。
案内役や、よくわからない風習の説明役としても使えそうだな。
帰るための魔法を構築する。
さっきの移動で、この街のおおよその位置は把握した。
今度は逆に、森の拠点へと空間を繋げる。
「じゃあまた来た時頼むわ。【空間転移】」
「転移系魔法は失伝したって聞いたんだけどなぁ……今度教えてもらえるかな?」
ルナが感嘆混じりにそう呟いた声を背中で聞きながら、世界がぐにゃりと歪む感覚に身を委ねる。
瞬き一つした次の瞬間、視界はギルドでも街でもなく、見慣れた我が家の前になっていた。
成功だ。
昔は座標の微調整に失敗して、土の中とか木の幹の中とかに転移してそのまま即死、なんてことがザラにあった。
それを思えば、我ながらよく成長したものだ。
家の扉を開け、中に入り、そのまま寝室へ向かう。
「んにゅ……? おうち?」
肩の上でシロが、眠たげな声を漏らした。
「そうだ。寝るならベッドで寝ようか」
シロをそっと肩から下ろし、ミドリも腕から降ろしてベッドの方を指さして促す。
2人はふらふらした足取りでベッドに向かいながら、歩きながら器用に服を脱ぎ始める。
ミドリもそれに倣って服をぽいぽいと床に落としていく。
……なぜだ。なぜ毎回脱ぎ捨てる。
そのうち大きくなったら、服の畳み方から教えるか。
部屋中に脱ぎ散らかして山を築くような子にはあまりなってほしくない。
「にーに」
シロがベッドをバンバンと叩く。
これは「ここに来い」というシロの合図だ。
「はいはい、今行きますよっと」
腰布と肩からかけていた布を外し、亜空間から取り出した寝間着を直接身に纏う。
服を引っ掛ける感覚も、すでに慣れたものだ。
ベッドに腰を下ろすと、シロとミドリが、当然のように左右からくっついてくる。
……あっついな!?
眠い時の子供の体温は、やたらと高い。
左右から挟まれて、あっという間に布団の中が自前サウナと化した。
それでも、胸元に顔を埋めて、すぅすぅと寝息を立てる2人の温もりは、悪くない。
瞼がじんわりと重くなり、俺も迫り来る睡魔に身を委ねた。
食料を売っているところを探そうと、適当に賑やかな通りを選んでブラブラ歩いていたところで、背中に向かって声が飛んできた。
耳に覚えのある声色だ。
「あかいひと!」
「そうだな」
早くもシロが特徴だけで相手を認識している。
判断基準が雑な割に、妙に正確だ。偉い偉い。
振り返ると、汗をにじませた赤髪の女戦士――ルナが息を切らしながら駆け寄ってくるところだった。
背中の大剣がガチャガチャと音を立てて揺れている。
「やっと追いついた……」
「何か用か?」
「素材の件だよ。私は爪の代金しか払ってない」
「なんだ、そんな事か…」
正直、買い物ができればそれで良かったので、素材の値段についてはあまり気にしていない。
あの程度の素材なら、家に帰れば腐るほど――もしかすると、文字通り腐っているかもしれんが――いくらでもある。
「そんな事じゃないよ!? あの素材全部で、小さい国だったら買えるぐらいの価値はあるんだからね!?」
ルナは、信じられない、と言わんばかりに目を見開き、両手をブンブン振り回しながら訴えてくる。
その度に自己主張の激しい胸が、これまた主張を強めて上下に揺れた。何が詰まっているんだろうな、あれ。
「ほへー」
「すごい……」
シロとミドリが、そっちに釘付けになっている。
自分たちの胸をぺたぺた触って見比べては、そっと首を傾げていた。比べる対象が違う。
「シロ、大人にならないと無理だ。諦めろ」
「話聞いてる!?」
「きいてない!」
俺の代わりに、即答でシロが答えてくれる。
いや、そこは嘘でも「聞いてる」って言っとけよ、シロよ。フォローという概念を学んでくれ。
「さすがに貰うなんてできないから返そうと思って持ってきたんだ。はいっ」
「えっ……いらないんだが……」
ルナが亜空間から引っ張り出したのか、袋にまとめた素材をぐい、と差し出してくる。
この街に来るだけで一苦労なのに、わざわざ追いかけてまで返しに来るあたり、根は真面目らしい。
「この素材も欲しいけど買えるほどのお金持ってないからね。受け取ってくれ」
どうするか……。
国が買えると言われても、正直興味はない。
せっかく倉庫を整理できたと思ったのに、ここで持ち帰ってしまうとまた手間が増えそうだ。
――なら、押し付ける方向でいくか。
「いらないから有り難く受け取ってくれ」
「タダで……ってことは出来ない相談だ」
「貸し1だ。俺が困った時、その代金分だけ働いてくれ。名のある冒険者なんだろ?」
ルナの背中の大剣、街中であの武装を許されている時点で、それなり以上の立場なのはわかる。
顔も広そうだし、何かあった時に頼れる相手は多いに越したことはない。
「君がそれでいいなら受け取るけれど……返しきれるかな……?」
ルナが頭をぽりぽり掻きながら、困ったように笑う。
ここには何度か来るだろうし、知っている人間が一人いるだけでもだいぶ動きやすくなる。
しかも、ある程度名前が通ってる冒険者なら尚更だ。
「受け取ったな? 早速働いて貰うぞ」
「見た目に反して人使いが荒いんだね」
「初めて言われたな。調味料が売ってるところってあるか?」
「ん? 調味料か。それならこっちだよ」
道案内ゲットだぜ。
シロとミドリが、肩の上と腕の中でだんだんとまぶたを重くしてきたので、なるべく早く用事を終わらせたいところだ。
頭に掴まる形で肩車をしているシロが、万が一後ろに倒れないように、こっそり魔法を展開しておく。
風魔法の応用で、後ろに重心が傾きかけた瞬間、俺の方へと押し返すよう圧を送る簡易補助だ。
「ここだよ」
ルナが指差した先には、木枠の窓から棚がずらりと見える、小さな店が並んでいた。
中には瓶や袋が所狭しと並んでいて、ふわりと香辛料の匂いが漂ってくる。
「そうか、案内感謝する」
店内に入ると、色とりどりの瓶が棚一面を占拠していた。
見たことのある塩や砂糖らしきものから、色合い的にどう考えても辛そうな粉、瓶のふたを開けたら涙が出そうな香草まで様々だ。
――面倒だ。棚にある調味料、まとめて全部持っていこう。
小麦粉は、別の亜空間で栽培しているから必要ない。
卵も倉庫にストックがある。
目についた油や酢、ソースっぽいもの、香辛料などを次々と籠に放り込んでいく。
「結構買うね?」
「あまり街に来ないからな」
レジにいた若い店員の娘の顔が、引きつった笑顔に変わる。
そんなに大量に買っているつもりはないんだが、一般的には多いのだろうか。
「金貨8枚になります……!」
「ほいっ」
懐から金貨を八枚取り出し、カウンターに置く。
「ちょうどお預かりします……」
店員の娘は慣れた手つきで金貨を確認すると、レジ横の布袋にそっとしまった。
代金を支払ったので、購入した調味料とその他の食材を一つ残らず亜空間に投げ入れておく。
そのタイミングで、シロが完全に寝落ちした。
頭の上から、じわりと冷たい感触が伝わる。……よだれだ。俺の頭をクッション扱いして幸せそうに寝ている。
「よし、終わりだな」
「え? 食料だけ?」
「ああ」
ルナが少し不服そうな顔をする。
一体何を期待していたんだろうか。
「武器とか防具は……必要ないか」
「そうだな。素手でどうにかなる」
あの森の中にいる魔物たちなら、素手と魔法で十分だ。
魔力を濃縮して具現化すれば、その場で武器にだってできる。
「帰るか……」
シロとミドリが、完全に夢の世界に旅立っているので、この状態でどこかに寄るとしたら起こさなければならない。
寝ている子供を起こすのは、なんだか罪悪感があるので、大人しく帰るとしよう。
「帰るのかい? それならまた来た時にギルドに寄ってくれれば参上するよ。少年の名前は……」
「シュウだ」
「了解したよ。君が来たら私に連絡するように受付に言っておくね」
「わかった、感謝する」
これで、次に街へ来た時、ギルドへ顔を出せばルナを呼べるというわけだ。
案内役や、よくわからない風習の説明役としても使えそうだな。
帰るための魔法を構築する。
さっきの移動で、この街のおおよその位置は把握した。
今度は逆に、森の拠点へと空間を繋げる。
「じゃあまた来た時頼むわ。【空間転移】」
「転移系魔法は失伝したって聞いたんだけどなぁ……今度教えてもらえるかな?」
ルナが感嘆混じりにそう呟いた声を背中で聞きながら、世界がぐにゃりと歪む感覚に身を委ねる。
瞬き一つした次の瞬間、視界はギルドでも街でもなく、見慣れた我が家の前になっていた。
成功だ。
昔は座標の微調整に失敗して、土の中とか木の幹の中とかに転移してそのまま即死、なんてことがザラにあった。
それを思えば、我ながらよく成長したものだ。
家の扉を開け、中に入り、そのまま寝室へ向かう。
「んにゅ……? おうち?」
肩の上でシロが、眠たげな声を漏らした。
「そうだ。寝るならベッドで寝ようか」
シロをそっと肩から下ろし、ミドリも腕から降ろしてベッドの方を指さして促す。
2人はふらふらした足取りでベッドに向かいながら、歩きながら器用に服を脱ぎ始める。
ミドリもそれに倣って服をぽいぽいと床に落としていく。
……なぜだ。なぜ毎回脱ぎ捨てる。
そのうち大きくなったら、服の畳み方から教えるか。
部屋中に脱ぎ散らかして山を築くような子にはあまりなってほしくない。
「にーに」
シロがベッドをバンバンと叩く。
これは「ここに来い」というシロの合図だ。
「はいはい、今行きますよっと」
腰布と肩からかけていた布を外し、亜空間から取り出した寝間着を直接身に纏う。
服を引っ掛ける感覚も、すでに慣れたものだ。
ベッドに腰を下ろすと、シロとミドリが、当然のように左右からくっついてくる。
……あっついな!?
眠い時の子供の体温は、やたらと高い。
左右から挟まれて、あっという間に布団の中が自前サウナと化した。
それでも、胸元に顔を埋めて、すぅすぅと寝息を立てる2人の温もりは、悪くない。
瞼がじんわりと重くなり、俺も迫り来る睡魔に身を委ねた。
181
あなたにおすすめの小説
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~
味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
【死に役転生】悪役貴族の冤罪処刑エンドは嫌なので、ストーリーが始まる前に鍛えまくったら、やりすぎたようです。
いな@
ファンタジー
【第一章完結】映画の撮影中に死んだのか、開始五分で処刑されるキャラに転生してしまったけど死にたくなんてないし、原作主人公のメインヒロインになる幼馴染みも可愛いから渡したくないと冤罪を着せられる前に死亡フラグをへし折ることにします。
そこで転生特典スキルの『超越者』のお陰で色んなトラブルと悪名の原因となっていた問題を解決していくことになります。
【第二章】
原作の開始である学園への入学式当日、原作主人公との出会いから始まります。
原作とは違う流れに戸惑いながらも、大切な仲間たち(増えます)と共に沢山の困難に立ち向かい、解決していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる