バルサック戦記 -片翼のリクと白銀のルーク-(旧題:片翼のリク  ‐退魔師の一族だけど、魔王軍に就職しました‐)

寺町朱穂

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第9章 バルサックの野望編

90話 捨て犬の矜持

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 刹那。
 ライモンの攻撃速度が上がった。
 雷の如き速度で、鞭状の剣が奔る。辛うじてハルバードで弾き返したが、ライモンは息をつく間も与えない。弾かれた剣は方向を転換すると、まっすぐ首を刈りに来る。

「――ッく」

 リクは身体を逸らして、なんとか直撃を避けた。
 それでも、剣先が頬をかすってしまう。かすられた箇所が、じんわり熱くなった。リクは微かに顔をしかめ、後方に跳ねとぶ。ライモンから距離を取ったが、武器の射程範囲内には違いない。リクは気を緩めることなく、ハルバードを構え直した。

「なるほどね。君がここにいるということは、無事にルークが捕えられたってことかな」

 ライモンは「今日の天気は晴れだ」みたいな気軽さで語った。リクは違和感から目を細める。

「あら、お父様は焦らなくていいのかしら?」

 リクの記憶が正しければ、ライモン・バルサックの年齢は60歳を超えている。リクの母が死んでから正妻を娶った話はなく、めかけを囲っているという噂も聞かない。
 だから、ルークが死ぬような事態になった場合、跡継ぎがラク・バルサックしかいなくなってしまう。しかし、研究者肌の彼女ラクが一族を率いていけるとは考えにくい。

 つまり、バルサックの直系筋は彼の代ライモン・バルサックで断絶する。

「焦る? どこに、焦る必要があるんだい?」
「こんなところで、直系バルサックが途絶えても良いのかしら?
 私の相手をしている間に、大事な跡取りが死ぬかもしれないのよ」

 リクが指摘すると、ライモンの笑みが深く刻まれた。

「ラクの子どもに継がせれば良いだけのこと。ルークの代わりなんて、いくらでもいるからね。
 それよりも、リクの方はいいのかな? こんなところで、暴れたりして」

 ライモンは机に軽く腰を掛ける。まるで、リクの反撃を恐れていないとでも言いたげな気軽さで。

「もし、ルークが捕えられていなかったら、リクが生贄にされていたんだよ?」

 ライモンは信じたくなかった事実分かりきっていた真実を静かな言葉で紡いだ。

「リクは、最初から生贄のために飼われていた犬なんだ」
「――ッ!」

 ライモンの言葉を受け、リクは唇を噛みしめる。
 嘘をついている表情には見えなかった。それに、死神の語っていた内容とも完全に符合している。
 つまり、リクがレーヴェンに拾われたのは「封印を解くための生贄」に他ならないことが証明されてしまった。
 復讐はもちろん、この事実を否定して欲しい一身で、バルサック邸まで足を延ばしたというのに――。

「あの男は、君を大切に思っていたわけじゃない。
 育てていく価値がないと分かった途端、簡単に切り捨てることができる非常者だったのさ。
 だから、いまのリクは捨て犬なんだ」

 ライモンは足を組むと、大仰に剣を掲げた。

「捨て犬は捨て犬らしく、惨めに死になさい」

 再び、ライモンの剣が宙を奔る。
 
 先程よりも速度を増した一撃だ。

 ――これは、かわせない。

 リクは直感する。いくら距離をとっても、身体を捩っても心臓に直撃する。なにせ、剣の速度に目が追い付かない。雷を越える速度の一撃なんて、所詮は人間に過ぎない彼女が捉えられるわけがなかった。
 それでも、リクは反射的に弾き返す。弾かれた剣は軌跡を変え、肩口に叩き込まれた。

「――ッあ!」

 右肩に激痛が奔る。
 あまりの痛みに、ハルバードを落しかけた。だが、なんとか踏みとどまって耐えると、そのまま頭蓋を貫こうと回り込む剣を薙ぎ払った。

「確かに、いまの私は捨て犬かもしれない」

 彼の言う通り、いまのリクは捨て犬だ。
 生家であるバルサックから捨てられ、心の拠り所にしていたレーヴェンからも見捨てられた。
 それは、利益のためだったかもしれない。
 最初から、リクを使い捨てるためだったかもしれない。
 真実は涙が出るくらい哀しいし、叫びたくなるくらい悔しくてたまらない。

「でも……彼は、私を拾ってくれた」

 右肩の痛みは体力を奪い、血と共に生命力も流れ出ていく感覚に陥る。これ以上、体力を消耗したら、ライモンの繰り出す攻撃を避けることが出来ない。
 だけど、ここで諦めていいのか? リクは自分に問いかける。
 ここに辿り着くまで、自分のなかの価値観が急激に反転したにせよ、これは夢にまで見た再戦リターン・マッチ。自分の運命を狂わせた元凶の前に、みすみす敗北してもいいのか? 

「死にかけの私に、生きる術を与えてくれた!」

 彼のことを何も知らない人間ライモンに言いたい放題言われていいのか?
 自分を捨て犬だと断定されていいのか?
 
 こんな男に殺されて、本当に「負け犬」と化してもいいのか?

「それに――あんたに負けるのだけは、死んでも嫌だ!」

 この特攻に、すべてをかける。
 リクは全力で床を蹴り上げた。そのまま一気に跳躍する。空中は身動きが取れにくい。それは、ライモンはもちろん、リク自身が良く理解している。リクはライモンが剣先をこちらに向ける姿を視認した。
 
「犬は犬でも、私は捨て犬じゃない」

 ライモンの剣が伸びてくる。
 今度こそ、本当に躱せない。ハルバードを片手で振り回す程度の威力では、軌跡を変えるくらいの威力しかないことは互いに承知済みだ。今度は弾くことも想定に入れてるに決まってる。
 だから、今度こそ本当に必中の一撃。
 ライモンも、これでトドメを刺せる気になっているだろう。
 リクは不敵な微笑を浮かべ、そして――

「龍鬼隊、一番の忠犬だ!」

 次の瞬間。
 リクは大きく振りかぶると、ハルバードを投擲した。
 狙いは、相変わらず机に腰かけたまま、余裕の表情を浮かべている実の父ライモン・バルサック
 リクの怪力により投擲されたハルバードは、落下速度が増すと共に重みを増していく。その威力は空間を軋ませ、周囲の空気を巻き込みながら1人の男ライモン・バルサックめがけて急降下。
 さすがの彼も、まさかハルバードを投げるとは予想外の出来事だったのだろう。少し驚いたように目を見張ると、宙へ伸ばした剣を己の防御に戻す。剣は己の主を守護するため、鋼鉄の盾を瞬時に姿を変える。五重の層
による防壁を創り上げた直後、ハルバードが激突した。

「――ッな!?」

 ハルバードは二層を苦もなく突き破る。
 三層目にもひびが入り、四層目に到達するのも時間の問題だ。ハルバードの重みは剣の柄を握りしめた所有者、すなわち、ライモン自身にも圧しかかる。万力をこめた一撃は、彼の腕を軋ませる。
 
「っく、仕方ないな」

 ライモンは机から降りると、床に足をつけて踏ん張る。
 体勢が安定したためか、鋼鉄の盾も強度を増す。だが、この時にはすでに三層目は踏破され、四層目も砕け散るところだった。
 残るは五層目――最後の盾。
 これが破られたら最後、ライモンはハルバードに圧し潰されて死ぬ。
 ライモンは全ての力を防衛に費やす。今までにないほど顔を歪ませながら、剣の柄を握りしめている。

「――ふんっ!!」

 ライモンの渾身の一撃で、ハルバードを押し返す。
 四層目を崩した時点で、すでに勢いを削がれていたせいもあったのかもしれない。ハルバードは勢いを失い、そこで動きを止めた。

「……なかなか面白い攻撃だが……この程度で、私を殺せると思ったのかな?」

 ライモンは盾を剣の状態に戻すと、ハルバードは虚しく床に転がり落ちる。
 その油断。いまのがリクの最高の一撃だと決めつけた――その油断が彼の命運を分けた。

「なっ!?」

 ライモンの目の前には、リクが浮かんでいた。今度こそ、ライモンの眼に驚愕の色が映し出された。 

「これで終わりよ」

 リクは初めからハルバードが防がれることを予想していた。そもそも、この部屋に入室したときに打ち放った最初の一撃を防がれてから、鞭以外の形にも変形できることは分かりきっていた。

 だから、ハルバードを防がれた後の一撃に全てをかける。

お父様ライモン・バルサック――ッ!」

 リクは間合いを詰めると、ライモンに殴りかかる。
 ハルバード程ではないが、生来の怪力に落下の重力が加わり、リクの拳は通常時の倍以上の力を秘めていた。

「っぐは!」

 ライモンの腹に、渾身の一撃が撃ち込まれる。
 彼の口から血が飛び散り、剣を握る力が弱くなる。リクは彼が反撃する隙を与えない。そのまま身体を沈ませ、ライモンの膝元まで屈みこむと左足で彼の両脚を薙ぎ払う。

「――ッく、汚い真似を!?」
「汚い真似?」
  
 ライモンは足払いを受け体勢を崩すと、背中から床に倒れていく。
 だが、リクの追撃は終わらない。

「戦いは、正攻法だけじゃ――駄目だって、教わったのよ!」

 勢いよく立ち上がると、そのまま左肘を横腹に炸裂させた。
 怪力娘リクの肘打ちを叩きこまれ、剣を手放したライモンに容赦なく右足蹴りを打ち放つ。
 拳や肘打ちよりも、足の方が威力がある。

「―――ッ!!」

 ライモンの身体が吹き飛ばされる。
 障害物がなかったからだろう。そのまま窓に激突し、そして――

「な――ッ!?」

 窓を突き破る。
 ガラスの破片が空を舞い、ライモンの身体も宙を浮く。


 その時間、わずか数秒。
 否、1秒にも満たなかっただろう。

 だけど、異様なまでに長く――永遠に感じた。
 いつのまにか、空は夕焼けに染まっていた。ライモンの白い髪が、赤く染まる。眼は驚いたように見開かれ、部屋に佇む少女リクを凝視している。

 だが、口元には寂しげな微笑を浮かべていた。

「お父様ッ!」

 リクが思わず手を伸ばした瞬間、次の瞬間、時が動き出す。
 そのライモン・バルサックは、リクの前から姿を消した。リクは慌てて窓枠に駆け寄り、身を乗り出す。6階から地面に叩きつけられた老年の男性ライモン・バルサックの四肢は、ありえぬ方向に曲がっていた。頭の在った場所には、赤い花が咲いている。
 変わり果てた姿を見て、リクは――

「あ、あは、あはははは!!
 死んだ! ついに、死んだ! 罰が下ったんだ!! 私は落されても死ななかったのに、お父様は死んだ! あっけないわね、本当に!!」

 狂ったように笑い続けた。
 ここが敵地バルサック邸であることも忘れ、笑い続ける。

「いい気味よ! あはははははは――……は、はは」

 ひとしきり笑い続けた後、窓枠にもたれ掛るように崩れた。ぽっかりと、心の中に穴が空いたような感覚がする。

「……あれ?」

 リクは、いままで感じたことのない喪失感を覚えた。マリーやセレスティーナを殺した時とは違う。手のひらから砂が零れ落ちていくような、酷く虚しい気持ちだ。
 
『さて、次はどうするのかな?』

 いつのまにか、傍らに死神が舞い降りていた。
 つまらなそうに腕を組みながら、リクを見下ろしている。

『はやくしないと、ここにも人が来るよ?』
「私は……追わなくちゃ」
 
 ここで立ち止まるわけにはいかない。
 リクは立ち上がると、ハルバードを拾い上げた。そして、覚束ない足取りで脱出を図る。
 目指すは、レーヴェンたちが向かった「魔王封印の地」。
 退魔師が罠を仕込んでいることを、きっとレーヴェンは知らない。それから、ライモン・バルサックが死んだことも伝える必要がある。

 それに、追いかけなかったところで、部屋で大人しくしていなかった命令違反の罰が下る。
 見張りのロップは「上官リクに脅された」と言い訳すれば刑を逃れることが出来るだろうが、リク自身は刑を逃れることが出来ない。

 どうせ、罰は受けるのだ。
 たとえ、レーヴェン・アドラーがリクを求めていなくても、少しでも彼の力になりたい。
 きっと、役に立つことが出来るはずだ。

 リクは部屋を出る直前、最後にもう一度――主の失った執務室を振り返る。

 そして、小さな声で別れの言葉を告げるのだった。

「……さよなら、お父様」 




************************************************
 この度、本作がアルファポリス様より近々書籍化されることが決定しました。
 つきましては、3月10日以降、1章(2話以降)~3章までをダイジェストに差し替えさせていただきます。
 ここまで来ることが出来たのは、読者の方々のおかげです。
 たくさんの応援や御指摘をいただき、本当にありがとうございました!
 これからも、よろしくお願いします。

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