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車の後部座席に腰を落ち着けて、フルメルスタに住所を告げると滑らかに車体が滑りだした。
等間隔にある見慣れた赤く紅葉している木々が窓の外を流れていく。
ちらりと横を見れば、にこにこと機嫌が良さそうにルキアージュが見つめている。
居心地が悪い。
「えーっと……」
「はい」
沈黙に耐えられず口を開くと、甘いテノールが優しく答えた。
「花嫁ってなんか政治的価値でもあるのか?というか、何を基準に俺なわけ?なんにも利用価値ないぞ」
顎を引いて唇を尖らせると、ルキアージュが吐息で面白げに笑った。
今の内容に笑う要素があっただろうかと思う。
「私がイシリスという女神ナレージャロの愛し子だと言いましたね」
「うん」
「イシリスはナレージャロの絶大な加護のマナを持つ代わりに心を持たない御子という意味でもあります」
心を持たない。
言われた言葉を反芻して、尚里は思わず半眼になった。
「そんな風には見えないけど」
からかわれているのだろうか。
ほとんど笑顔で機嫌良さそうにしているではないか。
作り笑いと言うには向けられる眼差しの熱量が多すぎて、それはないだろうと思う。
「あなたに会えたからですよ」
「は?」
「前世の記憶が何代もあるなかでも、今生の私はマナの力がずば抜けています」
それが関係あるのだろうか。
首を捻ると、ルキアージュが瞳をしんなりさせる。
「だから成人してからあなたの気配を初めて感じ取りました。消えてときおり掴める気配に何度手を伸ばしたかわかりません。仕事の傍ら海外を飛び回りました。日本に来たのは今回が初めてです」
なかなかに情熱的な言葉に、自分のことを言われているのだが尚里には現実味がなくてどこか他人事だった。
「そんな世界中飛び回ってまで会いたいもの?」
わからないと肩をすくめると、シートの上に置いていた右手に少し低い体温が乗せられた。
びくりと思わず肩が跳ねる。
そっと重ねられた手に、どうしていいやらととまどってしまう。
「あなたを初めて目に入れたときはあまりの愛しさに泣きそうになりましたよ」
くすり。
尚里のとまどいを宥めようとかルキアージュが少しおどけたように、小首を傾げる。
「あなたの気配を感じたとき、私はナレージャロの愛し子イシリスではなく、私という人間になれました。あなたのおかげです」
「俺は……そんなたいそうなもんじゃない」
母親に捨てられて父親にも再婚相手にも疎ましがられて、バイト三昧だったから友達もいない。
ただのつまらない男だ。
「あんたの花嫁とかいうのにも、なる気はない」
ふいと顔を逸らして言い放つ。
ルキアージュの手の下から自分の手も引き抜いた。
ぬくもりが離れたせいか、少し物足りなく感じてしまう。
それでもルキアージュの表情が気になってちらりと、面倒くさがって散髪していない前髪のあいだから彼の方を見た。
そこには、途方に暮れた迷子の子供のような表情があった。
罪悪感が沸いた。
何か言わなければ。
でも何を言ったらいいかわからない。
「指定された場所へ到着しました」
流れた沈黙のなか運転に徹して黙っていたフルメルスタの言葉に、尚里は慌てて窓の外へと目をやった。
そこはアパートまであと少しというところだ。
「えっと、じゃあ、送ってくれてありがとう」
「家はどこです?路地裏しかありませんが」
おずおずと礼を言えば、ルキアージュが眉根を寄せた。
まあここで降りたらどこに行くんだと思われはするだろう。
人一人が通れるくらいの路地しかないのだから。
「この先にあるんだ。車は入れないから、ここでいい」
「家の前まで送ります」
「いいから!」
あんな限界アパートを見られたくはない。
声を上げて、慌ててドアを開けて外へ飛び出した時だ。
カシャリ。
シャッターのきれる音と同時に、眩しい光がその場で瞬いた。
「尚里!」
一瞬の光にあっけにとられていると、車から飛び出したルキアージュに肩を抱かれていた。
「フルメルスタ!」
「はっ」
ルキアージュの鋭い声が響いたと思えば、いつのまにか運転席から飛び出していたフルメルスタがフラッシュの光った方へと臨戦態勢をとっている。
そして、右手にボッと赤い炎が現れた。
照らされた一面のなか、反対側へ続く路地へと影が走っていく。
炎を片手にフルメルスタが駆けだそうとしたけれど。
「うわー!だめだめだめ!火はまずいって」
尚里がひええと悲鳴を上げた。
制止の声に、一瞬フルメルスタの動きが止まる。
「大丈夫!ほんっと大丈夫だから!」
「イシリス、いかがしますか」
尚里のあまりの剣幕に、結局ルキアージュはフルメルスタへ小さく首を振った。
頷いたフルメルスタの手から炎が消える。
あれもマナだろう。
とんでもない力もあったものだと、内心尚里はこの場が収まったことにほっとした。
そこでようやくルキアージュが不満そうに眉間に皺を作っていることに気付いた。
不機嫌そうな顔も絵になるが眉間に皺はよろしくないのではと思っていると、ぐいと右手を取られた。
「家の前まで送ります。この奥ですね」
「いやだから、いいって」
「何か不都合でもあるのですか?」
おそらく写真を撮られたのだろうということよりも、この男にあの倒壊寸前の自宅を見られる方が気になってしまう尚里だ。
「フルメルスタ、お前はここで待機を」
「わかりました」
フルメルスタが頷くなり、行きましょうと尚里は手を取られたまま、路地の奥へと進むルキアージュの背中を追いかけた。
そして歩くあいだあーとかうーとか胸中でうめいたけれど、ルキアージュの足は止まるはずもなく。
果たして現れたオンボロアパートに、眼前まで来たルキアージュはぴたりと立ち止まり絶句していた。
そりゃあそうだろう。
男の生活水準を考えれば天と地ほどの落差があるのだ。
「あの……もうここまでで」
いたたまれずにおそるおそる声をかけると、しかしルキアージュはある一点をじっと見ていた。
「あの?」
「あなたの部屋は一番右ですか?」
「え?うん」
突然の質問にとまどいながら答えれば、尚里の手を離してずんずんとルキアージュが尚里の部屋の扉へと歩いて行った。
「ちょっちょっと」
慌てて追いかけると、尚里の部屋の前。
そこには、大量の袋から出されたコンドームが散らばっていた。
不幸中の幸いか、使用したものではないようだが、それでも不快なものに変わりはない。
尚里が唇を引き結んでいると、眉を寄せたルキアージュが振り返った。
尚里の顔は、どこか青い。
「これに心当たりは?」
「あー……」
言いづらそうに視線を彷徨わせたが、尚里と呼ばれおずおずと口を開いた。
「なんか……嫌がらせというか、ストーカーというか……」
煮え切らない返答を口にしたとき、キィと扉が音を立ててうっすら開いた。
すぐさまルキアージュが警戒して尚里を背にかばったが、人の出てくる気配はない。
「またか……」
はあと溜息を吐いた尚里に、ルキアージュの眉根が寄った。
「鍵が緩いんで、よく勝手に開けられるんだ」
「……警察には?」
「特に取られて困るものもないから」
大雑把なことを口にすると、ルキアージュは長い溜息を吐きだした。
「狙われているのにそんな悠長なことを言っている場合ですか」
「狙われてるって言っても俺は男だし、どうってことない」
ため息交じりの言葉に言い返すと、しかしルキアージュの青い瞳が真剣に尚里の顔を見返してチカリと光を弾く。
「こんなセキュリティの何もないところにあなたを置いておけません。私のいるホテルに移動してもらいます」
「はっ?」
「貴重品などは置いてないと言いましたね」
言うが早いが、ルキアージュは尚里の腰をぐっと引き寄せて抱き上げる。
そしてフルメルスタが待機している場所まで戻ると、そのまま車の中に押し込まれてしまった。
どうしてこんなことにと思いながらもちらりと隣を見れば、ルキアージュの眉間に少しだけ皺が寄っている。
あの限界アパートを見て気分を害したのだろうかと見当違いのことを思っていた。
「あの、吃驚しただろ。あんなボロ屋でも俺的には済めば都でさ」
ことさら明るく言えば、すいとルキアージュの手が伸ばされた。
長い指先が、尚里の目元をそっとなぞる。
「隈があるのがずっと気になっていました。あれが原因ですか?」
「いや、それは……」
「尚里」
男である自分が嫌がらせされるという状態を肯定するのも微妙な気分で黙り込んだけれど、名前をルキアージュが口にして促してくる。
眉を下げ、尚里ははあ、と嘆息して肩をすくめた。
「そう、夜通し郵便受けを開け閉めされてた。多分中を覗いてたんだと思う」
でも大したことないんだと続けたけれど、ルキアージュの。
「やはりそんな状態のあなたを家には返せない」
とキッパリ言われてしまった。
等間隔にある見慣れた赤く紅葉している木々が窓の外を流れていく。
ちらりと横を見れば、にこにこと機嫌が良さそうにルキアージュが見つめている。
居心地が悪い。
「えーっと……」
「はい」
沈黙に耐えられず口を開くと、甘いテノールが優しく答えた。
「花嫁ってなんか政治的価値でもあるのか?というか、何を基準に俺なわけ?なんにも利用価値ないぞ」
顎を引いて唇を尖らせると、ルキアージュが吐息で面白げに笑った。
今の内容に笑う要素があっただろうかと思う。
「私がイシリスという女神ナレージャロの愛し子だと言いましたね」
「うん」
「イシリスはナレージャロの絶大な加護のマナを持つ代わりに心を持たない御子という意味でもあります」
心を持たない。
言われた言葉を反芻して、尚里は思わず半眼になった。
「そんな風には見えないけど」
からかわれているのだろうか。
ほとんど笑顔で機嫌良さそうにしているではないか。
作り笑いと言うには向けられる眼差しの熱量が多すぎて、それはないだろうと思う。
「あなたに会えたからですよ」
「は?」
「前世の記憶が何代もあるなかでも、今生の私はマナの力がずば抜けています」
それが関係あるのだろうか。
首を捻ると、ルキアージュが瞳をしんなりさせる。
「だから成人してからあなたの気配を初めて感じ取りました。消えてときおり掴める気配に何度手を伸ばしたかわかりません。仕事の傍ら海外を飛び回りました。日本に来たのは今回が初めてです」
なかなかに情熱的な言葉に、自分のことを言われているのだが尚里には現実味がなくてどこか他人事だった。
「そんな世界中飛び回ってまで会いたいもの?」
わからないと肩をすくめると、シートの上に置いていた右手に少し低い体温が乗せられた。
びくりと思わず肩が跳ねる。
そっと重ねられた手に、どうしていいやらととまどってしまう。
「あなたを初めて目に入れたときはあまりの愛しさに泣きそうになりましたよ」
くすり。
尚里のとまどいを宥めようとかルキアージュが少しおどけたように、小首を傾げる。
「あなたの気配を感じたとき、私はナレージャロの愛し子イシリスではなく、私という人間になれました。あなたのおかげです」
「俺は……そんなたいそうなもんじゃない」
母親に捨てられて父親にも再婚相手にも疎ましがられて、バイト三昧だったから友達もいない。
ただのつまらない男だ。
「あんたの花嫁とかいうのにも、なる気はない」
ふいと顔を逸らして言い放つ。
ルキアージュの手の下から自分の手も引き抜いた。
ぬくもりが離れたせいか、少し物足りなく感じてしまう。
それでもルキアージュの表情が気になってちらりと、面倒くさがって散髪していない前髪のあいだから彼の方を見た。
そこには、途方に暮れた迷子の子供のような表情があった。
罪悪感が沸いた。
何か言わなければ。
でも何を言ったらいいかわからない。
「指定された場所へ到着しました」
流れた沈黙のなか運転に徹して黙っていたフルメルスタの言葉に、尚里は慌てて窓の外へと目をやった。
そこはアパートまであと少しというところだ。
「えっと、じゃあ、送ってくれてありがとう」
「家はどこです?路地裏しかありませんが」
おずおずと礼を言えば、ルキアージュが眉根を寄せた。
まあここで降りたらどこに行くんだと思われはするだろう。
人一人が通れるくらいの路地しかないのだから。
「この先にあるんだ。車は入れないから、ここでいい」
「家の前まで送ります」
「いいから!」
あんな限界アパートを見られたくはない。
声を上げて、慌ててドアを開けて外へ飛び出した時だ。
カシャリ。
シャッターのきれる音と同時に、眩しい光がその場で瞬いた。
「尚里!」
一瞬の光にあっけにとられていると、車から飛び出したルキアージュに肩を抱かれていた。
「フルメルスタ!」
「はっ」
ルキアージュの鋭い声が響いたと思えば、いつのまにか運転席から飛び出していたフルメルスタがフラッシュの光った方へと臨戦態勢をとっている。
そして、右手にボッと赤い炎が現れた。
照らされた一面のなか、反対側へ続く路地へと影が走っていく。
炎を片手にフルメルスタが駆けだそうとしたけれど。
「うわー!だめだめだめ!火はまずいって」
尚里がひええと悲鳴を上げた。
制止の声に、一瞬フルメルスタの動きが止まる。
「大丈夫!ほんっと大丈夫だから!」
「イシリス、いかがしますか」
尚里のあまりの剣幕に、結局ルキアージュはフルメルスタへ小さく首を振った。
頷いたフルメルスタの手から炎が消える。
あれもマナだろう。
とんでもない力もあったものだと、内心尚里はこの場が収まったことにほっとした。
そこでようやくルキアージュが不満そうに眉間に皺を作っていることに気付いた。
不機嫌そうな顔も絵になるが眉間に皺はよろしくないのではと思っていると、ぐいと右手を取られた。
「家の前まで送ります。この奥ですね」
「いやだから、いいって」
「何か不都合でもあるのですか?」
おそらく写真を撮られたのだろうということよりも、この男にあの倒壊寸前の自宅を見られる方が気になってしまう尚里だ。
「フルメルスタ、お前はここで待機を」
「わかりました」
フルメルスタが頷くなり、行きましょうと尚里は手を取られたまま、路地の奥へと進むルキアージュの背中を追いかけた。
そして歩くあいだあーとかうーとか胸中でうめいたけれど、ルキアージュの足は止まるはずもなく。
果たして現れたオンボロアパートに、眼前まで来たルキアージュはぴたりと立ち止まり絶句していた。
そりゃあそうだろう。
男の生活水準を考えれば天と地ほどの落差があるのだ。
「あの……もうここまでで」
いたたまれずにおそるおそる声をかけると、しかしルキアージュはある一点をじっと見ていた。
「あの?」
「あなたの部屋は一番右ですか?」
「え?うん」
突然の質問にとまどいながら答えれば、尚里の手を離してずんずんとルキアージュが尚里の部屋の扉へと歩いて行った。
「ちょっちょっと」
慌てて追いかけると、尚里の部屋の前。
そこには、大量の袋から出されたコンドームが散らばっていた。
不幸中の幸いか、使用したものではないようだが、それでも不快なものに変わりはない。
尚里が唇を引き結んでいると、眉を寄せたルキアージュが振り返った。
尚里の顔は、どこか青い。
「これに心当たりは?」
「あー……」
言いづらそうに視線を彷徨わせたが、尚里と呼ばれおずおずと口を開いた。
「なんか……嫌がらせというか、ストーカーというか……」
煮え切らない返答を口にしたとき、キィと扉が音を立ててうっすら開いた。
すぐさまルキアージュが警戒して尚里を背にかばったが、人の出てくる気配はない。
「またか……」
はあと溜息を吐いた尚里に、ルキアージュの眉根が寄った。
「鍵が緩いんで、よく勝手に開けられるんだ」
「……警察には?」
「特に取られて困るものもないから」
大雑把なことを口にすると、ルキアージュは長い溜息を吐きだした。
「狙われているのにそんな悠長なことを言っている場合ですか」
「狙われてるって言っても俺は男だし、どうってことない」
ため息交じりの言葉に言い返すと、しかしルキアージュの青い瞳が真剣に尚里の顔を見返してチカリと光を弾く。
「こんなセキュリティの何もないところにあなたを置いておけません。私のいるホテルに移動してもらいます」
「はっ?」
「貴重品などは置いてないと言いましたね」
言うが早いが、ルキアージュは尚里の腰をぐっと引き寄せて抱き上げる。
そしてフルメルスタが待機している場所まで戻ると、そのまま車の中に押し込まれてしまった。
どうしてこんなことにと思いながらもちらりと隣を見れば、ルキアージュの眉間に少しだけ皺が寄っている。
あの限界アパートを見て気分を害したのだろうかと見当違いのことを思っていた。
「あの、吃驚しただろ。あんなボロ屋でも俺的には済めば都でさ」
ことさら明るく言えば、すいとルキアージュの手が伸ばされた。
長い指先が、尚里の目元をそっとなぞる。
「隈があるのがずっと気になっていました。あれが原因ですか?」
「いや、それは……」
「尚里」
男である自分が嫌がらせされるという状態を肯定するのも微妙な気分で黙り込んだけれど、名前をルキアージュが口にして促してくる。
眉を下げ、尚里ははあ、と嘆息して肩をすくめた。
「そう、夜通し郵便受けを開け閉めされてた。多分中を覗いてたんだと思う」
でも大したことないんだと続けたけれど、ルキアージュの。
「やはりそんな状態のあなたを家には返せない」
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