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「縫製工場の話」
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私は、20代中盤ぐらいだったと思うんだけど、縫製工場に勤めた。
縫製のお仕事は初めてだったけど、母が洋裁の仕事をしていたので、ミシン等はそこそこ使ったことがあった。
だけど……。
自分の特性というのを分かってなかった私は、そこが自分に全く合わないことを分かってなかった……。
まず、縫製のお仕事は縫う場所が数ミリずれてもダメで、私は細かい仕事が全く向かなかった。
塗ってもやり直しばかりを増やし、流れ作業なので、私が縫わないと次の人に製品を回せない。
優しい人に手伝って貰いながら、なんとかしたりした。
それでも間に合わないと、お昼ご飯は食べに食堂行かず、カロリーメイトを適当に食べて、昼休みもずっと仕事(っていうか、仕事の直し)をしていた。
ちなみに、私はその時、特に真面目だったので、仕事の開始時間は8時30分だったんだけど、7時位から工場が開くので、それくらいに来ていた。
※ちなみにタイムカードはちゃんと8時30分に押してた。
確か、早めに行って、ミシンの練習してた気がする。
ちなみに、家でも練習してた気がする。
やたら早く来てたので、社長の奥さんに不審がられたけど、説明したら、『熱意があるのはいいこと!』とまぁ気持ちは認めてもらった。
でも、まぁ、熱意と裏腹に、全っっ然仕事が出来なくて、最初出来てたことさえ出来なくなって、無くし物も多くなって……。
無くし物、目の前にあるのに、見当たらなくて探してしまうレベル……。
社長の奥さんから、眼鏡変えた方がいいんじゃないか?と言われて変えたけど、変わらなかった……。
ちなみに、あまりに工場のハサミなどなくすので、自分でもハサミとか用意しようとしたけど、工場で用意したもの以外使ってはいけないと言われてしまった……。
その工場苦手だった物が大きな音。
大きな縫製工場で大きな音で有線がずっと流れていて、プラス、沢山のミシンの音が鳴り響く。
なんか、私は回りの音に気を取られてしまいがちだった。
あと、広い場所や大勢の人も苦手だった。
あと、社長の奥さんが割りと怖いキャラで、ハデなジャージ(赤とか)にハデな縁の眼鏡、見た目は野村沙知代さんに似ていて、性格も野村沙知代さんのようなキャラだった。
その人が、従業員を見回りに来ていた。
私は、仕事があまりに出来ないため、社員→パートに降格し、パートと言っても、『呼んだときだけ来てくれればいい』と言うもので、『他の仕事探したら?』とも言われていた。
事実上、クビみたいなもの……。
それで、連絡が来るまで、単発の派遣バイトをしていたりした。
ある日、工場から連絡があり、出勤すると従業員全員に向けて社長が言った。
『倒産する』と。
辞めようかな、これからどうしよう……って思ってた所に、倒産の報告だった。
私がそこで働いた期間は3ヶ月だった。
私はあの職場で、広い場所や大きな音、緊張感のある場所、細かくて正確さを求められる作業が苦手って分かったかもしれない。
あと、とにかく頑張ろうとしてたけど、頑張るやる気より、やる気なくても、望まれたことをこなせる方がいいんだなと分かった。
そりゃそうだよね……。
あの頃は、ただ、がむしゃらに頑張ってる、それだけが取り柄(売り)だったな……。
努力の方向間違えてた……。
縫製のお仕事は初めてだったけど、母が洋裁の仕事をしていたので、ミシン等はそこそこ使ったことがあった。
だけど……。
自分の特性というのを分かってなかった私は、そこが自分に全く合わないことを分かってなかった……。
まず、縫製のお仕事は縫う場所が数ミリずれてもダメで、私は細かい仕事が全く向かなかった。
塗ってもやり直しばかりを増やし、流れ作業なので、私が縫わないと次の人に製品を回せない。
優しい人に手伝って貰いながら、なんとかしたりした。
それでも間に合わないと、お昼ご飯は食べに食堂行かず、カロリーメイトを適当に食べて、昼休みもずっと仕事(っていうか、仕事の直し)をしていた。
ちなみに、私はその時、特に真面目だったので、仕事の開始時間は8時30分だったんだけど、7時位から工場が開くので、それくらいに来ていた。
※ちなみにタイムカードはちゃんと8時30分に押してた。
確か、早めに行って、ミシンの練習してた気がする。
ちなみに、家でも練習してた気がする。
やたら早く来てたので、社長の奥さんに不審がられたけど、説明したら、『熱意があるのはいいこと!』とまぁ気持ちは認めてもらった。
でも、まぁ、熱意と裏腹に、全っっ然仕事が出来なくて、最初出来てたことさえ出来なくなって、無くし物も多くなって……。
無くし物、目の前にあるのに、見当たらなくて探してしまうレベル……。
社長の奥さんから、眼鏡変えた方がいいんじゃないか?と言われて変えたけど、変わらなかった……。
ちなみに、あまりに工場のハサミなどなくすので、自分でもハサミとか用意しようとしたけど、工場で用意したもの以外使ってはいけないと言われてしまった……。
その工場苦手だった物が大きな音。
大きな縫製工場で大きな音で有線がずっと流れていて、プラス、沢山のミシンの音が鳴り響く。
なんか、私は回りの音に気を取られてしまいがちだった。
あと、広い場所や大勢の人も苦手だった。
あと、社長の奥さんが割りと怖いキャラで、ハデなジャージ(赤とか)にハデな縁の眼鏡、見た目は野村沙知代さんに似ていて、性格も野村沙知代さんのようなキャラだった。
その人が、従業員を見回りに来ていた。
私は、仕事があまりに出来ないため、社員→パートに降格し、パートと言っても、『呼んだときだけ来てくれればいい』と言うもので、『他の仕事探したら?』とも言われていた。
事実上、クビみたいなもの……。
それで、連絡が来るまで、単発の派遣バイトをしていたりした。
ある日、工場から連絡があり、出勤すると従業員全員に向けて社長が言った。
『倒産する』と。
辞めようかな、これからどうしよう……って思ってた所に、倒産の報告だった。
私がそこで働いた期間は3ヶ月だった。
私はあの職場で、広い場所や大きな音、緊張感のある場所、細かくて正確さを求められる作業が苦手って分かったかもしれない。
あと、とにかく頑張ろうとしてたけど、頑張るやる気より、やる気なくても、望まれたことをこなせる方がいいんだなと分かった。
そりゃそうだよね……。
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努力の方向間違えてた……。
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