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第二部 エリミア編
72 無知の領域
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ガルクは目を覚ました。しかし、目が覚めて最初に見たのは、同僚達が自分を囲い立ってる光景だった
「お目覚め?」
「ここは?」
「本部だ」
ガルクは気づいた。今までの能力の上限が上がってることに。体の成長とともに、能力の上限が上がっていくのは知ってるが、こんな急に上がるのか?
「で?何で僕は拘束されてるんだ?」
「隊長命令。殺しは許可したが、前例の無い殺害方法だったんでね」
ガルクは、だんだん記憶がよみがえってきた
「あー。何か、体の中に入っていったな」
「僕らも君を拘束はしたくないが、アイリンが唯一王ガルーダに事情を聞きに行ってる間だけだ」
「ガルクは、そんなことできると知ってたのか?」
「いいなー。欲しいな~。戦いたいな~」
フェルムス隊員達はガルクに対して、それぞれ違った対応を見せた。それが、ガルクは面白かった
「知らなかったよ。家族も知らないでしょ」
「何だろう?能力が変わったのか?」
「いや、そんな奴を見たことないぞ」
「自分が知らなかった、能力の領域なんじゃない?」
「この歳までか?」
「ドードル。腹減った。飯持ってきてくれ」
ガルクはドードルに言った。ドードルは舌打ちしながら、部屋から出ていった
ガルーダとアイリンはリンドルズ学校に居た。校長、ネオルノ先生と四人でガルクについて話し合ってた
「ガルクには、人の体を吸収する能力があったか?」
アイリンはその時の光景を三人に見せた
「ほぉ。信じられません」
「ガルクには、そんな力無いはずだぞ」
「ガルーダが知らないだけでは?」
「じゃあ、みなさんも知らなかったと?」
三人は頷いた
「謎の能力の変化。いや、もともとあったが、本人すら使い方を知らなかったのか?・・・今回は、抹消対象の犯罪者だったので、罪に問いませんが。周囲に被害が及ぶようなら、責任を持って消します」
「いや、私の息子だぞ!」
「ガルーダ。関係ありません。罪無き命奪うなら、例え本人の意思では無くても、殺すべきです。安全のために」
ネオルノ先生の言葉に校長も頷いた
「ガルーダ。気持ちは分かるが、危険なら消すべきだ」
「三人とも、何か勘違いを?私の息子だから、私が対処するんです!」
そう言い残して、解散となった
ドードルはアクトを手に部屋に戻ってきた
「飯を持ってきたぞ!ほら!」
ガルクにアクトを付き出した。食料扱いされて、アクトは驚いてる
「ドードル。アクトは食材ではないぞ」
「焼けば、飯だろ?」
アクトは危険に思ったのか、ドードルの手を振りほどき飛んでいった
「お目覚め?」
「ここは?」
「本部だ」
ガルクは気づいた。今までの能力の上限が上がってることに。体の成長とともに、能力の上限が上がっていくのは知ってるが、こんな急に上がるのか?
「で?何で僕は拘束されてるんだ?」
「隊長命令。殺しは許可したが、前例の無い殺害方法だったんでね」
ガルクは、だんだん記憶がよみがえってきた
「あー。何か、体の中に入っていったな」
「僕らも君を拘束はしたくないが、アイリンが唯一王ガルーダに事情を聞きに行ってる間だけだ」
「ガルクは、そんなことできると知ってたのか?」
「いいなー。欲しいな~。戦いたいな~」
フェルムス隊員達はガルクに対して、それぞれ違った対応を見せた。それが、ガルクは面白かった
「知らなかったよ。家族も知らないでしょ」
「何だろう?能力が変わったのか?」
「いや、そんな奴を見たことないぞ」
「自分が知らなかった、能力の領域なんじゃない?」
「この歳までか?」
「ドードル。腹減った。飯持ってきてくれ」
ガルクはドードルに言った。ドードルは舌打ちしながら、部屋から出ていった
ガルーダとアイリンはリンドルズ学校に居た。校長、ネオルノ先生と四人でガルクについて話し合ってた
「ガルクには、人の体を吸収する能力があったか?」
アイリンはその時の光景を三人に見せた
「ほぉ。信じられません」
「ガルクには、そんな力無いはずだぞ」
「ガルーダが知らないだけでは?」
「じゃあ、みなさんも知らなかったと?」
三人は頷いた
「謎の能力の変化。いや、もともとあったが、本人すら使い方を知らなかったのか?・・・今回は、抹消対象の犯罪者だったので、罪に問いませんが。周囲に被害が及ぶようなら、責任を持って消します」
「いや、私の息子だぞ!」
「ガルーダ。関係ありません。罪無き命奪うなら、例え本人の意思では無くても、殺すべきです。安全のために」
ネオルノ先生の言葉に校長も頷いた
「ガルーダ。気持ちは分かるが、危険なら消すべきだ」
「三人とも、何か勘違いを?私の息子だから、私が対処するんです!」
そう言い残して、解散となった
ドードルはアクトを手に部屋に戻ってきた
「飯を持ってきたぞ!ほら!」
ガルクにアクトを付き出した。食料扱いされて、アクトは驚いてる
「ドードル。アクトは食材ではないぞ」
「焼けば、飯だろ?」
アクトは危険に思ったのか、ドードルの手を振りほどき飛んでいった
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