子ウサギジェットコースターロマンス

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桜の季節

進学早々大事件

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ねぇさん事件です!って何かドラマ昔あったよね。

いま、まさに私立M女学院の高等部に進学する私は大事件に遭遇していた。

いや、正しくは大事件でも無いのだけれど。。。

入学早々、実は入学の挨拶を任されていて、代々入学試験の模試の首席が務めるとかなんとか。。。

いや、首席って私が!?って当の本人が驚いているの!

数学の点数きっとめちゃくちゃ悪かったと思うのに、何で?

もしかして、巫女っていう家業だから清く正しく美しくって思われてる?

実はめちゃくちゃパニックになっていたの。本当さっきまでは。


でもね、不思議なんだ。
不安とかは全く無くなっていて、
落ちついていられる。
何て言うのかな?

絶対的な安心の気の塊と言うか。。。
簡単にいまの状況を纏めるのに1番良いのは。。。

そう、あれだ!
産まれたばかりの赤ちゃんがお母さんの
胸に抱かれてほっとする感覚?

いや、もしかしたら産まれる前の羊水に浸かっていてへその緒でお母さんとつながっていたかの感覚?
そんなのに近い気がする。

あー!あの男の子見ていたら落ちついてきたんだ!

本当綺麗な黒髪だったなぁ。
おじいちゃんがイギリス人だから
何処か隔世遺伝って言うの?

私は髪の毛が薄い色してるから
無いものねだりなのかな?

お母さんのお父さんがイギリス人なんだ。

うん、黒髪は正義!
ビバ黒髪男子!
あの子綺麗な顔立ちだったなー。

メガネとか似合うかも。

なんて違うことを考える余裕も本当不思議と出てきたんだよね(〃ω〃)

よしっ!

顔を上げた瞬間、名前を呼ばれた


【新入生代表挨拶  小兎伊亜さん!壇上へ】


私は非常に落ちついていた。
自分では無い誰かになったかのように

一礼し、優雅に壇上へ歩みを進め上がる。

再び一礼し、
【新入生代表小兎伊亜と申します。

皆さま、ごきげんよう。桜も満開となり私達の新しき生活を見守ってくださるようですね。


新入生と言う立場は、不安なこと
新しいことへの恐怖感も伴いますが、
春と言う出逢いの季節に、良き師と良き友と呼べる方に出会え、素敵な学び舎で
過ごせると言う期待感でも胸がいっぱいになります。
3年間たくさんの思い出を皆さまと作れる事をとても楽しみにしています。

諸先生方、上級生のお姉さま方、春は浮き足立つ季節でも有りますけれども、至らぬ点が多々ある何も知らない新入生という存在の代表としてご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
長くなりましたけれどもこれで新入生代表挨拶とさせていただきます。

ありがとう存じました。  】


なんだろう不思議、全然緊張してない。でもこの文章で大丈夫だったかな?

(;゜0゜)アセアセ

とりあえず、この不安もすぐ解消する事になった。


【教室にて】

「ねぇっ!小兎さんだったよね?
挨拶すごい良かったよー!!」

「うんうん!挨拶本当感動したもん!」


「ねぇねぇ!小兎ちゃんって呼んで良い?」

「あ!私はうさたんって呼びたーい」

なんて、女の子がたくさん私の周りにやってきて声をかけてくれた。

「えっ!?恥ずかしい~実はすっごく緊張していたの~そう、言っていただけてとっても嬉しいわ!悩んで努力した甲斐があったぁ~(´;Д;`)」

とみんなに返事を返す。

「あっ、あだ名は良いよむしろ嬉しい~(〃ω〃)ありがとう存じます♡」


スマイルが自然と出ていた。
たぶんいまの笑顔鏡みたら、良い顔してるんだろうなぁ、くらいに。

巫女の営業スマイルではなくて
本当に楽しげな年相応の笑顔が出せた気がします。

お父様、お母様、ありがとう(〃ω〃)
ってすごく感謝してるよ。

恥ずかしくて普段言えないけれど。。。

私は自宅に帰宅するなり手洗いをし、手と口を清めご神前でいつものお務めである

二礼二拍手一礼をし
ご神名を奉唱し、

守護神さま、守護霊さま、ご先祖さま、
本当にいつも片時も離れず我が家系をお守りいただき、ご神業及びご生業をお守りいただき誠に感謝申し上げます。

と日頃の神恩に対する感謝を申し上げました。


神さまぁー!私、学生の本業である勉学を頑張りますのでどうぞ格別たるご神徳及び正しき方向へお守りお導きいただけますようにー

と発願もして、今日を何とか無事に過ごせる事に対する感謝をし、

ご飯となりました。

その日は大好物のカレー!
勝つように、私のだけはカツがついていたっていうサプライズ!


ママ!超神対応!Gj
とか思ったけどママはこういう言葉遣いは嫌いなのでしないようにしています。

苦笑

あの男の子が、まさかママの遠縁にあたるひとだと知るのはこの時の私に知る由もなく。。。

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