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シモ
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「お、おぉ」
「おおぉぉおおおお!!!!!」
地面が揺れて、空間が歪むような喝采。
その熱を一心に受け入れる。
この感覚は久しく、
されど変わらない快楽を訴える。
「…ですか?」
「あぁ?」
歓声とは色の違う声音に振り向けば、
青色の瞳を揺らすシスターがそこにいた。
「狙っていたのですか?
受胎告知が解ける瞬間を。」
頬を流れる汗は、熱い。
「いや、そんな高尚なもんじゃない。
まぁ、ブラフをかけたっちゃかけたがな。」
「ブラフ?」
布1枚を隔てた内側がまるでカマドの内のようだ。
「お前を出し抜くには、
もう法外な手を打つしかないと思ってな。
力を残すかつ、止まってたやつが急に動く
緩急とかで目を引くつもりだったけど…」
「けど?」
今はその熱が何処までも愛おしい。
「あんまりにも上手いもんだからな
思わず聞き入っちまった。
いやほんと、出遅れなくて助かった。」
「…ぁあ、そうでしたか。」
震える瞳が、スッと落ち着く。
そこで始めてシスターと目が合った気がしたが、
その端正な顔はふっと下を向く。
「……。」
この身体に纏わりついた熱が、
分厚い修道服の内でこもって心臓を鳴らす。
頭蓋骨が締め付けられるような圧迫感と
指先を削られたような疲労感、
足が鉛に囚われたように言うことを聞かない。
「え?おい?」
だから、膝をついて倒れてしまっても仕方ない。
この事実を受け入れるには、そうするしかない。
19年。
10と9年。
12と、7年。
右手でギターを極めるのに12年。
左手で習得しなおすのに7年!
この人生の全てを捧げて、今日に至った。
質を求めて、量をこなした。
この身体は信仰のためにあるのだと、
心の底から思える程に費やした。
「だと言うに、貴方は…」
そんな人生を過ごしても届かない。
この感情は言葉で綴れるようなものではない。
身体で表現しきれるようなものではない。
この、全身を突き動かすこの感覚は、
たった今、魂を震わせるこの振動は!
『まだッ!片鱗だと仰るのですね!』
この激情を指し示す物はない。
それでも言葉を綴ろう!
嬉しい!美しい!素晴らしい!
劇的だ!夢のようだ!あぁ!
気持ちいい!極上だ!最高だ!
『あ、っは!…ッ~楽しい!』
ステージの光を受けてか、
床についた頬は随分とあつかった。
それでも、この感激は尚も身体の内で脈を打つ。
「おい?シスター?」
明らかに様子がおかしい。
へたり込んだ時は疲労かとも思ったが、
どうにも意識はある様だし、
立ち直れないほどへこんでもいる様子でもない。
「…ぁぁっは。」
心底満足げにへばりついている。
が、よく見てみれば
身体は小刻みに震えている。
というか、一部だけが小刻みに震えている。
具体的に言い表すならば、腰ではなく足。
全体を覆うような修道服の性質上、
明確には分からないが
太腿を擦り合わせているようにも見える。
「…ぉい、嘘だよな…?」
全身で火照る熱が、
潮にさらわれたように一気に引く。
代わりと言わんばかりに
背筋を冷たい汗がつたい、
最悪な記憶を掘り起こす。
「お前、トイレは済ませてたんだよな…?なぁ?」
その言葉を境に、一際大きく半身が震える。
上か下かで述べるのならば、下が。
「…んぁっ。」
ともや劣情を煽り立てるような声が、
小さく木霊した後に、修道服が色を変える。
より濃い青へ。またはステージで水音を鳴らして。
「オイオイオイオイオイオイ!!!!!
え、いやっ!?んなっ!!おいおいおい!!!」
「…え?」「なにあれ?」
「…うっそ、マジ?!」「漏らしてね?」
歓声一色に染まっていた声が
どよめきに濁って、困惑に沈む。
統率を持たない個々人は神の不在を知らせる。
それとともに、
「~ッく、クソシスターァ…。」
幾ばくもの機械的な光の襲来を知らせる。
それは軽い機械音でも鳴らしながら
なんてことのない普及された文明で、
いとも容易く尊厳を破壊する。
もともと勝手に壊れたと言えばそれまでだが、
そんな非人道的な好奇の視線を無視するほど
色褪せた記憶もない。
「…だ、誰か、運ぶの手伝ってください!
おっ、折木さ~ん!?ごうりきさ~ん!!」
こうして、青一色の騒ぎは
筋骨隆々の漢によって幕を引いた。
暗い闇に包まれた部屋はなんとも
気味の悪いレイアウトで構成されていた。
壁一面を埋め尽くすのは一人の男を秘めた写真。
そのどれもが額縁に閉ざされ、
ホコリ一つなく丁重に飾られている。
そんな壁と対を成すもう一壁は、ない。
壁の端から端まで直線に走る木製の机。
その机上は乱雑に散らかっているが、
一台のデスクトップと、
三枚のモニター群だけはピッタリと暗を写す。
積み上げらた本、掲げられたギター、
空のペットボトルに、またも薄型のテレビ。
異色であるこの空間を、異質にさせるのは
床で立膝をつく一人の男と
扉の前で仰向けに倒れる女。
否、正しく見ればそれは抜け殻に近い。
脱ぎ捨てられたようにまとまる衣服と、
金色のメッシュが入った長髪のカツラ。
それらの上で乱雑に寝転がるのは、
墨田と名前の掘られた名札。
「あは!あへはぁ!!!あはははふへはは!」
それら全てを他所において
男は高らかに声を上げていた。
口端から涎を一筋垂らして、
明かりをともさない電灯に目を震わせ、
一心不乱に右手を動かす。
「帰ってきた!帰ってきた!帰ってきたァ!!
あひゃはっはははふははへへははっぁ!!!」
次第に瞳が虚ろになる。
自らの笑い声にのって酸欠に陥ってなお、
軋む脳を無視して、笑う。
「ぁあ!Keyだ!Key、Key!Key!Key!!Key!」
ついぞ、息が途絶える間際。
「あっはぁ!Key!!!」
グラリと頭を下げ、
左手に握るTシャツを口に押し当てて息を吸う。
「っあ…っぁ、はぁはぁああはっ!あはっ!!」
ぼと、ぼとと笑い声の隙間を縫って、
重たい液が床を叩く音が鳴る。
「…ぅっああぁ…ああ。」
ガクガクと震える膝で無理矢理立ち上がる男は
得体の知れない言葉の端を喘ぎながら
壁を埋め尽くす額縁の一つをのぞき込む。
「待って、ました。あの時から…ずっと。」
その瞳が写すのは、狂気と信仰。
その口が綴るのは、劣情と歓喜。
「センパイ、先輩。
貴方を思えば、一度だって苦じゃなかった。」
額縁に映るのは、ギター掲げる少年。
額縁に映るのは、少年によく似た作業着の男。
「それでもッ!この時を夢見ていた!
ずっと、ずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっと!!!」
狂乱の果てに声を上げて、
細身ながら筋肉質の男は
フラフラと力なく床を踏む。
手入れの行き届いた指先は
両開きの扉に手をかけて、勢い良く引く。
「必ず、必ず僕が貴方を助けます。」
扉の内に隠されたのは、
着古した作業着と数明かりを照らす名札。
「この私は二度も貴方を失うなんて耐えられない。」
名札に閉ざされた名前は、『朝時計』。
「愛しております。Key様。」
肌を覆い尽くすような汗を無視して、
朝時計は確かな足取りで、
パソコンの電源を入れた。
「おおぉぉおおおお!!!!!」
地面が揺れて、空間が歪むような喝采。
その熱を一心に受け入れる。
この感覚は久しく、
されど変わらない快楽を訴える。
「…ですか?」
「あぁ?」
歓声とは色の違う声音に振り向けば、
青色の瞳を揺らすシスターがそこにいた。
「狙っていたのですか?
受胎告知が解ける瞬間を。」
頬を流れる汗は、熱い。
「いや、そんな高尚なもんじゃない。
まぁ、ブラフをかけたっちゃかけたがな。」
「ブラフ?」
布1枚を隔てた内側がまるでカマドの内のようだ。
「お前を出し抜くには、
もう法外な手を打つしかないと思ってな。
力を残すかつ、止まってたやつが急に動く
緩急とかで目を引くつもりだったけど…」
「けど?」
今はその熱が何処までも愛おしい。
「あんまりにも上手いもんだからな
思わず聞き入っちまった。
いやほんと、出遅れなくて助かった。」
「…ぁあ、そうでしたか。」
震える瞳が、スッと落ち着く。
そこで始めてシスターと目が合った気がしたが、
その端正な顔はふっと下を向く。
「……。」
この身体に纏わりついた熱が、
分厚い修道服の内でこもって心臓を鳴らす。
頭蓋骨が締め付けられるような圧迫感と
指先を削られたような疲労感、
足が鉛に囚われたように言うことを聞かない。
「え?おい?」
だから、膝をついて倒れてしまっても仕方ない。
この事実を受け入れるには、そうするしかない。
19年。
10と9年。
12と、7年。
右手でギターを極めるのに12年。
左手で習得しなおすのに7年!
この人生の全てを捧げて、今日に至った。
質を求めて、量をこなした。
この身体は信仰のためにあるのだと、
心の底から思える程に費やした。
「だと言うに、貴方は…」
そんな人生を過ごしても届かない。
この感情は言葉で綴れるようなものではない。
身体で表現しきれるようなものではない。
この、全身を突き動かすこの感覚は、
たった今、魂を震わせるこの振動は!
『まだッ!片鱗だと仰るのですね!』
この激情を指し示す物はない。
それでも言葉を綴ろう!
嬉しい!美しい!素晴らしい!
劇的だ!夢のようだ!あぁ!
気持ちいい!極上だ!最高だ!
『あ、っは!…ッ~楽しい!』
ステージの光を受けてか、
床についた頬は随分とあつかった。
それでも、この感激は尚も身体の内で脈を打つ。
「おい?シスター?」
明らかに様子がおかしい。
へたり込んだ時は疲労かとも思ったが、
どうにも意識はある様だし、
立ち直れないほどへこんでもいる様子でもない。
「…ぁぁっは。」
心底満足げにへばりついている。
が、よく見てみれば
身体は小刻みに震えている。
というか、一部だけが小刻みに震えている。
具体的に言い表すならば、腰ではなく足。
全体を覆うような修道服の性質上、
明確には分からないが
太腿を擦り合わせているようにも見える。
「…ぉい、嘘だよな…?」
全身で火照る熱が、
潮にさらわれたように一気に引く。
代わりと言わんばかりに
背筋を冷たい汗がつたい、
最悪な記憶を掘り起こす。
「お前、トイレは済ませてたんだよな…?なぁ?」
その言葉を境に、一際大きく半身が震える。
上か下かで述べるのならば、下が。
「…んぁっ。」
ともや劣情を煽り立てるような声が、
小さく木霊した後に、修道服が色を変える。
より濃い青へ。またはステージで水音を鳴らして。
「オイオイオイオイオイオイ!!!!!
え、いやっ!?んなっ!!おいおいおい!!!」
「…え?」「なにあれ?」
「…うっそ、マジ?!」「漏らしてね?」
歓声一色に染まっていた声が
どよめきに濁って、困惑に沈む。
統率を持たない個々人は神の不在を知らせる。
それとともに、
「~ッく、クソシスターァ…。」
幾ばくもの機械的な光の襲来を知らせる。
それは軽い機械音でも鳴らしながら
なんてことのない普及された文明で、
いとも容易く尊厳を破壊する。
もともと勝手に壊れたと言えばそれまでだが、
そんな非人道的な好奇の視線を無視するほど
色褪せた記憶もない。
「…だ、誰か、運ぶの手伝ってください!
おっ、折木さ~ん!?ごうりきさ~ん!!」
こうして、青一色の騒ぎは
筋骨隆々の漢によって幕を引いた。
暗い闇に包まれた部屋はなんとも
気味の悪いレイアウトで構成されていた。
壁一面を埋め尽くすのは一人の男を秘めた写真。
そのどれもが額縁に閉ざされ、
ホコリ一つなく丁重に飾られている。
そんな壁と対を成すもう一壁は、ない。
壁の端から端まで直線に走る木製の机。
その机上は乱雑に散らかっているが、
一台のデスクトップと、
三枚のモニター群だけはピッタリと暗を写す。
積み上げらた本、掲げられたギター、
空のペットボトルに、またも薄型のテレビ。
異色であるこの空間を、異質にさせるのは
床で立膝をつく一人の男と
扉の前で仰向けに倒れる女。
否、正しく見ればそれは抜け殻に近い。
脱ぎ捨てられたようにまとまる衣服と、
金色のメッシュが入った長髪のカツラ。
それらの上で乱雑に寝転がるのは、
墨田と名前の掘られた名札。
「あは!あへはぁ!!!あはははふへはは!」
それら全てを他所において
男は高らかに声を上げていた。
口端から涎を一筋垂らして、
明かりをともさない電灯に目を震わせ、
一心不乱に右手を動かす。
「帰ってきた!帰ってきた!帰ってきたァ!!
あひゃはっはははふははへへははっぁ!!!」
次第に瞳が虚ろになる。
自らの笑い声にのって酸欠に陥ってなお、
軋む脳を無視して、笑う。
「ぁあ!Keyだ!Key、Key!Key!Key!!Key!」
ついぞ、息が途絶える間際。
「あっはぁ!Key!!!」
グラリと頭を下げ、
左手に握るTシャツを口に押し当てて息を吸う。
「っあ…っぁ、はぁはぁああはっ!あはっ!!」
ぼと、ぼとと笑い声の隙間を縫って、
重たい液が床を叩く音が鳴る。
「…ぅっああぁ…ああ。」
ガクガクと震える膝で無理矢理立ち上がる男は
得体の知れない言葉の端を喘ぎながら
壁を埋め尽くす額縁の一つをのぞき込む。
「待って、ました。あの時から…ずっと。」
その瞳が写すのは、狂気と信仰。
その口が綴るのは、劣情と歓喜。
「センパイ、先輩。
貴方を思えば、一度だって苦じゃなかった。」
額縁に映るのは、ギター掲げる少年。
額縁に映るのは、少年によく似た作業着の男。
「それでもッ!この時を夢見ていた!
ずっと、ずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっとずっとずっと
ずっとずっとずっとずっと!!!」
狂乱の果てに声を上げて、
細身ながら筋肉質の男は
フラフラと力なく床を踏む。
手入れの行き届いた指先は
両開きの扉に手をかけて、勢い良く引く。
「必ず、必ず僕が貴方を助けます。」
扉の内に隠されたのは、
着古した作業着と数明かりを照らす名札。
「この私は二度も貴方を失うなんて耐えられない。」
名札に閉ざされた名前は、『朝時計』。
「愛しております。Key様。」
肌を覆い尽くすような汗を無視して、
朝時計は確かな足取りで、
パソコンの電源を入れた。
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