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♠︎未来へ❤︎
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汐留のタワーマンションに向かいながら、車中での会話は少なかった。
車が止まるたびに手を伸ばし、触れて、元気付けた。
「大丈夫、です」
無理に笑顔を作っているのがわかるから、どうしようもなく胸が締め付けられる…。
「なんにもなくてもさ、連絡して?」
「はい、電話します」
「心配だからさ…」
「はい、わかってます…ごめんなさい」
「謝るなよ、みひろが謝ることじゃない」
「はい…」
首都高に乗り、少しスピードを上げた。
月曜日の上りは渋滞など一切なく、スムースに汐留まで着いた。
マンションの下、外来者用駐車場に止める。
「ありがとうございました」
助手席のドアを開けて外に出ようとする彼女を腕を思わず引っ張って…止めた。
「宇丈さん?」
このまま、ついていってやりたい。離婚してくれと、オレの口から…言ってやりたい。
でも、それは無理だ。オレにできることは、待つこと…それだけだ…。
「…気をつけて」
「はい」
「連絡待ってるから」
「はい。電話します」
別れがたく、離れがたく。名残を惜しむオレの指を、みひろは…すっと離した。
「大丈夫です…もう、覚悟はできてます」
そう微笑むと、後ろを振り返らずに歩き出した。その美しい、凛々しい後ろ姿に見惚れ…大丈夫だ、と確信を持った。
車が止まるたびに手を伸ばし、触れて、元気付けた。
「大丈夫、です」
無理に笑顔を作っているのがわかるから、どうしようもなく胸が締め付けられる…。
「なんにもなくてもさ、連絡して?」
「はい、電話します」
「心配だからさ…」
「はい、わかってます…ごめんなさい」
「謝るなよ、みひろが謝ることじゃない」
「はい…」
首都高に乗り、少しスピードを上げた。
月曜日の上りは渋滞など一切なく、スムースに汐留まで着いた。
マンションの下、外来者用駐車場に止める。
「ありがとうございました」
助手席のドアを開けて外に出ようとする彼女を腕を思わず引っ張って…止めた。
「宇丈さん?」
このまま、ついていってやりたい。離婚してくれと、オレの口から…言ってやりたい。
でも、それは無理だ。オレにできることは、待つこと…それだけだ…。
「…気をつけて」
「はい」
「連絡待ってるから」
「はい。電話します」
別れがたく、離れがたく。名残を惜しむオレの指を、みひろは…すっと離した。
「大丈夫です…もう、覚悟はできてます」
そう微笑むと、後ろを振り返らずに歩き出した。その美しい、凛々しい後ろ姿に見惚れ…大丈夫だ、と確信を持った。
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