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未来からの告知〜見えない何かのお告げ〜
1話 家族
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私の家族はお父さん、姉、弟、私の4人家族でお母さんは私が22歳くらいの時に病気で他界した。
お母さんとは良く喧嘩した。些細なことからいつも怒鳴られたり蹴られたり頭を叩かれたり…
私はそのせいでお母さんのことは嫌いで好きになれなかった。
姉といつも何かと比べられ、姉を見習うように言われ続けた。弟は両親から甘やかされて育ったため未だに自立できてないとこもある。私は保育園生の時からお母さんに虐待を受けてきた。私だけ、いつも痛い思いをし逃げ場がない毎日を送っていた。お母さんが亡くなる前まで憎み続けていた。だから今でも実家にいるのが嫌で帰らずにいる。
お父さんも勉強や学校のことになると目の色を変えて私のランドセルを外に捨てて私の胸ぐらをつかみ家から追い出した。今は歳を取り丸くなったが昔のお父さんもかなり怖かった。
一番頼りにしていたのが姉だ。私の尊敬する人で姉が好きだった。今は色々あり、複雑な関係となってしまった…。
毎年夏休みになると秦野に住んでいたおばあちゃんに会うのがめちゃくちゃ楽しみだった。私はおばあちゃんっ子でおばあちゃんが身近な親だった。あまり怒こりもせず、おばあちゃんに逢いに行く度にお小遣いをくれたり、良く温泉や買い物に連れて行ってくれたりした。そんなおばあちゃんが私が中学生になる前に病気で他界してしまった。
大好きなおばあちゃんが居なくなってから私はさらに実家にいるのが嫌になっていった。
学校でいじめが激しくなり始めて、私はいつしか心を閉ざすようになっていった。家に帰るのも学校の教室にいるのも嫌になり、学校にあるカウンセリングルームに通うようになった。両親にはいじめの話を相談しようとしたらそんな話をするなと言われ聞き入れてくれなかった。それから親には話すことも少なくなっていき、学校のカウンセリングの先生だけが頼りだった。
いじめは中学、高校、専門、職場と止むことがなくどこに行ってもいくら頑張っても悪口や陰口が消えず聞こえてきた。だから私の居場所はカウンセリングルームか保健室か休憩室しか無かった…。私の友達もいじめで転校したり自殺した子もいた。
一番は家族に話を聞いて欲しかったのに何も本当に訴えたかった心の叫びを聞いてくれなかった親に殺意が湧いた時もあった。愛されていたかもしれないがそんなの私には感じなかった。
ただ、口癖のように働いたら金入れろとか勉強しろのひとことしか無かった。
だから私はずっと将来早く自立しようと決めていた。こんなビクビクしながら生きていたくないと思い切って20歳の時に家を飛び出した。
毎晩泣きながら眠りについていた。家族という一番の居場所が居場所ではなくなっていた悲しさに辛さに悔しさに何でいつもわたしだけがこんな目にあわなきゃいけないのかと胸が痛くて張り裂けそうになっていた。
幸せな家庭ってどんな感じなんだろうっていつも思い描いていた。将来、私が家庭を持ったら幸せな毎日を過ごして行けるのかなって…。
家族とは本来支え合ってこそ本当の家族と言えると思う。今だからこそ言えるけど、素直に言いたいことが言い合えるそんな家族との関係が私が一番欲しかった理想の家族だ。
まだ殺されなくて良かったと思う。もしかしたらあの時殺されていたかもしれないって思うと恐怖しかない…。
時々思い返していた一冊の本があった。単行本でIt's と呼ばれた子という私と環境が似てるとこもある話だった。彼は家族に他人扱いされ、名前も呼ばれず寝床もない幼少期を過ごしていた。親に愛されずに育った彼は最後恋をし幸せになる話でその本と出会わなければ今の私は耐えれていなかったかもしれない。
私が高校生で定時制に通っていた時に学校の図書室で奇跡的に出会えた本だった。その話は実話ということもあり、泣きながら読んだ記憶がある。
どうしていつからこんな世の中になってしまったのか…。愛されてこなかった人達が家族を作り、でも愛さなければ愛は生まれないし家族も出来ないのに…。
いつからこんな矛盾な世界になったのだろう…。
ただ私には分かる。本当に幸せを掴み幸せだと死ぬまで思う人は誰一人いない。
人は誰といようとどこにいようと最終的には独りだから。
家族、血の繋がり…。ただそれだけ。他人になろうと思えばなれる。私がそうされてきたから。
それで幸せになれるのか、それは私には分からない。ずっと先の未来なんて誰にも分からない。
ただ、家族ってなんだろうってふと思う時がある。私にとっては未来の課題でもある…。
死ぬ時に本当に幸せだったと思えるそんな人になろうと思っている。
お母さんとは良く喧嘩した。些細なことからいつも怒鳴られたり蹴られたり頭を叩かれたり…
私はそのせいでお母さんのことは嫌いで好きになれなかった。
姉といつも何かと比べられ、姉を見習うように言われ続けた。弟は両親から甘やかされて育ったため未だに自立できてないとこもある。私は保育園生の時からお母さんに虐待を受けてきた。私だけ、いつも痛い思いをし逃げ場がない毎日を送っていた。お母さんが亡くなる前まで憎み続けていた。だから今でも実家にいるのが嫌で帰らずにいる。
お父さんも勉強や学校のことになると目の色を変えて私のランドセルを外に捨てて私の胸ぐらをつかみ家から追い出した。今は歳を取り丸くなったが昔のお父さんもかなり怖かった。
一番頼りにしていたのが姉だ。私の尊敬する人で姉が好きだった。今は色々あり、複雑な関係となってしまった…。
毎年夏休みになると秦野に住んでいたおばあちゃんに会うのがめちゃくちゃ楽しみだった。私はおばあちゃんっ子でおばあちゃんが身近な親だった。あまり怒こりもせず、おばあちゃんに逢いに行く度にお小遣いをくれたり、良く温泉や買い物に連れて行ってくれたりした。そんなおばあちゃんが私が中学生になる前に病気で他界してしまった。
大好きなおばあちゃんが居なくなってから私はさらに実家にいるのが嫌になっていった。
学校でいじめが激しくなり始めて、私はいつしか心を閉ざすようになっていった。家に帰るのも学校の教室にいるのも嫌になり、学校にあるカウンセリングルームに通うようになった。両親にはいじめの話を相談しようとしたらそんな話をするなと言われ聞き入れてくれなかった。それから親には話すことも少なくなっていき、学校のカウンセリングの先生だけが頼りだった。
いじめは中学、高校、専門、職場と止むことがなくどこに行ってもいくら頑張っても悪口や陰口が消えず聞こえてきた。だから私の居場所はカウンセリングルームか保健室か休憩室しか無かった…。私の友達もいじめで転校したり自殺した子もいた。
一番は家族に話を聞いて欲しかったのに何も本当に訴えたかった心の叫びを聞いてくれなかった親に殺意が湧いた時もあった。愛されていたかもしれないがそんなの私には感じなかった。
ただ、口癖のように働いたら金入れろとか勉強しろのひとことしか無かった。
だから私はずっと将来早く自立しようと決めていた。こんなビクビクしながら生きていたくないと思い切って20歳の時に家を飛び出した。
毎晩泣きながら眠りについていた。家族という一番の居場所が居場所ではなくなっていた悲しさに辛さに悔しさに何でいつもわたしだけがこんな目にあわなきゃいけないのかと胸が痛くて張り裂けそうになっていた。
幸せな家庭ってどんな感じなんだろうっていつも思い描いていた。将来、私が家庭を持ったら幸せな毎日を過ごして行けるのかなって…。
家族とは本来支え合ってこそ本当の家族と言えると思う。今だからこそ言えるけど、素直に言いたいことが言い合えるそんな家族との関係が私が一番欲しかった理想の家族だ。
まだ殺されなくて良かったと思う。もしかしたらあの時殺されていたかもしれないって思うと恐怖しかない…。
時々思い返していた一冊の本があった。単行本でIt's と呼ばれた子という私と環境が似てるとこもある話だった。彼は家族に他人扱いされ、名前も呼ばれず寝床もない幼少期を過ごしていた。親に愛されずに育った彼は最後恋をし幸せになる話でその本と出会わなければ今の私は耐えれていなかったかもしれない。
私が高校生で定時制に通っていた時に学校の図書室で奇跡的に出会えた本だった。その話は実話ということもあり、泣きながら読んだ記憶がある。
どうしていつからこんな世の中になってしまったのか…。愛されてこなかった人達が家族を作り、でも愛さなければ愛は生まれないし家族も出来ないのに…。
いつからこんな矛盾な世界になったのだろう…。
ただ私には分かる。本当に幸せを掴み幸せだと死ぬまで思う人は誰一人いない。
人は誰といようとどこにいようと最終的には独りだから。
家族、血の繋がり…。ただそれだけ。他人になろうと思えばなれる。私がそうされてきたから。
それで幸せになれるのか、それは私には分からない。ずっと先の未来なんて誰にも分からない。
ただ、家族ってなんだろうってふと思う時がある。私にとっては未来の課題でもある…。
死ぬ時に本当に幸せだったと思えるそんな人になろうと思っている。
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