優しい手に守られたい

水守真子

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肌で感じる ※R18

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 亮一の住むマンションのエントランスに着いて、可南子は腕時計を見た。

 ……七時半。

 時間を確認して、可南子は、ほっと、息を吐く。

 突然の18時開始の飲み会にもかかわらず、可南子が帰る頃には十人以上は集まっていた。
 酒がまわってくると、可南子にあの日の会議室で何があったのかを直接に聞く人も出てきた。聞かれても良いが、あまり話したい事でもない。度が過ぎてきて、可南子がその対応に苦慮し始める頃、磯田が助け舟を出してくれた。
 磯田がそういう話題を引き受けてくれている間に、結衣が可南子を連れ出してくれる。

『ごめんなさい』

 そう言って、顔の前で手を合わせる結衣は、飲食店の入り口でその綺麗な顔を、申し訳なさそうに歪めた。

『こちらこそ、うまく対応できなくて』
『出来なくて当然。普通は困る』

 結衣が飲みを主催すると、参加した人がまた人を呼ぶことが多かった。今日も例外なく、それが起こった。
 小宮の退職日にあった飲みの席に可南子がいた事で、気になっていたことを聞いても良いと思われたのだろう。

『今日は帰ってゆっくり休んで。もし、何かあったら、すぐに連絡してね』

 いつものように、飲んでいるはずなのに、酔っているようには見えない結衣は強く念を押してきた。
 今から亮一の家に行くとも言えず、可南子は頷いた。
 一週間ぶりに亮一の住むマンションのエントランスに足を踏み入れると、可南子の心臓は痛み出した。
 部屋番号を押すキーが並んだ腰の高さほどの銀色の台座、インターホン集合機の前で、可南子は立ち止まる。
 二週間は毎日、ここで生活をしていた。
 それなのに生活の場を移した今は、外界と遮断するマンションの自動扉が、重く厚く感じる。勝手に入ることを、立ち塞がれる感覚。
 亮一の家の鍵は、自分の家の鍵と一緒に、オレンジのレザーキーケースの中に収まっている。手の中でレザーの柔らかい感触を感じながら、可南子は自分で鍵を使って入っていいものなのか悩む。
 飲み会の誘いを受けた後に亮一に電話をしたが、出なかった。迎えに行くと言われることを危惧していた可南子は、好都合とばかりにすぐに『飲みが終わったら、すぐに行きます』とメールを打った。
 それから、まったくスマートフォンは鳴っていない。会議か何かで拘束されていて、まだ見ていないのだと思った。
 連絡が入っているかを確認していなかったと思い出して、バックの中を探る。

「……あ」

 取り出したスマートフォンの画面が真っ暗で、可南子は蒼白になる。

 ……充電が、切れてる。

 昨日、充電したばかりなのにと、スマートフォンにかじりつく。ボタンを押して、画面を指でスライドさせても、まったく反応が無い。
 これは非常にまずいと、可南子は、ぞくりとした。
 連絡がつかず不機嫌な亮一の顔しか思い浮かばない。亮一が仕事でメールを見ていないという、微かな望みに期待をかけるしかないと思った。亮一の部屋に、持ち歩き用とは別に予備の充電器がある。

「か、帰って、いませんように」

 震えながら、オートロックのボタンで、部屋番号を押す。
 どきどきしながら待ったが、返答が無い。
 はやる気持ちを抑えて、エレベーターで上がると部屋の鍵を開けた。

 ……まずは、充電!

 それなのに、部屋着のスウェットのパーカーとハーフパンツを着たその人が、仁王立ちのような出で立ちで玄関に立っていた。
 亮一が居たことに驚きのあまり、可南子の身体がびくりと跳ねる。シャワーを浴びたのか、タオルを肩に掛け、まだ短い髪は濡れていた。

「わ、私、チャイム鳴らした……」
「ちょうど出られなかった。それよりも、スマホの電源が切れてるだろ」

 亮一は玄関の三和土に裸足のまま下りてきた。
 固まった可南子の腕を掴むと中へと引き寄せて、そのまま、鍵とバーロックを閉めた。
 ドアを閉めるガチャン、バタンという音に、完全に退路を塞がれて、首を竦めながら可南子は弁解する。

「じ、充電が切れているの、下で気づいたんです。昨日充電したし、夕方までは大丈夫だったの」
「……あのな、飲み会に行くってメールがあった後に、連絡が途絶えてみろ。どれだけ心配すると思っているんだ。酒を飲んで、また倒れそうになってるのかと思うだろ」
「……す、すいません」

 謝りながらも、可南子は不服そうに亮一を見る。そのお酒を飲んで倒れそうになっている女を部屋に連れ込んだのは亮一だ。
 亮一は玄関というひんやりとした空間で、可南子の顔を覗き込んだ。可南子は亮一の熱い体温を肌で感じて、少し身を引く。
 亮一は可南子の顔に酒の色が無いことを確認すると、まずは安心したような顔をした。

「あと、何でまた髪を上げてるんだ」

 呆れたように言いながら、亮一は指の甲でうなじに触れてきた。
 その場所の血管が膨張し、感覚が敏感になって、可南子は顔を赤らめる。

「き、今日は、お邪魔するからと、思って」

 亮一は、次に可南子の耳に付いている銀白色のピアスに触れる。
 可南子のくすぐったそうな、赤く染まった顔を見て、亮一は、ぼそりと言う。

「……本当に、無自覚なんだな。とりあえず、上がってくれ」
「お、お邪魔します」

 可南子は窮屈に感じていた靴から足を出して、部屋へと足を踏み入れた。
 ほぼ一週間ぶりの亮一の家は、お邪魔しているのか、帰ってきたのか、掴めない気持ちになる。どこか、一週間前に感じていたよりも、遠くに感じた。その寂しさは壁を引っ張り起こす。

「明日はジムですよね。それと、亮一さんのご両親と食事をする日なので、私、後で帰りますね」

 泊まると、明日が慌しくなってしまう。やるべき、それらしい理由は、寂しさを徐々に雲隠れさせていく。
 部屋に入ろうと背中を向けていた亮一が振り向いた。
 折り目正しい笑みを向けてきて、可南子はあれ、と思う。

「そうか、わかった」

 すんなり受け入れられて、可南子はほっとする。
 車で送るとか、そういう押し問答が始まると思っていたので、尚の事、心が緩む。

「ありがとうございます」

 見上げて微笑むと、亮一の目の中にさっと、暗い感情が通り過ぎたのがわかった。突如、亮一は、可南子の手首を掴んで抱き寄せた。
 後頭部に手を回されて、硬い胸に押し付けられるように抱き寄せられると、踵が浮いた。
 自分が飲食店帰り独特の油のようなにおいや、タバコのにおいが付いているのがわかる。 亮一に抱きしめられて、亮一の風呂上りの清潔感の匂いとの差でまたよくわかった。
 苦しい抱擁に、可南子の口から声が漏れる。

「あ、あの」
「もう、七時半は過ぎてる。可南子は電車で帰るだろう。危なくない時間に帰すなら、八時。これから二十分で可南子を抱くのは無理だ。だから、印くらいつけさせてくれ」

 亮一は、その声に何の感情を乗せまいと、緊張しているようにも聞こえた。

 ……抱くのは、無理。

 そう言われて、肉眼では決して見えない身体の奥が、悲鳴のような声を上げた。その声の痛みに、可南子は怯む。

「し、るし」

 可南子が力無く呟くと、そのまま胴を持つように、亮一に抱えられた。
 この、身体が浮いた感覚は初めてではない。間違った方向へ、駒を進ませたことを、可南子は感じた。
 信じたい気持ちよりも、傷つきたくない気持ちが勝つ。一度、限界まで蝕まれた心は、過度に自分を守ろうとする。亮一が吹き込んでくれる懸命な想いを、簡単に打ち砕く。

「頭、気をつけろ」

 亮一はドアをくぐる時に、上の枠に気をつけるように言ってくる。

「あの」

 ……終電まで、大丈夫。

 そう言いたかったのに、まだ理性が残っている頭は、それを口に出すことを拒否する。
 そのままベッドまで運ばれると、可南子の心臓が引きつったように痛んだ。
 寝室の電気は消えているが、開けっ放しのドアからリビングの明かりが入ってきて、暗く無い。
 髪を纏めているクリップを外されながら、身体を倒されると、頭は枕に沈む。
 洗ったにおいがするシーツの、乾燥した肌触りを手の平に感じながら、可南子は身体を起こそうとした。
 覆いかぶさってきた亮一の身体が、それを阻む。
 亮一は肩にかけていたタオルをベッドの下に落とした。
 亮一の唇が、Vネックのセーターの襟元の鎖骨あたりに落ちてきて、亮一の濡れた髪が可南子の頬に触れた。
 肌に歯を立てられた感触に、皮膚が幻覚を起こしたかのように震える。

 ……印。
 今日は首にまくストールも持ってきていないし、付けられた跡を隠せるほどに髪は長くない。
 印の意味がわかって、可南子は身体を反転させようとする。
 逃がすまいと、亮一は可南子の細い両手首を纏めて掴むと、その頭の上に押さえつけた。
 力で、敵うはずが無い。力で押さえつけられているのに、怖くないどころか、電流のような激しい煌めきが身体を走った。

「ま、待って」
「……支度を考えたら、帰るまで、あと、十分くらいしかない」

 亮一は肌を強く吸ったかと思うと、少し力を弱めて吸ってくる。
 少し唇が離れた後、ちくりと歯を立てられて、再び強く吸われる。
 それが、V字の襟元を辿って移動していく。

「ふ、は、んっ」

 亮一に視線を落とすと、失望と苛立ちを隠す様子もなく焦燥に身を任せ可南子の肌に刻印をその唇で焼き付けている。
 可南子が手首を解こうと動かすと、肌を強く吸われて、背中がしなった。
 胸を突き出すような光景に、亮一はセーターの上から、可南子の胸の頂を柔らかく噛んだ。

「はあっ」

 惜しみなく気持ちを伝えてくれる亮一を信じることは容易いことなのに、難しいことにしている。
 心の中に、好きだという甘い気持ちが広がるのに、その中には必ず棘がある。その棘の正体は、亮一の後ろに見え隠れする、たくさんの女の人だ。女の人が、近い内に手を伸ばして、亮一を攫っていく気がする。
 亮一の最初に、可南子が触れることはない。キスも、こういう行為も、誰かの後だという気持ちは、焦げ臭い嫉妬だ。その醜い感覚に支配されたくない。自分を守ろうとする想いが、自己を規律しようと、頭を固くしていく。
 それなのに、亮一は可南子に独占の印を、ねじ込むように付けていく。

「も、やめ、て」

 亮一が唇を襟元から離すたびに、その痕跡を確認するように視線を落とす。

「……我慢、してくれ」

 亮一の唇が襟元を辿り終わり、可南子の手首を解放した。可南子は身体の力を抜こうとした。
 けれど、痙攣のような細かい震えが治まらない。亮一が、ヘッドボードにある時計に視線を移した。

「あと、少しだけ、時間がある」

 そう、亮一は掠れたように呟くと、可南子のスカートを捲った。ためらいの無い手が、下着の中に潜る。
 金曜日はカジュアルデーなこともあり、いつものように窮屈なストッキングは履いていなかった。

「ちょ、ちょっと、待って、汚い」

 亮一の指が、ぷくりと腫れた媚唇を往復するように撫でた。
 シャワーを浴びてもいない、直接的な刺激のショックに目を見開いている間に、蜜口に指の先を埋められた。

「いやっ」

 くちゅという小さな音が耳に届いて、亮一の耳には聞こえていなければ良いと思った。
 けれど、その音を確認したように、指が沈んでいく。隘路が指を呑み込んでいるようだった。

「あっ」
「可南子、俺を、見ろ」

 言われるがまま、熱で潤んだ目で可南子は亮一を見る。
 可南子の白い肌の目元から頬を桜色に染め、浮かされたように少し開いた唇は、薔薇色だった。黒い髪が白い枕の上に、絹糸のように散らばっている。
 亮一は精気を得たように、可南子の唇に舌をねじ込む。

「んっ、んんん」

 指は、ずぶずぶと脈を打つ隘路に侵入していく。指は奥まで突き当たると、その動きを止めた。
 動こうとしない指を、可南子の内壁が吸い上げようと、蠢いている。熱が渦巻いているのに、まったく中を刺激されない苦痛に、可南子は呻いた。
 指は動かさないのに、亮一の舌は可南子の唇を舐めている。
 溶けかけたアイスクリームを舐めるように、零さないようにからめとるように、そして、押しつぶすように唇を食まれている。
 可南子の心が、かき乱される。思い出したように、亮一は歯列を蹂躙してきて、可南子の口の端から唾液が零れた。
 中にいる動かない指の存在を確かめたくて、可南子の腰がうずうずと動き出す。
 それに気づいた亮一は、言う。

「……帰る前に、確かめたかっただけだ。すまん、抜く」

 抜くと言われて、身体が先に反応した。ぐっと、指を咥えるように、締め付けた。
 苦しそうに、亮一はまた深く唇を重ねてくる。それに呼応するように、蜜路は脈を打つ。 けれど、蠢いても、蠢いても、その指は微動だにしない。
 蜜が溢れて、媚唇を伝って、臀部から滴っているのを感じる。
 その濡れた感触を、自ら動いた腰が拾って、その冷たさに身震いする。

「ああっ」

 丸く円を描いて縮まったり広まったりしながら、熱が駆け抜けようとしているのに、亮一はその手伝いをしてくれない。
 いつもは、もっとたくさん、中を撫でてくれるのに。
 動かない指に、自分が嫌われたような気さえしてしまう。

 ……いきたい。

 頭に強く浮かんだ言葉に、理性が激しく抵抗する。
 もう、やめて。言いかけて、のみこんだ。やめてほしくない。
 帰ると言った理由は、何だったかさえ、もうわからない。
 可南子の震える手が自分の頭を抑え、そのまま肘で顔を覆う。

「……泊まってくれ」

 可南子の限界を見たのか、亮一は懇願するように、可南子の耳元で囁いた。

 ……蜘蛛の糸。

 垂らされたそれに、掴まっていいと思うと、ほっとした。

「と、泊めて、ください。泊まりたい」

 耳元で亮一に大きく呼吸をされて、可南子も、ぞわりとした。

「……早く、帰って、きたい」

 理性を飛ばされそうな、今なら、勢いで言えた。
 一週間、一日一日、一人のベッドの違和感が大きくなっていった。一緒にいないから、こんなにも不安で恋しい。亮一が一緒に住むことに拘った理由を、やっと可南子にわかる。
 亮一の指が、もう一本、蕩けた窪みに呑み込まれていく。
 可南子は、幾つもの蜜肉の蠢きでそれを迎え入れる。
 下腹部側の内側の小さな突起がある部分を、知っていたと、亮一は慈しむように撫で上げる。

「はっ、あっ」

 血が騒いで、鼓動が低い音を立てて、体中を猛々しく荒れまわっている。
 自然発火した火のように、炎を上げて、皮膚の下の震えを燃えつくそうとする。

「ああッ、あ、」

 いつもは恥ずかしがるように隠れている芽を一緒に刺激されて、ぐちゅぐちゅという音が大きくなる。
 蜜が溢れて、止められない。
 枕に黒い髪を押し付けるように、可南子は頭を仰け反らせる。
 白い喉を噛み付いて欲しいといわんばかりに、差し出しているようにも見えた。
 亮一はその喉を、舌で舐め上げる。

「……帰ってきてくれ。早く」
「はっあ、あああっ」

 すっかり姿を現した萌芽を、溢れ出す蜜で滑った大きな親指で弾かれて、可南子は達する。
 剥き出しの熱情を昇らせて、その眩むような閃光の後に、無色透明の時間が訪れる。
 懸命に吸い上げようと締め上げるそこから亮一は指を抜くと、ベッドに沈み込んだ可南子を抱き寄せた。
 いなくなった指を探すように、ぐいと蜜路が自身を狭く締め付けている。
 亮一の硬い胸の中で、可南子は歯の奥がじんじんと痺れる余韻にひたる。

「……好きだ」

 亮一の言葉に、心が震えた。
 ずっと、欲しかった言葉は、もう何度、言われただろうか。
 まどろみかけた可南子は、亮一の胸に、服越しに唇を付ける。
 すると、亮一の手が可南子のセーターの中に入った。
 ブラジャーのホックが外されると、セーターごと腕から抜かれる。
 スカートのファスナーを下ろされると、スカートはベッドに脇に飛んでいった。
 下着は、すでにどこにあるかがわからない。
 可南子の目が一気に覚める。

「シ、シャワー」

 小さな声で請う。

「後で、隅々まで洗ってやる」

 亮一から余裕の無い口調で伝えられた、隅々という言葉が官能的に聞こえた。
 可南子は自分が情の欲に絡めとられているのを、受け入れる。
 亮一は上半身を起こすと、自分の服に手をかけた。

 ……先週、抱きすぎたって、反省してたのに。

 亮一の切れ長の目に一晩中離さないという、いつもの濃い欲望の色を見て、可南子は弱く笑む。
 けれど、疼きは、益々の悦びを望んでいる。
 可南子は亮一の筋肉がうっすらと隆起した腹筋を撫でて、胴に抱きつく。直接に肌で触れ合うと、熱い。亮一に抱き返されると、熱烈な想いが込みあがってくる。

「……好きです」
「俺も、好きだ」

 間髪入れずに返ってきて、もう今までとは違う、惹かれ合う感覚を、可南子はその肌で感じた。
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