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❤︎三人で…❤︎真柴みひろ

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 お風呂を上がっていつものように手入れをし、明日のことを考えて…もう一度念入りに手入れをした。

 明日…どうなるんだろう?
 宇丈さんから言われたことはシンプルだったけれど、受け入れるには葛藤が大きすぎて。今でも…本当にそれでいいのか、迷ってしまう…。

 そんな心配や不安をよそに、ベッドに潜り込むとあっという間に眠ってしまった。カウンセリングって本当に…疲れるんだわ。

 休んだのがいつもより早い時間だったからか…夜中に目が覚めた。
 時間を確認すると午前二時近かった…五時間は寝たことになる。

 もうひと眠りしようか、それとも台所に水を飲みに行こうか…迷っていたら、ドアをノックする音がきこえた。

 びくん、と体が硬直した。空耳かと身じろぎせずにいたら、更にノックされた。
 起き上がり、羽織るものを探していたらまたノックされたので「はい」とだけ返事した。
 宇丈さん?なにか不都合でもあったかしら…?

 訝しみながらドアを開けると、やはり宇丈さんだった。ほっと安心したのもつかの間、驚くことを言われた。

 明日やる予定のセラピーを、今やる、と…。

 心の準備ができてない…どうしよう。
 そうはいっても、青島さんは明日、十時には出なければならないらしい。夜中のこの時間から…始めるしかないのだ。

 急いで着替えて、宇丈さんとリビングに行く。
 青島さんは、すでにリビングにいた。
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