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第27話 今はまだ
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天宮昴は私の身体を弄ぶと何も言わずに部屋を出ていった。
今の私の力では彼に勝てない。
今はまだ負けておいてあげる。
無理やりの性交渉であった為、抵抗できないなりに身体を動かしたので、あちらこちらと痛みを感じる。
なんとか立ち上がってシャワールームへ辿り着いた。
穢らわしい天宮昴の痕跡を綺麗に洗い流したい気持ちでいっぱいだ。
不思議と涙は出てこない。
あんな奴にこんな事で屈服する程柔ではない。
そんな事よりこのオーディションで合格してアイドルとして世界の人々に私の想いを伝えなくては。
シャワールームから出ると濡れた身体を拭いて外に出かける事にした。
部屋に居ると嫌な事を考えてしまいそうだから。
ホテルのロビーを出て外に出ると一台のタクシーが停まっていた。
「乗っても良いですか?」
「どうぞ。
何処まで行きますか?」
タクシーの運転手は40代くらいのおじさんでそんなに乗る人もいないのだろうか、車の中でテレビを見ていた。
「駅前までお願いします。」
ホテルは街の中心に位置する場所にあり、数分で最寄り駅まで乗せてもらった。
「ありがとうございます。」
お金を払って降りると駅前と言うこともあり人通りも多い。
駅に向かう通路に丁度良いベンチがあった。
そこに座ろう。
人の流れや行き交う人の表情を見ていると少し自分だけが辛いのではない様な気がして楽だ。
駅の商店街らしき場所が見える。
立ち上がると無意識にそちらの方に歩き始めていた。
商店街の一角に楽器屋さんがあり、店の外側にグランドピアノが展示されていて、街角ピアノと書かれたメッセージボードが掛けられている。
「いらっしゃい。
弾いても良いよ。」
店主らしいおじさんがピアノを見ていた私に声をかけて来た。
「あ、いえ。
見てるだけです。」
突然声をかけられて内心びっくりした。
「ピアノは弾けるかい?」
優しい口調でおじさんは話しかけてくる。
「どうでしょう。
わからないです。」
弾いた事はない。
でも、もしかすると器用スキルのお陰で弾けたりするのかもしれない。
ピアノの前に設置されている椅子に座ってみた。
鍵盤を一つ鳴らしてみる♪
とても良い音色だ。
ちゃんと調律されている。
思い浮かんだメロディでゆっくり弾き始める。
心地よい音色で心の中に曲が生まれて指が勝手に
動き始める。
♪ありがとう 今まで 愛してくれて
もう私の事をわすれてしまったかしら
初めて あった日の事 今でも覚えてる
あなたは 私に 光をくれた
初めて 誰かを 愛する事の喜びを 教えてくれた
今では 何故か 遠い過去に思える
今 すぐに 会えるなら どんな 事も
捨てられるのに
window of light その先が見えなくても
光を頼りに 歩いて行ける
♪
良い心地でバラードを歌った。
自分の作詞作曲。
「おお!」
突然背中の方で沢山の拍手と歓声が湧き上がる。
「え?え?」
なに?
何が起こってる?
後ろを振り返ると歩道から店先まで沢山の人が集まっている。
「いや~とても心に刺さって響く声だね。
おじさんは心打たれたよ。」
皆さん私の歌を聴いてくれていた様だ。
全然気が付かなかった。
あまり騒ぎになると面倒なのでそそくさとその場を後にした。
だが、この時私の知らない所で大変な騒ぎとなっていたのだ。
それを知るのはホテルの部屋に戻ってからのことだった。
歩く道すがらピアノを弾いた時の感覚を思い出していた。
「器用スキルのお陰なのね。
初めて弾いたのに。
それに変な感覚が起こってたなぁ。」
念の為、ステータスを確認しておこう。
私のステータス。
種族 人間 レベル25
職業 女子高生レベル10
体力356 腕力46 魔力150
気力120 魅力∞ 運340
敏捷性∞
スキル
器用 歌姫(極) 絶世の美少女 探知 危険予知 即再生 威嚇 神眼 知略家
魔法 水属性
称号 転生者 女神の使者 力を求める者
乙女達を導く者 心を射抜く者
ん?
心を射抜く者と言う称号が追加された。
これは、人の心を揺るがすほど強い想いで感動を与えて愛という名の矢を心に射抜く者(エロスの矢とも呼ばれる)この矢を受けた者は相手に対して慈愛の心を持つ様になる。
凄い称号ね。
相手に慈愛の心を持たせるなんて、素晴らしい称号ね。
途中タクシーを拾ってホテルに戻ってきた。
ホテルのロビーからエレベーターに乗って部屋に戻って来ると部屋の中が騒がしい。
「ん?どうしたの?」
部屋に居るみんなが一斉に私の方を向いた。
「しおりちゃん!
大変よ。」
それはネットの動画で私がピアノを弾きながら歌う姿が拡散されていた。
ホテルのテレビでネット動画を見ていたマナさんが新着で凄く閲覧数が急激に増えているのを見つけて見たら私だったそうだ。
ネットのコメントには、これ誰!凄い!女神の声だ!凄すぎる!など称賛のコメントが爆発的に流れている。
「あ~、そ、それね。
さっきよ。
ついさっき街でピアノがあったから弾いただけなんだけど…。」
ははは…、あの時動画を撮ってる人が居たんだ。
その後、私はマーサさんとジェーンさんに呼び出されて、こっ酷く叱られた。
軽率な行動は控える様に再三注意を受けた。
暫くは外出禁止を言い渡され。
しょんぼりしながら部屋に戻った。
「凄いよ。
しおりちゃんの歌。
あの歌は誰の歌なの?」
私を囲んで3人が周りに座った。
ミサさんは何度も動画を見たらしい。
「あ~、あれね。
即興よ。
いろいろあって気持ちを歌にしただけ。」
あまり何回も聞かれるとちょっと恥ずかしい。
あの時は湧きあがった気持ちを歌にしただけだったけど、仕上がりがどうだかとか考えてなかったし。
「良い歌だったよ。
即興って凄くない?」
マナさんは私の肩をグイグイ掴んで揺らしてくる。
「即興なんだ。
さすがしおりちゃんね。
才能に溢れてる。」
アカリさんは和かに微笑んで誉めてくれた。
「あの動画を見ると凄く心が和むのよね~。」
うん。
新しく取得した称号。
心を射抜く者の効果です。
動画でも効果があるんだと感心している。
愛を伝えられるなんて素晴らしい。
そんな事もあったが、天宮昴との関係は誰も知らない。
あの時の事は内緒にしておこう。
次の日。
部屋を出てエレベーターに乗ろうとボタンを押して待っているとエレベーターが到着してドアが開いた。
エレベーターの中には天宮昴が乗っていた。
「やあ、元気か?」
「ええ、元気ですけど。」
同じエレベーターとはついて無い。
「動画見たぞ。
やってくれたな。」
私の肩を掴むと壁に押し当てた。
「良い歌だと誉められましたけど。」
あの動画のことが気に入らない様で怖い顔をしている。
「ちょっと俺の部屋に来い!」
エレベーターが止まると腕を掴まれて天宮昴の部屋に連れて来られた。
天宮昴の部屋は最上階のスイートルームだ。
部屋に入るなり、私をベッドのある部屋まで連れて行って乱暴にベッドに押し倒した。
「女はなぁ。
男の言う事を素直に聞いて居れば良いんだよ。」
粗暴な男性だ。
欲望もむき出し。
大人の男性というよりは幼い男の子の様な荒さもある。
「可愛いがってやるよ。
従順な女に育ててやるよ。」
まだ言葉に逆らうだけの力はなく。
天宮昴のなすがままに弄ばれた。
身体の隅々まで舐め回されて、否応無しに感じてしまう。
敏感な部分も容赦なく攻め立てる。
何時間か男を喜ばせる方法を教えられた。
「ねぇ。私の事好きなの?」
愚かな問いかけだったかもしれない。
でも、どうしても聞いてみたかった。
「はあ?好きとかあるわけないだろう。」
良かった。
これで愛してるとでも言われたら倒しがいがない。
身体は弄ばれても心は支配できない。
その事をいずれわからせてやると心に誓った。
今の私の力では彼に勝てない。
今はまだ負けておいてあげる。
無理やりの性交渉であった為、抵抗できないなりに身体を動かしたので、あちらこちらと痛みを感じる。
なんとか立ち上がってシャワールームへ辿り着いた。
穢らわしい天宮昴の痕跡を綺麗に洗い流したい気持ちでいっぱいだ。
不思議と涙は出てこない。
あんな奴にこんな事で屈服する程柔ではない。
そんな事よりこのオーディションで合格してアイドルとして世界の人々に私の想いを伝えなくては。
シャワールームから出ると濡れた身体を拭いて外に出かける事にした。
部屋に居ると嫌な事を考えてしまいそうだから。
ホテルのロビーを出て外に出ると一台のタクシーが停まっていた。
「乗っても良いですか?」
「どうぞ。
何処まで行きますか?」
タクシーの運転手は40代くらいのおじさんでそんなに乗る人もいないのだろうか、車の中でテレビを見ていた。
「駅前までお願いします。」
ホテルは街の中心に位置する場所にあり、数分で最寄り駅まで乗せてもらった。
「ありがとうございます。」
お金を払って降りると駅前と言うこともあり人通りも多い。
駅に向かう通路に丁度良いベンチがあった。
そこに座ろう。
人の流れや行き交う人の表情を見ていると少し自分だけが辛いのではない様な気がして楽だ。
駅の商店街らしき場所が見える。
立ち上がると無意識にそちらの方に歩き始めていた。
商店街の一角に楽器屋さんがあり、店の外側にグランドピアノが展示されていて、街角ピアノと書かれたメッセージボードが掛けられている。
「いらっしゃい。
弾いても良いよ。」
店主らしいおじさんがピアノを見ていた私に声をかけて来た。
「あ、いえ。
見てるだけです。」
突然声をかけられて内心びっくりした。
「ピアノは弾けるかい?」
優しい口調でおじさんは話しかけてくる。
「どうでしょう。
わからないです。」
弾いた事はない。
でも、もしかすると器用スキルのお陰で弾けたりするのかもしれない。
ピアノの前に設置されている椅子に座ってみた。
鍵盤を一つ鳴らしてみる♪
とても良い音色だ。
ちゃんと調律されている。
思い浮かんだメロディでゆっくり弾き始める。
心地よい音色で心の中に曲が生まれて指が勝手に
動き始める。
♪ありがとう 今まで 愛してくれて
もう私の事をわすれてしまったかしら
初めて あった日の事 今でも覚えてる
あなたは 私に 光をくれた
初めて 誰かを 愛する事の喜びを 教えてくれた
今では 何故か 遠い過去に思える
今 すぐに 会えるなら どんな 事も
捨てられるのに
window of light その先が見えなくても
光を頼りに 歩いて行ける
♪
良い心地でバラードを歌った。
自分の作詞作曲。
「おお!」
突然背中の方で沢山の拍手と歓声が湧き上がる。
「え?え?」
なに?
何が起こってる?
後ろを振り返ると歩道から店先まで沢山の人が集まっている。
「いや~とても心に刺さって響く声だね。
おじさんは心打たれたよ。」
皆さん私の歌を聴いてくれていた様だ。
全然気が付かなかった。
あまり騒ぎになると面倒なのでそそくさとその場を後にした。
だが、この時私の知らない所で大変な騒ぎとなっていたのだ。
それを知るのはホテルの部屋に戻ってからのことだった。
歩く道すがらピアノを弾いた時の感覚を思い出していた。
「器用スキルのお陰なのね。
初めて弾いたのに。
それに変な感覚が起こってたなぁ。」
念の為、ステータスを確認しておこう。
私のステータス。
種族 人間 レベル25
職業 女子高生レベル10
体力356 腕力46 魔力150
気力120 魅力∞ 運340
敏捷性∞
スキル
器用 歌姫(極) 絶世の美少女 探知 危険予知 即再生 威嚇 神眼 知略家
魔法 水属性
称号 転生者 女神の使者 力を求める者
乙女達を導く者 心を射抜く者
ん?
心を射抜く者と言う称号が追加された。
これは、人の心を揺るがすほど強い想いで感動を与えて愛という名の矢を心に射抜く者(エロスの矢とも呼ばれる)この矢を受けた者は相手に対して慈愛の心を持つ様になる。
凄い称号ね。
相手に慈愛の心を持たせるなんて、素晴らしい称号ね。
途中タクシーを拾ってホテルに戻ってきた。
ホテルのロビーからエレベーターに乗って部屋に戻って来ると部屋の中が騒がしい。
「ん?どうしたの?」
部屋に居るみんなが一斉に私の方を向いた。
「しおりちゃん!
大変よ。」
それはネットの動画で私がピアノを弾きながら歌う姿が拡散されていた。
ホテルのテレビでネット動画を見ていたマナさんが新着で凄く閲覧数が急激に増えているのを見つけて見たら私だったそうだ。
ネットのコメントには、これ誰!凄い!女神の声だ!凄すぎる!など称賛のコメントが爆発的に流れている。
「あ~、そ、それね。
さっきよ。
ついさっき街でピアノがあったから弾いただけなんだけど…。」
ははは…、あの時動画を撮ってる人が居たんだ。
その後、私はマーサさんとジェーンさんに呼び出されて、こっ酷く叱られた。
軽率な行動は控える様に再三注意を受けた。
暫くは外出禁止を言い渡され。
しょんぼりしながら部屋に戻った。
「凄いよ。
しおりちゃんの歌。
あの歌は誰の歌なの?」
私を囲んで3人が周りに座った。
ミサさんは何度も動画を見たらしい。
「あ~、あれね。
即興よ。
いろいろあって気持ちを歌にしただけ。」
あまり何回も聞かれるとちょっと恥ずかしい。
あの時は湧きあがった気持ちを歌にしただけだったけど、仕上がりがどうだかとか考えてなかったし。
「良い歌だったよ。
即興って凄くない?」
マナさんは私の肩をグイグイ掴んで揺らしてくる。
「即興なんだ。
さすがしおりちゃんね。
才能に溢れてる。」
アカリさんは和かに微笑んで誉めてくれた。
「あの動画を見ると凄く心が和むのよね~。」
うん。
新しく取得した称号。
心を射抜く者の効果です。
動画でも効果があるんだと感心している。
愛を伝えられるなんて素晴らしい。
そんな事もあったが、天宮昴との関係は誰も知らない。
あの時の事は内緒にしておこう。
次の日。
部屋を出てエレベーターに乗ろうとボタンを押して待っているとエレベーターが到着してドアが開いた。
エレベーターの中には天宮昴が乗っていた。
「やあ、元気か?」
「ええ、元気ですけど。」
同じエレベーターとはついて無い。
「動画見たぞ。
やってくれたな。」
私の肩を掴むと壁に押し当てた。
「良い歌だと誉められましたけど。」
あの動画のことが気に入らない様で怖い顔をしている。
「ちょっと俺の部屋に来い!」
エレベーターが止まると腕を掴まれて天宮昴の部屋に連れて来られた。
天宮昴の部屋は最上階のスイートルームだ。
部屋に入るなり、私をベッドのある部屋まで連れて行って乱暴にベッドに押し倒した。
「女はなぁ。
男の言う事を素直に聞いて居れば良いんだよ。」
粗暴な男性だ。
欲望もむき出し。
大人の男性というよりは幼い男の子の様な荒さもある。
「可愛いがってやるよ。
従順な女に育ててやるよ。」
まだ言葉に逆らうだけの力はなく。
天宮昴のなすがままに弄ばれた。
身体の隅々まで舐め回されて、否応無しに感じてしまう。
敏感な部分も容赦なく攻め立てる。
何時間か男を喜ばせる方法を教えられた。
「ねぇ。私の事好きなの?」
愚かな問いかけだったかもしれない。
でも、どうしても聞いてみたかった。
「はあ?好きとかあるわけないだろう。」
良かった。
これで愛してるとでも言われたら倒しがいがない。
身体は弄ばれても心は支配できない。
その事をいずれわからせてやると心に誓った。
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