Love affair〜ラブ アフェア〜

橘 薫

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❤︎年末❤︎真柴みひろ

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 宇丈さんと、やっと年内に会う段取りを付けられた…。
 年末年始は夫の実家に帰り、長男の嫁として細々と働くのはいつものこと。その前に大掃除にお正月料理の準備。加えて年末は先輩議員の皆様へのご挨拶や忘年会で夫に追随しなければならない…12月は、本当に予定を組みにくい。

 それでも、宇丈さんに会いたかった。先月は予定が合わなくて会えなかったから、せめて年内最後に会いたい…。

 郵便ポストに宇丈さん宛の手紙と、お茶の先生宛のご挨拶を投函しながら思う。
 会えるかしら…。広告関係の人って、年末すごく忙しそうけど。時間、作ってくれたらすごく、嬉しい…。

 待ち合わせの日。私はいつも、ラウンジでお茶を頂きながら彼を待っている。
 午前中にエステを受けて、夕方まではデイユースでゆっくり過ごすことにしている。宇丈さんがこなければ、部屋に戻って過ごす…ただそれだけ。

 ツリーが飾られた華やかなロビーを眺めながら、彼が現れるのを待つ。
 宇丈さんはいつも、約束の時間5分前に現れる。今日も、素敵…スーツが良く似合ってて、彼のスタイルの良さが引き立つ。
 時計を確認する彼の手首や、指の長さ…それを見て、もう欲情している自分に気づく。

 宇丈さんの姿を、彼に見えない場所から充分堪能してから移動する。
 彼の横に一瞬立ち止まり、告げる部屋番号。彼も…決して私のほうを見ず、でも耳にすごく集中して、私の声を聞き取っているのがわかる。

 彼が部屋に来るまでの五分間は、すごく長くて待ち遠しい。
 今日は、どんな風に触れてくれるの…?そう考えるだけで、もう…身体が熱くなる、火照る。

 ピルは朝飲んで来た。生理痛があまりにも辛くて、不妊治療を止めた後に飲み始めたピル。そのおかげで、そのままの宇丈さんを受け入れることができる。
 彼の液体が私の中に放たれるときに感じるエクスタシーは、もしかしたら…普通の女の人は感じないのかもしれない。オーガズムで得る快感とは少し違う…と思っている。

 宇丈さんと会えない時間の方が長いから、会ったときのことを思い出しながら時々、自慰をする。
 祖母に折檻されて以来、していなかったけど。再開したのは…だいぶ前に、宇丈さんに命令されたから。

 宇丈さんに自慰をするように言われて、久しぶりに触れた自分の身体は、敏感で、感じ過ぎて…イク、という感覚を初めて味わった。
 次に宇丈さんに会ったときにどうだったかと聞かれ、多分オーガズムを感じた、と話したら「イケたんだ?」と驚いていた。
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