151 / 160
第二部 エリミア編
91 居場所
しおりを挟む
リンドルズ学校の教師とフェルムス隊員達はある程度の距離で睨みあってる
「捕らえなさい」
校長が教師達の一番前に現れ、言った
「殺せ!」
フェルムス隊員達の一人が味方に言った。そして、両者は互いに向かって走り出した。リンドルズ学校の教師はそれぞれの担当科目にあった戦いかたをした。例えば、薬草学の教師は、薬草から抽出した有害物質を調合したものを、フェルムス隊員に吹きかけたり。狩猟を教えてる先生は、遠方からフェルムス隊員を攻撃した
「俺達が劣勢?!」
フェルムス隊員達は、数の差で負けていたが、素人相手に勝てる自信があった。だが、リンドルズ学校の教師は手強かった
「俺達は選ばれしエリートなんだよ!負けるわけにはいかない!」
「ナメるな!私達、教師もお前らと同等なエリートだ!というか、お前らより優秀だ!」
「何?!」
「リンドルズ学校に就職できるのは、フェルムス隊員と同じくらい難しい。そして、教師になった後も、日々学び続けてる!授業が無い日には、いつでも生徒を危険から護るために、訓練する。過酷な業務なんだよ!」
校長は、若い姿で一番前に出てきた
「あなた達は、同じ島、同じ学舎で生活した家族。私達の子供。自ら手解きをした優秀な生徒よ!親は子供に、師は弟に負けたりしない!あなた達をずっと見てきたのだから」
フェルムス隊員達はゆっくり立ち上がった。いつも、イカれてるが今回はマトモだった
「あなた達は、私達より強い。それは、もう気づいた」
「俺らが、全力を出しても勝てない相手・・・。初めてだ!」
「ただ、今さら引き返せない!この道を進みきらないと、誰も浮かばれない!最後の一人まで、我らの志は一つなのだから」
リンドルズ学校の教師は真剣な顔で、教え子達を見た
「師として!家族として!私達を罰してください!」
「死を受け入れることは、もう出来てます」
「悔いはありません!」
フェルムス隊員達はリンドルズ学校の教師に一斉攻撃を仕掛けた
宮殿内は、唯一王直属の軍とフェルムス隊員の死体。そして、誰一人欠けていないリンドルズ学校の教師しかいない
「また、世界から良い人材が消えた」
「昔から、この子達は狂ってると言われてきた。けど、この子達が有能過ぎて、同世代には理解されなかっただけ。治安維持局は居場所だったのでしょう。似た者同士が集まる場所・・・」
ネオルノ先生が倒れてるフェルムス隊員達を見ながら言った
「似た者同士ですか・・・」
ネオルノ先生の背後に一人の男が歩いてきた。アイリン・クルトナだ
「捕らえなさい」
校長が教師達の一番前に現れ、言った
「殺せ!」
フェルムス隊員達の一人が味方に言った。そして、両者は互いに向かって走り出した。リンドルズ学校の教師はそれぞれの担当科目にあった戦いかたをした。例えば、薬草学の教師は、薬草から抽出した有害物質を調合したものを、フェルムス隊員に吹きかけたり。狩猟を教えてる先生は、遠方からフェルムス隊員を攻撃した
「俺達が劣勢?!」
フェルムス隊員達は、数の差で負けていたが、素人相手に勝てる自信があった。だが、リンドルズ学校の教師は手強かった
「俺達は選ばれしエリートなんだよ!負けるわけにはいかない!」
「ナメるな!私達、教師もお前らと同等なエリートだ!というか、お前らより優秀だ!」
「何?!」
「リンドルズ学校に就職できるのは、フェルムス隊員と同じくらい難しい。そして、教師になった後も、日々学び続けてる!授業が無い日には、いつでも生徒を危険から護るために、訓練する。過酷な業務なんだよ!」
校長は、若い姿で一番前に出てきた
「あなた達は、同じ島、同じ学舎で生活した家族。私達の子供。自ら手解きをした優秀な生徒よ!親は子供に、師は弟に負けたりしない!あなた達をずっと見てきたのだから」
フェルムス隊員達はゆっくり立ち上がった。いつも、イカれてるが今回はマトモだった
「あなた達は、私達より強い。それは、もう気づいた」
「俺らが、全力を出しても勝てない相手・・・。初めてだ!」
「ただ、今さら引き返せない!この道を進みきらないと、誰も浮かばれない!最後の一人まで、我らの志は一つなのだから」
リンドルズ学校の教師は真剣な顔で、教え子達を見た
「師として!家族として!私達を罰してください!」
「死を受け入れることは、もう出来てます」
「悔いはありません!」
フェルムス隊員達はリンドルズ学校の教師に一斉攻撃を仕掛けた
宮殿内は、唯一王直属の軍とフェルムス隊員の死体。そして、誰一人欠けていないリンドルズ学校の教師しかいない
「また、世界から良い人材が消えた」
「昔から、この子達は狂ってると言われてきた。けど、この子達が有能過ぎて、同世代には理解されなかっただけ。治安維持局は居場所だったのでしょう。似た者同士が集まる場所・・・」
ネオルノ先生が倒れてるフェルムス隊員達を見ながら言った
「似た者同士ですか・・・」
ネオルノ先生の背後に一人の男が歩いてきた。アイリン・クルトナだ
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
34
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる