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第十二章 最悪のノエル
第九十九話 苦悩するノエル
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保健室のベッドで眠っていたノエルは、やがてゆっくりと目を開けた。
見慣れぬ天井──そして自分が寝かされていることに気づく。
「目が覚めたみたいね」
ベッド脇の椅子に腰かけていたのはティアだった。
「……何だ。
笑いに来たのか?」
ノエルは不機嫌に顔を背ける。
「え?
そんなわけないでしょ」
ティアは軽く笑う。
「さっきまで同じクラスの子たちが心配してここにいたけど、下校時間だから代わりに私が残ったのよ」
「クラスメイト……?
なぜだ。
何故そいつらがここにいた?」
「あなたを心配したからに決まってるじゃない」
「……何故だ?」
「それは、自分で聞いてみたら?」
「バカな!
俺がそんなこと聞くわけないだろう!」
ティアは小さく肩をすくめる。
「でも、心配かけたんだから『ごめん』くらい言った方がいいと思うよ。
みんないい子たちじゃない。
あなたをここまで運んでくれたんだから」
「……俺はそんなこと頼んでないぞ!」
「そうね。
でも、それが“友達”ってものよ」
ティアはふっと微笑み、立ち上がった。
「もう私は帰るから。
あなたも早めに休みなさい」
そう言い残し、保健室を後にする。
ベッドに残されたノエルは、吐き捨てるように呟いた。
「……友達?
だと……。
何だそれは……!」
理解できない苛立ちが胸を掻きむしる。
翌朝。
登校途中のティアとメリルは、前方を歩くノエルの姿を見つけた。
背中は丸まり、元気なく俯いている。
「ねえ、あの子」
「そうね。
元気ないわ」
ティアは足を止め、メリルに微笑む。
「ごめん。
ちょっと声かけてくる」
「うん」
ティアはノエルに追いつき、隣に並んだ。
「おはよう。
元気なさそうね」
「構うな……俺はお前が嫌いだ」
ノエルは吐き捨てるが、その声には力がない。
「嫌われちゃったか。
まあいいけど」
ティアは悪びれず微笑む。
「で、どうしてそんなに元気ないの?
昨日までの威勢はどこに行ったの?」
「うるさい……どんな顔でクラスに行けばいいのか考えてただけだ」
「ああ、恥ずかしいのね」
「そ、そんなわけあるか!」
ノエルは慌てて否定する。
「クラスメイトが……何を考えてるのか分からないんだ。
困ってる」
「何が分からないの?」
「……なぜ俺を保健室まで運んだ?
なぜ待ってた?
謎だらけだ」
ティアは目を瞬かせ、そして柔らかく笑った。
「クラスメイトが倒れたら保健室に運ぶのは普通でしょ?
友達が目を覚まさなければ心配にもなる」
「普通……?
心配……?
何故そこまでする必要がある」
「ふふ、あなた複雑なのね。
分かった」
ティアは指を一本立てる。
「教室に入ったら『昨日はありがとう、迷惑をかけてごめんなさい』って言えばいいのよ。
きっとみんな喜ぶわ」
「なぜ俺が礼を言う必要が……?
あいつらが勝手にやったことだろう」
「それでも、何かしてもらったら『ありがとう』って言葉にするのが大事なの」
ノエルはしばらく黙り込み、やがてぼそっと呟いた。
「……覚えてたらな」
そう言い残し、彼は駆け足で教室へ向かっていった。
少し遅れて追いついてきたメリルがティアに声をかける。
「ティア、どうだった?」
「うん……あの子、ちょっと複雑なものを抱えてるわ。
今は見守るしかないかも」
「そうなんだ」
ティアは複雑な思いを抱えたまま、学園の門をくぐった。
ティアはノエルのことが気になり、こっそり後をつけていた。
ノエルは校舎の裏庭に出ると、ひとつ椅子を見つけて腰を下ろす。
そして、聞き取れないほど小さな声で何かをぶつぶつと呟き続けている。
(……練習してるのね)
ティアは微笑を浮かべたが、それ以上は近づかず、じっと様子を見守った。
十分ほど経ったころ、ノエルは急に立ち上がり歩き出す。
ティアが後をつけていることにはまるで気づかない。
それだけ彼は、自分の中の葛藤に必死で向き合っているのだろう。
「まったく、何をしてるのかしら」
小さく呟くティア。
ノエルは廊下でもなお、小さな声で言葉を繰り返し練習していた。
やがて彼は一年三組の教室の前まで来て、足を止める。
拳を握りしめ、動けずにいる。
(頑張れ……!)
ティアは心の中で強くエールを送った。
彼のプライドを考えれば、手を出すことなどできない。
あとは自分で踏み出すしかない。
ノエルは重い足取りで、ついに教室の扉を開けた。
「お! ノエル!
大丈夫だったか!」
「心配したんだぞ!」
「お前すげえよ!
あのティア先輩に決闘なんて!」
「マジ勇者だな!」
クラスメイトたちが一斉に笑顔で駆け寄り、彼を囲む。
廊下の陰から覗き見ていたティアは、そっと息をついた。
「ふふ……いい子たちね。
これなら心配はいらないかしら」
そう呟いて、自分の教室へと戻っていった。
一方その教室の中で、ノエルは俯いたまま震える声を吐き出す。
「……お前ら!
なんで俺を保健室に運んだんだ!
なんで待ってたんだ!」
突如の大声にクラスメイトたちは一瞬きょとんとしたが、すぐに笑顔で口々に返した。
「何言ってんだよ!
当たり前だろ!」
「友達が倒れてたら助けるの、当然じゃん!」
「そうそう!
みんな心配してたんだよ。
目が覚めなかったらどうしようって!」
その言葉に、ノエルの胸が大きく揺さぶられる。
理解はできない。
けれど、自分を気遣う気持ちだけは痛いほど伝わってくる。
そして──。
「あっ……あ、ありがとう……!」
ノエルは顔を上げ、大声で叫んだ。
それは生まれて初めて、人に感謝を伝えた瞬間だった。
「気にすんなって!」
「お前はクラスの英雄だぜ!」
「勇気あるよな!
私なら絶対ムリ!」
「三組だってバカにしてる一組二組に、一矢報いた気分だぜ!」
笑顔で肩を叩き、笑い合うクラスメイトたち。
ノエルは呆然としながら、その温かさを全身で受け止めた。
「……英雄? ……なのか」
その意味はまだ分からない。
けれど、皆の向ける笑顔には、不思議と誇らしさが宿っているように思えた。
ノエルは意を決して、近くにいた男子クラスメイトに声をかけた。
「……おい。
さっき言っていた“一組と二組に一矢報いた”って、どういう意味だ?」
男子は少し驚いた顔をしたが、すぐに笑みを浮かべて説明を始める。
「そうか、ノエルは知らないのか。
この学園はな、成績や魔力量、それにレベルの高さで一組から五組まで振り分けられてるんだ。
一組はトップエリートで、成績も優秀、魔力量も桁違いさ」
「そうだったのか……。
じゃあ、そのレベルって高いやつはどのくらいなんだ?」
「一組は平均で150以上。
二組は120以上だな。
三組以降は大体100から80ってところだ。
俺たち三組にも、まれに“限界突破”してレベル100を超える奴がいるけど……普通は99止まりだ」
ノエルの眉がぴくりと動いた。
「何を言っている。
レベルは99が上限のはずだろう?」
「まあ、一般的にはな。
でもこの学園に入ってくるような連中は、ほとんどが“突破者”か、突破を目指して修行してる奴ばかりだぜ」
「あり得ない……!
99以上のレベルが存在するなんて……!」
「そうでもないんだよ。
研究記録じゃ、人間の最高到達点はおよそレベル500だって言われてる。
大賢者フェルンは480まで行ったって記述があるし、前任の勇者ロディアスは確かレベル500だったはずだ」
「……っ、なんてことだ……!」
ノエルは思わず頭を抱えた。
自分の知る“常識”が一瞬で崩れ去っていく。
男子は肩をすくめて続けた。
「まあ、人にはそれぞれ限界があるらしい。
修行しても130くらいで止まる奴もいれば、100に達した時点で上がらなくなる奴も珍しくない。
全員が英雄級に強くなれるわけじゃないさ」
「……うう……。
なんて世界だ……」
ノエルは混乱に目を回しそうになりながらも、なんとか踏みとどまる。
そして、恐る恐る口にした。
「……ちなみに……その、ティアという先輩は……レベルいくつなんだ?」
男子は苦笑いを浮かべ、首を振った。
「それが分からないんだ。
どんなに優秀な鑑定士でも、ティア先輩のステータスは見えないらしい。
噂じゃ……五百はあるんじゃないかって言われてる」
「な……!」
ノエルの顔から血の気が一気に引いていった。
自分が“レベル99”を誇りにしていたことが、急にちっぽけで愚かに思えてしまう。
見慣れぬ天井──そして自分が寝かされていることに気づく。
「目が覚めたみたいね」
ベッド脇の椅子に腰かけていたのはティアだった。
「……何だ。
笑いに来たのか?」
ノエルは不機嫌に顔を背ける。
「え?
そんなわけないでしょ」
ティアは軽く笑う。
「さっきまで同じクラスの子たちが心配してここにいたけど、下校時間だから代わりに私が残ったのよ」
「クラスメイト……?
なぜだ。
何故そいつらがここにいた?」
「あなたを心配したからに決まってるじゃない」
「……何故だ?」
「それは、自分で聞いてみたら?」
「バカな!
俺がそんなこと聞くわけないだろう!」
ティアは小さく肩をすくめる。
「でも、心配かけたんだから『ごめん』くらい言った方がいいと思うよ。
みんないい子たちじゃない。
あなたをここまで運んでくれたんだから」
「……俺はそんなこと頼んでないぞ!」
「そうね。
でも、それが“友達”ってものよ」
ティアはふっと微笑み、立ち上がった。
「もう私は帰るから。
あなたも早めに休みなさい」
そう言い残し、保健室を後にする。
ベッドに残されたノエルは、吐き捨てるように呟いた。
「……友達?
だと……。
何だそれは……!」
理解できない苛立ちが胸を掻きむしる。
翌朝。
登校途中のティアとメリルは、前方を歩くノエルの姿を見つけた。
背中は丸まり、元気なく俯いている。
「ねえ、あの子」
「そうね。
元気ないわ」
ティアは足を止め、メリルに微笑む。
「ごめん。
ちょっと声かけてくる」
「うん」
ティアはノエルに追いつき、隣に並んだ。
「おはよう。
元気なさそうね」
「構うな……俺はお前が嫌いだ」
ノエルは吐き捨てるが、その声には力がない。
「嫌われちゃったか。
まあいいけど」
ティアは悪びれず微笑む。
「で、どうしてそんなに元気ないの?
昨日までの威勢はどこに行ったの?」
「うるさい……どんな顔でクラスに行けばいいのか考えてただけだ」
「ああ、恥ずかしいのね」
「そ、そんなわけあるか!」
ノエルは慌てて否定する。
「クラスメイトが……何を考えてるのか分からないんだ。
困ってる」
「何が分からないの?」
「……なぜ俺を保健室まで運んだ?
なぜ待ってた?
謎だらけだ」
ティアは目を瞬かせ、そして柔らかく笑った。
「クラスメイトが倒れたら保健室に運ぶのは普通でしょ?
友達が目を覚まさなければ心配にもなる」
「普通……?
心配……?
何故そこまでする必要がある」
「ふふ、あなた複雑なのね。
分かった」
ティアは指を一本立てる。
「教室に入ったら『昨日はありがとう、迷惑をかけてごめんなさい』って言えばいいのよ。
きっとみんな喜ぶわ」
「なぜ俺が礼を言う必要が……?
あいつらが勝手にやったことだろう」
「それでも、何かしてもらったら『ありがとう』って言葉にするのが大事なの」
ノエルはしばらく黙り込み、やがてぼそっと呟いた。
「……覚えてたらな」
そう言い残し、彼は駆け足で教室へ向かっていった。
少し遅れて追いついてきたメリルがティアに声をかける。
「ティア、どうだった?」
「うん……あの子、ちょっと複雑なものを抱えてるわ。
今は見守るしかないかも」
「そうなんだ」
ティアは複雑な思いを抱えたまま、学園の門をくぐった。
ティアはノエルのことが気になり、こっそり後をつけていた。
ノエルは校舎の裏庭に出ると、ひとつ椅子を見つけて腰を下ろす。
そして、聞き取れないほど小さな声で何かをぶつぶつと呟き続けている。
(……練習してるのね)
ティアは微笑を浮かべたが、それ以上は近づかず、じっと様子を見守った。
十分ほど経ったころ、ノエルは急に立ち上がり歩き出す。
ティアが後をつけていることにはまるで気づかない。
それだけ彼は、自分の中の葛藤に必死で向き合っているのだろう。
「まったく、何をしてるのかしら」
小さく呟くティア。
ノエルは廊下でもなお、小さな声で言葉を繰り返し練習していた。
やがて彼は一年三組の教室の前まで来て、足を止める。
拳を握りしめ、動けずにいる。
(頑張れ……!)
ティアは心の中で強くエールを送った。
彼のプライドを考えれば、手を出すことなどできない。
あとは自分で踏み出すしかない。
ノエルは重い足取りで、ついに教室の扉を開けた。
「お! ノエル!
大丈夫だったか!」
「心配したんだぞ!」
「お前すげえよ!
あのティア先輩に決闘なんて!」
「マジ勇者だな!」
クラスメイトたちが一斉に笑顔で駆け寄り、彼を囲む。
廊下の陰から覗き見ていたティアは、そっと息をついた。
「ふふ……いい子たちね。
これなら心配はいらないかしら」
そう呟いて、自分の教室へと戻っていった。
一方その教室の中で、ノエルは俯いたまま震える声を吐き出す。
「……お前ら!
なんで俺を保健室に運んだんだ!
なんで待ってたんだ!」
突如の大声にクラスメイトたちは一瞬きょとんとしたが、すぐに笑顔で口々に返した。
「何言ってんだよ!
当たり前だろ!」
「友達が倒れてたら助けるの、当然じゃん!」
「そうそう!
みんな心配してたんだよ。
目が覚めなかったらどうしようって!」
その言葉に、ノエルの胸が大きく揺さぶられる。
理解はできない。
けれど、自分を気遣う気持ちだけは痛いほど伝わってくる。
そして──。
「あっ……あ、ありがとう……!」
ノエルは顔を上げ、大声で叫んだ。
それは生まれて初めて、人に感謝を伝えた瞬間だった。
「気にすんなって!」
「お前はクラスの英雄だぜ!」
「勇気あるよな!
私なら絶対ムリ!」
「三組だってバカにしてる一組二組に、一矢報いた気分だぜ!」
笑顔で肩を叩き、笑い合うクラスメイトたち。
ノエルは呆然としながら、その温かさを全身で受け止めた。
「……英雄? ……なのか」
その意味はまだ分からない。
けれど、皆の向ける笑顔には、不思議と誇らしさが宿っているように思えた。
ノエルは意を決して、近くにいた男子クラスメイトに声をかけた。
「……おい。
さっき言っていた“一組と二組に一矢報いた”って、どういう意味だ?」
男子は少し驚いた顔をしたが、すぐに笑みを浮かべて説明を始める。
「そうか、ノエルは知らないのか。
この学園はな、成績や魔力量、それにレベルの高さで一組から五組まで振り分けられてるんだ。
一組はトップエリートで、成績も優秀、魔力量も桁違いさ」
「そうだったのか……。
じゃあ、そのレベルって高いやつはどのくらいなんだ?」
「一組は平均で150以上。
二組は120以上だな。
三組以降は大体100から80ってところだ。
俺たち三組にも、まれに“限界突破”してレベル100を超える奴がいるけど……普通は99止まりだ」
ノエルの眉がぴくりと動いた。
「何を言っている。
レベルは99が上限のはずだろう?」
「まあ、一般的にはな。
でもこの学園に入ってくるような連中は、ほとんどが“突破者”か、突破を目指して修行してる奴ばかりだぜ」
「あり得ない……!
99以上のレベルが存在するなんて……!」
「そうでもないんだよ。
研究記録じゃ、人間の最高到達点はおよそレベル500だって言われてる。
大賢者フェルンは480まで行ったって記述があるし、前任の勇者ロディアスは確かレベル500だったはずだ」
「……っ、なんてことだ……!」
ノエルは思わず頭を抱えた。
自分の知る“常識”が一瞬で崩れ去っていく。
男子は肩をすくめて続けた。
「まあ、人にはそれぞれ限界があるらしい。
修行しても130くらいで止まる奴もいれば、100に達した時点で上がらなくなる奴も珍しくない。
全員が英雄級に強くなれるわけじゃないさ」
「……うう……。
なんて世界だ……」
ノエルは混乱に目を回しそうになりながらも、なんとか踏みとどまる。
そして、恐る恐る口にした。
「……ちなみに……その、ティアという先輩は……レベルいくつなんだ?」
男子は苦笑いを浮かべ、首を振った。
「それが分からないんだ。
どんなに優秀な鑑定士でも、ティア先輩のステータスは見えないらしい。
噂じゃ……五百はあるんじゃないかって言われてる」
「な……!」
ノエルの顔から血の気が一気に引いていった。
自分が“レベル99”を誇りにしていたことが、急にちっぽけで愚かに思えてしまう。
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