42 / 160
第一部 地球編
39 破壊技
しおりを挟む「エイリアンが来た。班長!」
宇宙空間を監視している情報処理班の一人が班長を大声で呼んだ。情報処理班の班長であるチョウが急いで確認する
「ちょっと待てよ。三隻だと!しかも、一隻はでかすぎるぞ!コンピューター!すぐに全員に知らせろ!」
宇宙船は南極大陸の上空でオゾン層辺りの高さまで来て、完全に目視できるほど接近していた。南極大陸にはマスターウェザー以外のA.C.T しかいない。CAは戦争が起こると予知してから、A.C.T に協力していた
「クイック。南極に居た研究員達は避難させてくれたか?」
「はい。タンク副隊長」
「しかし、でかいな」
全員が空を見上げながら、喋ってる
「三隻のうち、でかい一隻が本船で、その横の二隻が護衛船といったところか。さて、これは手を先に出していいものなのか?隊長どうしますか?」
タンクが通信機を使って、マスターウェザーに言った
「あと、三十分待ってください。もう少しで、準備が整います」
マスターウェザーは宇宙船が確認された瞬間から、地球の周りを飛び回って力をつけていた
三十分後、マスターウェザーが南極に来た
「兵士隊は待機させてますか?」
「南極のA.C.T 基地にいます。その他にも近くで待機を」
「それじゃあ、始めましょうか。戦争を」
三隻の宇宙船がさっきよりも近付いてる
「空が覆われるでかさ。あのでかい一隻はイギリスよりでかそうね」
「墜落させたら、下敷だな」
「下敷きか~。帰ろっかな。眠くなってきた」
レッドマジシャン達三人が冗談を言ってたが、サンストーンは
「こんな時にも、冗談を言ってられるなんて。お前ら、馬鹿と大馬鹿と救い用の無い馬鹿だろ?」
サンストーンがレッドマジシャン、トリックスター、ビーストソウルを順番に指しながら言った。だが、三人はさらに盛り上がってる
「よっしゃ!二人に勝った!」
「まぁ。ビーストソウルに勝てたから、良しとしよう」
「馬鹿に順位なんてないだろ?馬鹿なんだから。ということで、馬鹿なんで墜落させずに帰ろうぜ!」
マスターウェザーは手に負えなくなる前に
「いや、ちゃんと南極点辺りに墜落させますよ。なんのために南極大陸の端にいると思ってるのですか?タンク」
「はい。マスター」
タンクは鉄球を取り出した
「『フルチャージ』」
破壊エネルギーを能力全て使い、込めた
「フィート。お願いします」
フィートはタンクが破壊エネルギーを込めた鉄球に触った。鉄球に触ると、フィートの腕が肩まで消滅したが、鉄球が数倍のサイズになった。フィートの能力は体の大きさを変えることだが、覚醒前は、実体のある物の大きさを変えることだった
「私も準備しますか」
マスターウェザーは両手を口の前に広げた。両手の中に、小さな嵐のような物を創造した
「王者の吐息の上をいく、技をやります」
その間、カーナはフィートの腕を再生した
「ブルズアイ。センス」
センスは空間把握能力で船の構造を見て、隙を探し、それをブルズアイに大まかな場所を伝えた。ブルズアイは気流が見える。気流が見えるから、正確に目に見えない弾を当てることができる能力だ。そして、確実に宇宙船の隙に当てるため指示を出した
「タンク。もう二センチ上。そこ!」
「始めますか。『ゼウスの吐息』」
マスターウェザーは護衛船の一隻を狙って、フゥーと両手に息を吹きかけた。両手にあった小さな嵐のようなものが護衛船に向かって飛んでいった。それは、進むにつれてだんだん大きくなっている
「コールドアイ!」
「分かってますよ!」
コールドアイは三隻の宇宙船を目を見開いて見つめた。三隻の宇宙船はその場でピタッと停まった
「止めました!ただ問題発生!」
「どうしました?」
「まばたき厳禁なんですが、寒さと眩しさで、まばたきしちゃいそうです」
「耐えてください。君にこの戦いはかかってるですよ!」
一方タンクの鉄球は飛ばした時のスピードをあげるため、クイックが腕と引き換えに触った。そして、遥か遠くの標的に当てるため、レッドマジシャンとトリックスター、ビーストソウル、スノーメロディーは呼吸を整えてた。スノーメロディーは音叉を取り出して、いつものルーティーンを行った
「さぁ。カルテットといきましょうか」
タンクが飛ばした瞬間、四人でおもいっきり殴った
「『ffff』」
殴られるた鉄球は猛スピードで飛んでいった。四人の腕は殴った勢いで、腕は消え、体は後ろに吹っ飛んだ。マスターウェザーが放った技は、大きくそして速くなったのを、カーナに腕を再生してもらったクイックが腕を振り回して、風をさらに送り。スノーメロディーは再生したら、雪や氷をクイックの風に乗せて飛ばした。二隻の護衛船を狙った、地球からの攻撃は、物凄い勢いで、標的に向かって飛んでいった。宇宙船の三隻も攻撃してきたことに気付いてはいるだろうが、宇宙船自体が、コールドアイに止められているので、回避や反撃ができないらしい。ただ、コールドアイの目が力尽き、まばたきをしてしまった。だが、宇宙船が動き出した時には、遅かった。それぞれの攻撃が、二隻の護衛船にぶつかった。タンク達が放った、攻撃に当たった、護衛船は爆発を起こし、粉々になっている。それを見て、頭がおかしい全員は思った。綺麗だと。マスターウェザー達の攻撃に当たった護衛船は、当たった所に亀裂が入った。技は、標的に当たったのに消えず。さらに、宇宙船の外壁をえぐり進めてるように見えた。亀裂が入った所に、さらに技が当たり続けるので、亀裂がさらに大きくなり、少し、時間はかかったが、バラバラになり瓦礫やエイリアンの体の一部が落ちてきた。センスが能力を使ってすぐに調べた
「二隻の宇宙船から、生体反応が消えました」
二隻の護衛船が壊れたが、コールドアイの能力が切れた瞬間に本船が反撃してきた。急いで船を見つめたが本船の側面から、赤い彗星のように見える攻撃を放ってきた。そして、主砲らしき所からも側面からの攻撃よりも遥かに大きい弾を撃ってきた。コールドアイは眩しすぎるので、上手く見てらず、止められなかった
「ケイナン。側面の攻撃だけ、対応してください。ガントン準備を」
マスターウェザーがケイナンに指示を出し、ケイナンは空にバリアを無数に出した。バリアの何枚かは割れたが、側面からの攻撃は打ち消した。ガントンはテュールに叫んだ
「テュール!投げろ!」
テュールは体が一瞬で大きくなり、ガントンの腹を鷲掴みにしてから、投げた。主砲からの弾に向かってガントンは飛んでいった。飛んでいる間、ガントンは心の中で何度も同じことを復唱していた
「エネルギー系でありますように。エネルギー系でありますように。でなければ、死ぬぞ!」
弾がガントンと当たった。ガントンは弾の勢いで、地面に弾と落ちているが、弾は小さくなっている。ガントンは弾を体に吸収しているのだ。そして、南極の地面に叩きつけられる前に、弾を全て吸収した。地面すれすれで、クイックがお姫様抱っこしてくれて助かった。ガントンは笑ってる
「エネルギー系だった。さあ!倍にして返してやろう!」
他の全員が叫んだ
「撃てー!」
ガントンはまたテュールに空に投げてもらい。体からさっきの弾を放出した。それは、さっきの倍の大きさ、倍の速さで、本船の主砲に当たった。本船の主砲は大破し、バランスを失った本船は南極大陸に落ちた。南極大陸に落ちている間、本船は引っ張られるように南極点辺りに墜落した。実は、新機軸開発班がトラクタービームを造り、南極点に設置していた。ただ、強い力で引っ張ってはくれるが、宇宙船自体の力の方が大きいのと、対象がでかすぎる。また、時間的に一基しか設置できなかったため、宇宙船をボロボロにしないといけなかった。南極点に引っ張られた宇宙船は墜落はしたが、バラバラになったり、大破はしていなかった
「さすが本船。小さい二隻より強固ですね。すぐに大破できる能力は誰にもありませんか。第二ラウンドは地上戦です。兵士隊を!」
みんな、すぐに散らばった
墜落した宇宙船から数分後、エイリアンの大群が出てきた。歩兵以外にも、装甲車らしきの物や、空を飛んでる一人用の乗り物など。どれも、地球の軍事力より進んでる物ばかりだ。そして、何よりエイリアン一人一人が特殊能力を持っている。エイリアンの本船対地球の総力戦の幕があがる
0
あなたにおすすめの小説
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。
異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、魔王軍と戦うはめになった!
蛇崩 通
ファンタジー
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
二十年仕えた王女が私を敵に売った。それでも守ることにした
セッシー
ファンタジー
二十年間、王女殿下の護衛騎士として仕えた。その殿下が、私を敵に売った。
牢の中で事実を知り、一分考えて——逃げることにした。殿下の目的を、まだ果たしていないから。
裏切りの真相を確かめるため、一人王都へ戻る護衛騎士の話。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
毒舌アイドルは毒の魔物に転生する。
馳 影輝
ファンタジー
毒舌を売りにして芸能界で活躍できる様になった。
元々はアイドルとしてデビューしたが、ヒラヒラの衣装や可愛い仕草も得意じゃ無かった。
バラエティーの仕事を貰って、毒舌でキャラを作ったらこれがハマり役で世間からのウケも良くとんとん拍子で有名人になれた。
だが、自宅に帰ると玄関に見知らぬ男性が立っていて私に近づくと静かにナイフで私を刺した。
アイドル時代のファンかも知れない。
突然の事で、怖くて動けない私は何度も刺されて意識を失った。
主人公の時田香澄は殺されてしまう。
気がつくとダンジョンの最下層にポイズンキラーとい魔物に転生する。
自分の現象を知りショックを受けるが、その部屋の主であるリトラの助言により地上を目指す。
ダンジョンの中で進化を繰り返して強くなり、人間の冒険者達が襲われている所に出くわす。
魔物でありながら、擬態を使って人間としても生きる姿や魔王種への進化を試みたり、数え切れないほどの激動の魔物人生が始まる。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる